ようこそ!デスゲーマーのいる教室へ!   作:橘諸兄

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18話目です。
感想や高評価いただけて嬉しいです♪
ありがとうございます。

今回の話にて干支試験は完結します。
次話の夏休編は1話完結とし、すぐに二学期に行きます。
今週の目標はペーパーシャッフルを終わらせる事ですね。

よう実9.5巻を買ってきたので真田の口調を修正しました。
そしてサブタイトルのなぞなぞの答えは【穴】です。
分かった方はいたでしょうか?


例えば、ゾンビだらけの世界であなたは生きようって思える?もし思えるのであれば、デスゲームに向いているかもね♪

 

 

 

私と美紀ちゃんはプールで遊んだ後、カフェでケーキを食べ、ホールで観劇をし、部屋に戻ってきた。

そして今回の試験結果によっては葛城が打ち上げをすると言っていたので、夕食は摂らずにシャワーを浴びて着替える事にした。

 

 

髪を乾かし読書タイムをしていると、美紀ちゃんがシャワールームから出て来た。

 

 

「ドライヤーコンセントに刺したままだからすぐ使えるよ。」

 

 

「分かった。」

 

 

しばらくすると放送が鳴った。

 

 

『只今より、船上試験の結果発表を行います。結果発表後掲示板にも今回の試験結果が表示されますので、各自確認をお願いします。』

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

子──裏切り者の正解により結果3とする。

 

丑──裏切り者の正解により結果3とする。

 

寅──裏切り者の正解により結果3とする。

 

卯──裏切り者の正解により結果3とする。

 

辰──裏切り者の回答ミスにより結果4とする。

 

巳──裏切り者の回答ミスにより結果4とする。

 

午──裏切り者の正解により結果3とする。

 

未──裏切り者の正解により結果3とする。

 

申──裏切り者の正解により結果3とする。

 

酉──裏切り者の回答ミスにより結果4とする。

 

戌──裏切り者の正解により結果3とする。

 

亥──裏切り者の正解により結果3とする。

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

以上の結果から本試験におけるクラス及びプライベートポイントの増減は以下とする。

cl、Prという単位がポイントの後ろについてあるが、これはそれぞれクラスポイントとプライベートポイントの略称でもあった。

 

 

 

──────────────────────

 

 

Aクラス…プラス200cl  プラス250万Pr

 

 

Bクラス…マイナス200cl 変動なし

 

 

Cクラス…プラス150cl  プラス250万Pr

 

 

Dクラス…マイナス150cl プラス100万Pr

 

 

上記を踏まえクラスポイントは以下のように変動する。

 

 

 

ーーーーーーーーー

Aクラス 1717CP

Bクラス  587CP

Cクラス  642CP

Dクラス  81CP

ーーーーーーーーー

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

Aクラスが安定してポイントを獲得し一位を独占する事が出来た。

無人島試験、そして今回の船上試験にて完全勝利を収め、Bクラス以下へ落ちる事は当分無さそうだ。

 

 

そしてついに下克上が起きた。

いつかは起きると思っていが予想より早かった。

 

 

Cクラスは前回の試験終了時に492CPだったが、今回の試験で150CPを獲得し、642CPとなり来月からBクラスに昇格した。

そして前回の試験終了時に787CPだったが、今回の試験で200CPを失い、587CPとなり、来月からCクラスへ降格してしまう事になってしまった。

 

 

「…Cクラスが上がってきたね。」

 

 

美紀ちゃんは淡々と事実を受け入れ、今回の結果に納得しているようだ。

 

 

「まあ、一之瀬帆波ちゃんはリーダーの器ではあったけど、考え方や戦略が甘かった。龍園君や有栖ちゃんを相手にするにはまだ若いかな。」

 

 

少しおっさん臭いセリフを吐いてしまったが、これは事実だ。

 

 

一之瀬帆波は学力が高く性格の良い善人だ。

しかし善人であるが故に、卑劣な罠に引っかかり、卑怯な戦略に気付けない。

 

 

彼女の長所はこの学校では短所になり得る。

彼女がリーダーをするくらいなら、神崎がリーダーを務めた方がマシかもしれない。

 

 

そして防御力全振りの葛城と比べても一之瀬は劣っていた。

今回の試験で為す術なく敗北してしまったのだ。

 

 

「そういえば、今回の優待者の法則ってなんだったの?私は寅グループの優待者を教えて貰っただけで、法則については聞いてないからさ。良かったら解説して貰えないかな?」

 

 

「分かった。」

 

 

