騎士とリンクと精霊と   作:The.T

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アニオリカードが1枚出てきます。まあOCGの汎用カードに似たようなのもあるんですが、十代がちょうどいいカード使ってたので……

2025/4/11追記
上記のアニオリカードがOCG化されましたが、メイン効果に大きな変更はなかったため本編の内容は修正しません。ただしOCGで追加された墓地効果は存在しないものとして扱うためご了承ください。


戦士と融合と優勝賞品-turn4,5

 

「俺のターン…ドロー!」

 

 とりあえず目先の障害はコスモ・ネオスだ。装備魔法で実質的な破壊耐性がついているから除去手段はバウンスか、或いは……そんでもってこのドローなら、デュランダルのサーチ先はリナルドでいいな。

 

「《『焔聖剣-デュランダル』》をコスモ・ネオスに装備し、効果を発動。《焔聖騎士-リナルド》を手札に加える」

 

 初手はどれから動くべきだ…?諸説ありそうだが、とりあえずリナルドから入って様子を見るか。

 

「手札の《焔聖騎士-リナルド》を特殊召喚し、効果を発動。墓地の《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》を手札に加える」

 

 コスモネオスの除去手段その1,ゴッドフェニックスの装備吸収効果。対象にとらず破壊でもないこの効果を防げる耐性はほとんどないと言える。

 

「そうはさせませんよ。(トラップ)発動、《ヒーローズルール1 ファイブ・フリーダムス》!あなたの墓地のゴッドフェニックス、モージ、オリヴィエ、エクター・ド・マリス、イゾルデの5枚を除外します!」

 

 

《ヒーローズルール1 ファイブ・フリーダムス》(アニメオリジナル)

通常罠

自分と相手の墓地から、合計が5枚になるようにカードをゲームから除外する。

 

 

「くっ…チェーンはない。通るぜ」

「それでは効果解決です。5枚のカードが除外され……」

「対象を失ったことでリナルドの効果は不発。選んだカードと言い、研究熱心なことで」

「コスモ・ネオスを警戒して先にフィールド効果を使い切ったあなたも大概ですけどね」

 

 むぅ……確かにそこを突かれると何も言い返せねぇ。

 つーか軽口言ってる場合じゃないんだが?除外されたのはほとんどが墓地効果持ちだったし、フリーチェーンで墓地から発動できる効果持ちはそもそも対象に選ばれてない。イゾルデの再利用も封じられたし本当にこっちの効果を知り尽くしていそうだ。

 

「おっと忘れてた。《聖剣カリバーン》の効果を発動。LPを回復だ」

 

Saint knight

300 → 800

Saint knight

300 → 800

 

 さて、ゴッフェニの回収に失敗したとなると、道は2つ。バウンスか、直接攻撃装備(聖剣クラレント)で顔面を殴るかだ。後者の方がお手軽だしとりあえずそっちから狙うか。

 

「魔法カード《ダウンビート》を発動。オリヴィエをリリースし、デッキから《焔聖騎士-オジエ》を特殊召喚する」

 

 

《ダウンビート》

通常魔法

①自分フィールドの表側表示モンスター1体をリリースして発動できる。

リリースしたモンスターと元々の種族・属性が同じで元々のレベルが1つ低いモンスター1体をデッキから特殊召喚する。

 

 

 出したのはモージの効果でデッキに戻していたオジエ。さて、墓地に落とすのはどうしようかね?

 テュルパン……はアンジェリカの効果で落とせるから必要なし。導く未来は既に落ちてるし、EXカリバーン…は今必要か?となるとギネヴィア……いや、ここは念には念を、だな。

 

「特殊召喚に成功したオジエと、墓地のカリバーンの効果。カリバーンをオジエに装備し、デッキから《天命の聖剣》を墓地へ送る」

 

 カリバーン君が勤勉すぎて嬉しいよ。直接攻撃(クラレント)のコストで必要なLPも確保できるし。

 

「再びカリバーンの効果でLPを500回復」

 

Saint knight

800 → 1300

Saint knight

800 → 1300

 

