それでは、どうぞご覧ください。
side:アクア
ルビーと出かけていたところを怪物に襲われてしまったが、謎の人物たちに助けられた。そして、今俺たちはシロクマの人に連れられて安全なところまで来ていた。
「……ここなら大丈夫だろう」
「はぁ~疲れた……」
「ありがとうございます……」
「礼を言われることでもないよ」
そういうと、黒い機械から弓のようなものを外すと
「消防士…だからね……つい、人命救助を優先してしまう」
中からは、30代くらいだろうか……髭を生やした人が出てきた。
「そうなんだ……」
「ここにいたのか」
すると、さっきのハリネズミの人が来ていた。そして、手のようなものが付いた機械を外した。
「人助けは結構だけど…それもスコアなんだよなぁ」
「スコア?」
「あぁ、こっちの話だよ」
「?」
何か二人にしか分からない話をしているが、とりあえず聞きたいことがあったのだが……
「というか、ハクア君が見当たらないのだが?」
「……スコアの上昇は止まっている…移動しているのか?」
「ハクア君のことだ。……城を落とすつもりかもな」
「城を?それは無理だろう」
……今…何て?ハクアが……?
「あの……これは一体どういう「この世界は直に滅ぶよ」…え?」
「世界が滅ぶってどういう「おい、あんたら、ハクアを知っているのか!?」お兄ちゃん!?」
俺は思わず怒鳴りつける。
「え?あぁ、知っているが……?君たち、よく見ると似ている…?もしかして…君たちがハクア君の『ヴォォォォー』!?」
すると、突然日本でよく見る城が付いた大きい化け物が現れた。
「城か!…マズイ…」
「SET」
その化け物は、二人に触手で攻撃を加えようとしていた。ハリネズミの人は回避し、消防士の人は戦おうとしていたが……
「ガァ……!」
攻撃を食らって壁に飛ばされてしまった。そして……
「……しま、った」
「Mission Failed」
「……は?」
「……え?」
……今、何が起こった。あの人は……どうなったんだ?
その場には、あの人の持っていた小さい弓のような機械が残されていた……。
「マジかよ……」
そして、もう一人の方も携帯のようなものを見ながら、今の出来事に驚いているようだった。
「ここはマズイ!二人ともこっちへ!」
「「!」」
……俺たちは動揺が収まらなかったが、この建物から離れることを優先したのだった。
そして、建物から降りて一安心だと思っていたのだが……
「あッ……!」
「!」
「ルビー!」
逃げている最中にルビーが転んでしまったのだ。
「いたたぁ……!」
「大丈夫か?」
「うん…」
「ふぅ……!二人とも、後ろ!」
「「え?」」
その言葉に釣られて後ろを見ると……
『ジャ?』
『ジャジャ!』
『『『ジャー!』』』
「「!」」
クソ…また化け物が……
「ヤバ…って!こっちもかよ!?」
あの人の周りにも、化け物が来ていて助けに来てくれる状況ではなかった。
「(流石にこのままじゃ……!)」
「(もう…ダメかも……)」
俺たちはそう思っていた………その時
『ブオォォン!!』
「「!」」
どこからか、バイクの音が聞こえてきて、その方向を向くと赤色が特徴的なバイクが駆けて来ていた。
「BULLET CHARGE」
そして、そのバイクはそのまま俺たちの上を飛び
「ハァ!」
『『『『『ジャー!』』』』』
その上に乗っている人が持っている白い銃の引き金を引き、化け物を全て倒してしまった……
「あの……ありがとうございました!」
その言葉に反応したのか、その人はヘルメットを取ったのだが、その人物が……
「いえ…無事でよかっ……」
「「……」」
……?何で……ハクアが?
……そして、しばらくの沈黙の後
「「「えぇ!?何で!?」」」
三人仲良くそう叫ぶのであった。
side:ルビー
赤いバイクに乗った人に助けて貰ったと思っていたら、その人は私たちの弟のハクアだった……
……えぇ!?何でハクアが!?それに、なんでバイクに!?って言うか銃!?銃撃ってたよね!?
この短い間に色々起き過ぎているのに…これじゃあ、パニックになっちゃうよぉ……。
「ハクアお前、こんなところで何を!?」
「あ~……いや話すと長くなるんだけど……というか話しちゃダメなんだけど……」
そんなことを言っていると
『ジャー』
『ジャー』
「「!」」
うわっ!さっきとは比べものにならない程の数の怪物が来ていた。とにかく、逃げなきゃ……
「お兄ちゃん、逃げるよ!ハクアも!」
「……!分かった!」
お兄ちゃんはそう言ってくれたが
「あーそれは無理」
「「え!?」」
何で……逃げないと殺されちゃうのに……
「何言ってんだ!死ぬぞお前!」
「死ぬ覚悟は、とうに出来てるよ」
「はぁ?」
……死ぬ覚悟は出来ている?一体どういう…?それに、いつものハクアと様子が違うような……。
「それに……」
「「?」」
「こんな世界は終わらせよう。もう一度、やり直すためにね」
そういうと、白い銃を前から見たような形をしたものを取り出し……
「SET」
腰にある機械の右側に嵌めた。そして、ハクアの右側に英語の文字と銃のシリンダー?のようなものが出てきた。
「……マグナム?」
そうお兄ちゃんが言うと、ハクアは右手を狐の形のようにして、顔の右側に持って来てから指を鳴らした。そして……
「変身!」
……変身?そう思っていると、右手で機械の白いところを回して、下に降ろした手で黒い部分を逆手に持ってボタンのようなものを押した。
すると、白い機械から赤い弾丸が出てきて、文字のところに当たった。そして、鎧のようなものが出てきた。
「MAGNUM」
「READY FIGHT」
その音とともに、仮面のようなものが上から、さっきの鎧が横からハクアへと装備されていった。その姿を見た私たちは……
「黒い……」
「「狐!?」」
そんな、私たちをよそに
「仮面ライダーフォルス…さぁ、ここからが……ハイライトだ!」
そう言うと、ハクアは怪物たちへと駆け出していったのだった……。
読んで下さりありがとうございました。今回は、ここまでとなります。
やっと、主人公の変身を書くことができました。変身ポーズについては、ギーツⅨの指を鳴らすところと、ダパーンのシリンダーを回すところを合わせたものを想像してもらうといいと思います。
そして、仮面部分は通常のギーツの仮面の白い部分を黒くしたものを想像するといいと思います。仮面の赤い模様はまったく同じです。
マフラーについては、ガッチャードのマフラーを紫色にしたもの近いと思います。
ちなみに、フォルスの名前の由来は、フォックス(英語)とルナール(フランス語)を足して2で割った感じです。
次回は主人公の戦闘パートに入っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。