ガンダムビルドダイバーズフリューゲル外伝 蒼き俊星のリタ   作:ポメラニアンドロイド初号機くん

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同時並行で複数の作品を連載してるがゆえに執筆が進まなくなった大馬鹿者こと、メカポメです。アイデアはあるけど執筆が進まない………たぶんネット創作者のあるある?
しかし、それでも『僕の心が………!!折れるまで………!!執筆を辞めない………!!』の精神で低速更新でも書ける所まで書き続けようと思います。


第十話 フォースバトルトーナメント編7 VS第七機甲師団(1/2)

虎武龍との激闘を制した『夜半の蒼月(ルナティクス·ブルー)』の次なる対戦相手は、『アダムの林檎』を下した第七機甲師団。

そして『百鬼』との戦いに勝利した『BUILD DIVERS』が『AVALON』に挑む組み合わせとなった。

 

「やぁ、まさか初出場の君たちが今や我々と肩を並べる事になろうとは流石に予想外だったよ。良い仲間を見つけたようだね、クロツキ」

 

「そういうお前達は随分と余裕そうだな、ロンメル………だが、勝ってAVALONに挑むのは私達だ」

 

「無論、こちらも譲るつもりはない」

 

ロンメル大佐はクロツキに背を向けて歩き去る。

互いに同じ目的を胸に抱きながら、GBNの絶対王者であるAVALONに挑むべく互いに負けられない戦いが今、幕を開ける。

 

 

 

戦闘開始と同時に、夜半の蒼月(ルナティクス·ブルー)の全機が配置に着いた。

アオイは後衛からの狙撃、シグレ、ホンダ、マツダ、ミツビシ、スズキはアオイの護衛。ビャクヨウは前衛で防御、クロツキ、リタ、ボンドが前衛での攻撃の要を担う。

接敵……………

第七機甲師団側戦力はハンブラビベースの改造機体が2とクルトのギラ·ドーガ、ジャックのザクⅠスナイパータイプ、ローゼン·ズールを引き連れたロンメル大佐の『グリモアレッドベレー』。残りの戦力は不明。

 

「サイコミュメタか…………まぁ、予想の範囲内だな。残りの戦力は………たぶん後方から長射程の攻撃狙いだろうな………」

 

クロツキの読み通り、遥か後方からビッグ·ガンによる狙撃。

 

「ビャクヨウ!!!」

 

「わかっておる…………」

 

テウメソスが展開した和傘を中心にサイコフィールドを張り、ビッグ·ガンの射撃を無効化する。そして、ビッグ·ガンの射線から攻撃位置を割り出したアオイがビッグ·ガンごと狙撃者を仕留めていく。その数3機。

刹那、ライフルの次弾を装填していたエアリアルヴァールハイトを一筋のビームが襲う。

 

「……………ッ!?」

 

アオイは、ガンビットを展開してすかさず防御した。その後、即座に敵の狙撃ポイントに対してカウンターで弾丸を送り込む。

 

「お見事…………」

 

アオイの放った一撃はジャックのザクⅠスナイパータイプを寸分の狂いなく撃ち抜いた。

 

「本職の(元)傭兵を出し抜くとは………なかなかやりますね………」

 

 

 

 

「ジャック………!!!だが、まだ終わらんよ!!!」

 

ロンメル大佐がそう呟くと同時に、後方でホンダ、ミツビシの反応がロストする。

 

「ッ!?シグレ!!!何があった!!!」

 

「敵の姿が一切見えないまま一方的に攻撃を受けている!!!敵はおそらくデスサイズだ!!!だが、こちらには対処方法が無い!!!」

 

「さて、このまま形勢逆転と行こうか………」

 

不敵に笑うロンメル大佐と、歯噛みするクロツキ。

 

「リタ、ローゼン·ズールは任せた。私はシグレの援護に向かう!!!」

 

クロツキはロンメル大佐に背を向けてシグレの援護に駆け付けようとしたが、ロンメル大佐がそれを黙って見逃すはずがない。

そうして大将どうしの戦いへともつれ込む。

 

 

 

 

 

シグレside

 

不可視の死神の大鎌(デスサイズ)が一閃される度に味方が次々と倒れていく。既にマツダ、ホンダ、ミツビシ、スズキがやられた。

かくいう俺のアメジスティアーも満身創痍。かろうじて致命傷を避けているだけで、いつやられてもおかしくない。考えろ…………どうすればこの状況を打破できる?姿が見えない敵を捉えるにはどうすればいい?

やがて、脳裏に一つの答えが浮かんだ。

 

「わかったぜ!!」

 

俺は多目的ハンドリボルバー『カノン』を抜き放ち、地面に向けて発砲した。

 

「エクスプローシブバレット!!!」

 

着弾後、爆発により砂煙が立ち込める。

 

「姿が見えなくとも、砂煙の中で動けば痕跡が残るよな…………?」

 

俺はコールドブレードで、襲いかかってきたデスサイズを斬り捨てながら呟いた。

 

 

シグレside 終

 

 

リタside

 

 

ローゼン·ズールが腕部のクローを伸ばし、内蔵されたビーム砲で攻撃を仕掛けてきた。私に言わせれば、狙いが正直すぎてわかりやすい。なにせ、私がフェイクとして作った隙を的確に狙ってくる。

オールレンジ攻撃というのは、波状攻撃の内の一手一手で少しずつ敵の戦力を削いで追い詰めるようにやる物だ。敵の意識外に罠を仕掛けて二の手三の手で詰みまで持って行く………、少なくともクロツキならそうする。

既に私は背部のイーシュヴァラを放っている。イーシュヴァラに保持したビームライフルの射撃で腕部クローのケーブルを溶断、はいチェックメイト。

私はローゼン·ズールをビームジュッテで斬り捨てた。

 

リタside 終

 

 

 

 

クロツキside

 

「邪魔をするな…………ロンメル!!!」

 

重心移動と機体の膂力をフルに乗せて、ロンメルのグリモアレッドベレーを叩き潰すべくデモリッションナイフを一閃。

しかしロンメルは付かず離れずの距離を保ちながら的確に回避して勝ちの目を拾おうと粘り続けている。一撃当てれば勝てるのにも関わらず、その一撃までが遠い。

勝つ戦いよりも負けない戦い。それがロンメルの選んだ戦略のようだが、守りに徹する相手を波状攻撃ですり潰すのは私の得意分野だ。

 

「ところで、私が何故わざわざ君と1対1で戦っているのか、わかるかね?」

 

ロンメルのその言葉に私は青ざめた。

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