ライダーたちはジャマトゲイザーを倒し、世界を救うことができるのか……?
それでは、どうぞご覧ください。
side:アクア
『さぁ……かかってこい』
その言葉を聞いて、俺たちは一斉に駆け出していく。
「「ハァ!」」
「「やぁ!」」
俺たちはそれぞれの武器で、同時に攻撃を仕掛けていったが……
『ハァ!』
「「ぐっ!?」」
「「うわっ!?」」
そのまま躱され、体制が崩れた隙に攻撃を食らってしまう。それでも、俺たちは怯むことなく……
「フッ!ハァ!」
「オラァ!」
『ハァ!』
「「はぁ!」」
『フンッ!』
続けて攻撃を加えようとしていく。必ず、勝てると信じて……だが、
「ROUND1」
「POISON CHARGE」
「TACTICAL SLASH」
「TACTICAL BREAK」
「「ハァ!!」」
「「ROCK FIRE」」
「「TACTICAL FIRE」」
「「はぁ!!」」
俺たちの攻撃は、四つのドローンに受け止められており……
『いい加減に……』
「DELETE」
『くたばれ!!』
「「ぐあっ!?」」
「「うわぁ!?」」
そのまま、回し蹴りで俺たち四人を吹き飛ばしてしまったのだ……。
「ぐっ……!」
「うっ……!」
「このっ……!」
「はぁ……はぁ……!」
吹き飛ばされた俺たちは、地面に倒れこんでしまった。
『創世の神を封じた今、お前たちなど恐るるに足らん』
そして、ジャマトゲイザーは……
『さぁ、同胞たちよ……反撃の時だ!』
何処かにいる他のジャマトたちに、そう呼び掛けるのだった……。
side:ウィン
『『『『ジャー!』』』』
「っ!やっぱり来たか……!」
アクアの読みは当たっていたらしく、一斉にジャマトたちが現れて一般人たちに襲い掛かった。ライダーたちを二手に分けたのは、アクアの提案だった……
『え?二手に分けるって?』
『あぁ……奴の他にも、ジャマトが潜んでいないとも限らないだろう?』
『なるほどな……その方がいいかもしれない』
『……その予想が当たっていないといいけど』
「はぁ……できれば、当たってほしくはなかったけど」
「でも、やるしかないぜ?」
「うん、そうだね」
「誰であろうと……ぶっ潰すだけだ」
そして、四人でジャマトたちの前に立ちはだかり……
「SET」
「SET」
「SET」
「SET」
「「「「変身!」」」」
「MONSTER」
「GRAB CRUSH OUT ZOMBIE」
「MAGNUM」
「BOOST」
「「「「READY FIGHT」」」」
バックルをセットして変身したのだ。そして、ポーンジャマトたちが向かってきたが……
『『『『ジャー!』』』』
「「「「ハァ!!」」」」
『『『『ジャー!?』』』』
それぞれの装備や武器で、ジャマトたちを吹き飛ばし、その集団へと駆け出していく。
「フッ!ハァ!」
『『ジャ!?』』
「やぁ!はぁ!」
『『ジャー!?』』
ウィンと凛は、モンスターとブーストの装備で……
「MAGNUM」
「POISON CHARGE」
「MAGNUM TACTICAL BLAST」
「TACTICAL BREAK」
「フッ!」
「オラァ!」
奏斗と道長は、それぞれの武器でジャマトたちを倒していく………すると……
『ジャ!』
「うおっ!?」
「うわっ!?」
『ジャジャ!』
「「ぐっ!?」」
それぞれに、ピジョップジャマトとルークジャマトが襲い掛かってきたのだ。
「!……新手か」
「やるしかないよ!」
「だな……!」
凛がそう言って、ピジョップジャマトへと駆け出すとそれに続いてウィンもその後を追っていく。
「中ボスってところか……」
「こんなやつ、どうってことはない……!」
「!たく………ハァ!」
道長がルークジャマトに突っ込んでいくと、奏斗もそれに続いていった………が、
『ジャ!』
「「ぐっ!?」」
『ジャー!』
「「ぐあっ!?」」
二体のジャマトは前に戦っていた個体よりも強くなっていて、全員が大きなダメージを受けてしまった……。
「こいつら……!」
「また……強くなってる……!」
その攻撃によって、四人はそのまま倒れてしまうのだった……。
side:アクア
「っ!こいつ……!」
「何を……したの……!」
『残っている同胞たちに、合図を送ったのだよ……人間たちを襲うようにな』
ジャマトゲイザーは、俺たちを見下すようにしてそう言った。
『お前たちも諦めたらどうだ?』
「なに……?」
『その方が楽になれるぞ?』
諦める……?楽になれる……?