美紀ちゃんは携帯を開き、PDFを表示する。

そこには私のグループ名とグループメンバーの一覧が書かれていた。

 

 

「さやかちゃんのグループで説明するね。この方が分かりやすいと思うから。」

 

 

 

Aクラス:坂柳有栖、水無瀬さやか、矢野小春、真田康生

Bクラス:神崎隆二、姫野ユキ、網倉麻子

Cクラス:石崎大地、野村雄二、園田正志

Dクラス:松下千秋、外村秀雄、佐藤愛里

 

 

 

「まずさやかちゃんのグループは寅グループだったよね。。ここに表示されたグループメンバーは今クラス順に並べられているけど、これを五十音順に並び替えるよ。」

 

 

 

網倉麻子

石崎大地

神崎隆二

坂柳有栖

佐藤愛里

真田康生

外村秀雄

園田正志

野村雄二

姫野ユキ

松下千秋

水無瀬さやか

矢野小春

 

 

 

「そして、さやかちゃんのグループは寅、干支の三番目だったよね。上から干支を振っていくと、3人目の神崎隆二が寅に該当する。そして彼がこのグループの優待者になる。」

 

 

「へぇ…そんな法則があったんだ。全然分からなかった。」

 

 

私はずっと共通点を探していた。

五十音順に並べ替えるなんて発想は無かったので、彼女の推理力の高さには驚かされてしまった。

 

 

「…私も分からなかったよ。でもさやかちゃんが送ってくれたPDFのおかげで、気付いたんだよね。そのPDFに書かれた人物名が全部五十音順に並べられてたの。」

 

 

なるほど。

そのおかげで法則に気付けたのか。

 

 

あの方には感謝してもし切れないな。

 

 

「…そういえばさやかちゃん、このPDFデータについてなんだけど、私達の学年のものじゃないよね?」

 

 

まあ流石に気付くか。

あのPDFは上級生、現3年Aクラスの先輩に譲っていただいたものだ。

 

 

その相手は生徒会書記の橘茜お姉さんだ。

法則については聞かずに、あくまで優待者とグループのメンバー表を見せて欲しいとお願いした。

 

 

法則を聞いてしまうのは流石につまらない為、考える余地を残せるようにこの聞き方をした。

そして快く了承してくれたので、そのデータを美紀ちゃんに渡して法則を探し直して貰ったのだ。

 

 

茜お姉さんが受けた試験と私達が受けた試験は同じものであり、ルールの変更等も無い為、法則も同じだと考えた。

違ったとしても、何かヒントになるかもしれないので聞かない手はない。

 

 

「茜お姉さんが同じ試験を受けててさ、それでその時の優待者情報を教えて貰ったんだよね。本当に助かったよ。」

 

 

茜お姉さんならもしこの試験を受けていなくても、法則くらいみ見抜いてしまいそうだ。

もし法則が見抜けない場合は、茜お姉さんに法則について考えて貰う予定だったが、何とか美紀ちゃんが見付けてくれたので助かった。

 

 

これ以上借りを増やしたくなかったので、法則が分かってほっとした。

 

 

「…なるほど。上級生に助けを求める事は禁止されていない。そしてそんな事を試験中にして良いと思える人間はほとんど居ない。だからこそ、この手を使ったんだね。」

 

 

「そうだよ♪突然美紀ちゃんが優待者情報を見付けて葛城に教えた。その時葛城は美紀ちゃんが他クラスと交渉した可能性を考えているはず。そしてその情報は葛城派内で共有され、美紀ちゃんには他クラスのパイプがあると思わせる事が出来る。」

 

 

「…それは流石に考えすぎじゃない?」

 

 

「いいや、そんな事は無いよ。むしろそう思ってくれる事が狙いなんだ。美紀ちゃんに強力な後ろ盾があると思わせられれば、他クラスから警戒される。警戒されれば有栖ちゃんや葛城君が動きやすくなる。Aクラスにとっては有難い事だよ。」

 

 

他にも美紀ちゃんに人脈が出来たと思わせる事で彼女の地位向上を図り、新たな人脈を作りやすくするという目的もある。

私と美紀ちゃんは別に組んでいる訳では無いが、何かと情報を共有して協力する事が多いので、彼女の地位が向上すれば私の取れる戦略も増えてくる為、今後動きやすくなる。

 

 

少なくとも私にはメリットしかないね♪

 

 

「今回の試験、私が分かっている結果は3つ。そして予測できる結果が1つ。細かい結果は分からないけどCクラスはAクラスの動きを瞬時に理解し、適応して見せた。他クラスにポイントを削られているとはいえ、多額のプライベートポイントとクラスポイントを手にした。」

