女神の子   作:アキ1113

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 今回も前回の続きから書いていこうと思います。

 三人のハクアが捕まってしまい、メラがとあるバックルを手に入れてしまいましたが果たして……。

 それでは、どうぞご覧ください。


侵略Ⅲ:神殺しの狐

 side:あかね

 

 「……」

 

 「ハクア君……」

 

 私はベッドで眠っているハクア君の頭を撫でながら、そう呟いていた………戦えないあの状況で大分無茶をしたのか、サロンに着いた途端に倒れて気を失ってしまったのだ……。

 

 「お義姉ちゃん!」

 

 「ハクアは?」

 

 「今は大丈夫………少ししたら目が覚めると思う」

 

 「良かった……」

 

 アクア君たちにそう訊かれ、私はハクア君が取り敢えずは無事であることを伝えた。

 

 「それで……あのハクアの能力は何なんだ?」

 

 「うーん……力でも、知恵でも、運でもないのって、何だろう……?」

 

 アクア君とルビーちゃんは、そう言って考えたが……

 

 「今のハクアは、宛てにならなそうだな……」

 

 「……最初から宛てになんかしていない。世界樹を潰せば全て済む話だ」

 

 『……』

 

 「道長……」

 

 道長さんが、急にそんなことを言い出した。

 

 「……俺たちでやる……行くぞ」

 

 「っ………あぁ」

 

 そして、透さんと一緒に行こうとしていたが……

 

 「待ってよ!まだ敵が何考えてるのかも分からないんだよ?」

 

 ルビーちゃんがそう言って引き止めた。けど……

 

 「フォルスが居なきゃ……この世界は守れないとでも言いたいのか?」

 

 「っ……それは………」

 

 「自分たちだけで、勝てるとでも思ってるの?」

 

 それに対して、凛さんも止めようとするが……

 

 「俺たちには……力がある」

 

 「力だけじゃ勝てなかったハクアを……私たちよりも見てきたんじゃないの?」

 

 「………それを言うなら、何か策でもあるのか?知恵だけでも、フォルスは負けていただろう?」

 

 「そうだね………運だけでも、ハクア君は勝てなかった」

 

 みんなでそんなことを言っていると……

 

 「あのハクアって………何なんだろうな?いや、ハクアには変わりないことは確かなんだけど……」

 

 「それでも……大分、変わってるけどね?」

 

 アクア君がそんなことを言い出したのだ。凛さんが付け加えるようにそう言ったけど……

 

 「いや……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 正真正銘、あれもハクア君だよ」

 

 『……?』

 

 私が発したその言葉に、みんな首を傾げる。

 

 「どういう……ことなの?」 

 

 アイさんがそう訊いてきたので、私は……

 

 「あの三人のハクア君は、『力』、『知恵』、『運』の能力だった。この三つは、目に見えて分かるものだった」

 

 「!確かに……」

 

 「私が直接見たハクア君は、目立った特徴みたいなのはなかった………けど…」

 

 「何か重要な能力があるってこと?」

 

 「はい……それはおそらく……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 精神的なもの」

 

 私はあのハクア君を見て思った……彼がここまで戦ってこれた理由………

 

 「精神的なものって………一体……?」

 

 ルビーちゃんがそう訊いてきたので、私はあのハクア君の能力を答えようとした…… 

 

 「うん、それは―――」

 

 その時……

 

 『ご機嫌麗しゅう!ライダー諸君!』

 

 『!?』

 

 突然、モニターが起動してそんな声が耳に入ってきたのだ。

 

 『ヤッホ~!頼れる神が消えた気分はどう?』

 

 「……やっぱり」

 

 『あれ?これ聞こえてる?』 

 

 「彼らの仕業」

 

 「知ってるの?」

 

 アイさんがツムリさんにそう訊くと……

 

 『調子悪いのか?』

 

 「神殺しのメラとメロ………世界滅亡ゲームと称して古代文明などの伝承された世界を滅ぼし、その最短記録を競う……未来の指名手配犯です」

 

 そう説明してくれたのだ……さっきツムリさんが言っていた未来の人間って………この人たちのことだったんだ……。

 

 『デザイアグランプリをご覧のオーディエンス諸君!今から世界滅亡ゲームの生実況を始めよう!』

 

 『イエーイ!』

 

 「はぁ?」

 

 メラのその言葉に、ウィンさんが思わずそう呟く。

 

 『まぁ、お前たちは滅ぼされたくないだろうが……影響なんて微々たるものさ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうせ地球は滅びる運命にあるんだからな?ハハハハハ!』

 

 『!?』

 

 地球が……滅びる……?