そんなの……
「……お断りだ」
『……何っ?』
俺がそう言うのに続いて……
「そうだよ……諦めるなんて選択肢、私たちにはない!」
ルビーも立ち上がって、そう言い放った。
「そう……だよね!」
「あまり……俺たちを舐めるなよ……!」
母さんと透さんも、ジャマトゲイザーを真っ直ぐと見据えて立ち上がるのだった……。
side:道長
「お前らなんざに……やられてたまるかよ……!」
道長は、倒れている身体を起こして立ち上がり、ジャマトたちの前へと出た。その姿を見て……
「っ……だよな……!」
「うん……まだ、負けてない……!」
「負けっぱなしは……嫌だからな……!」
道長に続いて、他の三人も次々と立ち上がった。
『『ジャ……』』
ルークジャマトとピジョップジャマトは、そんな姿を見て思わず後ずさるのだった……。
side:あかね
「っ!皆さん……!」
ジャマトゲイザーと前よりも強くなったジャマトたちの攻撃によって、みんなが倒れてしまった。ギリギリ変身は解除されていないみたいだけど……。
私たちは、その様子をサロンで見守っていた。
『お前たちも諦めたらどうだ?』
みんなを見て、ジャマトゲイザーはそんなことを言った………けど、
『……お断りだ』
アクア君がそう言い放つと、みんなもそれに応えるように次々と立ち上がったのだ。まだ、誰も諦めてはいない………もちろん、私も……!
「っ……」
その様子を見ている私の手には、思わず力が入るのだった……。
side:ルビー
『っ………何故だ!?何故そうまでして立ち上がる!!』
そんな私たちを見て、ジャマトゲイザーはそう叫ぶが……
「何故って……そんなことも分からないの?」
ママが挑発するようにそう言い……
「諦めない限り……世界は変えられるんだよ?」
私も続いてそう言うのだった。すると……
『そんなことで俺に勝てるとでも?この世界は、我々の世界―――っ!?』
突然、ジャマトゲイザーのヴィジョンドライバーに電撃が走り始め、動きが封じられたのだ………これは……?
『ぐっ……な、なんだこれは……!?』
「えっ?」
「な、何が……?」
そんな出来事に、私たちも驚いていると……
『流石……この世界を救う仮面ライダーたちだね』
『!?』
辺りにハクアの声が響いたのだ………まさか、ハクアが抵抗して……!
『っ!?お前……何故抵抗できる!?』
『まだ、諦めていないからだよ?それに………
みんな、願いは同じだ……!』
『何っ?』
『みんながこの世界を救うのを諦めないように、僕だって……
この世界を守ることを、諦めることなんてしない……!』
ハクアも、やっぱり私たちと同じ気持ちで……!
『だから……こんなもの……!』
『っ!こ、これは……!?』
ハクアがそう言うと、どんどんジャマトゲイザーに流れる電撃が強くなっていき……
『ぐああああああああ!?』
空間が割れ、そこからハクアが飛び出してきたのだ……。
「ぐっ……!」
「「「ハクア!」」」
「!………みんな……」
「取り敢えず、無事みたいだな」
「まぁ……ね」
「もう……心配したんだからね?」
「よ、良かったぁ……!」
「正直、一時はどうなるかと思ったぞ……」
私たちがハクアの無事を喜んでいると……
『ぐっ……やってくれたな……!』
ジャマトゲイザーがダメージを受けながらも立ち上がった。その様子を見て、ハクアは私たちの前に立ち……
「ここでお前を倒して……
みんなと、この世界を護る……!」
「X BOOST」
「SET IGNITE」
「……変身!」
「REVOLVE ON」
「DAYBREAK BOOST」
「FALSE X」
「READY FIGHT」
バックルをセットして、フォルスXへと変身したのだ。そして、武器を構えながら……
「さぁ…ここからが………
ハイライトだ!」
そう言うのだった……。
side:ハクア
『っ……行くのだ!』
『『『『ジャー!』』』』
ジャマトゲイザーの合図とともに、ジャマトたちが一斉に僕のところに向かってくるが……
「フッ!ハァ!」
『『ジャ!?』』
それをフォルスクロスバスターで撃ち抜いていき、近くにきたジャマトには……
「BLADE」
「ハァ!」
『『『ジャー!?』』』
近接攻撃を食らわせて、一気に数を減らしていく。すると……
『ハァ!』
「っ!」
ジャマトゲイザーが直接、僕へと攻撃を仕掛けてきたのだ。
『ハァ!オラァ!』
「フッ!」
『何っ!?』
「ハァ!」
『ぐあっ!?』
その攻撃を受け止め、そのまま反撃を加えてジャマトゲイザーを吹き飛ばしていく。
『ぐっ……ならば………ハァ!!』
ジャマトゲイザーは、パラサイトゲームのように小さいジャマトを大量にばらまいたのだ………このままじゃ……!
