青いチビの使い魔   作:だしィー

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相変わらずの更新ペースに涙。

気づくと1~2ヶ月が過ぎてる事に年取った感がwwww

まあそんな言い訳は置いといて原作の前半の色々吹っ飛ばして宝探しへと出発します


冒険ごっこ

キキSide

 

ジンから5000エキューを搾り取ってから数日が経った。

(ふところ)幸せ(お金)いっぱいになったので、次の休みの日になったら城下町に遊びに行こうと俺は思いながら民家の屋根から飛び降りる。

 

「…ブヒャ?」

 

そして、チャクラ刀で眼下にいるオークの首を一瞬で()ね、悲鳴一つ上げる事も無く命を取る

さて、俺がいきなり忍者っぽい事をしているかというと、その理由は数日前に話は戻る。

 

 

 

 

 

あの後の数日間、色々なイベントが発生した。

 

まずはルイズとリオンの喧嘩。内容はリオンとシエスタがイチャコラしていたのをルイズに目撃されて、と言うリオンにしては珍しくラブコメらしい展開を見せてきたのだが…。

それと同時に毒刀(どくとう)(めっき)意思()を移し終えたデルフが、本来の『意識の無くなった使い手を少しだけ操る』から『自身を手にした奴の意識と身体を乗っ取る』へと能力を昇華させた上に刀の毒にやられたのかそれともフラストレーションが溜まっていたのか、とにかく狂化して妖刀の様になって烏丸チトセの体を奪い辻斬り事件を起こした。

 

結果、目が虚ろのチトセが『斬ル斬ル斬ル斬ル』と永遠リピートしながら動くものを見境なしに斬り裂いて学院中を練り歩るくと言うB級ホラー全開の事件が発生し、それの対処のせいでリオン、ルイズ、シエスタによるラブコメは1時間としない内に有耶無耶のまま終わりを迎えてしまった。

ホント、余計なことしかしないなあの美少女(笑)は…。まあいいや。

 

で、基本使い魔の起こした騒ぎの責任は主が負うと言うのは当たり前こと。ってな訳で辻斬り事件の一番の被害者(早朝、寝ている所をズタズタに斬り裂かれた)で、そんで一番の功労者(学院の生徒を逃がすために囮になりズタズタに斬り裂かれた)であったジンは見事に停学をくらった。あまりにも不憫過ぎて超笑えてくる。

ちなみに、チトセはしばらくしたら自力でデルフから身体と意識を取り戻した上でズタズタになったジンを見て『ジンさん。なにやってるんです? そんなボロ雑巾みたいになって。新しい遊びですか?』と、可愛らしく首を傾げていた。閑話休題。

 

事件収束後、デルフはきちんと理性を取り戻し、尚且つ前の剣身(からだ)より幾分も軽くなった新しい刀身(からだ)のおかげでチトセに帯刀してもらえるようになり、一緒に行動するようになった。

まあそのせいでまた辻斬り行動に出るのではと、学院中の人間が密かに戦々恐々としてたりする。また話がズレた。

 

で、先の事件で停学になったジンはアル中モードに突入。そしてちょうどモンモランシーと喧嘩したと思われるギーシュと何故か意気投合。そのまま二人は宴会を始め、そこにチトセが混ざり、ギーシュを探しに来たモンモランシーが巻き込まれ、徘徊していたフレイムが運悪く4人に拉致られ、それを探していたキュルケが…と言う感じタバサ、シエスタ、ルイズとさらに3人も魔空間へと吸い込まれていった。

 

さすがに巻き込まれ方が酷すぎるので俺は魔境と化しているジンの部屋へと隠密に潜入&調査をおこなった結果、ギーシュとモンモランシーの持参した酒の中に変な秘薬入りの物が数本あった。常識人であるはずのキュルケやタバサ、シエスタが酒盛りから帰還しないのはそれらを飲んでしまっていて、尚且つ人様に見せられないような醜態を同時に晒してしまっていた。

 

でだ、その宴会中にチトセとキュルケが城下町に遊びに行ってた時に見つけたと言う宝の地図の話が盛り上がり、それじゃあちょっと探しに行ってみよう。と言うことになり今に至る。

もちろん実際に行く時になったらチトセ以外の宴会メンバーは『覚えてない』『ここ三日間の記憶があやふやなんだけど』『言ったような言わなかったような?』『送ってもらったお金がもう1/4になってる……』など色々いざこざはあったものの、最終的にまあ、暇だしいいか、で財宝探しの冒険ごっこが始まった。

 

ちなみに、メンバーはルイズ、リオン、キュルケ、タバサ、俺、ジン、チトセ、ギーシュ、モンモランシー、シエスタの11人。……多いなぁ。

 

ってなわけで、キュルケとチトセが手に入れた胡散臭い宝の地図を頼りに、山へ森へ廃村へ廃坑へと東奔西走(とんほうせいそう)……って程ではないけど、まああっちっこっちへと宝探しをし始めた。