 

 『そう!これは、私たちが暮らす未来の話………人類は地球を離れて宇宙空間でデータとなって暮らしているの~♪』

 

 そう言ってメロは、私たちに未来の地球とその周りの宇宙空間を見せた。

 

 『それは何故かって?』 

 

 そして、それに続いてメラは……

 

 『だって地球は滅んじゃったから~!ハハハハハ!』

 

 そんな事実を私たちに告げたのだ。

 

 「噓……でしょ?」

 

 「まじかよ……」

 

 ルビーちゃんやアクア君が驚きを隠せずにそう呟いた。 

 

 『ねぇ知ってた?ジャマトって~、地球を滅ぼした突然変異種の植物の種を元に作られたって話。それがデザグラに使われてたんだよ~♪』

 

 ジャマトが……そんな風に………。

 

 『お分かりの通り、世界はもう滅亡している……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だったら今でもいいじゃ~ん!』

 

 『じゃ~ん!』

 

 「っ……!」

 

 「お義姉ちゃん……」

 

 そんなふざけた姿を見て、私の手に思わず力が入ってしまう………こんなの……許せない……!

 

 『どうせなら、愉快に楽しく滅亡しようぜ~!』

 

 「こいつら……!」

 

 『それでは!世界滅亡ゲーム、カウントダウン……スタート!!』

 

 メラがそう言うのと同時に……

 

 「っ!これは……!」

 

 ジャマト世界樹から一斉に果実が落ちてきて、街中に大量のジャマトたちが現れるのだった……。

 

 

 

 

 

 

 side:ウィン

 

 『『ジャー!』』

 

 「うわあああ!?」

 

 「きゃああああ!?」

 

 突然、ジャマトたちが現れたことによって、街中の人たちが次々と襲われてしまう………すると……

 

 「ハァ!」

 

 『ジャ!?』

 

 ウィンがジャマトに攻撃をしながら現れたのだ。

 

 『『ジャー!』』

 

 「フッ!オラッ!」

 

 『『ジャ!?』』

 

 そして……

 

 「SET」

 

 「変身!」

 

 「MONSTER」

 

 「Yey~!いくぜ~!」

 

 「RAEDY FIGHT」

 

 パンクジャックへと変身し、ジャマトたちへと向かっていく。

 

 『ジャー……』

 

 「ひっ……」

 

 途中で逃げ遅れた人がジャマトに襲われそうになるが……

 

 「っ!早く行け!」

 

 「は、はい!」 

 

 「ハァ!」

 

 『ジャー!?』

 

 その人を逃がして、ジャマトも倒していくのだった……。

 

 

 

 

 

 

 side:ルビー

 

 「「SET」」

 

 「「変身!」」 

 

 「「BEAT」」

 

 「やぁ!」

 

 「はぁ!」

 

 『『『ジャー!?』』』

 

 「「READY FIGHT」」

 

 私とママはビートバックルで変身して、ジャマトたちを倒していく………すると…… 

 

 『ジャー!』

 

 「「っ!」」

 

 ピジョップジャマトが私たちに襲い掛かってきたのだ。

 

 「「はぁ!」」

 

 『ジャ!ジャー!』

 

 「うわっ!?」

 

 「きゃっ!?」 

 

 私たちはそれぞれ攻撃を加えようとしたけど、それは受け止められて少しだけ反撃を食らってしまう………が、

 

 「SET」

 

 「変身!」

 

 「BOOST」

 

 「ルビーちゃん!アイさん!」

 

 「「!」」

 

 凛さんが変身しながら走り込んできて、私たちの名前を呼んだ。それを聞いてすぐに私たちは体を屈め……

 

 「はぁ!!」

 

 『ジャ!?』

 

 凛さんが私たちを飛び越え、ジャマトに蹴りを食らわせて吹き飛ばしたのだ。

  

 「おぉ~!」 

 

 「ママ!私たちも!」

 

 「うん!」

 

 そして、私たちも凛さんに続いてピジョップジャマトへと向かっていくのだった……。

 

 

 

 

 

 

 side:透

 

 「ハァ!」

 

 「オラァ!」

 

 『『ジャー!?』』

 

 「さぁ、早く!」 

 

 「あ、ありがとうございます!」 

 

 俺と道長、そしてアクア君は街中に現れたジャマトたちを倒したり、人々の避難誘導にあたっていた。

 

 「このっ!」

 

 『ジャ!?』

 

 「っ……あれは……?」

 

