騎士とリンクと精霊と   作:The.T

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聖騎士新規が発表されたので初投稿です。なにがなんでも円卓会議させたいのが伝わってくる意味不明サポートで笑っちゃう。

精霊同士の会話は脳内設定が多い上に聖騎士使いにしか分からない前提を多分に含んでいるためスルー推奨。名前が出てないのに誰のセリフか分かったあなたは聖騎士マニア

あと今回のデュエルの先行1ターン目は普通に長いし面白くもないので適当に読み流していいんじゃない?リアルの焔聖騎士に近い動きだからそのお勉強にでも(なお実際はイグナイトが絡んでもっと伸びる)


バイトとAIと覆面試合-turn1

 金が足りない。

 

 旧式のデュエルディスクを買うにあたって、まとまった金が必要だ。手に入れたばかりの最新式を売り払えば中古ディスクを買うくらいの金は確保できるだろうが、せっかく手に入れたのだし精霊から逃げる手段であることにも変わりない。

 ここはやはり賞金つきの大会で荒稼ぎするしかねぇな。

 

「いつもの所は…来月か。ここは出禁だし、ちょっと遠出したら…いやここ確かクソ強い人がいたような記憶が……」

 

 自室のPCで近場のデュエル大会の情報を集めて予定を組んでいると、メールアプリから着信の通知が来た。知らないアドレスだな…なんかの広告か?

 

 そんなことを思いつつメールを開けてみると、その内容はアルバイトのお誘いだった。やっぱ求人広告じゃねーか。

 しかし軽く流し読みすると分かるのだが、よくある数打ちゃ当たる戦法の求人広告とは違うようで、一定規模を越えたデュエル大会の入賞経験者だけに送られているらしい。どこからそんな個人情報を手に入れたのかと思って調べたらこの会社、SOLテクノロジーの子会社である。リンクブレインズ運営にしてこの世界におけるカード開発の第一人者であるSOLテクノロジー社、それに関係する会社ならかなり信用はおけるだろう。俺はメールの内容を真面目に読むことにした。

 

「のうシャルルよ、最近の剣斗殿は貴殿を供にすることが多いように思えるのだが、やはり余は信頼されておらんのか?」

「何を言っておられるのです。私が重用されるのは宝剣の有無にかかわらず下の者達の力で戦うことができるからに他なりません。多くの宝剣を探し出すまで私が時間を稼ぎ、最後にアルトリウス殿がその宝剣達を引き抜き、敵を討つ。それが剣斗殿の描く兵法なのですから」

「うーむ…しかし余が出陣する前に(いくさ)が終わってしまうことが多いように思えるのだが」

「敵軍が貧弱すぎるのです。モージの障壁魔法すら突破できぬ者ばかりですからな。しかし万が一私が斃れ鉄騎士殿の力も能わなかった時、最後に立てるのは貴殿だけなのを、お忘れなきよう」

「なあオリヴィエ、シャルル様が何をおっしゃってるのか、意味分かるか?」

「あのなあ…お前も少しくらい軍略や兵法というものを学んでみたらいいんじゃないか?いつも1人で突っ走りやがって」

「俺のことは別にいいだろ?デュランダルさえあればどんな敵だって討ち取ってみせるさ!」

「ああもう…そうやって目の前の敵のことしか考えない所がだな……」

 

 やっぱリンクブレインズの中で作業しようかな…

 

 


 

 

 あれから1週間ほどすぎ、俺はとある研究施設を訪れていた。もちろんバイトをしに来たのである。

 バイトの内容は会社側が準備した相手とひたすらデュエルをすること、ただそれだけ。なんでもデュエル用のAIの開発用にデータをとりたいらしい。既にサポートAIは存在しているのになんで今さらデュエル用AIなんてものを開発するのか、なんて理由に関してはあのメールにも手続きの書類にも書いていなかった。

 しかし俺は転生者である。少し前世知識を精査すればそれっぽい内容を思い出すことができた。

 

「さてさて、AIデュエリストのお手並み拝見って所だな」

 