「レベル4のオジエにレベル1のリナルドをチューニング!シンクロ、レベル5!《魔聖騎士皇ランスロット》!」

 

 焔聖騎士の時間はこれでおしまい。ここからはアーサー王――アルトリウス達の舞台だ。

 

「《魔聖騎士皇ランスロット》の効果発動!デッキから聖剣を手にする!」

 

 

《魔聖騎士皇ランスロット》

シンクロ・効果モンスター

星5/闇属性/戦士族/ATK 2100/DEF 900

チューナー+チューナー以外の「聖騎士」モンスター1体以上

②:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「聖剣」装備魔法カード1枚を選んでこのカードに装備する。

 

 

「ふむ。ここで《聖剣クラレント》を装備してもワンキルには届か――いえ、確か手札にギア・ブレードがありましたね。アルマスを持ってこられても困りますし、ここは止めましょうか。チェーンして発動。《マジスタリー・アルケミスト》」

 

 

《マジスタリー・アルケミスト》

通常罠

①:自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「HERO」モンスター4体を除外し、自分の墓地の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。

「地」「水」「炎」「風」の全ての属性を除外して発動した場合には、この効果で特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力は倍になり、相手フィールドの全ての表側表示のカードの効果は無効化される。

 

 

「除外するのは地属性のソリッドマン、水属性のリキッドマン、炎属性のブレイズマン、風属性のエアーマン。そして蘇生するのは――フレイム・シュート。4属性を除外したことにより、あなたのフィールドのカード効果は全て無効となります」

「蘇生するのはシャイニング・ネオスじゃなくていいのか?」

「フェイバリット・コンタクトの特殊召喚は融合召喚扱いじゃないので、蘇生制限に引っかかるんですよ……」

「あ~……」

 

 あったね、そんな面倒なルール。おかげで破壊効果が飛んでこなくて助かるけども。

 

「おっと忘れる所だった。その効果にチェーンして墓地の《焔聖騎士導-ローラン》の効果を発動!アンジェリカに装備する!」

「効果を無効にされる前にアンジェリカで墓地を肥やそうという魂胆ですか。しかしそうはいきません。その効果に更にチェーンして、墓地の《ネクロ・ガードナー》の効果を発動します!」

 

 

《ネクロ・ガードナー》

効果モンスター

星3/闇属性/戦士族/ATK 600/DEF 1300

①:相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。

このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。

 

 

「その効果フリーチェーンかよ!」

「まあ攻撃宣言時以外で使うと無効にする攻撃を自分で選べないのであまり強くないんですけどね……しかし、今なら話は別です」

「対象にとられた時、間に別の効果が挟まるとアンジェリカの効果は発動できない……」

「そう。そしてあなたの手札にも墓地にも、ここからアンジェリカを対象にとることのできる効果はありません。さあ、効果解決と行きましょう」

 

 ちょっとマズいな、これは。アンジェリカの効果が無効になったのが特に。

 

「まずはネクロ・ガードナーの効果が適用。このターン、あなたの最初の攻撃は無効となります」

「……ローランがアンジェリカに装備される」

「フレイム・ウィングマン-フレイム・シュートを特殊召喚」

「ランスロットの効果は無効。よって何も装備されない」

 

 うーん……EXモンスターゾーンが実質バニラで埋まってるの邪魔すぎるな。アンジェリカでテュルパンを落とせていればここからバロネスなり出して誤魔化せたんだが。

 

「フレイム・シュートの効果を発動。墓地の《フェイバリット――ふむ。《ヒーロー》にしましょうか、これを手札に加えます」

 

 コンタクトでなくヒーローの方、と。この盤面を返されない自信があるのか、はたまた次のドローで再度融合体を出せる自信があるのか……どちらにせよ、この盤面を返さないことには始まらない。

 

「墓地の《聖剣の導く未来》を除外し、効果を発動。デッキから《聖騎士の三兄弟》を特殊召喚」

 

 さてさて、イゾルデが除外されてなければこいつの効果で回収できたんだが、そうもいかない。ここの1ドローで全部解決するしかないぞ?