 すると、空に大きな赤い風船が飛んでいるのが見えた………一応、行ってみるか……。

 

 「二人共、ここは任せた!」

 

 「え?透さん?」

 

 「おい、どうし―――」 

 

 『ジャ!』

 

 「くっ……邪魔だ!」

 

 『ジャ!?』 

 

 俺は二人にこの場を任せて、怪しい風船のところに向かうのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 side:あかね 

 

 「……!」

 

 「ハクア……!」

 

 「もう、平気なの?」

 

 私は目を覚ましたハクア君にそう訊いた。すると……

 

 「……」

 

 「えっ!?」

 

 「ま、待って!」

 

 すぐさま何処かに行こうとしたので、私たちは驚きながらも咄嗟にハクア君を止めた………多分、また戦いに……。

 

 「まだ起きたばかりでしょう?……今は、皆さんに任せるべきです」

 

 ツムリさんもそう言うが……

 

 「っ……!」

 

 「ちょ、ちょっと!?」

 

 ハクア君はそれを聞き入れずに、戦いの場へと向かおうとするのだった……。

 

 

 

 

 

 

 side:メラ

 

 「よぉし!」

 

 「到着~!」

 

 透の見た赤い風船からは、地上へと降りてきたメラとメロが入っていたのだ………そして……

 

 「は~い!只今、世界滅亡中で~す♪」

 

 「ハハハ!神を失った世界は滅びゆくさだめ!」

 

 そう言って、所々でジャマトたちが暴れている周りを映していると……

 

 「……神殺しのメラとメロ」

 

 「ん?」

 

 「何故、世界を滅ぼそうとする?」

 

 透が二人の前に現れてそう訊いた。すると……

 

 「何故って………そりゃ楽しいからに決まってるからじゃ~ん!」

 

 「「アハハハハ!」」

 

 「っ……」

 

 二人は笑いながら、さも当たり前のようにそう言ったのだ。

 

 「さぁ、ここでゲームを盛り上げるスーパーアイテムをご紹介!」

 

 メラはそう言って、メロの持っているスマホのカメラに向かって、三人のハクアを取り込んで作り出したバックルを見せた。そのバックルはXブーストバックルに似ていたが、黒色の部分が白色に、バックルの裏側などは黒色になっていたのだ。さらに、赤色の部分はさらに濃く染まっていたのだ。

 

 「DESIRE DRIVER」

 

 そして、腰に装着していたドライバーを見せつけ……

 

 「X FALSE」

 

 「WHITE OUT」

 

 バックルを二つに分離させ、ドライバーの両側にそれぞれセットしてから、両手で指を鳴らし……

 「変身!」

 

 「REVOLVE ON」

 

 ドライバーを回転させてバックルのレバーを押した。

 

 「ERASER BOOST」

 

 すると、メラの周りを白い狐が青黒い炎を出しながら駆け回っていき……

 

 「X FALSE」

 

 一周した辺りで上半身のアーマーへと変形し、下半身のアーマーと共に背中から出てきた九尾の尻尾のようなマントに包み込まれて、体へと装着されたのだ。その姿は、まるでフォルスクロスに似ており、体には濃い紫のラインが走り、複眼も紫色に染まり、全身のアーマーも背中のマントも、フォルスのものとは少し違う形になっていたのだ。

 

 さらには、武器もフォルスクロスバスターとレイジングソードをアーマーの色と同じにしたものを両手にそれぞれ装備していたのだ。

 

 「READY FIGHT」

 

 「なっ!?」 

 

 そして、目の前でメラの変身するところを見ていた透も……… 

 

 「あれは……!?」

 

 「白い……フォルス……?」

 

 「何なの……あれ……?」

 

 「何で……あの姿は……!」

 

 別の場所でジャマトたちと戦っているライダーたちも、モニターに映し出されたその姿に、驚きを隠せずにいた……。

 

 「わぁ~!かっこいい~!」 

 

 「ハハハ!だろ?」

 

 「名前は?ねぇ、名前は?」

 

 逆に、メラの姿を見たメロは興奮気味に変身した姿の名前を訊いた。そして、メラは武器を構えながら得意気に………

 

 「X(クロス)……フォルス!」

 

 そう言い放ったのだ。

 

 「や~ん♪ステキ………メロ……メロメロ~♪」

 

 「「ウェ~イ!」」

 

 そんな様子を見て、透はすぐに……

 

 「舐めた真似を………変身!」

 

 「SET」

 

 「ZOMBIE」

 

 「お?」

 