 AIという単語から一瞬イグニスの製作過程が頭をよぎったが、そんな実験をこんな表にさらけ出してできるわけがない。これは原作でプロトタイプが登場し、後にハノイの騎士達と戦っていたAIデュエリストを開発しているのだろう。

 

 準備された個室でデュエルの準備をし、普段よりずいぶんと薄いデッキを高級そうな大型マシンに差し込む。なんでもまずは実験的に簡易的なデュエルを学習させたいらしく、普段のデュエルと比べて狭いフィールドで20枚のデッキを使ってデュエルしてほしいとのこと。

 狭いフィールドというのはメインモンスターゾーンと魔法罠ゾーンが3つずつのもので……あれ、これってスピードデュエルじゃね?まだリンクブレインズ内でデータストームが発生してないからこのルールは一般に浸透してないんだが…

 

[Duel Start]

[Player1(あなた)のターンです]

 

 目の前のモニターに表示された文字を見て一旦思考をリセットする。ちゃんと仕事なのだから真面目にやらねば。

 

 配られた4枚の手札を見ればこの前とは比べ物にならないほど良い手札なのが分かる。……けどこれ最高の手札でもないわ。相手の姿が見えないからってやる気出してないな?

 

「《焔聖騎士-モージ》を通常召喚、続いて《焔聖騎士-リナルド》を特殊召喚」

 

《焔聖騎士-モージ》

効果モンスター

星4/炎属性/戦士族/ATK 1500/DEF 1000

 

《焔聖騎士-リナルド》

効果モンスター

星1/炎属性/戦士族/ATK 500/DEF 200

①:自分フィールドに戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

この方法で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。

 

 普段ならここからイゾルデを経由してもいいんだが、今回はEXデッキが5枚しかない都合で抜いているから直接シンクロに入ることにする。と言うかスピードデュエルだとイゾルデのマーカーが片方潰れるの痛すぎる。リンク先にシャルル立てたら終わりじゃねぇか。

 

「レベル4のテュルパンにレベル1、リナルドをチューニング。《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》をシンクロ召喚。その特殊召喚成功時、デッキから《大聖剣博物館》を手札に加える」

 

《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》

シンクロ・効果モンスター

星5/炎属性/戦士族/ATK 1200/DEF 2400

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。

デッキから「焔聖騎士帝-シャルル」のカード名が記されたカードまたは「オリファンの角笛」1枚を手札に加える。

 

「墓地のモージの効果をアンジェリカを対象に発動」

 

《焔聖騎士-モージ》

②:このカードが墓地に存在する場合、

自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。

このカードを装備魔法カード扱いでその自分のモンスターに装備する。

 

「自身が対象にとられたことでアンジェリカの効果を発動。《焔聖騎士-オジエ》を墓地に送り《焔聖騎士導-ローラン》を特殊召喚」

 

《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》

②:フィールドのこのカードが攻撃・効果の対象になった時に発動できる。

デッキから戦士族・炎属性モンスター1体を墓地へ送り、このカードをエンドフェイズまで除外する。

その後、デッキ・EXデッキから「ローラン」モンスター1体を特殊召喚できる。

 

《焔聖騎士導-ローラン》

シンクロ・チューナー・効果モンスター

星5/炎属性/戦士族/ATK 2000/DEF 500

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

 

「フィールド魔法《大聖剣博物館》を発動し、その効果でデッキから《焔聖剣-ジョワユーズ》を手札に加える」

 

《大聖剣博物館》

フィールド魔法

①:自分フィールドの戦士族・炎属性モンスターの攻撃力は500アップする。

②:1ターンに1度、1200LPを払って発動できる。

デッキから「大聖剣博物館」以外の「聖剣」カード1枚を手札に加える。

 

Player1

4000 → 2800

Player1

4000 → 2800

 

 LP4000の世界で1200のコスト(入館料)はかなり重たいんだが、それに見合った力がある。

 

「墓地のオジエの効果で自身をローランに装備し《大聖剣博物館》の効果でオジエを特殊召喚」

 

