その時、歴史が動いた!なRTA第3部はっじまるよ~
はい、ウォルター氏の通信をボタン連打で泣く泣く飛ばしながら、前回の振り返りを
前回は面倒な作業して、ミッションをクリアして、そこからまるでRTAみたいな速度でもう一つのミッションを消化しましたね。
という事で今回は、残った「テスターAC撃破」
はい、依頼が増えていますね。その名も、AC輸送護衛。今、さらっと会話コマンドを開いたのは皆様の幻覚です。私が操作を間違う筈がないのです。
さて、気を取り直して、本家では、幾多の621に金策や新装備の試し打ち、AC戦闘練習台、果ては撃破ボイスをただ聴きたいが為など、数多の理由で殺され続けたテスターAC君ですが、本作では護衛ミッションが大豊の信頼度が高い場合にのみ、選択ミッションとして追加されます。
おお訓練兵君は、やっと、ルビコン川を渡れるんやなって(しみじみ)
まっ、これを一週目でやると、逆にテスターAC撃破ミッションがリプレイに追加されないという弊害はあるんですけどね。これはRTAなんで、リプレイ機能で金策なんてし(時間の無駄なのでする訳)無いです。
スキップしたブリーフィングの内容は、要約したしますと、どっかからアーキバスが襲撃を計画しているって情報は入った。来たら追い返して。慈悲深い君なら、新兵を生かしてくれると信じているみたいな内容です。レッド君の口調が一瞬崩れる貴重なボイスが聴けますぜ。
聴きたい方はぜひとも今作を買ってプレイしてどうぞ。後、このミッションをクリアすると、G6君が本家より早く自己紹介してくれます。
此処でお買い物をひとつまみ。今までのクリアした報酬で弾薬・修理費を差引いても30万コームは持っていると思います。33万コーム確認ヨシッ(指さし確認)
此処で、足を初期ショップでも並んでいるベイラムの中量2脚、あとベイラムFCS TALBOTを購入します。
お財布の中、無くなっちゃった。もう数千コームしかない。もうだめぽ。
二つ買ってもなお、財布の中に余裕があるなら、推力の高いファッ!?ロン製の7万くらいのブースタは買ってもいいかもしれないですね。今の現状から鑑みるに稼ぎをしないと無理だと思います。
ブースタも喉から手が出る程欲しいですが、これ以上ウォルターお父さんには頼れないので、このまま行きます。
これはRTAなので、序盤の資金繰りは本当にカツカツなのです。第一部にてウォルターお父さんに初心者救済コマンドで装備を強請らなければ、ここで、やっと重ショ2丁を買える位なのです。あーきっつ。
はい、装備変更が終わりましたら、AC輸送護衛を選択してイクゾー(デッデッデデデッカーン)
はい、テスターAC撃破のステージ開始位置と違い、テスターAC君の横のビルから開始します。始まったら、元のステージ開始位置に向かってAB、AB、AB!
このミッションでは、一機のACが敵として登場します。621君が受けなかった依頼を他の独立傭兵が受けて出て来るって感じですね。ACが相手なので、此処でフル武装をしてくる必要があったんですね。
本家で登場した独立傭兵(スッラ・レイヴンは来ない)とヴェスパー部隊の中から、ランダムで選ばれた奴が出てきやすぜ。しかし、一番確立が高いのはノーザーク、グリッド086に隠れているあいつが出てきます。
このノーザーク君。バトルログ回収の為に、グリッド086を血眼になって探索した兄貴、姉貴も多い事でしょう。
まっ、誰が出て来ても、7割削ると撤退するんで、バトルログは回収できないんですけどね。
ヴェスパー部隊は一応、フロイト君からペイター君まで全員出て来るそうですが(wiki調べ)、まずヴェスパー部隊が選ばれる確率自体が1%未満です。出て来る事はまずないと言って差し支えないでしょう。
独立傭兵の中ではキングがゴミオブゴミです。四脚の盾持ちで飛ぶわ、硬いわ、来たらプロロです。頼む、ノーザーク君来い!——ってスネイル君!!!何しに来たの!?
おっ、おっぱげた(思考停止)。試走時に一度も出くわさなかったヴェスパー部隊との邂逅に気が動転してしまいましたが、ちょっと面白い事例なのでリセットせずに戦ってみます。消えろ、イレギュラー!
