【完結】東京に何かが落ちたので自宅に逃げたらTSもしてたし自分が今まで集めたベルトとかが本物になってた… 作:LEIKUN0227
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──映司視点──
映司「うおぉおおお!」
怪物「!!グオォオオオオオ!」
俺は体勢を低くすると、
両腕の爪、トラクローを展開して怪物に向かって駆け出す。
変身前以上の身体能力になった事で一瞬で怪物に接近、
そのままトラクローを突き立てようとした時、
怪物が腕らしき物を生やして振りかぶってくる。
怪物は右腕を振り上げて攻撃をしようとするのをタカアイで分かっていた俺は、
バッタレッグを逆関節形態に展開して上に跳躍。
右腕を避けると同時に振り振り下ろしきった事で無防備になった右腕をトラクローで引き裂いた。
ヤミーやグリードとはやっぱり根本的に違うみたいで、
セルメダルや火花を散らさずに血肉と血飛沫が飛んだ。
怪物「グオオオオオォッ!」
怪物は引き裂かれた所を抑えて俺から少し距離を取ったかと思えば、
怪物は再び咆哮を上げる。
怪物「ガァァァァァ!!」
映司「ヤミーが動き出した…はぁっ!」
俺は一呼吸を置いてトラクローを構えると、
近くに居た屑ヤミーを両腕のトラクローで引き裂く。
映司「はぁ…ぐっ!?」
だが俺は、背後にもいた屑ヤミーの不意打ちをくらった。
幸い殴られただけだったから壁際に追いやられるだけで済んだ。
大丈夫だ、まだまだやれる。
もっと動いて、早く怪物を倒さないとここに居る皆が助からない。
俺はそう自身に言い聞かせて再び立ち上がる。
するとさっきの少女が少し離れた位置から声を上げたかと思えば
???「え…映司…さん!これ使って下さいっ!」
少女の声を聞いて俺は少女の方を振り向くと、
俺に向かって"濃い緑色のメダル"が投げられていた。
映司「あのメダルは…!…ふっ!」
俺はバッタレッグで跳躍し、
その濃い緑色のメダルを掴みとると、
着地地点に居た屑ヤミーを踏み付けて着地する。
映司「"クワガタメダル"…!」
俺はそのメダルをベルトに装填しようと、
タカメダルを抜き取り、
タカメダルの代わりにそのクワガタメダルを装填して、
再度オーズスキャナーでメダルをスキャンする。
『クワガタッ!!トラッ!!バッタッ!!!』
タカだった箇所のオーラングサークルとヘッド全体が変化して、
バッタと同じ昆虫類を模した、
複数の敵に電撃を与える"クワガタ"に変化した。
映司「よしっ…はあっ!!」
俺はクワガタに変化したのを確認するとクワガタの能力である放電を起こした。
周りに居た屑ヤミーに電撃を浴びせ、
周囲に居た屑ヤミーを一掃する事に成功し、
目と鼻の先にいた怪物にも電撃を放つ。
怪物「グオオオオォォォ!!」
電撃を喰らった怪物は腕らしき物を地面に付けたけどこれで終わりじゃない。
俺は再度メダルを入れ替えてオースキャナーでコンボチェンジをする。
『タカッ!!』
『トラッ!!』
『バッタッ!!』
『タ・ト・バタトバ!
タ・ト・バ!」
俺はタトバコンボに戻ると、
直ぐ様バッタレッグで空高く跳躍。
その後 オーズスキャナーを取り出して、
ドライバーに装填された3枚のメダルをスキャンする。
『スキャニングチャージッ!』
スキャンした瞬間に、
バッタレッグが再び逆関節形態…本来のバッタの様な足に変化する。
次に俺はバッタレッグの跳躍力で空を蹴って空中で半回転をした後、元に戻った両足を突き出し、
怪物目がけ急降下する。
映司「はぁぁぁぁあッ!!」
赤・黄・緑の円状のエネルギーのリングを通過していき、
そして最後に…
映司「セイヤーーッ!!」
その掛け声と共に、怪物の体を貫き、
見事に怪物は爆散した…─
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──第三者視点──
映司「はぁ…はぁ…」
怪物を貫いた先に着地した映司はバックルを戻して変身解除すると、そのまま片膝をついた。
変身前から溜まっていた疲労と、
オーズに変身した事で起きる肉体の負担で立てなくなったからである。
かつて仮面ライダーオーズとして戦っていた映司ではあるが、それもかなり前の事、
あの頃から日が空いている事もあり、
体力、技量は衰えているようだ。
映司「何とか…倒した…」
映司は肩で息をしながらそう呟き、そのまま後ろに倒れる。
大の字で地面に寝そべる彼を見て、
喜びを噛み締める男女が4人…。
伊達「映司…」
後藤「火野さん…やりましたね。」
婦警「終わった…のね。結局…助けられちゃったわね…」
ダウンしていたバース変身者である2人と、
偶然居合わせ、怪物を倒そうと協力した婦警。
それと…
???「勝てた…ふぅ…凄かったぁ…」
オーメダルホルダーを抱えて目を輝かせていた少女。
その場に居た全員は勝利の余韻に浸り、
安心し、安堵していたという。
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