キヴォトスに転生したので幼なじみの聖園ミカを幸せにする話   作:グリムリーパーRS

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幸せのために!

 さて、奔走すると決めたものの今からできることは本当に少ない。ミカや私の年齢から考えて、エデン条約編が開始するまで後11年程待たなければいけない。転生後の意識が覚醒する前も合わせたら前世より長い時間を過ごす事になる。

 いくら強くてニューゲームだとしても事前知識の該当する場所が遥か彼方なので現時点では直接有利に働く場面は無いに等しい。

だからと言ってボーっと過ごす訳には行かない。 考えた結果私がしなければいけない事は主に3つ、

 

1 ミカとの絆を深める

2 本編ミカに劣らないぐらいの戦闘力を身につける

3 勉強

 

 1つ目は単純明快だ。聖園ミカの人生を語る上で私という存在が必要不可欠な存在になる。これにより最終的には私がいるから大丈夫という状況に持っていく。

 これは比較的簡単だ、ひたすら仲良くすればいい。ティーパーティーのお茶会には一般生徒も招待できるみたいだから私がそれに呼ばれるぐらい親しくなれば充分だろう。

 洗脳っぽく聞こえるがこれは純愛友愛友のためなので何の問題もない。

 

 2つ目の理由はミカと並び立つにはそれに値するだけの力が必要であると考えたからだ。

さらに私はエデン4章でサオリを探しに行ったミカを追ってアリウス自治区に単独で突入するつもりのため、その点から見ても武力は必要である。

 問題はどうやって強くなるかだ。ミカは天賦の才として自分にそこまでの能力があるのか。某キャスパリーグの様にスケバンになるのが手っ取り早いとは思うがミカの隣に立つものとして元ヤンはいかがなものかと思うので早いうちに考えておかねばならない。

 

 そして3つ目、これもシンプルである。私の計画はトリニティ総合学園に入学する事が大大大前提だ。これをとちったら全てが崩れる。

 トリニティの自治区に生まれた子供は、基本的には高等部までエスカレーター式に上がれるみたいだが、人生何が起こるか分からない。それに本編開始時、私が補習授業部に入れられてしまうのも本末転倒だ。

 これからの十余年の歳月の中で今までの勉強の記憶が残るとは到底思えない。真面目に勉強をしなければ。

 

 以上がこれからしなければいけない事だ。

...キツくない?10年は。

「リっちゃ〜ん!」

 もうなんでも出来そう。ミカはずっと私の名前呼んでてほしい。リエルだからリっちゃんだ。ミカにならなんて呼ばれても嬉しい。

「まって〜ミカちゃ〜ん」

 と、ミカのことを後ろから追いかけてくる子が見える。もう1人の幼なじみ、桐藤ナギサだ。原作でミカとナギサは幼なじみだったからここにいても不思議ではないどころか 

いて当然である。

「なに?ミカちゃんにナギサちゃん?」

 ナギサはティーパーティーに所属したらいじってやろ、私達のことちゃん付けしてたくせに今はよそよそしいって。

「何書いてるの?」

「人生の目標!」

 

みんなともっとなかよくする!

つよくなる!

かしこくなる!

 

…ナギサに見られるのを想定して「みんな」って書いておいてよかった。

「リっちゃん!うれしいよ!!」

「ずっといっしょだよ!」

と、2人が抱きついてきた。

もうこのままでいいかなという考えが出てきたが未来に起こる事を思い出し踏みとどまる。

 そしてしばらく過ごして気がついたのだが、私はナギサについても考えなければいけない。

ミカはそのままでもミカだろうが、今のナギサは比較的活発で原作の落ち着いた感じではない。

恐らくミカが隣に居た影響で自分がしっかりしなければいけないと思ったのだろう。

 トリニティの派閥関連で落ち着くとは思うが、自分でもできることはしていったほうがいいだろう。

 よってナギサが落ち着くまでミカと一緒に彼女の事を振り回さなければいけない。

申し訳なく思うがこれも未来の為だ、許してくれ。




お気に入りやしおり等ありがとうございます!
数字が増えるのがとてもうれしくて踊りだしそうです!!
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