【完結】東京に何かが落ちたので自宅に逃げたらTSもしてたし自分が今まで集めたベルトとかが本物になってた… 作:LEIKUN0227
──エントランス──澪視点──
澪「…ぅあ…あぅ?」《ガバッ》
俺は頭に何かを敷かれて目が覚めた、
少し頭が痛い。
澪(何か…夢を見たような…)
何か凄い夢を見たような気がするが、
朧げで全くと言っていいほど思い出せない。
澪「?あれは…」
俺は寝ぼけていたせいで気付いていなかったが、
外に何かが居る、だがここからじゃ遠くでよく見えない。
澪「…見に行くか…」
俺は敷かれていた布をポケットに仕舞うと、
何かが居る外に向かった。
──鴻上ファウンデーション本社前──
澪「あ…あれって…」
視線の先に居た怪人は両腕に鋭い鎌を持っていて、
その姿は昆虫の一種の蟷螂そのもの、
間違いない、あの後ろ姿は…
澪「カマキリヤミー…!」
俺がそう言うと、カマキリヤミーは、
俺に気が付き、俺の声がした方向を振り向く。
カマキリヤミー「ほう、あいつが例の…いや…今はいいだろう…」
カマキリヤミーが何かを呟いているが、
少し遠かった事と、カマキリヤミー自身が、
小さい声で呟いたお陰でよく聞こえなかったが、
こんな内容を話しているように聞こえた。
「例の」とはどういう事なのだろう?
カマキリヤミー「ほう…小娘、こんな所に何をしに来た…?」
カマキリヤミーがそう言い近付いてくる、
俺の約2倍位あるカマキリヤミーの迫力に少し怖気ずくが、
とりあえずこの状況をどうにかしようと、
近くにあった瓦礫の山に走り込み、
滑り込む様にその瓦礫の山の後ろに隠れる。
澪(やっば…マジのヤミーを見たかも知んない、少しテンション上がった。)
等と少し思ったが同時にピンチだと言う事も理解し、
少し焦る。
カマキリヤミー「…ほう…お前は…」
突如、カマキリヤミーが歩を留め、
ある方向を向く、
そこには赤くなっている肩を左手で押さえる
いやなんで傷負ってるん!?
寝る前は怪我してなかったやん!?
と思い立ち、映司の元に駆け寄る。
映司「はぁ…はぁ…澪ちゃん…?」
澪「な…なんで怪我を…」
俺は寝ぼけていた頭が完全に覚め、
映司に対してそう言うと、
俺にとって物凄く衝撃的な言葉を口に出す。
映司「グリードって…知ってる…?」
澪「えっ?」
グリード、それは物語の敵として登場するヤミーを生み出す存在であり、
アンク、ウヴァ、カザリ、メズール、ガメルと言った5体が物語で登場していた。
そのグリードが映司の口から出てきて、
俺は嫌な予感を感じた、
どうか嘘であってくれ
そしてその嫌な予感は無情にも
ウヴァ「…フン…」
澪「嘘でしょ…あ…あの…」
カマキリヤミーの後ろから現れたのは、
5体いるグリードの内の一体、
昆虫系のグリード、ウヴァだった。
ウヴァ「ライドベンダー隊?といい、オーズといい、大分弱くなったもんだなぁ。」
澪「む…虫けらさん…」
ウヴァ「…あ?」