「これは……!?」
「あの時と同じ……!」
『その通り……!これが世界中に広がれば、人間どもはジャマトへと変貌する………お前たちにはもう、為す術はない……!』
ジャマトゲイザーは、勝ちを確信したようにそう言った。
「一体、どうしたら……」
すると……
『♪』
「えっ?」
突然、兄さんのスパイダーフォンに着信がきたのだ。そして、兄さんがそれに出てみると……
「えっと……もしもし?」
『!シリウスか?そこにハクアはいる?』
「その声……ジーンか!?」
その相手はジーンだったのだ。
「ハクア、ジーンから……」
「っ!分かった」
僕は兄さんのスパイダーフォンを受け取り……
『ハクア?ハクアかい?』
「うん、そうだよ」
『!……無事みたいで良かったよ』
「そう簡単には倒されないよ………それで、どうかしたの?」
『あぁ、仮面ライダーたちに俺たちオーディエンスからのプレゼントだ。これを受け取ってほしい』
「プレゼント……?」
僕がそんな反応をすると……
「「「「っ!?」」」」
僕以外の四人の前に、アイテムボックスが送られてきたのだ。みんなは早速、それを開けた。
「これって……!」
お母さんにはフィーバースロットバックルが、
「あっ!」
「なるほどな……」
姉さんと透さんの二人にはブーストバックルが、
「っ!これは……!」
兄さんには、ブーストVer.Ⅱバックルが送られてきたのだ。
「!……ありがとう、ジーン」
『このくらい当然さ?ハクア、みんな……世界を頼んだよ!』
「うん、もちろんだよ」
そう言って、僕はジーンとの通話を終えた。
「お母さん」
「うん、みんなのところには私が」
「!……ありがとう」
お母さんは僕の言葉に頷いて、ジャマトたちがいるであろう、みんなのところに向かって行ったのだ。
そして、兄さんたちはプレゼントされたバックルを構え……
「さて……行くか……!」
「うん!」
「あぁ!」
「「「SET」」」
姉さんと透さんはドライバーの左側に、兄さんは右側にバックルをセットし、
「「DUAL ON」」
「BEAT AND BOOST」
「ZOMBIE AND BOOST」
「BOOST Ver.Ⅱ」
「「「READY FIGHT」」」
ブーストバックルを使った二人は、それぞれビートブーストフォームとゾンビブーストフォームへ、兄さんは仮面ライダーシリウスブーストフォームVer.Ⅱへと変身したのだ。
「へぇ……これが……!」
兄さんはブーストフォームVer.Ⅱの感覚を確かめていた。そんな兄さんに……
「副作用とか……大丈夫?」
そう言ったのだが……
「あぁ、今のところはな」
「ならいいけど……」
そして……
「それじゃあ……行くよ!」
「「あぁ!」」
「うん!」
僕たちは、みんながジャマト化してしまうのを止めるために、四方に散っていくのだった……。
side:アイ
私はハクアたちと離れ、ウィン君たちのところへと向かっていた。そこでは……
「ハァ!」
「オラァ!」
『『ジャー!?』』
「やぁ!」
「ハァ!」
『『ジャジャ!?』』
大量のジャマトたちと戦っているみんなの姿があったのだ………なら、これで一気に……!
