「俺のターン、ドロー!」
手札は6枚。
……よし。これなら盤面は返せる。相手の動きによってはワンキルまで届くかもしれん。しかしこれ、先行だと一切動けず死んでたのでは…?
「スタンバイフェイズ、私の墓地からデストロイフェニックスガイを特殊召喚します」
炎を身に纏った戦士が黒い翼をはためかせ、黄泉の世界から飛び出してくる。
「さらに速攻魔法《マスクチェンジ》を発動。闇属性のシャドー・ミストを墓地へ送り、《M・HERO ダーク・ロウ》を特殊召喚!」
《マスクチェンジ》
速攻魔法
①:自分フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送り、そのモンスターと同じ属性の「M・HERO」モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
どこからともなく舞い降りたスーツとマスクを身に纏い、シャドー・ミストが刃の戦士へと姿を変える。顔全体を覆ったマスクは何か叫ぶかのように常に口を開いており、見る者全てを威圧していた。
「そして墓地に送られたシャドー・ミストの効果により、《E・HERO オネスティ・ネオス》を手札に加えます」
《E・HERO シャドー・ミスト》
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「E・HERO シャドー・ミスト」以外の「HERO」モンスター1体を手札に加える。
「さて、ダーク・ロウが存在する限り、あなたの全てのカードは墓地へ行かず除外されます。ご留意ください」
《M・HERO ダーク・ロウ》
融合・効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/ATK 2400/DEF 1800
このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手の墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
「人のスタンバイフェイズから好き放題やりやがって……メインフェイズ」
さて、相手の盤面を整理するか。
まずダーク・ロウの永続効果で俺だけ
さらにさらに、セットカードであるフェイバリット・コンタクトで墓地・除外からデッキに戻して融合を行うことができる。十中八九これで出してくるのはシャイニング・ネオス・ウィングマンだろう。こいつは出た時効果で2,3枚ほど選んで破壊を飛ばしてくる。
忘れちゃいけないのが先ほどサーチしたオネスティ・ネオス。HEROの打点を2500強化する手札効果を持ち、とりあえずダーク・ロウを戦闘破壊しようとすると突然4900打点まで跳ね上がって返り討ちだ。
そしてそういった妨害とはまた違った点で難しいのは、俺が相手の予選を見て効果を予習しているように、相手も俺のデュエルを見ているということだ。ゴッフェニのモンスター吸収効果やシャルル大帝の魔法罠無効、アンジェリカの墓地肥し効果まで……予選から色々と使ってきたし、主力カードは大抵バレているだろう。
だが…このカードなら、どうだ?
「俺は装備魔法《ビッグバン・シュート》をお前のモンスター…デストロイフェニックスガイに装備する」
《ビッグバン・シュート》
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
装備モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
「……?私のモンスターを強化するのですか?」
さて、ここでデスフェニの効果を使わないのであれば……
「手札の《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》の効果を発動。コストとして装備魔法を除外し、手札から特殊召喚する。俺が除外するのは当然――《ビッグバン・シュート》だ」
「なるほど。ゴッドフェニックスは手札からは除外できませんでしたね。そのコストのための装備でしたか」
「それだけじゃないさ。やれ、ゴッドフェニックス!ブレイズ・シュート!!」
地面に小さな影が現れたかと思えば、天高くから炎の騎士が落ちてくる。片足に神の炎を纏わせた騎士は黒翼の戦士へと飛び蹴りを食らわせ、その地に降り立った。
「私のデストロイフェニックスが……!?」
「《ビッグバン・シュート》の効果さ。フィールドから離れる時、装備モンスターを道連れにする」
《ビッグバン・シュート》
装備魔法
このカードがフィールド上から離れた時、装備モンスターをゲームから除外する。
「し、しかしその効果にデスフェニックスの効果をチェーンすれば…!」
「もう遅い。ビッグバンシュートの効果はチェーンを組まない永続効果。そしてゴッドフェニックスの効果はコストで装備を除外して発動する。よってデスフェニックスはこの時、既に除外されている」
「くっ……し、しかし!ダーク・ロウが存在する限り、あなたはカードを墓地に送ることができない!ゴッドフェニックスのモンスター無効効果はコストとして装備を墓地に送る必要がありますが、その効果は発動できませんよ!」
確かにそうだ。そして、だからこそ、相手はまだフェイバリット・コンタクトを発動していない。
仮にダーク・ロウが存在しないのであれば、今フェイバリット・コンタクトを発動し、シャイニング・ネオスを出さなければならない。なにせ俺が手札から装備魔法を1枚出した時点でシャイニングネオスの特殊召喚成功時効果はゴッドフェニックスで無効にされてしまうのだ。
だが現実は違う。ダーク・ロウが存在しているため、ゴッドフェニックスの効果は発動できず、故にフェイバリット・コンタクトは発動しない。
――故にここが最大の隙。この1枚で勝負を決める!!