 

「三兄弟の効果を発動。墓地のシンクロじゃない方のローラン、シャルル、デュランダルの3枚をデッキに戻し、1枚ドローする」

 

 

《聖騎士の三兄弟》

効果モンスター

星4/光属性/戦士族/ATK 1200/DEF 2400

③:1ターンに1度、自分の墓地の「聖騎士」カード及び「聖剣」カードを合計3枚対象として発動できる。

そのカード3枚をデッキに加えてシャッフルする。

その後、自分はデッキから1枚ドローする。

 

 

 正直、聖剣をデッキに戻すカードで死ぬほど迷った。5枚除外でかなり墓地が荒らされたからなあ…

 さて、とりあえずドローを見て………ちょっと待て。いや本当に待ってくれ。

 

 ここで()()を使えと?

 ほぼ確実に耐えきれるであろう今の盤面を崩してでも、これを?

 

「………アンジェリカを攻撃表示にして、バトルフェイズへ」

 

 どちらにせよこのターンではどう考えても勝てないから、モンスターの数が揃っているうちに相手のリソースを削っておきたい。

 

「まずはアンジェリカでアクア・ドルフィンに攻撃」

「ネクロ・ガードナーの効果によりその攻撃は無効となります」

「続けてランスロットでアクア・ドルフィンに攻撃」

 

《魔聖騎士皇ランスロット》→《N・アクア・ドルフィン》

2100 → 800

 

「アクア・ドルフィンは守備表示。破壊されますが戦闘ダメージはありません」

「……バトルフェイズを終了。メイン2へ」

 

 ……さて、と。

 

 マジで?マジでこれ使うの?

 バトル挟んで落ち着こうとしたけどやっぱ無理だよコレ。次の相手の攻撃はフェイバリット・ヒーロー込みで3回。アンジェリカとランスロットでランク5を立てれば耐えきれる計算で――つってもまあ、精霊憑きのデッキを使っておいてこれを引いたってことは、要するに。

 

「覚悟決めて使えってことだよなあ!?行くぞ、《十種神鏡陣(トクサノシンキョウジン)》を発動!フィールドのランスロットとアンジェリカを墓地へ送り、2枚ドローする!」

 

 

十種神鏡陣(トクサノシンキョウジン)

通常魔法

①:レベルの合計が10になるように、自分の手札・フィールド(表側表示)からモンスターを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。

自分は2枚ドローする。

 

 

 要するにここでレベル4を引けばいいんだ。召喚権は残っているんだから。そんでもう1枚で何かしらいい感じのカードを……

 お、おお?とりあえずランク4は立つとして、もう片方は……え~と墓地がこうだから?つかえる…の、か?

 まあこっちのは置いといて、とにかく動かねば。

 

「《聖騎士アルトリウス》を通常召喚」

 

 

《聖騎士アルトリウス》

通常モンスター

星4/光属性/戦士族/ATK 1800/DEF 1800

聖騎士団に所属する聡明な青年騎士。

導かれるかの如く分け入った森の中、ついに運命にたどり着く。

そして青年は大きな一歩を踏み出すのだ。

――これは全ての始まりであり、大いなる叙事詩である。

 

 

「通常モンスター?」

「三兄弟とアルトリウスでオーバーレイネットワークを構築!」

「エクシーズ…!」

 

 さあ、盤面一掃のお時間だ!

 

「現れよ、ランク4!《神聖騎士王コルネウス》!」

 

 エクシーズの中で一番小回りの利く効果をしているコルネウス。素材が聖騎士名称指定じゃなければもっと使いやすいんだがなあ!