ストーリーの関係上、ワーム砲を持ってないので危険度は低いですねぇ、間違いない。装備構成はアイスワーム破壊時の奴ですかね。
なんかスネイル君の無線が荒れていますね。こんな低確率で出て来る敵にすらボイスが入っているのか。さすフロ。
無線の内容はこの依頼を受けてくれる傭兵が居なかったようで、他のナンバーもお仕事のご様子。それで自ら出張ってくる羽目になったと。
部下や派遣が無能で休日に出てこないといけないなんて中間職の悲しい現実をひしひしと感じますね。悲しいねぇ、悲しいねぇ。
こんな大物が出て来るとは、ごすずんも想定してなかったようで、621に撤退するように無線が飛んできていますね。
でも、大丈夫よごすずん!!! ごすずんの必死なヴォイスが私のやる気を上げていくぅう。
あっ もう無理 キまる wikiにすら載ってないウォルター氏のボイスでウォルターコーラルキまるぅう ふぅ。
精神をこれでもかと研ぎ澄ましたので、とっとと叩き潰しましょう。レーザーランスだけしっかり避けて、スタッガー取って、まだ入るぅ~
早く蹴りが欲しいですね。コード打ち込んで、OS強化機能とチップを不正入手しても良いんですが、AMちゃんの事を、ま~た褒め称える文言を打ち込まんと行かんので、出来れば使いたくありません。誰が、あんなポンコツに媚びを売るもんですか。
よし、スネイル君の負け惜しみ発言と撤退を確認。候補兵君、ルビコン渡河成功です。
という事で今回は此処まで。また次回お会いしましょう。あばよ。
「621 ベイラムに好かれたようだな。またお前宛の依頼が来ている。確認しろ」
「りょうかい ウォルター」
ベイラムの名指し依頼を終えると直ぐに新たな依頼が入ってきた。この速度から見るにどうやら込み入った依頼の様だ。
621が、ブリーフィングを確認する。
「独立傭兵レイヴン。これは、ベイラム系列企業、大豊からの至急の依頼だ
大豊はこの度、最適化を行ったテスターACが完成し、これをベイラムの精鋭部隊、我々レッドガンの駐留する基地まで輸送し、実地テストを行う事が決定した
しかし、この輸送時を狙い、アーキバスが襲撃を計画していると情報が入った
そこでだ、独立傭兵レイヴン。貴様にはこのテスターACの輸送準備が整うまでの護衛を行って貰いたい
これは、グリッド135からおめおめと逃げ帰ってきたMT部隊長からの推薦があって貴様に連絡している
輸送対象のテスターACには、まだ正式にACパイロットになっていない候補生が搭乗予定となって居る。この襲撃の情報が真実ならば、候補生と現場のMTではどうにもならん
報酬は20万コーム。私から——レッドガンからも20万コーム出そう。レッドガンはこの後に下る任務の為、護衛に参加する事が出来ない。その分の補填だと思ってくれ
独立傭兵レイヴン。貴様が…貴方がMT部隊長の言うように時代遅れの大馬鹿者だというのなら、どうか新兵を守ってくれ…頼んだぞ」
音声の再生が終了する。どうやらベイラムは、近々大規模作戦でも行うのだろう。これは奴らに貸しを作るチャンスかもしれん。
「ウォルター どっちのいらい うければいい」
621はブリーフィング画面を閉じると、もう一つの依頼。塩漬けにしていたアーキバスのテスターAC撃破依頼を開き、此方に見せながら訊ねて来る。
「621 迷って居るのか」
俺がそう返すと、タブレットを両手で胸の前で抱えて俯きながら、621は口を開いた。
「2こまえのいらい むだなこと しゃべった ウォルターに めいわくかけた だから ウォルターのいけん ひつようだとおもった」
「621…」
グリッド135掃討での失態をまだ反省していたようだ。あの時は肝を冷やしたが、結果として、こうしてチャンスが巡ってきた。其処まで重く考える物では無いだろうに。
621は俺に対し、やけに従順だ。俺を見かけると近くに寄ってくる事も多い事から慕われているのだろう。
無駄にショップ画面を開いたり、ACから出たり入ったりを繰り返す奇行を取りはするが、それはこの片言と無表情と合わせて強化による弊害だと考えた。
それは置いておくとして、621の俺への異様な従順さは不可解だ。買い取ってから、まだ時間は経っていない。従順な事は俺の計画に置いて、良い事だがどうしても良心が痛む。
この俺を慕っても良い事など一つもない。それどころか俺は、621のような強化人間たちを生み出した奴らの……この際だ、一つ訊ねてみるとしよう。
「621」
「なに ウォルター」
俺の呼びかけに何時ものポーカーフェイスをしたまま、目の前まで近づいてくると首を傾げる。
その姿は無表情である筈なのに、どうにもしっぽを必死に振って飼い主に媚びる小型犬のように感じられる。俺は静かに半歩、後ずさると621を見つめる。