 ドライバーにバックルをセットして変身し、メラへと向かっていく。

 

 「よっしゃ!行くぜ~!」

 

 「ハァ!」

 

 「よっと!」

 

 透はゾンビブレイカーで攻撃を仕掛けるも、それが効くことはなくメラはそのまま飛び降りてきたのだ。

 

 「ハァ!」

 

 そんなメラに向かって、透は続けて攻撃を仕掛けていくが…… 

 

 「よっと!」

 

 「ぐっ!?」

 

 メラが装備している武器の二刀流で、連続して攻撃を食らってしまう。

 

 「ハァ!」

 

 「ぐあっ!?」

 

 「Yes!」

 

 そして、次に仕掛けた攻撃もいとも容易く躱され、逆に攻撃を当てられ吹き飛ばされてしまうのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 side:あかね

  

 「フォルスが……もう一人……?」

 

 「それに……強い……」

 

 私たちは、透さんをクロスフォルスへと変身したメラが圧倒している様子を見てそう言った………すると……

 

 「っ……!」

 

 「あっ!」

 

 また、ハクア君が戦いに行こうとしていたので、ツムリさんがハクア君を縛っていた縄を引っ張ってそれを止めた。

 

 「っ………何するの?」

 

 「今のあなたが行っても、足手纏いになるだけです!」

 

 ツムリさんがハクア君に向かって、はっきりとそう言う………ハクア君の気持ちは分かるけど……でも、やっぱり……。

 

 すると……

 

 「行かせてあげなさい」

 

 「「!?」」 

 

 突然、後ろからそんな声が聞こえてきたのだ。私たちが後ろを振り返ってみると、そこには……

 

 「丹波一徹様……!」

 

 「一徹さん……!」

 

 仮面ライダーケイロウこと、丹波一徹さんが居たのだ。それから一徹さんは、座り込んでいるハクア君を見て……

 

 「……」

 

 「……いい目をしている」

 

 「「……!」」

 

 「前に私たちを助けてくれた時と同じ……強い目だ」

 

 そう言いながら、一徹さんはハクア君の縄を解き……

 

 「……ありがとう」

 

 「礼はいい……さぁ」

 

 「うん」

 

 「あっ……」

 

 ハクア君を行かせたのだ。そして……

 

 「それにしても……」

 

 「……?」

 

 何故か私を見て……

 

 「あかねさんは、見る目がある」

 

 「え?」

 

 「いい伴侶を、見つけたもんだ」

 

 そう言ってきたのだ。

 

 「ちょ、一徹さん……!?」

 

 そんなことを言われて、私は顔を赤くしてしまう……。

 

 「こんな時に言うのもあれかもしれんが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 幸せになりなさい」

 

 「!……はい」

 

 けど………嬉しいかも……。

 

 「それに……若い時の、私たちに似ているよ」

 

 「「えっ?」」

 

 「さて……私も負けていられないな!」

 

 そう言って、一徹さんも何処かに向かっていったのだ。

 

 「ふふっ……」

 

 「ツムリさん……笑わなくても……」

 

 「いえ、その……いつ見ても、あかねの反応は面白いですね?」

 

 「えぇ……」 

 

 私の反応を見て、ツムリさんは少し笑っていたが……

 

 「あかねは……分かっているのでしょう?あのハクアの能力が何なのか……」

 

 「……うん」

 

 ツムリさんの言うように、私はあのハクア君が何なのか大体検討がついていた。

 

 「最終的に、こうなることも……」

 

 「……」

 

 「何で……わざわざ引き止めようと?」

 

 真剣な表情で、そう訊いてきたツムリさんに対して、私は……

 

 「……怖かったから」 

 

 一言、そう言った。

 

 「怖かった……?」

 

 「また、あの時みたいに失うのが……」

 

 「っ……それで………」

 

 私の脳裏には、ハクア君が私の腕の中で冷たくなっていく光景が浮かんでいた…………もう……あんな思いをするのは……!