《大聖剣博物館》

③:このカードが②の効果を適用したターンに1度、自分の魔法&罠ゾーンの「聖騎士」モンスターカード1枚を対象として発動できる。

そのカードを特殊召喚する。

自分フィールドに「焔聖騎士帝-シャルル」が存在しない状態でこの効果を発動した場合、ターン終了時まで自分は戦士族モンスターしか特殊召喚できない。

 

「オジエの特殊召喚成功時、デッキから墓地に炎属性戦士族である《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》を送る」

 

 今さらながらこれ声に出して効果説明する意味なくね…?モニターに向かって何を言っても反応返ってこないんだが。まあ自分の確認にもなるからやるんだけど。

 

「レベル4のオジエにレベル5、ローランをチューニング。《焔聖騎士帝-シャルル》をシンクロ召喚」

 

《焔聖騎士帝-シャルル》

シンクロ・効果モンスター

星9/炎属性/戦士族/ATK 3000/DEF 200

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

 

「墓地のローランの効果、シャルルに装備する」

 

《焔聖騎士導-ローラン》

②:このカードが墓地に存在する場合、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。

このカードを攻撃力500アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。

 

「装備を手にしたシャルル1体をリンクマーカーにセットし、《シャルル大帝》をリンク召喚。その効果で墓地のシャルルを装備する」

 

《シャルル大帝》

リンク・効果モンスター

リンク1/炎属性/戦士族/ATK 3000

【リンクマーカー:下】

装備カードを装備しているレベル9の「焔聖騎士帝-シャルル」1体

①:このカードがL召喚した場合、自分の墓地の「焔聖騎士帝-シャルル」1体を対象として発動できる。

このカードはそのカードと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。

その後、対象のモンスターを攻撃力500アップの装備魔法カード扱いでこのカードに装備する。

 

「《焔聖剣-ジョワユーズ》をシャルルに装備し、そのまま効果発動。墓地のゴッドフェニックスを手札に加える」

 

《焔聖剣-ジョワユーズ》

②:このカードが装備されている場合、自分の墓地の戦士族・炎属性モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを手札に加える。

その後、このカードを破壊する。

 

「装備扱いのシャルルを除外し、ゴッドフェニックスの効果を発動。手札から特殊召喚」

 

 シャルル除外するのはちょっともったいないけど、魔法ゾーンの枠を開けないと妨害減るから退いてもらおう。

 

「エンドフェイズへ。まずはアンジェリカがフィールドへ帰還し、シャルルの効果を発動」

 

《焔聖騎士帝-シャルル》

②:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。

このカードに装備可能な装備魔法カード1枚を自分の手札・墓地から装備する。

その後、デッキから戦士族・炎属性モンスター1体を攻撃力500アップの装備魔法カード扱いでこのカードに装備できる。

 

「墓地のジョワユーズと、デッキから《焔聖騎士-オリヴィエ》を装備。これでターンエンドだ」

空白

 

 

 

空白

 

 

 

空白

空白

 

 

空白

 

①:《焔聖騎士帝-シャルル(シャルル大帝により名称・効果をコピー中)》ATK4000

②:《大聖剣博物館》

③:《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》ATK3500/DEF2200

④:《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》ATK1700/DEF2400

⑤:《焔聖剣-ジョワユーズ》(装備対象:シャルル)

⑥:《焔聖騎士-オリヴィエ》(装備対象:シャルル)

 

 このデッキで5シンクロができる手札になると大体はこの布陣になる。罠をセットしたりゴッフェニを立てられないこともあるけど、精霊パワーも合わさってほぼ確実に3妨害ほどを構えられるのだ。原作アニメでこのレベルの妨害を敷いたテーマはオルターガイストくらいのものじゃなかろうか?オーパーツってほどではないが、スペックの面では完全にやりすぎだと思うんだわ。

 

[Turn Change]

[Player2(相手)のターンです]

 

2800       4000

2800       4000

VS




魔法罠ゾーンが狭すぎる(半ギレ)

主人公のカード、過去に使用済みでもデュエル中初使用だったら毎回説明がほしい?

  • 説明が必要
  • いらない
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