 

「オーバーレイユニットを2つ取り除き、効果発動!コスモ・ネオスとフレイム・シュートをバウンスする!!」

 

 

《神聖騎士王コルネウス》

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/光属性/戦士族/ATK 1500/DEF 2500

レベル4「聖騎士」モンスター×2体以上

①:このカードのX素材を任意の数だけ取り除き、その数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。

そのカードを持ち主の手札に戻す。

 

 

「くっ……しかし!コスモ・ネオスがEXデッキ(宇宙)へ帰還したことにより墓地の《コンタクト・ゲート》の効果を発動します!」

 

 

《コンタクト・ゲート》

通常魔法

②:自分フィールドの表側表示の、「E・HERO ネオス」を融合素材とする融合モンスターがEXデッキに戻った場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。

除外されている自分の「N(ネオスペーシアン)」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

 

「私は除外されていた《N・グラン・モール》を特殊召喚!」

 

 グラン・モール。通称鬼畜モグラ。

 対象をとらずにモンスターをバウンスできる、(ネオスペーシアン)の中でも頭一つ抜けた存在だ。

 

 コルネウスのもう一つの効果からすると天敵でもあるが……この罠でなんとかなるか?

 

「カードを1枚セットし、ターンエンドだ」

 

 さあ、この盤面。どう見る?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空白

空白

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①:N・グラン・モール DEF: 300

②:ネオスペース

③:神聖騎士王コルネウス DEF: 2500

④:???

 

手札:

HERO'sコマンダー: 1枚(フェイバリット・ヒーロー)

セイントナイト: 0枚

 

 

 


 

 

 

「(墓地の《焔聖騎士-オジエ》の効果はまだ使っていなかったはず。コルネウスに装備させて効果破壊耐性を付与しなかったのはなぜ…?いえ、考えすぎでしょうか)」

 

 相手の手札は今の所とても動けるものじゃあないはず。このドローで大したカードも引けないようでは、俺の勝ちだ。

 

「私のターン、ドロー!……フッ、まだ分かりませんね」

 

 さあ、何を引いた?

 

「私は《HEROの遺産》を発動!墓地のシャイニング・ネオスとWake Up(ウェイクアップ)EX(エクストラ)デッキへ戻し、3枚ドロー!!」

 

 

《HEROの遺産》

通常魔法

①:「HERO」モンスターを融合素材とする融合モンスター2体を自分の墓地からエクストラデッキに戻して発動できる。

自分はデッキから3枚ドローする。

 

 

 嘘だろ!?

 

「……なるほど。このカードで決めろと、そういうことでしょうか」

 

 何を引いた?《融合》と融合素材が揃った?《ミラクル・フュージョン》で墓地融合?いや相手の墓地はもはやすっからかんだ。ここで何を出した所で耐えきれるはず――

 

魔法(マジック)カード《ネオス・フュージョン》を発動。ネオスを含むデッキのカードで融合召喚を行います」

 

 

《ネオス・フュージョン》

通常魔法

②:自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「E・HERO ネオス」を含むモンスター2体のみを素材とするその融合モンスター1体を召喚条件を無視してEXデッキから特殊召喚する。

このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。

 

 

 ()()()()()……!

 

 

「デッキより《E・HERO ネオス》と《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》を墓地へ送り、融合召喚!好敵手(とも)と交わり、今世界を塗り替えろ!《レインボー・ネオス》!!」

 

 

《レインボー・ネオス》

融合・効果モンスター

星10/光属性/戦士族/攻4500/守3000

「E・HERO ネオス」+「究極宝玉神」モンスター

このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。

 

 

 相手の手札には《フェイバリット・ヒーロー》もある……だが、これだけなら俺のライフには届かない。確実に次のターンで勝てる……!

 

「《レインボー・ネオス》の効果を発動!《ネオスペース》を墓地へ送り、あなたのセットカードには消えてもらいます!」

 

 

《レインボー・ネオス》

①:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。

相手フィールドのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す。

●自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。

相手フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主のデッキに戻す。

●デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。

相手の墓地のカードを全てデッキに戻す。

※今回は中央の効果を使用

 

 

 チッ、ここで使うしかないか……まあモンスターバウンスだろうと使うしかなかったから同じなんだけどな。

 

「チェーンして発動!《約束の地 -アヴァロン-》!」

 

 