621。今のパイロットスーツを着ていないお前の身体で迫られると、俺が幾ら老いたと言っても目のやり場に困るのだ。621の無防備さに不安を感じつつ、621に訊ねる。
「621 お前はなぜ、俺の命令に従う」
「?」
621は発言の意味が理解できないとでも言うように、傾げている首を今度は反対側に傾げた。
「621 今の言葉の意味が」
「ウォルター わたしにいみくれた」
俺がもう一度問い直そうとすると、621はそう言った。
「わたし うごけるの ウォルターのおかげ いきるいみ ウォルターがくれた だからウォルターにしたがう」
「………621」
621の言葉に俺は押し黙る。621がやけに従順なのは刷り込みに近い現象だろう。621は第4世代の中でも、思考回路に強化による弊害が見受けられる。
621は研究所の中で、長く眠らされていたようだ。俺が他の強化人間を買い取った時に621は紹介されなかった。それと、621の今までの言動を鑑みるに621が傭兵に成った理由も、脳を焼かれた原因も容易に想像できる。成程、それは在庫処分なわけだ。あの腐れどもめ…
しかし、それを俺が言えた立場ではない。俺は621と同じ無表情を貫きながら、口を開いた。
「そうか、621。少し気になっただけだ。忘れろ」
「うん わかった わすれる」
621はそう言って頷く。その後、静かにタブレットを差し出す621に俺はこう言った。
「どちらを選ぶかはお前が決めろ621。お前の感覚に従え」
621は、俺が買い取ってきた中で一番の猟犬になる。しかし、それは俺が生きてきた中で一番の汚点になるだろう。それだけは避けなければ…621。お前は自由に生きるべきだ…
「ウォルター これにする」
「どれだ?」
621はそう言いながらベイラム側の受注画面を見せる。
「そうか621 では準備を始めるとするか。相手はきっと独立傭兵。AC戦になるぞ、注意しろ」
「わかったー」
「621!?」
621は俺の言葉を聞き遂げると、すぐさまショップ画面を開きつつ、機体のアセンブルをし始める。
全く。元気なのは良いが、もう少し落ち着きを覚えない物かと、俺は思わずため息を吐いた。
「レイヴン!? 何処へ行く!?」
「621 何処へ行く!?」
現地に着くなり、ABを吹かす621に説明を求める。
「てき いる さきにたおす」
「何を根拠に……621! ビルの屋上だ!」
「りょうかい ひきずりおとす」
621の言葉にスキャンを掛けると、今まで反応の無かった高層ビルの屋上に新たな反応が出る。
高層ビルの真横にある、ハイウェイ下に今まで隠れていたのだろう。護衛対象の輸送ヘリとテスターACに準備を急がせる。
「レイヴンのオペレーター、了解だ。しかし、燃料の補給が終わってない! どうにか敵機を追い払ってくれ!」
大馬鹿が! 俺は心の中で叫んだ。敵機が来ると情報を得ているというのに備えがなさすぎる。
「621! 護衛対象に敵機を近づけさせるなよ」
「りょうかい ウォルター」
「なっ、私の位置がバレただと!?」
621のメインカメラが敵機を捉える。敵機も自分の位置が露見した事に驚いている様だ。
オープンフェイス!? 俺は機体を見て咄嗟に621に通信を送る。
「621! 注意しろ、こいつはアーキバスの強化人間部隊。V.Ⅱのスネイルだ! 大物だぞ!」
「——りょ りょうかい ウォルター」
621も敵の強さを肌で感じ取ったのか、一瞬、機体の動きが止める。その後、621は動揺交じりの返事を俺に返すとACに攻撃を開始する。
「クッ! 弱小な独立傭兵風情が! 私の機体に傷を付けようなどと!」
621が放った長距離ショットガンの散弾をオープンフェイスがQBで横へ華麗に躱すと、お返しとばかりにレーザーランスをチャージし、621に向かって突進する。
「躱した!? どいつもこいつも私を苛立たせる!」
621はそのまま上空にABし、ランスを躱す。攻撃が空振ったオープンフェイスは急降下しながら振り返ると、距離を取りつつ、プラズマミサイルを発射する。
「アーキバスの依頼を受けない、無能な独立傭兵共も、必要な時にその場にいないホーキンス共も、役立たずばかりだ!私が呼びかけたら、即座に集まるのが道理だろうに!」
「621! 上からミサイルが来るぞ! 地面に留まるな!」
621は、ミサイルを引き付けてから、残ったENでQBを行い、ミサイルを回避し、接地する。ENを回復しつつ、小さく跳躍を繰り返しながら、オープンフェイスのレーザーガンを躱していく。
621も余裕が無いのか、何時もの気の抜ける棒読みの返事が帰って来ない。放たれた散弾も距離の関係で有効打になりえない。
スネイルは激高している様だが、流石はⅤ.Ⅱ。上位ナンバーなだけあって、そんな精神状態でも引き撃ちを徹底しており、621が有利な接近戦に持ち込ませないようにしている。
何だ、この依頼は大外れではないか!
