評価が赤に戻った!!!!うれしいね!!!!!
感想も遠慮なく送ってくださいな。
それにしても無下限呪術の戦闘考えるの難しすぎでは.......?
取り調べ室に現れた少女、聖園ミカ。
見下すような視線を向ける彼女に対して五条も挑発的な笑みを浮かべる。夏油は目を少しだけ細めてミカを視界に収めた。
「あなたたちはひょっとしてお馬鹿さんなのかな?トリニティとゲヘナの仲なんて知らないわけないよね?なのにわざわざ自治区まで来ちゃうなんて、自殺願望でもあるのかな?」
隠す気もなく悪意のある言葉をつらつら述べるミカ。それに対する五条と夏油は余裕綽々であり、なんなら煽りを加速させる。
「ハン、バカはお前だろ?喧嘩売る相手くらい選んだ方がいいぜ?」
「もちろん、ゲヘナとトリニティの仲については知っているとも。だが、君に私たちが何も考えずにやってきたただの愚者に見えているというのなら...............その目を疑うね。不愉快な言動をしてそれを諌めただけで逆上して私たちに襲いかかってきて伸された猿擬きと同じだ」
「なぜ危険をものともせずトリニティにやってきたのか............その答えは単純明快だ。
私たちが『最強』だからさ。
どんな人々が難癖をつけて襲ってこようが、全員容易く返り討ちにできるのだから恐れる理由などないよ」
自信を持って断言する夏油。足を組んで座る五条は笑みを浮かべながら夏油を見て右拳を差し出す。
夏油もそれに反応して左拳を付き合わせる。
「ふーん。仲がいいのは結構だけど、そんな大層な自信持てるほどあなたたちは偉いのかな?」
その光景を見て顔に青筋を浮かべるミカ。この生意気なガキどもをどのように罰しようか考えているかもしれない。
「だったら試してみるか?断言するぜ。
いくら神秘を持ってようが、アンタは俺たちに傷一つ付けられないってね」
ミカに広い場所へ案内するよう言われたハスミ。溜息をつきながらトリニティ総合学園の運動場へと案内を始めた。
*****
トリニティ総合学園・運動場。
そのド真ん中に二人の生徒が相対していた。
一人は聖園ミカ。
トリニティ生のほとんどがその名を知る、次期ティーパーティートップメンバー。
もう一人は五条悟。
ゲヘナの分校からノコノコとトリニティへやってきた、ヘイロー無し男子という異端児。
ちなみに、『二人がかりは可哀想だし、どっちか一人が相手してやる。選べよ』と五条が煽ったので、指名された五条一人で戦うこととなる。
「どこからでもかかってこいよお嬢サマ」
「どこまでもナメてるね.........いいよ、潰してあげる☆」
夏油が設定した勝利条件。五条は『聖園ミカを戦闘不能にすること』、ミカは『五条悟に一撃でも攻撃を当てること』。バカにしているのかとミカは憤慨したが、このくらいのハンデでもつけなければ君は絶対に悟には勝てないよとシンプルに煽られこのルールとなった。
そして勝手に観戦している観衆たちも舐め腐った二人の態度を嫌い、ミカを応援している。
そして、ミカが駆け出し、愛銃『Quis ut Deus』をポケットに手を突っ込み全く動かない五条に突きつけ容赦なく乱射する。本来ならこれで試合は終わりどころか五条は即死だろう。何せヘイローがないのだから銃弾を受けて無事なはずがない。
だが、強力な神秘のこもった銃弾は全てが五条の目の前で止まった。
「.........は?」
困惑し空中で静止したミカ。だがすぐに混乱から脱して距離をとる。
「防がれた.......?いやでも電磁フィールドはなかったはず........」
思案するミカに五条は余裕で話しかける。
「んなもんじゃねーよ。お前でもわかるように噛み砕いて言えば、『俺に近づけば近づくほど減速』してんの。わかるか?」
それが意味するところ.............すなわち、『銃弾どころかどんな物理攻撃も当たらない』ということ。これ以上ないチート性能である。ヘイローがないのに余裕ぶれるのも納得の力だ。
「ま、これ使うとお前はぜってーに勝てないからな、解いてやるよ。かかってきな」
ミカはその言葉を聞くや否や横へと円を描くように駆け出し五条に銃弾を浴びせる。硝煙に巻かれて姿が見えなくなると───────
「後ろだバーカ」
瞬間移動のごとく突如背後に現れた五条にミカは防御も出来ずに一撃を喰らう。
肩甲骨の間への拳の一撃。
それは人間が........いや、どれだけ強靭なキヴォトス人であっても決して放てないであろう破壊力だった。鈍器や銃火器と比較してもまだ足りない、戦車砲と言っても遜色ないレベルの拳。ミカは息が詰まり咳き込むが、すぐに立て直す。
「ふぅ〜...........。ほんと何なのあなた。訳わかんない」
「言っただろ?『最強』だ。ま、今のを耐えてまだ戦えるのはちょっとくらい評価するぜ。割とマジで殴ったからな」
どこまでも上から目線な五条に一撃与えるため、ミカは切り札をひとつ切る。
───《星の呼び声》
「.....あ゛?隕石か?こんなもんも呼べるんだな」
興味深そうに隕石を眺める五条。そして宙に瞬間移動し一気に隕石の真上にやってくる。
「1回自分の技でも食らってみたらどうだ?