そんで何件目かになる今回の地図。ちょっと人里から離れた小さな廃村の寺院に宝が~ってな感じでその廃村に来てみればオークが住み着いていたので、サクっと駆除しようってことになった。

 

そんで長い長い説明を終えてやっとこさ冒頭へ戻るのであった。

 

「あ、キキさん。お疲れ様です。こちらも終わりました」

 

と、刀を仕舞っている所に向かい側の家の脇から鍍を鞘に収めながらチトセが話しかけてきた。

 

「おう、そっちも怪我ないか?」

 

「へっ、あんな奴らごときにかすり傷一つ付けられるもんかよ。ケケケッ!」

 

と、チトセの腰に差してあるデルフがカタカタと笑いながら言い返してくる。この2人、デルフが鍍の中に有ったという大量の剣術知識と技能をチトセの体で行使していると言う形で戦闘を行っており、なんと純粋な剣術だけならリオンと同等となってしまっている。

 

「…終わった?」

 

「終わったけど少しは手伝ってくれてもよかったんじゃ?」

 

「必要ない」

 

廃屋の中で本を読みながら待機していたタバサが窓から顔を覗かせてそう呟いた。まあその通りなのだけれどもね。

 

「さて、ここら辺の怪物さんたちは倒しましたし寺院の方へ行きましょう」

 

「だな~。リオン達ももう終わってるだろうしな」

 

チトセに同意し、集合場所兼お宝が隠してあると言うこの村唯一の寺院へと俺たち3人は移動した。

 

 

 

 

 リオンSide

 

「で、そのガラクタが伝説の秘宝なのか?」

 

夜、寺院の中庭にて火を起こし夕食の調理をシエスタとキキと共にしながら僕は呆れ気味に呟いた。

 

「あははは…。今回は残念な結果になっちゃたわね」

 

「そうですね。中々上手くは行かないですね」

 

「今回“は”じゃなくて“も”でしょ! もうッ、今回で何件目よッ!」

 

キュルケとチトセは寺院内で見つけた秘宝(ガラクタ)。真鍮で出来たと思われる薄汚れ所々ひび割れたり欠けたりしてりる装飾品を見ながらケラケラと笑い、それにルイズが怒鳴ると言ういつもの光景に僕は内心ため息を吐いた。

 

「でもさキュルケ、実際どうなのよ。あっちこっち行ってるけどお宝なんて全然無いし。有ったとしてもこんなのばっか。まあ、私としては珍しい薬草とか希少な秘薬を採取出来てラッキーだったんだけどね」

 

「モンモランシーの言う通りだよ。君たちが買ったっていう地図は信用できるのかい?」

 

「知らないわよ。それに言ったはずよ。“中”には本物があるかもしれないって」

 

「そんな雑な! 猛獣や化け物が住処になってる廃墟や洞窟、果ては魔獣がいる森にも行って苦労してやっつけても手に入れたのがこんなのじゃ割に合わなすぎじゃないか!」

 

「苦労って…。ギーシュ、あんたそんなに役に立ってないじゃない。猛獣も化け物も魔獣も大体ダーリンやキキが倒してるじゃない。昼間だってダーリンがほとんど倒してあんた足引っ張ってただけじゃないの」

 

「そ、そんなことないッ。 あれは僕の作戦でね。その…別に助けてもらわなくてもッ!!」

 

「はいはい。じゃあ次からはギーシュ1人で戦ってもらおうかしらね」

 

「えッ!?」

 

ギーシュがキュルケに昼間の事を指摘されて狼狽(うろた)えながら言い返えすも、キュルケは意に介さず、逆に次はギーシュ1人に化け物(モンスター)と戦ってもらおうとからかっていた。

 

「みなさーん。お食事ができましたよ」

 

しばらくして夕飯が完成し、シエスタと僕で皆のところまで料理を運ぶ。

 

「こりゃあ美味そうだ! と思ったら本当に美味いじゃないか! 見たこと無い料理だけどなんて言う料理なんだい?」

 

「はい、ミソオデンと言います」

 

「へぇ。何か独特の風味ね。でも私好きかも」

 

と、ルイズが卵を頬張りながら絶賛する。しかしみそおでんか…この世界にも有ったんだな。僕はそう思いながら箸を進める。

 

「みそおでんか…。おかわりいいか?」

 

「みそおでんだな。食うの早いな」

 

ふと、隣でキキとジンが感慨深そうに呟いた。みそおでんに何か思い入れでもあるのだろうか?