 

 

「そうだね…龍園は今回の試験で優待者の法則に気付いていたのかな?」

 

 

「気づいたんだろうけど、それがいつからかは分からないね。もしかしたら他クラスにスパイがいるのかもしれないね。」

 

 

Cクラスが気付いていたのであれば、もっと早くに攻撃を仕掛けていたはず。

法則を見抜いていたら、攻撃を仕掛けて望む結果の為に交渉を行うか、はたまた他クラスの優待者を全員解答して全滅させるか選ぶ事が出来るのだ。

 

 

しかし龍園は寅グループの試験が終わるまで動きを見せなかった。

であれば、Cクラスは優待者の法則を知らなかった可能性が高い。

 

 

美紀ちゃんが髪を乾かし終わったので、制服に着替えて3階の宴会用の料亭に向かった。

受け付けを済ませ、案内された座敷へ向かうと既に全員のクラスメイトが集まっていた。

 

 

「あ、もう皆来てたんだね。お待たせー!」

 

 

「ああ、時間までに来てくれて感謝する。」

 

 

空いている席に座り、しばらくするとワカメスープと釜飯、ステーキとジンジャーエールの入った瓶が運ばれて来た。

各自グラスにジンジャーエールを注ぎ、葛城の合図を待つ。

 

 

「今回の試験は我々Aクラスの勝利だ。無人島試験、船上試験と体力面や精神面でかなり疲れただろう。だが君達の協力のおかげで勝つことが出来た。我々の勝利に…カンパイ!」

 

 

「「カンパーイ!!!」」

 

 

長い前置きが終わり、宴会開始の合図が出された。

全員がグラスを掲げてカンパイと叫ぶ。

 

 

普段真面目なAクラスだが、TPOを弁えて楽しむべき時は楽しめる。

我ながら良いクラスだと思う。

 

 

「このお肉美味しい〜♪」

 

 

「松坂牛のサーロインステーキだって。」

 

 

「ブランド和牛ってこんなに美味しいんだね!口の中でとろける!」

 

 

口に入れるととろけるような食感があり、噛めば噛むほどお肉の甘みが感じられる。

美味しい料理に舌鼓を打ちながら贅沢な気分を味わう。

 

 

控えめに言って最高だ。

 

 

暫くするとカラオケ大会が始まり、宴会用のマイクで歌い出す生徒が出て来た。

そういえば最近司城には年上の彼女が出来たらしく、司城と仲の良い男子生徒は悔しがっていたな。

 

 

その鬱憤を晴らすかの如く流れるお世辞にも上手いとは言えない歌声をバックに、私は有栖ちゃんと葛城、そして美紀ちゃんと一緒に今回の件について話していた。

 

 

「ふうん?って事は、今回Aクラスは町田君のマイナス分以外、全てプラスで終わったって事だね。」

 

 

まあ、成功の裏には幾つもの犠牲が存在する。

町田には申し訳ないが、必要な犠牲だったとしか言う事が出来ない。

 

 

「ああ、そうなる。そしてBクラスとDクラスがマイナスになってしまっていたが、この件には水無瀬が関わっているんじゃないかと考えている。」

 

 

へぇ。

やっぱり葛城君は気づいていたんだね♪

 

 

今回葛城は目立った動きをしておらず、他クラスの動きを見て指示を出しただけだ。

しかし彼は私ととある交渉をしていたのだ。

 

 

それは今回の試験でAクラスの優待者を守る策を考える変わりに、葛城が私に対して3万プライベートポイントを支払うというものだった。

そして私はこの交渉が無かったとしても、Aクラスの為に動くつもりだったが、せっかくの申し出を断る理由もないので交渉を受けいれ、Aクラスを守る為の行動を起こした。

 

 

そして櫛田に3万プライベートポイントを渡し、その対価として全グループのメンバー情報を集めて渡すように伝えた。

櫛田は過去を言いふらされたくない一心からか、すぐに情報を集めて送ってくれた。

 

 

彼女は仕事が早くて本当に良い人材と思うよ♪

 

 

「Cクラスについては知らないけど、Dクラスに関しての読みは当たりだよ。私が今回した事は至ってシンプル。Aクラスの優待者がいるグループのメンバーの中から、他クラスの生徒を選んで、優待者を誤答させただけ。初日に3つのグループの試験が終了したけど、その中のうち2つはAクラスの生徒が優待者を務めるグループだからね。」

 

 

私の話を聞いて葛城と坂柳は感心したように笑った。

私の実力を試すためだけにコキ使ったんだから、それなりのポイントは頂きました。

 