..........術式反転《赫》」
そして隕石の目の前に『無限の発散』を作り出す。
その圧倒的な暴風に押されて隕石は進路を変えてミカの方へと向かう。
ミカは咄嗟の判断で左に飛び退き回避したが、もし喰らえば切り札のひとつなだけあって自分で食らってもかなりの痛手となっていただろう。
対する五条は未だ宙に浮遊し傷ついたミカを無傷で見下ろしている。
「いいねいいね、ちょっとやる気出しちゃおっか」
言うや否や五条は目にも止まらぬスピードで急接近。数秒の間にミカを軽めに数十発ぶん殴る。そしてバク宙して後ろに下がると構えをとる。
「今度はお前自身をふっとばすぜ。覚悟しな」
再びの《赫》が、ミカの足元で炸裂する。
その衝撃波によってミカは上空に打ち上げられ、そこに五条が瞬間移動で現れる。
「よっ、と」
ミカの鳩尾に流れるような踵落としを食らわせ、特急列車並の速度で地面に叩きつける。撃墜されたミカのあたりから運動場の砂が舞い上がる。
観戦していた生徒たちは言葉を発することが出来ない。なぜなら、学園、ひいてはキヴォトスでも上位の実力を持つ聖園ミカが完膚なきまでに圧倒されているのだ。しかも対する五条は余裕も余裕。はっきり言って全く『勝負』になっていない。『蹂躙』である。
しばらく様子を見ていたが立ち上がらないミカ。五条は興味を無くして審判のハスミに声を掛ける────────
「............まだ、試合は終わって.....ないよ」
その直前、フラフラしつつも立ち上がりるミカの姿があった。彼女は満身創痍ながらも闘志を宿した眼で五条を射貫く。
「....!!へぇ、やるじゃねぇか。いいぜ。そう来なくちゃな」
それを見た五条は嬉しそうに笑い、再びミカに向き直った。
黄金の瞳が爛々と輝き、憎悪も、侮蔑も、何もかも忘れてただ目の前の
ミカの全身全霊の必殺の一撃が撃ち込まれる。
強烈すぎる神秘を纏う弾丸を回避すると、五条を中心として
「ハハッ!!!驚いたぜ。これ程の攻撃ができるとはな!!
だが......................俺は、俺たちは『最強』だからな。防いで終わりにさせてもらうぜ
こいつを引き出したのはお前が初めてだ、誇れよ」
五条は襲い来る猛攻に備えて構えをとる。もちろん無下限は展開していない。どう防ぐというのか。
最後の一撃が炸裂する直前。その攻撃は
誰もが状況を理解出来ない。ただ1人、夏油だけが納得した。
「そうか..........あれが」
「大っ正解。《御三家秘伝【落下の情】》だ」
落下の情。
五条・禪院・加茂の呪術御三家に伝わる対領域の秘技。
相手からの呪力攻撃に反応して自動で呪力を放出し身を守るというもの。
今回は領域ではなく『無下限なしでの防護』に使用した。
ミカの扱うのは呪力ではなく神秘なので普通は反応しないが、当然この世界仕様に改造したため無問題である。
五条の呪力量は一人が持つにしては多すぎる程ある上、六眼まであるのでどれだけ強力な攻撃が来ようとも身を守ることが出来る。
「動機は最悪だったが楽しかったぜ。また遊べよ」
五条はミカの元に瞬時にやってきてそう言い、頭にコツンと指をつついて気絶させて試合は終わった。
*****
後日。
「本当に申し訳ありません.................ミカさん!!ほら!!」
「.............ちぇー、はいはいごめんなさいー」
二人は改めてティーパーティーの元に呼び出され、公式に謝罪されることとなった。
だがどうやら今の首長たちは出払っているらしく、代わりに次期首長達が謝罪にきた。
当事者、パテル分派代表、聖園ミカ。
フィリウス分派代表、桐藤ナギサ。
サンクトゥス分派代表、百合園セイア。
「俺はそれなりに楽しませて貰ったしいいぜ。まぁ、傑次第だ」
「私としても特に何も無いかな。ただ..............難しいとは思うが
その謝罪を割と偉そうに受けるのは..............