「魔法カード《クロス・オーバー》を発動!ダーク・ロウを装備・吸収する!」
《クロス・オーバー》
通常魔法
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体と自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の表側表示モンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備し、ターン終了時までその自分のモンスターの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。
「くっ、それにチェーンして…いや、そうか。
そう。ここでフェイバリット・コンタクトで融合を行ったとしても、シャイニング・ネオスの効果を発動する時には既に
もはや彼がフェイバリット・コンタクトを有効に利用できるタイミングはない!
「何も手はないな?そんじゃあ《『焔聖剣-アルマス』》をゴッドフェニックスに装備し、効果を発動。《『焔聖剣-デュランダル』》を持ってくる」
《『焔聖剣-アルマス』》
装備魔法
①:このカードが装備されている場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「『焔聖剣-アルマス』」以外の「焔聖剣」装備魔法カード1枚を選び、そのカードを装備可能な自分フィールドのモンスター1体に装備する。
その後、このカードを破壊する。
「さらにデュランダルの効果を発動。《焔聖騎士-オジエ》を手札に加える」
《『焔聖剣-デュランダル』》
装備魔法
①:このカードが装備されている場合に発動できる。
デッキからレベル5以下の戦士族・炎属性モンスター1体を手札に加える。
その後、このカードを破壊する。
「オジエを通常召喚し、効果を発動。《焔聖騎士-テュルパン》を墓地へ送る」
よし。ここまで通ったならもう本当に何もないんだろう。ここでフェイバリット・コンタクトを使用されると先にバトルフェイズに入ってから展開する必要があるが、それもしないらしい。
「墓地のテュルパンの効果を発動し、自身を特殊召喚する」
《焔聖騎士-テュルパン》
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/ATK 1400/DEF 1700
①:自分フィールドに装備カードを装備しているモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
この効果で墓地から特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合除外される。
※ゴッドフェニックスがダークロウを装備しているため条件達成
「オジエとテュルパンをリンクマーカーにセット!召喚条件は戦士族モンスター2体。《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚!」
《聖騎士の追想 イゾルデ》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/ATK 1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。
このターン自分は、この効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。
「イゾルデの効果で《焔聖騎士-ローラン》を手札に加え、更にもう一つの効果を発動。装備魔法《フェニックス・ギア・ブレード》を墓地に送り、レベル1の《焔聖騎士-リッチャルデット》を特殊召喚!」
《聖騎士の追想 イゾルデ》
②:デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
「墓地に送られたギア・ブレードの効果と、特殊召喚されたリッチャルデットの効果を発動。オジエを特殊召喚し、ギア・ブレードを手札に加える」
《焔聖騎士-リッチャルデット》
チューナー・効果モンスター
星1/炎属性/戦士族/ATK 500/DEF 0
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合、「焔聖騎士-リッチャルデット」を除く、自分の墓地のレベル4以下の戦士族・炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は戦士族モンスターしか特殊召喚できない。
「レベル4のオジエにレベル1、リッチャルデットをチューニング!レベル5、《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》をシンクロ召喚!」
…手札的に仕方なかったとはいえ、テュルパンの自己特殊召喚効果を既に使ってしまっている。つまりここでサーチするべきカードは展開用の博物館1択か。
「アンジェリカの特殊召喚成功時効果を発動。《大聖剣博物館》を手札に加える」
博物館のサーチ…の前にドローだけ見るか
「装備魔法《妖刀竹光》を発動。装備対象はアンジェリカ」
《妖刀竹光》
装備魔法
①:装備モンスターの攻撃力は0アップする。
「効果の対象にとられた時、アンジェリカの効果を発動。デッキから《焔聖騎士-モージ》を墓地に送り、自身をエンドフェイズまで除外。さらにEXデッキから《焔聖騎士導-ローラン》を特殊召喚」
自分で使っといてアレだけど、この姫様だけやってることがヤバすぎないか?ボウテンコウレベルだろ。
「装備対象がいなくなったことで墓地に送られた妖刀竹光の効果と、今墓地に落ちたモージの効果を発動。コストとしてテュルパン、リッチャルデット、アルマスの3枚をデッキに戻し、1枚ドロー。……そして妖刀竹光の効果で《黄金色の竹光》を手札に加える」
《焔聖騎士-モージ》
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/ATK 1500/DEF 1000
①:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、このカード以外の戦士族・炎属性モンスターまたは「聖剣」カードを合計3枚デッキに戻して発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
《妖刀竹光》
装備魔法