 

「…だから私はポイントが減らずに、むしろ増えていたんだ。」

 

 

美紀ちゃんはようやく真相に気付いたようだ。

 

 

「そういう事だよ。真澄ちゃんと美紀ちゃんのポイントが増えていたのは、私がそう仕向けたから。だから本当なら美紀ちゃんにこの事実を教えても良かったんだけど、ちょっとした悪戯心で内緒にしてみました。」

 

 

「…教えて欲しかった。不安だったから。」

 

 

美紀ちゃんの悲しそうな表情に胸が締め付けられそうになってしまう。

 

 

「うーん、それは本当にごめんね。」

 

 

試験初日、私はDクラスの篠原と佐藤にこんなメールを送っていた。

 

 

『試験終了後、○○を優待者として解答するように。破った場合、契約違反として退学となる。』

※○○には各グループの非優待者の名前が入る。

 

 

私は借金をチャラにする代わりに篠原と佐藤にとある契約を提案し、それは受理された。

その内容は2つだ。

 

 

得られるプライベートポイントの半額が私の元へ入金され、それが卒業まで続く。

そしてもう1つはポイントを賭けるイベントの度に私のお願いをひとつ聞く、というものだ。

 

 

これらを破った場合、自主退学をしなくてはならない。

自主退学をしない場合、強制的に退学処分となってしまい、他校への編入手続きを送る時間すら与えられないそうだ。

 

 

「しかし山村、優待者の法則を見つけてくれて助かった。」

 

 

葛城が改めて美紀ちゃんに頭を下げ、美紀ちゃんは困惑しながらも葛城に頭を上げるよう促す。

 

 

「…私は何もしてないよ。優待者の法則を見つけるために他クラスの優待者情報を教えてくれたさやかちゃんのおかげだよ。」

 

 

そう言うと葛城、そして有栖ちゃんが驚いたように私を見てきた。

有栖ちゃんに至っては私が優待者情報を知らない事に今気付いたらしく、酷く驚いた様子だった。

 

 

「まさか、さやかさんが優待者の法則に気付いて居なかったなんて。」

 

 

「あはは、私こういう試験苦手なんだよね。」

 

 

頭を使う試験は嫌いじゃない。

むしろ好きだ。

 

 

しかし好きだからといって好きな訳では無い。

好きだけど苦手な事だってあるのだ。

 

 

「だが、どのようにして他クラスの優待者情報を知ったんだ?」

 

 

葛城の疑問に私は携帯を操作しPDFを開いて2人に見えるようにテーブルに置いた。

 

 

「…未グループ、Aクラス堀北学、橘茜ってこれは2年前の試験のものか?」

 

 

「正解♪同一の試験が行われた事は確認済みだよ。だから法則も今回と同じ試験の可能性が高いと思って、3日目の朝に連絡して聞いてみたの。そしたらビンゴ!すぐに優待者情報とグループメンバーの情報をPDFで送って貰って、美紀ちゃんに法則を見付ける材料にして貰ったんだよね。」

 

 

先人の知恵は馬鹿にならない。

困った事があれば経験者に頼れば良い。

 

 

こんな手を使った人間なんて私くらいだろうけど、勝つためならなんだって使う。

考えても分からないなら、物理的に解決していくしかないじゃない?

 

 

「…そんな手があったとはな。」

 

 

「…確かにルール違反ではありません。しかし、さやかさんは上級生の方と仲が宜しいのですね。」

 

 

「まあね♪茜お姉さんは私の家の近所に住んでて、私が留学するまでは家族ぐるみのお付き合いをしていたんだよね。キャンプに行ったり、お泊まりを会をしたり、勉強を教えて貰ったりね。」

 

 

しかし私が留学に行った事により少し疎遠になってしまった。

だが毎年誕生日とクリスマスにはメッセージカードとプレゼントが届き、私も茜お姉さんの誕生日とクリスマスにはプレゼントを贈っていた。

 

 

しかし二年前から茜お姉さんが全寮制の学校に通う事になってしまい、プレゼントをおくり合う文化も消えた。

しかし一方的に茜お姉さんの家にプレゼントを贈っているので、彼女が卒業して家に帰ったらきっと驚くだろう。

 

 

「そういえば、他クラスの動きについて分かったりしない?私が予測出来るのは、高円寺君が申グループの優待者を回答した事くらいなんだよね。」

 

 

私の疑問を聞いて坂柳が携帯を操作し、PDFを開いて全員に見えるようにテーブルの上に置いた。

 

 