【無下限呪術師】【最強の片割】五条悟。
【呪霊操術師】【最強の片割】夏油傑。
最強の二人である。
夏油も強い人と戦えるのは楽しいと思う節があるが、それでも自ら望まない争いに巻き込まれるのは気に入らない。なのでトリニティ、ひいてはミカに改善を促した。
「そうは言っても嫌いなんだし仕方ないじゃん。好きになるなんて無理だよ」
とぶーぶー文句を垂れるミカに反論したのは、これまで黙って話を聞いていた狐耳少女、セイアだった。
「ミカ、何も好きになれとは彼らも言っていないだろう。なまじ力を持っているのだから、君の考え無しなその行動で大勢の人々を危機に晒すことになりうることを自覚した方がいい、と彼は言っているんだ」
「あはは☆セイアちゃんの言う言葉って難しいからわかんないや☆」
「ミカさんッ!!!!!!!」
まだ開き直るミカに痺れを切らしたナギサが、ミカの口にカットされていないロールケーキを丸ごと1本ぶち込んだ。
ミカは手をジタバタさせながらもご、もご、と何かを言おうとしているが何を言いたいのかわからない。
「はぁ........。すみません、ミカさんはあんな感じでして.........」
「..........。まぁ、誰かれ構わずゲヘナと言うだけで悪辣な言葉を使ったり暴力に訴えようとしないならそれでいいさ」
夏油はそう絞り出したが、ミカよりもその口にロールケーキを丸ごと突っ込んだナギサにビビっていた。
五条も同様である。ミカの口にロールケーキが突っ込まれた時は笑っていたが、下手なことをすると自分もロールケーキ窒息刑に遭わされるのではと思ってしまいちょっと落ち着いた。口に無下限を展開する準備は出来てる。
「...........こほん。
それにしても君達は不思議な存在だ。神秘も無く、ヘイローも無いと言うのに強大余りある力を行使する。
さらに言えば、私の『予知夢』でも正確に未来を観測出来ない。
ひとつ言えるのは、『君達はいつも行動を共にしている』ということだけだ」
紅茶を一口飲み、微妙な空気を咳払いで無理やり変えたセイアが言う。
その言葉を聞いた五条は心底からの笑顔で言い放った。
「そうか......そうかそうか。ま、当然だ。なんせ俺たちは『大親友』だからな」
チラ、と夏油を見やる五条。
それに夏油も爽やかな笑みで応える。
「そうさ。そこんじょそこらの人々の友好関係と同じにされては困るね」
五条悟
聖園ミカと対戦。
舐め腐った条件だったが傷一つなく圧倒勝利。さすがは最強。
この世界で初めてレベルでアガった戦闘にかなり満足している。
ニュートラル無下限使ったら鼻クソほじってても負けないので解除して戦った。でも一撃も喰らわない。
ミカよりもナギサの方がヤバいやつかもと思い始めている。
セイアの予知夢能力を聞いた時は『そんなやつもいるんだなぁ〜、未来視の術式持ちって居たっけ』などと考えていた。
夏油傑
嫌な記憶を刺激されたくないので釘を刺したつもりだがミカには効果がいまひとつのようだ。
親友の元から離反とか思考にないので、セイアの未来視でも『行動を共にしている』と言われてそりゃあそうだと満足。
聖園ミカ
五条に喧嘩売ったゴリ..........お姫様。
トリニティ内だとツルギに並ぶ実力者のはずなのに舐めプで完膚なきまでにボコされた。
五条は好きじゃないけど認めてる、夏油はよく分からないと思ってる。
桐藤ナギサ
あはは........されていないので元気。
この頃既にヒフミ教に入信してるかは謎。
五条&夏油の中ではティーパーティーメンバーで一番危険視されているロールケーキ魔。
百合園セイア
予知夢ロリ狐耳少女onシマエナガ。
例え破滅の予知夢を視ても、彼らが現れるとなぜか安心出来る。
本能的に二人の最強性を悟っているのかも。
羽川ハスミ
なんですこの化け物。
観衆のトリニティモブ
トリカスもそうじゃない人もきっといる。
五条のクソガキムーブにイライラしたが、比類なき実力を兼ね備えていたと知って卒倒した人もおそらくいる。
トリニティ編はこんな感じでどうでしょう。
個人的には最強VSミカがやりたかったので満足。でも最初は夏油と戦う予定でした。流れ的に五条の方が自然だったのでチェンジ。
今後の予定ですが、ゲヘナ・ミレニアムの残り三大校の話が終わったら原作開始のつもりです!!
先生が見たい方、もう少しお待ちください。
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