③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「妖刀竹光」以外の「竹光」カード1枚を手札に加える。
「さらに装備魔法《折れ竹光》をローランに装備させ、《黄金色の竹光》を発動。2枚ドロー」
《折れ竹光》
装備魔法
①:装備モンスターの攻撃力は0アップする。
《黄金色の竹光》
通常魔法
①:自分フィールドに「竹光」装備魔法カードが存在する場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
ドロー内容は……う~ん、罠カードか。まあ既にワンキル狙える手札だったから問題はない。…それはそれとしてLP的な保険はかけておくか。
「フィールド魔法《大聖剣博物館》を発動し、1200の
「墓地のオジエの効果を発動し、ローランに装備。続けて博物館の効果で装備状態のオジエをフィールドに特殊召喚する」
この博物館の特殊召喚効果、先に聖剣をサーチしてからじゃないと使えないのが中々不便なんだよな。コストのLP1200が重すぎてこの前はトリックスターに負けたし。
「レベル4のオジエにレベル5、ローランをチューニング!シンクロ、レベル9!《焔聖騎士帝-シャルル》!!」
この元エースカード、新規リンク1が来てからは立場が中継地点になっちゃったんだわ……まあ採用は必須なままだからいいんだけど、なんか悲しい。
「シャルルに《聖剣カリバーン》を装備させて――」
「くっ、これ以上は待てない……!ここで私は
《フェイバリット・コンタクト》
通常罠
①:自分の手札・フィールド・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、「HERO」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
「E・HERO ネオス」をデッキに戻した場合、この効果で特殊召喚したモンスターをお互いにEXデッキに戻す事はできない。
ん、ここで?あーいや、そうか。ここで俺が即座に《シャルル大帝》を出すと魔法罠無効が立つから、シャルルが何かしらを装備した時点で使っとかないといけないのか。シャルルの破壊効果を温存できたしこれは行幸。
「私は除外されているフレイム・ウィングマン-フレイム・シュートとネオスの2体で融合召喚!降臨せよ!!《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》!!」
《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/ATK 3100/DEF 2500
「E・HERO ネオス」+「ウィングマン」融合モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドのモンスターの属性の種類の数まで相手フィールドのカードを選んで破壊する。
「この瞬間、シャイニング・ネオスの効果を発動!フィールドのモンスターの属性の数……3枚のカードを選んで破壊します!!」
「当然、ダークロウを墓地に送ることでゴッドフェニックスの効果を発動!無効にして破壊する!」
「分かっていますとも…ですが!シャイニングネオスは効果で破壊されない!」
《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》
②:このカードは、攻撃力が自分の墓地のモンスターの数×300アップし、効果では破壊されない。
攻撃力6000オーバーの効果破壊耐性持ち、さらに言えば出すための罠の効果でバウンスも効かない。こんなのまともに相手できるわけがない。……もっとも、俺のゴッドフェニックスはまともに相手しない効果を持っているからいいんだが。
「カリバーンの効果を発動。LPを500ポイント回復」
《聖剣カリバーン》
装備魔法
戦士族モンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
また、1ターンに1度、自分は500ライフポイント回復できる。
「聖剣を手にしたシャルル1体をリンクマーカーにセット!召喚条件は…装備カードを装備しているレベル9の"焔聖騎士帝-シャルル"1体!リンク召喚、《シャルル大帝》!!」
墓地に眠る部下たちを鼓舞していたシャルルだったが、聖剣を手にした途端に立ち振る舞いを変える。それは自らが戦場にて剣を振るうための構え。敵を切り裂かんと、自らの剣に炎を纏わせた。
「大帝の効果とカリバーンの効果が発動。カリバーンをイゾルデに装備させ、シャルルを大帝に装備させる」
《聖剣カリバーン》
装備魔法
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、自分フィールド上の「聖騎士」と名のついた戦士族モンスター1体を選択してこのカードを装備できる。
大帝はシャルルを装備するまで聖騎士名称を持ってないからカリバーンの対象に選べないっていう、地味に不便な所。まあ今回は誤差なんだが。
「俺の勝ちはほぼ決まったようなものだが、念のためだ。カリバーンの効果でLPを500回復」
「墓地のローランの効果を発動し、ゴッドフェニックスに装備させる」
これで攻撃力は必要なラインに届く。さあ決めようか。
「バトルフェイズ。ゴッドフェニックスでヘル・デバイサーに攻撃!」
「この瞬間、ゴッドフェニックスの効果を発動!お前のシャイニング・ネオスを装備・吸収する!クロス・オーバー・アームズ!!」
「……そうですね。仕方ありません。このまま受けましょう」
そう、相手は《E・HERO オネスティ・ネオス》でのパンプアップをすることができず、この攻撃は通すしかない。いや、正確に言うならば、オネスティネオスの効果を
ゴッドフェニックスの攻撃力はフィールド魔法や各種装備の効果で現在4500。対してオネスティネオスを使ったヘル・デバイサーの攻撃力は4200。使った所で戦闘で勝つのはゴッドフェニックスである。ではダメージ軽減のために使うべきなのかと言うと――
「ヘル・デバイサーは破壊されますが、あなたの使った《クロス・オーバー》の制約によって私はこの戦闘でダメージを受けません」
そう。ダーク・ロウの処理を見事に成し遂げたクロス・オーバーだが、その装備先であるゴッドフェニックスはこのターン、戦闘ダメージを与えられない。だがそんなことは織り込み済みだ。何しろ相手のフィールドはこれで空っぽ。対して俺には2体のモンスターが残っている。
……だが相手のあの余裕っぷり、何かを隠しているのか?