《約束の地 -アヴァロン-》

通常罠

①:「アルトリウス」モンスター及び「ランスロット」モンスター1体ずつを含む自分の墓地の「聖騎士」モンスター5体を対象として発動できる。

そのモンスターを除外し、フィールドのカードを全て破壊する。

 

 

「俺は墓地の《聖騎士アルトリウス》《魔聖騎士皇ランスロット》《聖騎士の三兄弟》《焔聖騎士-リッチャルデット》《焔聖騎士-リナルド》の5枚を除外し、フィールドの全てのカードを破壊する!!」

 

 無論コルネウスも巻き込まれるが、そんなことは分かってる。オジエを装備しなかったのもわざと破壊されるためだ。

 

「……っ、ですが!墓地の《ネオス・フュージョン》を除外することで《レインボー・ネオス》は破壊されません!!」

 

 

《ネオス・フュージョン》

②:「E・HERO ネオス」を融合素材とする自分フィールドの融合モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、または自身の効果でEXデッキに戻る場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。

 

 

「だがグラン・モールは破壊させてもらう」

「あなたのコルネウスも破壊されますが、確かそのカードは……」

「そう、コイツが破壊された時、聖騎士の王を呼び覚ます!墓地のコルネウスを(エクシーズ)素材として、オーバーレイネットワークを再構築!!」

 

 

《神聖騎士王コルネウス》

②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。

「神聖騎士王コルネウス」以外の「聖騎士」XモンスターをX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚し、墓地のこのカードを下に重ねてX素材とする。

 

 

「ランク5!《神聖騎士王アルトリウス》!!そして真なる力を得たアルトリウスの効果を発動!」

 

 

《神聖騎士王アルトリウス》

エクシーズ・効果モンスター

ランク5/光属性/戦士族/ATK 2200/DEF 2200

レベル5「聖騎士」モンスター×2

①:このカードがX召喚に成功した時、自分の墓地の「聖剣」装備魔法カードを3種類まで対象として発動できる。

対象のカードをこのカードに装備する。

 

 

「墓地に眠っていた《聖剣カリバーン》《聖剣ガラティーン》《天命の聖剣》の3枚を装備!」

 

 三兄弟のコストを選ぶ時にデュランダルを残していれば……いや、それは仮定の話だ。今考えてもしょうがない。

 

「なるほど。《天命の聖剣》には装備モンスターに破壊耐性を一度だけ付与する効果がありましたね。そして《フェイバリット・ヒーロー》の連続攻撃の条件は『戦闘で相手モンスターを破壊する』こと……そもそも破壊できなければ追加攻撃は発生せず耐えきれる、という魂胆ですか」

「そんでもってこのまま俺にターンが回ってきたら……まあちっとばかし長くなるから詳細は省くが、レインボーネオスを突破できる手段が既にある」

「…なるほど。では何がなんでも盤面を一掃した上で、守りも固めるしかありませんね」

「……何?」

 

 相手の手札は残り2枚。羽根箒等のバック除去を引いていようが、聖剣達は破壊されても1度ならフィールドに戻ってくることができる。そして相手は《ネオス・フュージョン》の制約でもう特殊召喚を行うことができない。今さら何が――

 

「《ヒーロー・マスク》を発動。デッキから《E・HERO シャドー・ミスト》を墓地へ送り、レインボーネオスの名前を書き変えます」

 

 

《ヒーロー・マスク》

通常魔法

①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

デッキから「E・HERO」モンスター1体を墓地へ送り、対象の自分の表側表示モンスターはエンドフェイズまで、この効果で墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う。

 

 

「そして墓地へ送られたシャドー・ミストの効果。《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》を手札に加えます」

 

 なるほど。HERO限定の実質おろ(まい)で、守りを固めに来たわけか。たしかにちょっとばかし面倒……だが、まだなんとかなる範囲だ。

 

「《E・HERO》の名を得たレインボー・ネオスにこのカードを使用します。――《ヒーローハート》!!」

 

 

《ヒーローハート》

通常魔法

自分フィールド上に表側表示で存在する「E・HERO」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。

このターン選択したモンスターの攻撃力は半分になり、1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。

 

レインボー・ネオス(E・HERO シャドー・ミスト) ATK

4500  2250

 

 2回攻撃付与……いや、フェイバリット・ヒーローは『追加で1回攻撃』だから効果が重複しなくて…合計3回攻撃!?