「REVOLVE ON」
「SET FEVER」
私はさっき貰った金色のバックルを右側にセットして、レバーを倒した。そして……
「BEAT」
「よし!」
「HIT FEVER BEAT」
スロットでビートが当たって、上下にビートが装備されたのだ。私は、その手に二つのビートアックスを握り……
「「ROCK FIRE」」
「はぁぁぁーー……!」
「「TACTICAL FIRE」」
「はぁ!!」
『『『『ジャー!?』』』』
そのまま一気に振り下ろして炎を飛ばし、沢山のジャマトたちを一気に倒したのだ。
「みんな!」
「「「「っ!?」」」」
「『ここからが、ハイライトだ!』ってさ!」
私がハクアの言葉を借りてそう言うと、みんな察したのか……
「そうか……なら……!」
「うん……!」
「ようやくお目覚めか……!」
「やっとか……!」
それぞれの武器などを構えて立ち上がった。そして……
『『ジャー!』』
「「「ハァァァーー!!」」」
「「はぁぁぁーー!!」」
私も加勢して、強い個体のジャマトに向かっていくのだった……。
side:道長
「「ハァ!」」
「オラァ!」
道長たちは、ルークジャマトを三人で撃破しようと攻撃を仕掛けていた。
「ハァ!オラァ!」
『ジャジャ!?』
ウィンがモンスターのグローブで、連続してパンチを食らわせ……
「BULLET CHARGE」
「ハァ!」
『ジャ!?』
「POISON CHARGE」
「TACTICAL BREAK」
「オラァ!」
『ジャー!?』
奏斗と道長が、それぞれの武器でさらにダメージを与えていったのだ。
『ジャ……!』
ルークジャマトは三人の攻撃により吹き飛ばされ、地面に倒れてしまう。そして……
「終わりだ……!」
「ZOMBIE STRIKE」
「フッ!」
道長がゾンビの手をいくつも出し、ルークジャマトを拘束したのだ。
「MAGNUM TACTICAL BLAST」
「ハァ!」
そこに、奏斗がマグナムシューターで銃撃を食らわせていき……
「MONSTER STRIKE」
「フッ!ハァ!オラァ!」
最後に、ウィンが連続で攻撃を叩き込み……
『ジャー!?』
ルークジャマトを撃破したのだった……。
side:アイ
「はぁ!」
「やぁ!」
『ジャジャ!?』
私は凛ちゃんと一緒に、ピジョップジャマトと戦っていた。
「凛ちゃん!」
「はい!」
私たちはさらに攻撃しようとして、ジャマトへと近づいていったけど……
『ジャ……ジャー!』
「「っ!」」
赤い胞子のようなものを飛ばしてきて……
『ジャ!』
「「うわぁ!?」」
それを爆発させてきたのだ。そのせいで、私たちは吹き飛ばされてしまう……が、
「「FUNK BLIZZARD」」
「「TACTICAL BLIZZARD」」
『ジャジャ!?』
私はすぐさまビートアックスを地面に突き立てて、地面からジャマトの全身を凍らせた。そして……
「今!」
「BOOST TIME」
凛ちゃんはブーストバックルのハンドルを捻り、私はバックルのレバーを倒し……
「GOLDEN FEVER VICTORY」
「はぁ!!」
『ジャ!?』
ビートアックスをギターを演奏するように操作した。それで音波のようなものを飛ばして、ジャマトを上へと打ち上げた。
「ふっ!」
それを見て、凛ちゃんは上へと飛び上がり……
「BOOST GRAND STRIKE」
「はぁぁぁーー!!」
加速したパンチで、ジャマトを下へと吹き飛ばしたのだ。
『ジャ……ジャー!?』
大ダメージを受けたピジョップジャマトは、そのまま爆発して撃破されたのだった……。
side:ハクア
「フッ!ハァ!」
「ヤァ!ハァ!」
四方に散った僕たちは、ブーストの速さを活かして、小さい無数のジャマトたちを片っ端から倒していた。姉さんと透さんは、それぞれの武器を振るい……
「ROCK FIRE」
「POISON CHARGE」
「TACTICAL FIRE」
「TACTICAL BREAK」
「「ハァ!」」
ジャマトたちを次々と倒していく。
「フッ!ハァ!」
兄さんも、初めて使うブーストVer.Ⅱを使いこなして、ジャマトたちを倒していった。
すると、僕を含めたみんながブーストの形態をしているおかげか、どんどんと小さいジャマトたちが減っていき……
「これで……!」
「BOOST CHARGE」
「BOOST STRIKE」
「BOOST TACTICAL VICTORY」
「「ハァ!!」」
散らばった全てのジャマトたちを、人々に寄生してしまう前に倒しきることができたのだった……。
デザイアグランプリルール
願いが一つになった時、
創世の神の力は増幅する。
読んでくださりありがとうございます。
今回、見事ハクアが封印を解いて復活することが出来ました。そして、シリウスもVer.Ⅱへと変身しましたね………そして、次回……。
良ければ、感想や評価、あれば「ここすき」への投票のもよろしくお願いします。
それでは、次回もよろしくお願いします。