「攻撃力4000のシャルルで
「――その攻撃宣言時、手札の《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》の効果を発動。このカードを守備表示で特殊召喚!」
相手の手札から半透明のネオスが飛び出し、クロスさせた腕でシャルルの斬撃を受け止める。その身体には傷一つなかった。
《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》
効果モンスター
星7/光属性/戦士族/ATK 2500/DEF 2000
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは戦闘では破壊されない。
チッ、それを握っていたか!!ケアする手段はあったか……?ゴッドフェニックスがいなければシャイニングネオスは突破できなかったし、追加でバロネスを出すこともできない。
強いて言うなら……博物館で
「スピリット・オブ・ネオスの効果を発動。デッキから《EN-エンゲージ・ネオスペース》を手札に加えます」
《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「E・HERO」モンスターのカード名が記された魔法・罠カードまたは「融合」1枚を手札に加える。
あの魔法は厄介だ。厄介だが……シャルルの魔法罠無効で止めることができる。よっぽどのことがなければアレを無効にするべきだろうか。
既に次のターンのことを考え始めた思考を一旦落ち着かせ、メイン2へ移行する。とにもかくにも体制を整えなければ。
「装備状態のシャイニング・ネオス、シャルル、聖剣カリバーン、ローラン、そして大聖剣博物館を墓地に送り、《非常食》を発動。LPを5000回復する」
《非常食》
速攻魔法
①:このカード以外の自分フィールドの魔法・罠カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。
自分はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードの数×1000LP回復する。
この前トリックスターに後攻ワンキルされたため、その対策カードとして入れたこのカード。精霊的にも「兵站は重要ですな」とか言ってたから特に問題はないらしい。博物館も回復に使うかは迷ったが、次の相手ターンのモージのコストを考えると墓地にあった方が望ましいだろう。その結果、LPは夢の8000代へ到達した。
「墓地のモージの効果を発動。シャルルに装備する」
《焔聖騎士-モージ》
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
「フィールドのモンスターにカードが装備されたことにより、シャルルの効果を発動。スピリット・ネオスを破壊」
バトルフェイズ中に装備を増やす何かがあればよかったんだがなあ……手札のローランは次ターンからしか使えないし、手札の
まあフィールドを空っぽにして返せるからよしとするしかないか。
「手札を2枚セットして、エンドフェイズへ。まずはアンジェリカがフィールドに帰還し、さらにシャルルの効果を発動。墓地のカリバーンと、デッキから《焔聖騎士-オリヴィエ》を装備する」
モンスター無効破壊1回に、魔法罠無効破壊も1回。さらに半フリチェの選んで破壊も飛ばせる。十分に強固な盤面を作れただろう。……セットカードは妨害って面だとあんまよろしくないが。
「これで俺はターンエンドだ。さあ、カードを引きな」
①:聖騎士の追想 イゾルデ ATK:1600
②:聖剣を巡る王姫アンジェリカ DEF:2400
③:焔聖騎士帝-シャルル ATK:4000
(シャルル大帝により名称・効果をコピー中)
④:ゴッドフェニックス・ギア・フリード ATK:3000
⑤:???
⑥:焔聖騎士-モージ 装備対象:シャルル
⑦:聖剣カリバーン 装備対象:シャルル
⑧:焔聖騎士-オリヴィエ 装備対象:シャルル
⑨:???
手札:焔聖騎士-ローラン,フェニックス・ギア・ブレード
非常食で魔法罠ゾーンから4枚墓地に送ったのに、どうしてエンド時には魔法罠が埋まってるんですか…?
主人公のカード、過去に使用済みでもデュエル中初使用だったら毎回説明がほしい?
-
説明が必要
-
いらない