キヴォトスに転生したので幼なじみの聖園ミカを幸せにする話   作:グリムリーパーRS

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対決! 次期最強!

 入学から数ヶ月が経とうとしていた。

私の知る限り、原作の主要人物(3年)は全員史実通りの所属になっているようで順調だと思っていた。

────この時までは。

「きゃはははははははは!!!」

 私は何故か剣先ツルギと対峙していた。

 

「というわけで彼女と戦ってもらいたいのです。」

ツルギと同じく正義実現委員会の羽川ハスミが私に説明をしてくれる。つまり、

「夜な夜な不良と戦っているという噂がある私は強いはずだから戦って欲しい、と。」

「噛み砕いて言うとそうだ。」

夜中にたむろしているとM16とグロックを持った青髪の少女にボコされる そんな噂が今流れている。

 まあ完全に私でボコした相手から漏れていたらしい…。

…あまり騒ぎを起こしたくないがそれ以上に噂は以上広まったら困るし、

「噂がこれ以上広まらないようにしてもらえるなら受けてもいいですよ。」

「…感謝する。」

「噂については私たちの方で箝口令を敷かせて貰います。」

「ありがとうございます。それで、どこで戦るんですか?」

「この時間ならうちの訓練場が空いている。着いてこい。」

 そう言ってツルギは歩き出した。

…てかこの時から一緒にいるんだ。

 

 正実の訓練場に着いてツルギと向かい合う。

「どちらかが降参、もしくは戦闘不能になったら決着です。」

ハスミの声が響く。

 さて、この頃から正実でトップクラスの実力を持つツルギにどうやって勝つか…。

「では、始め!!」

合図と同時に2挺のショットガン、恐らくブラッドとガンパウダーを持ってツルギが突撃してくる!

M16だけでは確実に火力が足りない!

サブウェポンも装備して迎え撃つ。

迫り来る散弾をサイドステップで避けて反撃を試みるが、ツルギは体を逸らしそれを避ける。更にその流れのまま銃口をこちらに向けてくる!

「っ!!!」

想定はしていたがそれよりも

「速いっ!!!」

 ゲームから読み取るのと実際に対峙することでは比べ物にならないほどの差がある。

「遅い!遅いぞ!!!」

 高速で撃ち込まれ続ける散弾を捌くのに精一杯で反撃を考える暇すらない。2挺持っている事をフルに活用した連続攻撃に同時に撃つ事による広範囲への攻撃。

正直に言うともう何発もモロに食らってて既に降参したい。が、そうしたところでツルギが攻撃を止めてくれるとは限らない。

「その程度かぁぁぁ!?!?!?」

「まだまだここからだよ!」

全力で背後に跳んでM16を片手で構える。しかしすぐに距離を詰めたツルギに銃で吹き飛ばされ額に銃口を突きつけられる。そして弹を───

「…なんてね。」

 私は左手のグロックでフルオート射撃をする。

僅かにツルギは動きを止め、その隙に脇腹に一撃を加えて距離をとる。これにツルギはともかくハスミは驚いた表情をしている。

 グロック17でフルオート射撃をするには特殊なアタッチメントが必要だ。しかし私のグロックにそんなものは付いていないし、グロックがフルオートで使われたという話も聞いていないだろう。実際使ってないしね。

 ならなぜ今使えたのかという話だが簡単だ。これがフルオート射撃ができるグロック18だからだ。

そして目の前のツルギに向かって言う。

 

続けよう。

 

望むところだ。

 

 

…結論から言うと負けた。必死こいて17の方も取り出して2丁拳銃スタイルにするも、サブウェポンだけになった私とピンピンのツルギを比べてどっちが強いかと聞かれると火を見るより明らかな訳で。

……カッコつけて負けたのが恥ずかしすぎる。ここにいるのがツルギとハスミだけで良かった。

「ツルギにあそこまで肉薄できる人はあなたが初めてです。」

「あはは、結局負けちゃいましたけどね。」

「それでも、どちらの拳銃も弾き飛ばされた時にツルギを蹴って攻撃を阻止したところ、見事でした。」

「ああ、これから先磨き上げれば私を超えるかもしれない。」

「ありがとうございます。」

「そして今回の事、重ねて感謝する。機会があればまた頼みたい。」

「私でよければいくらでも。」

 そうして話していると、正義実現委員会の子が大急ぎで訓練場に入ってくる。

「第9校舎で暴動が発生したので至急集合するようにとの命令がっ!!」

「っ!すぐに向かいます!」

「…へ…」

「ツルギも…ツルギ?」

「ぐへへへへへへへへへへ!!!!」

 

 そうして3人は慌ただしく去っていった。

最後とんでもない事を言ってしまったような気がするが訓練になると考えて気を保つ。

 それにいくつか収穫もあった。

メインウェポンが使えない状況でも充分戦えるように学んでいた近接格闘、サブウェポンの変更。それぞれが有効な事と同じシリーズのフルオートに変更しただけだとまだ火力不足な事がわかった。

だがそれ以上に

「これからどうしよ。」

 

定期的にあるだろうツルギとの決闘をどうすべきかで頭がいっぱいだった。

 




いつも応援ありがとうございます!!!

前回のあとがきに書き忘れていたのですが高校生リエルのイメージは私のTwitter(X)とpixivのアイコンから見れるので興味のある方はぜひご覧ください!!

Twitter(X)では執筆状況もポストしているので!(現状、当日の投稿宣言だけになっていますが...)
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