ガンダムビルドダイバーズフリューゲル外伝 蒼き俊星のリタ   作:ポメラニアンドロイド初号機くん

1 / 27
ビルドダイバーズフリューゲルの完結もまだなのに新連載に手を出した計画性皆無な作者です。あと、今度の主人公は女子です。(スピード狂だけどね)
ビルドダイバーズフリューゲルとは少し違った路線で執筆していく予定なのでご期待もしくは期待しないで続くかどうか見守っていただけたなら幸いです。


1章 もう一度、羽ばたく為に
第一話 蒼き俊星、瞬く DAY2−1


リタside

 

 

GBN広しとは言えども、フォースバトルとかランク上げとかの対人戦コンテンツ全てに背を向けてソロでタイムアタックミッションとかレースミッションばっかりやってる物好きは私くらいだろう。まあ、それが私の楽しみ方だ。

ただひたすらに速さを競い、最速を追い求める。それこそが私がGBNに存在する意味。私と、私が造ったガンプラこそが最速だと証明する事が私の目的なのだから。

今回の目標はG5アタック………クリアタイム1位は当然チャンピオンで、2位はGBN個人ランク2位のクロツキ。

ワンツーフィニッシュとは恐れ入る。

私程度では逆立ちしたって届かない現人神。だけど、速さなら………実力でかなわなくても、速さなら一矢報いるチャンスはある。

 

「さ〜て、最速クリアタイム更新できるかな?」

 

私は誰に言うでもなく呟いた。

 

 

リタside 終

 

 

 

 

クロツキside

 

 

そいつは、彗星の如く現れた。リタ·アズリア、GBNのランキングで一度も顔を見た事がない無名のダイバー…………ガンダムNTのキャラ、リタ・ベルナルと似た名前のそいつが初登場でG5アタックのクリアタイム歴代3位に躍り出たのだ。

 

 

 

 

 

 

最初に見た時、私は目を疑った。武装も貧弱でパワーもいまいち、機動力だけが異常に高いピーキーな性能のザウォートでリタは歴代クリアタイム3位にランクインした。

ガンダムとガンダムMk−IIを、両肩のブースタードローンを分離させてドローンに搭載されたビームバルカンで同時撃破。

続けてZガンダムを、変形する瞬間狙いで間合いを詰めてつま先のビームナイフを使って斬り裂き、ZZはハイメガキャノン撃つ直前に砲口にビームガンを撃ち込んで誘爆したところをビームジュッテで斬り刻み、ファンネルバリアを展開したνガンダムにスラスターの加速をフルに乗せたつま先のビームナイフによるキック。

加速の乗ったビームナイフのキックはファンネルバリアを貫通してνガンダムを撃墜。

 

クリアタイム、36,14秒。貧弱な武装を最大限活用して機動力だけを武器にリタは私とクジョウ・キョウヤの記録に並んだ。

こんなにワクワクしたのは久しぶりだ…………あいつが、リタが欲しい。私の「夜半の蒼月(ルナティクス・ブルー)」に…………

私はリタを探しに行った。

 

 

クロツキside 終

 

 

 

リタside 

 

 

「最速…………とはいかなかったか〜。私もまだまだだね」

 

私はギャラリーの歓声を無視してタイムを確認した。

 

「お疲れさま〜♡リタちゃん、すごかったわよ~♡」

 

「マギーさん、ありがとうございます。でも、まだまだです」

 

「相変わらずリタちゃんったら、速さに関してはクールでストイックね〜」

 

「見つけた………お前があのザウォートのダイバー、リタだな?」

 

突然、そんな声が背後から聞こえた。振り向くとそこには和装黒狐娘ダイバールックの少女、GBN個人ランク2位のクロツキがいた。

 

「率直に言おう。リタ、お前が気に入った。私のフォース、夜半の蒼月(ルナティクス・ブルー)に来てくれ」

 

い、今起こった事をありのまま話すぜ………ってポ○ナレフ的悪ふざけはさておき、ありのままに語ると、GBN個人ランク2位の現人神、クロツキから気に入られてフォースに勧誘されている。

 

「基本ソロだからフォースに入るのはいいけど、私は対人戦には興味ないよ…………私とザウォートレヴはタイムアタックとかレースとかの最速を追求したいだけだから。ランキングも除外申請してるし」

 

「な…………、なんだと…………」

 

クロツキが絶句している。まあ、こんな変わり者他にいないだろうし。

 

「けど、もったいないわね~。リタちゃんこんなに強いのに………けど、GBNの楽しみ方は人それぞれだし………」

 

マギーさんが心底残念そうに呟いた。

 

「そういう事〜。フォースには入ってもいいけどフォースバトルの戦力には数えないでね」

 

私はクロツキにはっきりと私自身の戦力外を宣言した。

 

「………今はそれで譲歩しよう。しかしリタ、私はお前に期待している。そして、いつかお前にも心の底からワクワクするバトルをさせてやろう、約束する」

 

あれ?クロツキってけっこうめんどくさいタイプ?

 

「期待しないで待ってるよ…………」

 

こうして、フォース「夜半の蒼月(ルナティクス・ブルー)」加入直後から私は自主的に戦力外となった。

 

リタside 終

 

 

 

 

 




ザウォートレヴ
ダイバー、リタの愛機。機体色はリタのパーソナルカラーであるライトブルー。限界まで装甲を軽量化して全スラスターの出力リミッターを解除、さらにザウォート本来のベクタードブースターを残しつつシナンジュスタインのバックパックブースターを装着したザウォート。トランザム発動中の機体に特殊コマンド無しで追いつくほどのイカれた機動力を発揮するが、そのかわり装甲の強度を犠牲にしているので機体の耐久性は皆無。当たらなければどうと言う事はない!!!(事実、リタは機動力に物を言わせて敵の攻撃全部かわす)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。