 

「ねえ、明日はどうするの? そろそろ休みも終わるし行けても1~2ヶ所だけよ」

 

そして食事も終えて食器と調理器具を近くの井戸場にキキとジンの2人が洗いに行き、ルイズ達は次の宝探し場所を話し合い始めた。

 

「分かってるわよ。…うーん、そうねぇ。…じゃあ最後ていうなら秘蔵のこれよ!」

 

「あ、それ一番高かった奴ですね」

 

キュルケとチトセが大量の地図の中から比較的古ぼけた地図を取り出して広げた。

 

「『天空の虹翼』。なんでも空を竜以上の速さで自由自在に飛べるようになるマジックアイテムなんだって」

 

「えッ! それって…」

 

「あら、あなた知ってるの? 場所はタルブって村の近くにあるみたいだけど。タルブってどこら辺なのかわかる?」

 

「ここからですとラ・ローシェルを越えた向こう側に…広い草原があって、その…私の故郷なんです」

 

キュルケの質問にシエスタは少し困ったような表情で答えた。

翌日、僕たちはシエスタの案内でタルブの村へと移動していた。昨夜、シエスタに秘宝の説明をしてもらったが本人もその天空の虹翼に関して詳しくは解らないようだった。元は彼女の曽祖父の持ち物だったらしく、今は村の外れの寺院にて飾られているとか。

 

「おじいちゃんが子供の頃にはもう飛ぶと言うより浮く程度しか出来なくなっていて、お母さんが生まれた時にはもう動かなくなってしまったそうです」

 

「ええ~。それじゃあ意味ないじゃないか! キュルケ、どうするんだい!」

 

「別にいいじゃない。今までみたいに真鍮のガラクタや錆びた銅貨じゃなくてちゃんとした物みたいだし、見ていくぐらいして行きましょうよ」

 

ギーシュの不満の声にキュルケがいつものように適当に言い返す。確かにここまでの全ての地図がハズレで最後にやっと当たりを引いたんだ。動かなくなっていると言っても物はきちんと残っているのだし、拝見して行くぐらいはと思うのも当然だろう。

 

「シエスタ。そのひいおじいさんってどんな人なんだ?」

 

「え? そうですね。私が生まれる前に亡くなってしまったので母から聞いた話になってしまうのですが…」

 

とジンの質問にシエスタはその曽祖父の事を話し始めた。

 

「ひいおじいちゃんはある日ふらっと現れたそうで、最初村に現れた時は珍しくも上等な衣服とマントを(まと)っていたので貴族方が来たって大騒ぎになったそうなんです。

でも実際は貴族様ではなくて東の地から来た国の研究者様なんだそうです。それでですね、村に来たひいおじいちゃんは壊れてしまった天空の虹翼を直す場所を貸してくれる代わりに村の仕事の手伝いをすると言う約束で住むことになったそうです。

 

村でひいおじいちゃんは色々と有名でして。当時ちょうど不作続きで食べ物も少なくなって大変だったらしいんですが、ひいおじいちゃんが作った肥料や新しい農作の仕方で豊作にしてくれた事や新しい作物や食材、調味料に料理の作り方を教えてくれたり。他にも収穫に役立つ道具や作物を効率良く加工するための小屋を作ったりと、村を豊かにしてくれたとおじいちゃん達なんかはいつも話してたりします。

 

あとは……よく旅なんかをしていたらしいですよ。たぶん天空の虹翼を直すための物を探しに行ってたんじゃないかと私は聞いています。でも結局は直すこと叶わずタルブに住まうことに決めたようです。

私の聞いた…というよりも村の人達なら体大知ってることなんですがこんなところです」

 

シエスタはそう締めくくった。僕はシエスタの話を聞いて感心をした。普通国お抱えの研究者であればそれなりの地位を持っていたりして、全員が全員とは言わないが平民に対して横柄な態度を取りそうなものだが、シエスタの曽祖父とやらは人ができた人物だったようだ。

とシエスタの話がちょうど終わった頃、森の木々が開け始め前方に森の終わりが見えた。

 

「ようこそ皆さん。ここがタルブの村です」

 

森を抜けるとそこは広い草原と家々があり、遠くを見ると田畑が広がる場所、果樹園らしき木々が集まっている所、そして話に聞いた収穫物を加工するための小屋が密集している場所と思っていた以上に大きな村があった。

 

 

 

 

 

 

~おまけチャット~

 

『値段』

 

ジン「なあ、この地図っていくらぐらいしたんだ?」

 

キュルケ「え? そうね殆どが1枚50ドエニから100スゥ程度よ」

 

ジン「ふーん。そうなんだ」

 

キュルケ「でもチトセが買ってきたのはすっごく高かったわね」

 

ジン「!?」

 

チトセ「別にそんなこと無いと思いますよ? たしか金貨数十枚ぐらいでしたし?」

 

ジン「ちょっとまて! 十分高いから!」

 

チトセ「え? でもジンさんの財布の中身見せて値段聞いたらそのぐらいが相場だってお店の人が」

 

ジン「ぼったくられてるじゃねーかッ!!ってかなんで俺の財布使ってるんだよ!!」

 

チトセ「だってぇ、こんな無駄なものに私のお金使いたくないですし」

 

ジン「…………orz」

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず試しでチャットを作ってみた。

これから本編末に1~2個乗せられればいいなぁと思ってる。

まあ内容が思いつかずこれが最初で最後かもしれないけどwwww
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