 

 「でも……信じてあげなきゃね」

 

 「!……えぇ」

 

 私はそう言って、ハクア君たちが勝つのを信じるのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 side:メラ

 

 「ハァ!」

 

 「ぐあっ!?」

 

 透と戦っているメラは、圧倒的な力で攻撃を加えていた。

 

 「ぐっ……」

 

 「ほらほらどうした!」

 

 そう言って、メラが透を挑発していると……

 

 「TACTICAL BREAK」

 

 「あ?」

 

 何処からか攻撃が飛んできたのだ。そして、透の前に…… 

 

 「大丈夫か?」

 

 「!あぁ、何とかな」

 

 あの場所からここまで駆けつけてきた道長がいたのだ。それを見て、透はゾンビブレイカーを杖の代わりにして立ち上がり……

 

 「ゾンビが二体……いいぜ?かかってこいよ!」 

 

 「舐めるな!」

 

 「ハァ!」

 

 道長に続いて、攻撃を仕掛けていく……が、

 

 「オラァ!ハァ!」

 

 「「ぐっ!?」」

 

 逆に攻撃を食らって、吹き飛ばされてしまう。

 

 「こいつ……!」

 

 「強い……!」

 

 「そりゃそうだろ?今の俺にはあいつの『力』、『知恵』、『運』の力に加えて、俺自身の神殺しとしての力も入っているからな?まぁ、つまり………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最強ってことさ……!」

 

 「っ……何が……最強だ!」

 

 道長はそう言って攻撃を食らわせようとゾンビブレイカーを振るった。透も、道長とは違う方向から攻撃を仕掛けるが…… 

 

 「ハァ!オラッ!」

 

 「ハァ!」

 

 「おっと……ハァ!」

 

 「ぐっ!」

 

 「ぐあっ!」

 

 それは容易くいなされてしまう。そして、メラが再び二人に向かって攻撃を加えようとした………その時、

 

 「ハァ!!」

 

 「っ!」

 

 天井を突き破り、ブジンソードに変身したアクアが刀で攻撃を食らわせたのだった……。

 

  

 

 

 

 

 

 side:アクア

 

 「へぇ……」

 

 「っ……」 

 

 俺は巻き込まれた人たちの避難を済ませた後、ブジンソードへと変身して透さんたちのところへと駆けつけた。

 

 「どいてろ……こいつは、俺たちが倒す!」

 

 「おい道長!」

 

 「っ……そんなこと言ってる場合かよ!」

 

 俺もそう言いながら、二人に続いて攻撃を仕掛けていく。

 

 「「ハァ!」」

 

 「よっと!」

 

 「「ぐっ!?」」

 

 「フッ!」

 

 「っ!ハァ!」

 

 「くっ……!」

 

 俺たちの攻撃は容易く躱されたり、受け止められてしまい、そのまま反撃を食らってしまう。すると…

 

 「ほらよっと!」

 

 「なっ!?」

 

 「ぐあっ!?」

 

 メラは突然、武器の一つを投げ飛ばしてきた。それは、透さんと道長さんの二人に当たりながら、近くにあった木製の箱へと突き刺さった。

 

 「ほっ!」

 

 「っ!ハァ!」

 

 俺は近くまで接近してきたメラに向かって刀を振った………武器が二つならともかく、一つの今なら……!

 

 「おっと」

 

 「ぐあっ!?」

 

 そう思っていたのだが、メラは突き刺さった武器の引き金を持っている剣の先で引いて、俺に攻撃を食らわせてきた。こいつ……随分とトリッキーな戦い方を……!

 

 さらに……

 

 「ほ~ら!」

 

 「っ!?」

 

 「どうした来いよ?」

 

 持っていた武器を投げ捨て、素手だけの状態で俺を挑発してきたのだ。

 

 「っ!」

 

 「ほら?どうした来いよ!」

 

 俺はそんなメラに向かって攻撃しようとしたが……

 

 「フッ!ハァ!ハァ!ハァ!」

 

 「ぐっ!?」

 

 「Yes!」

 

 格闘術だけで応戦され……

 

 「フッ!ハァ!ハァ!オラァ!」

 

 「ぐあっ!?」

 

 それを食らって、後ろへと下がってしまう………そして……

 

 「ハァ!」

 

 「ぐっ!?」 

 

 「オラァ!」

 

 「「ぐあっ!?」」

 

 再び剣を持ったメラの攻撃を食らって、三人まとめて吹き飛ばされてしまうのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 読んでくださりありがとうございます。

 遂に登場したクロスフォルス………状況が悪化する中で、ハクアは……?

 クロスフォルスの姿としては、アーマーはクロスギーツの黒色の部分を白くし、ラインは濃い紫色に、アーマーの下のスーツはデザイアドライバーを使うライダー共通の黒となっています。また、正面のアーマーには仮面ライダー1型の首元のマフラーのような部分もついています。
 
 良ければ、感想や評価、あれば「ここすき」へ投票もよろしくお願いします。

 それでは、次回もよろしくお願いします。



 追記:勝手ながら、クロスフォルスの見た目と変身音の変更を行いました(2024.3.13)
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