「独立傭兵! オペレーター! 大丈夫なんだろうな?」
「ええい、この状況を見ながら、そんな無駄口を叩けるのなら、今すぐに離陸の準備を済ませろ!」
通信を行ってきた輸送ヘリのパイロットにそう怒鳴り返す。
「621! この依頼は放棄しろ! 今のお前では無理だ!」
そう言って、621に撤退を指示し、帰還用のヘリを手配する。
621が撤退した後にこのまま撃破されるテスターACとパイロットは気の毒だが、碌な防衛部隊もいないのが悪いのだ。あまつさえ、防衛用のMT1機すらも居ないとは不用心にも程がある。
「やだ」
「621! 聞き分けろ!」
子どもの駄々のような返事をする621にそう叫ぶ。もう失うのは懲り懲りだ。エンブレムのリードを増やさせないでくれ、621…
「621!」
「私に傷を付けましたね。企業である私にぃい!」
621がABでスネイルに急接近すると、その推進力を乗せた2丁のショットガンを放つ。
放たれた散弾は、オープンフェイスの大柄な機体に吸い込まれ、ACSに大きく負荷を掛ける。
そのままオープンフェイスを通り過ぎると、振り向かずに今度は後ろにQBを吹かし、振り向いたオープンフェイスの後ろを取る。
其処からは、オープンフェイスに近距離で食らい付き、オープンフェイスから距離を取られないように立ちまわり始める。
「クッ、蠅のように集りおって! これだから、品の無い独立傭兵は!!!」
「621!……やれ621! お前ならやれる!」
オープンフェイスの腕と肩2丁のレーザーガンを躱し、プラズマミサイルの波を掻き分け、621は着実に散弾を当てていく。
今の621の姿は俺が幼少期に見た強敵を打ち倒すヒーローロボットのパイロットのように思えた。
621がそのパイロットで出ない事など分かり切っていたが、俺はまるで幼少期にでも戻ったかの声色で621をただ只管に応援していた。
「このオープンフェイスがそのような攻撃で止まるとでも——クッ」
スネイルがもう一度ランスを振りかざすと、621は、それをすれ違うように斜めにQBを吹かし避ける。
そのまま振り返り、肩の2連グレネードキャノンを両肩分。合計4発のグレネードを発射する。
放たれたグレネードは直撃し大型2脚のオープンフェイスと雖も、ACSが処理限界を迎えて動きを止める。
爆風の中に621に物怖じせずに突撃し、黒煙の中にいるオープンフェイスに追撃の散弾をお見舞いする。
「クッ、独立傭兵なぞと言う、紛争があるから生きて行ける社会の害虫風情が目障りなんですよ!!!」
オープンフェイスは、その場から動かず、ランス以外の武装を一斉射する。
「わたし がいちゅうじゃない ウォルターのいぬ」
スネイルの通信に621はそう返すと、急上昇してオープンフェイスの武装を躱し、真上からリロードの済んだ両肩のグレネードを再度発射する。
「——そう、ウォルター。あのハンドラー・ウォルターの飼い犬でしたか……覚えていなさい。誰彼構わず噛みつく事が仕事だと思っていると後悔しますよ、この駄犬が」
そう通信を飛ばしながら、オープンフェイスが戦域から離脱していく。621が、ヴェスパー部隊のナンバー2を撤退させた。
その事実が未だに信じられずに放心してしまう。今まで、621の事を年甲斐もなく応援していたのと言うのに……
「敵ACの撤退を確認。輸送の準備も整った。独立傭兵レイヴン。協力に感謝する」
「独立傭兵レイヴン! 俺からも感謝を。俺も、正式にAC乗りに成ったら、あんたみたいな活躍をしてみたいぜ」
輸送ヘリのパイロットからの無線が入ると、テスターACを乗せた輸送ヘリが飛び立っていく。輸送ヘリが見えなくなるまで、621は輸送ヘリをカメラで捉え続ける。
「ウォルター にんむたっせい?」
「——あっああ。仕事は終わりだ621。今からヘリを送る」
621の呼びかけで、意識を取り戻すと、此方に戻り掛けていたヘリを621の元へ向かわせる。
「ウォルター ごめんなさい」
「謝るな、621。お前はよくやった」
俺の撤退指示を反故にした事を謝った621を褒める。しかしだ、621。
「自分を犬と呼称するのは止めろ、621。例え脳を焼かれていようとお前は人間だ」
俺は、621が自らを犬と呼称した事を咎めるのだった。
余りにもRTAパートの走者がキモイですね。小説パートの621と、どうしてこんな差が生じたのか分からないです。でも、一度生まれた物は中々死なないから……
敵ACの表記は名前の方が良いですかね?次回からはそうしよう。IFが多いと小説パートが多くなる。きつい。語彙力的な意味で…