【完結】東京に何かが落ちたので自宅に逃げたらTSもしてたし自分が今まで集めたベルトとかが本物になってた…   作:LEIKUN0227

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第三話 なんか気が付いたらミイラヤミーが現れたんだが

 

 

 

火花が舞い、

怪物は少し痛そうな素振りを見せるが、

直ぐに立ち直り、撃った婦警に怒りを露わにしている。

 

怪物「グルァァ!!」

 

怪物は右手らしき腕を振り上げて

婦警に襲いかかるが、

婦警は身を捩って、怪物からの攻撃を避ける。

 

《ドゴッ!!》

 

右手の先には、民家の塀があり、

怪物はその塀を軽々しく破壊するのを見て思わず、

 

???「ひっ…」

 

と声を漏らしてしまう、

その時丁度周りの音が静まった時なので、

怪物と婦警に気付かれてしまう。

 

婦警「!」

 

怪物「グゥガ?」

 

婦警は直ぐに俺に対して警告をする。

 

婦警「そこの子!早くここから逃げなさい!」

 

怪物は俺の方を見たが直ぐに視線を婦警に戻す。

婦警は身振り手振りで逃げろと言ってくれているが、

正直に言うと…腰が抜けた。

 

実は声を漏らした時に声だけじゃなく、

腰も抜かしていたのだ、

めちゃくちゃ恥ずかしい。

 

???「そ…そんな事よりそいつは…」

 

俺は恥ずかしさと恐怖を押し殺して怪物について聞くが、案の定だった。

 

婦警「分かりません…!それよりも立てますか!?」

 

婦警は俺の方に駆寄ろうとするが、

怪物がそれを阻み、更に衝撃的な事が起こる。

 

怪物「グルルルルルルガァァァ!!」

 

怪物がそう雄叫びを上げると、

怪物の背中が割れ、

そこから様々な模様のある銀色のメダルが

噴射して地面に散乱する。

 

俺はそれ等に見覚えがあった、いや、

無いとおかしいと言える物だったら、

銀色のメダルの名前は…

 

???「セ…セルメダル…!?」

 

そう、俺が小さい頃から買ってもらっていた

オーズ玩具シリーズの一つだ、

けど何故メダルが目の前の生物(?)から?

 

婦警「なっ!?」

 

俺が足元に落ちたメダルを数枚拾って考えていると、

婦警が驚いたような声をあげ、

視線を上に上げると、

散らばったメダルから黒い霧のようなモノが

立ち込めていて、それが次第に人の形になっていく。

 

???「嘘…今度は…ヤミー!?」

 

人の形の靄だったモノは、

次第に包帯を巻いたミイラのような姿に変わる。

 

名前はミイラヤミー、セルメダルによって生まれる怪人…人間の欲望を糧にしてセルメダルを増やして、

蓄える…そういう怪人だ。

 

そして俺と婦警はミイラヤミーに気を取られていて、

それ等を生み出した肝心のあの怪物の事を忘れていた。

 

怪物「グルルルルルルァァァァ!!」

 

怪物が咆哮を上げると、ミイラヤミーが動き出し、

ノロノロとした動きで俺と婦警に向かってくる。

 

ミイラヤミー「オォオア…」

 

???「動き出した!?」

 

婦警「くっ…!そこの子…!早く逃げなさっ…キャッ!?」

 

 

 

 

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