「それについてはだいたい存じ上げておりますよ。」

 

 

「本当?是非教えて欲しいなぁ。」

 

 

手を合わせてお祈りポーズでお願いすると有栖ちゃんはクスクス笑いだした。

 

 

「ええ、構いませんよ。」

 

 

どうやらこのPDFを見ながら解説してくれるらしい。

今回の試験の結果に関しては以下の通りだ。

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

子グループ

→金田悟が子グループの優待者井の頭心を当てた事により、Cクラスが50CP、金田悟が50万PPを獲得し、Dクラスは50CPを引かれた。

 

 

 

丑グループ

→橋本正義が牛グループの優待者伊吹澪を当てた事により、Aクラスに50CP、橋本正義が50万PPを獲得し、Cクラスは50CPを引かれた。

 

 

 

寅グループ

→水無瀬さやかが寅グループの優待者神崎隆二を当てた事により、Aクラスに50CP、水無瀬さやかが50万PPを獲得し、Bクラスは50CPを引かれた。

 

 

 

卯グループ

→葛城康平が卯グループの優待者軽井沢恵を当てた事により、Aクラスに50CP、葛城康平が50万PPを獲得し、Dクラスは50CPを引かれた。

 

 

 

辰グループ

→山田花子が辰グループの優待者を外した事によりCクラスに50CP、さらに優待者の椎名ひよりが50万PPを獲得し、Bクラスは50CPを引かれた。

 

 

午グループ

→龍園翔が午グループの優待者町田浩二を当てた事により、Cクラスは50CPを、龍園翔は50万Prを獲得し、Aクラスは50CPを引かれた。

 

 

戌グループ

→山田アルベルトが戌グループの優待者渡辺紀仁を当てた事により、Cクラスに50CP、山田アルベルトが50万PPを獲得し、Bクラスは50CPを引かれた。

 

 

 

亥グループ

→山下紗希が亥グループの優待者王美雨を当てた事により、Cクラスに50CP、山下紗希が50万PPを獲得し、Dクラスは50CPを引かれた。

 

 

──────────────────────

 

 

そこにはCクラスの試験結果とBクラスの試験結果が書かれており、Dクラスやその他のグループの情報は書かれていなかった。

 

 

「Dクラスやその他のグループについての情報はないの?」

 

 

「申し訳ありませんが、今回Cクラスとはとある交渉を行っていたので、Cクラスから教えて貰った情報しか分かりません。」

 

 

Cクラスと交渉をしていたという事は、辰グループの裏切り者山田花子はCクラスと何らかの関わりがあり、嘘の優待者情報を教えられたか、元々Cクラスのスパイだったという事になる。

 

 

「そうだったんだね。Cクラスとの交渉は気になるけど聞かない方が良いかな?」

 

 

「ええ、そうして頂けると助かります。」

 

 

その後私達は宴会を楽しみながら有栖ちゃんが居なかった無人島試験について話をした。

そして数時間後に解散となり、各自個室に戻った。

 

 

その数日後、高円寺の連絡先をDクラスの生徒から聞き出し、申グループの裏切り者かを尋ねた。

どうやら彼が裏切り者だという事は本当らしい。

 

 

そして申グループの優待者は白波千尋だったと教えて貰った。

白波であればその挙動から優待者に選ばれた事も分かりやすい。

 

 

これは無人島試験のリーダーが白波だと見抜いた人間には容易い事だろう。

そして高円寺が無人島試験を当てていた点を考慮すれば、今回の優待者も簡単に見抜く事が出来る。

 

 

彼の観察眼は本物のようだ。

 

 

高円寺の発言によって未グループ以外の全てのグループの真相を暴く事に成功した。

Dクラスは高円寺ともう一人、優待者を当てている事になる。

 

 

つまり、Dクラスにはまだ実力者がいる。

未グループのDクラスメンバーには堀北鈴音がおり、彼女が裏切り者だと考えれば自然だが、今回の試験で黒幕Xを何をしていたのだろうか。

 

 

もしかしたら黒幕Xが優待者情報を堀北に教えたのではないだろうか?

気になる事は多いが、次の試験でも黒幕Xに警戒する必要がある。

 

水無瀬さやか含めたこの二次創作の最強ランキングを作りたいと思います。後書きの補足を読んで①〜⑥の何処に該当するか選んでください。

  • ①(堀北学の下)
  • ②(坂柳有栖の下)
  • ③(南雲雅の下)
  • ④(鬼龍院楓花の下)
  • ⑤(龍園翔の下)
  • ⑥(葛城康平の下)
  • その他(感想で教えて)
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