ガンダムビルドダイバーズフリューゲル外伝 蒼き俊星のリタ 作:ポメラニアンドロイド初号機くん
構想は既にあったけど、なかなか執筆に移れませんでした。
そこをコーラでカフェインドーピングして『最高にハイってやつだァーーーー!!!ハハハハハハ!!!』みたいなテンションで強引に執筆してます。
コーラはもはや人生と執筆においてズッ友です。
リタside
「ついにこの時が来たか…………」
クロツキがドヤ顔でなんか言ってる。
「そうだね〜……そろそろ
とりあえず私は緊張をほぐす意味合いも兼ねて乗っかってみた。
「確かにそうだな………って違うわ!!フォースバトルトーナメントの予選当日だ!!」
クロツキの狐耳と尻尾が怒りで荒ぶっている。うむ、可愛い…………
やはりクロツキは神がかり的な美少女、もはやスーパーコーディネーターやアコードすら超越した真なる世界の帝王………もはや神だ………!!!
今回のフォースバトルトーナメントでも、クロツキに敵対する者は全て粛清してGBNにクロツキの為だけの新世界を創造しよう。そして、クロツキは新世界の神となる……………
「リタ、お前邪悪な表情してるぞ……」
シグレの声でふと我に返った。
おっと、表情に出てたか………流石に気持ち悪かったかな………?少し不安になりクロツキの方を見る。
「不安なのか?リタ。心配するな、どんな敵だろうと私は蹴散らすのみ!!」
クロツキは私の醜い心の中を知ってか知らずか、いつも通りの不敵な姿を見せてくれた。
俄然
そうして私達は予選に挑んだ。
リタside 終
クロツキside
予選を順調に勝ち進み、次がブロック最終戦の私達は他チームの動向をチェックする。なにせあまりにも一方的に相手フォースを瞬殺し続けたので時間がかなり余っていた。
「次は月夜の狐火団と………、『
しかし、試合が進むごとに雲行きが怪しくなり、最終的に百禍燎乱が勝利した。
「まさか………ヨヅキ達が負けるなんて信じられん…………!!!」
シグレがあからさまに動揺していた。かくいう私も驚いてはいる。
ヨヅキ達は生半可な鍛え方などしていないはず。なのに負けるとは、いったい何があったのだろうか?
ひとまず私達はヨヅキの様子を見に行く事にした。
「クロツキ様………不甲斐ない戦いを見せて申し訳ありませぬ………」
意気消沈したヨヅキから百禍燎乱の情報を聞き出す。
ヨヅキの話によると百禍燎乱はいわゆる戦術ガチ勢、しかも勝つ為ならば反則ギリギリのグレーな手段すら平然と使う、かなり悪質なフォースらしい。
ヨヅキ達は携行型ダインスレイブの一斉掃射で射程外から襲撃を受けて戦力を削られたところを一方的に蹂躙されたようだ。
「ようクロツキぃ!!あんたの弟子、大したことなかったぜ。揃いの狐耳と尻尾付けてさぁ、こいつらただのコスプレ集団じゃね?GBNはコミケ会場じゃねぇんだよ」
そんな声に振り向くと、どこかで見た事あるようなDQNがいた。
「俺だよ。忘れたのか?カズヤだ………お前らにボコされた復讐の為に戻ってきたぜ?」
ああ、あの夏合宿の時の…………
「逆恨みも甚だしい………それと、私の弟子を侮辱した罪は重いぞ………?試合で会ったら問答無用で極刑に処す」
もはやこいつとは話す価値すらない。私はそれだけ伝えてその場を離れようとした。その時、
「タダヤじゃねぇか!!お前クロツキ達の所にいたのか!!こりゃあ試合での勝ちはいただきだな…………まぁ、せいぜい期待してるぜぇ?」
カズヤが去り際に呟く。ボンドは何も言わずうつむいていた。
「ボンド!!テメェスパイだったのか………!!!」
「そう思われても仕方ないな………」
シグレがボンドを問い詰めるが、ボンドは何も答えない。
「ボンド………少なくとも私には、お前が私達を騙しているとは思えない。本当はスパイじゃないんだろう?」
私はボンドに問いかけた。
「あんた達は俺の思った通り、良い奴らだよ………やっぱりオレ、あんた達と一緒にいたいよ………」
ボンドは静かに独白し始める。
クロツキside 終
モコウ·ボンドside
元々オレは、カズヤさん達と同じフォースにいたんだよ。
だけど、勝つ事のみにこだわり手段を選ばないカズヤさんの方針は俺には合わなかった。
俺が求めているのは互いの全力をぶつけ合うもっと熱いバトルだ………!!!
だけど、カズヤさんのようにフォースを勝利に導くような才能はオレには無い…………
オレがフォースの方針に口を出す度に『凡人は黙ってろ』と言われたよ。
カズヤさんに喧嘩別れ同然の形でフォースを抜ける事を告げた後、海辺であんた達に出会った…………あんた達と出会ったのは偶然じゃなくて、オレもあのバトルを見ていたんだ。
あの時のあんた達の姿、カズヤさん達への怒りはあれど心の底からガンプラバトルを楽しんでいる姿が、オレには眩しかったんだよ…………
「なぁ、こんなオレでも信じてくれるか?あんた達と一緒にいていいのかな………?」
「全く、何を言い出すかと思えば…………当たり前だ。お前の言葉が真実である限り、お前は私達の仲間だ」
「クロツキさん………」
思わず泣きそうになる。本当にこの人達に出会えて良かった。
「でも嘘ならブッ
「ヒェッ!?」
リタ先輩の、目からハイライトが消えた笑顔が怖い。この調子だと、試合中にやらかしとか失敗とかしてもガチで殺られそうな気がする。
覚悟を決めよう。もうオレは百禍燎乱のボンドではない。
モコウ·ボンドside 終
一応解説です↓
携行型ダインスレイブ
ダインスレイブ本体にエイハブ・リアクターを搭載して、運用する機体の動力に関係なく使用できるようにしたダインスレイブ。
携行型とは言うが砲撃手と弾薬装填係のツーマンセルでの運用を前提とする為、どちらかというと固定砲台に近い。
その他
リタのダイバーネームは、正式にはリタ·アズリアです。おそらくはリタ·ベルナルとの名前被り防止。
まあ、本人は面倒だからリタとしか名乗らないけど。