 

「《フェイバリット・ヒーロー》を装備させ、バトルフェイズ!《フェイバリット・ヒーロー》の効果によりフィールド魔法《摩天楼 -スカイスクレイパー-》を発動!そしてフィールド魔法が存在することにより、レインボー・ネオスの攻撃力が守備力分上昇します!」

 

レインボー・ネオス(E・HERO シャドー・ミスト) ATK

2250 → 5250

 

「そしてアルトリウスに2回攻撃!レインボー・ツイン・ストリーム!!」

 

《レインボー・ネオス》→《神聖騎士王アルトリウス》

5250 → 2200

 

「戦闘で相手モンスターを破壊したことにより、《フェイバリット・ヒーロー》の効果を発動!もう一度続けて攻撃できる!」

「破壊されたアルトリウスの効果を発動!墓地のレベル4以上の聖騎士を特殊召喚する!!」

 

 

《神聖騎士王アルトリウス》

③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、自分の墓地のレベル4以上の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

 

 

「特殊召喚した《焔聖騎士-オジエ》の効果を発動!デッキから墓地へ送るのは――」

 

 どうする?《焔聖騎士-テュルパン》が安パイ。次点でギネヴィアだが……

 

 

(我が剣を――)

 

 

 墓地のアルトリウスが僅かに光ったように見えた。……そうか、それでいいんだな?

 

「《聖剣 EX-(エクス)カリバーン》だ!」

 

 アルトリウス――アーサー王が振るった剣、カリバーン。それを打ち直して生まれたとされるのがこのエクスカリバーだ。今はまだ墓地()に沈んでいるが、な。

 

「構いません、そのままレインボーネオスで《焔聖騎士-オジエ》に攻撃!」

 

《レインボー・ネオス》→《神聖騎士王アルトリウス》

2250 → 2000

 

「……さて、これで私の攻撃は終了。このエンドフェイズ、レインボー・ネオスの攻撃力は元に戻ります」

 

レインボー・ネオス ATK

2250 → 4500

 

「さあ、レインボー・ネオスを倒せないのであれば、私の勝ち。仮に倒したとしてもスピリット・オブ・ネオスの効果を許せば私は反撃のカードをサーチできます。いかがしますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空白

 

空白

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①:レインボー・ネオス ATK: 4500

②:摩天楼 -スカイスクレイパー-

 

手札:

HERO'sコマンダー:1枚(E・HERO スピリット・オブ・ネオス)

セイントナイト:1枚(フェニックス・ギア・ブレード)

 

1300       4000

1300      VS      4000





Q.三兄弟のコストを払う時、オジエの代わりにシャルルを墓地に残していれば、レインボーネオスにアルトリウスが戦闘破壊された時の蘇生対象をシャルルにして勝ってたんじゃない?(ATK2250vs3000)

A.《摩天楼-スカイスクレイパー-》がフィールドにあるため、レインボーネオスの攻撃力が3250まで上昇して戦闘破壊されます。墓地アドバンテージやシャルル再シンクロを考えるとオジエ残しで正解だったかと。

本当はこの辺も本編内で描写したかったんですが、墓地の聖騎士がなぜかほとんどいなくてシャルルを残す余裕がありませんでした。十代許せねえ。


あとこの話を書き終わってから《ネオス・クルーガー》の存在を思い出して頭かかえてます。ちょっともう修正きかないのでユベルが存在しない世界線ということで……いやしかしそうするとレインボー・ドラゴンの存在も…うごごごご(手記はここで途切れ――あ、HERO側にもう一個クソデカプレミあるやんけ。言わなきゃバレへんか……

主人公のカード、過去に使用済みでもデュエル中初使用だったら毎回説明がほしい?

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