女神の子   作:アキ1113

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 今回は、前回の続きで主人公の戦闘から始めたいと思います。

 そして、アクアとルビーがどうなるかも少しずつ書いていきたいと思います。

 それではどうぞご覧ください。


始動Ⅲ:弟はデザ神

 side:ハクア

 

 デザイアグランプリ最終戦、そこでまさか兄さんと姉さんが巻き込まれいるとは思わなかった……。

 

 完全に想定外だ。二人の方にジャマトを行かせないようにしつつ、殲滅するのは少し厄介だが、それでも勝つだけだ……このゲームに……。

 

 

 そう思いながらも、僕はジャマトを倒していく。

 

 「フッ!ハァ!」

 

 『ジャ!?』

 

 『ジャー!?』

 

 ある時は徒手空拳で……

 

 「MAGNUM SHOOTER 40X」

 

 

 『ジャー!』

 

 『ジャー!』

 

 そして、ある時はこのマグナムシューター40Xで、ジャマトたちを倒してスコアを稼いでいく。このマグナムフォームと僕の格闘術はとても相性がいい。

 

 近距離は格闘術、中距離はこのマグナムシューターのハンドガンモード、長距離はライフルモードというように、オールレンジで使い分けつつ戦うことができるのだ。

 

 ちなみに僕が使う格闘術だが、特定の格闘技というわけではなく、現代でも学ばれているものに加えて、今までの過去の人生で習得したものを混ぜ合わせたもので、ほぼ独学で身につけたものである。

 

 でも、これらを習得するのにはとても苦労した。……いや、技とかを学ぶこと自体は大変だったけど、面白くもあった。だが、それよりも家族に内緒でやることに苦労した。

 

 普通にやればいいのでは?と、思うかもしれないが、あの事件からウチの家族は僕に対して過保護ぎみになってしまい、危ないことなどはあまりやらせてもらえることがなかったのだ。

 

 だから何とか目を盗んで、鍛錬をしていた。時々、怪我をしてしまい傷を見られてばれそうになったが、なんとかここまで実力を上げることができたのだ。

 

 

 

 ……そんなことを思い出していながらも

 

 「フッ!」

 

 『『ジャ!?』』

 

 「ハァ!!」

 

 『『ジャー!?』』

 

 攻撃をいなしながら順調にジャマトを倒していた。すると

 

 『『『ジャー』』』

 

 『『『ジャー』』』

 

 ジャマトが僕の周りを回り始めた。

 

 「……なるほどね…そう来るか…」

 

 でも……

 

 「甘いね」

 

 『ジャ!?』

 

 「よっと」

 

 背後からの剣を気配を感じて首を傾けて避け、逆に銃撃でカウンターを放った。そして、相手の体を利用して空中に飛び上がり

 

 

 「BULLET CHARGE」

 

 「ハァ!」

 

 『『『『『『ジャー!?』』』』』』

 

 

 シューターの装置を引き、強化された攻撃でジャマトたちを殲滅した。

 

 

 『ジャー』

 

 『『ジャー』』

 

 「……まだいるのか…邪魔だよ

 

 

 そして、腕についているアーマードガンを展開し、シューターと合わせてジャマトたちを撃ち抜いていった。

 

 ……ここのジャマトはとりあえず倒したか。

 

 

 『ヴォォォー!!』

 

 「ん?」

 

 すると、「城」と呼ばれているスラグフォートレスジャマトが光線を出して向かってきていた。

 

 

 「ヤッバ!」

 

 

 僕は光線を回避しつつ、建物の屋上に飛び移る。

 

 

 「だったら……」

 

 「RIFLE」

 

 

 僕は、シューターをライフルモードに変形させ、スラグフォートレスジャマトに撃ち続けるが、装甲が硬いのか周りの触手を破壊することしか出来なかった。

 

 

 「うーん……やっぱり硬いか。……直接叩くのが一番みたいだね」

 

 ここはあのバックルの出番だろう……

 

 

 

 

 

 

 

 「頼んだよ、ブーストバックル」

 

 

 

 side:アクア

 

 ……何だ…これは?

 

 ハクアが黒い狐の仮面を付けて変身したと思ったら、化け物たちに向かっていき、そして化け物の方がかわいそうになる程の無双ぶりを見せていた。

 

 「……」

 

 ルビーも予想外過ぎたのか、完全に固まってしまっている。すると

 

 『ジャ!』

 

 「「!」」

 

 こっちにも、化け物がきていたが……

 

 「RIFLE」

 

 『ジャ!?』

 

 ……あの距離から、周りの敵と戦いながらもこっちにきた敵も撃ち抜いていた。

 

 そして、粗方の敵を倒してしまった。その後ハクアは、さっきのデカい化け物が光線を放ちながらきていたが、それを回避して反撃に出ていた。

 

 しかし、流石に苦戦しているようだ。

 

 「頼んだよ、ブーストバックル」

 

 すると、ハクアは赤色でバイクのハンドルが付いたものを出し

 

 「SET」

 

 ハクアの右側に今度はBOOSTという文字が出現していた。そして、ハンドルの部分を捻ると

 

 「BOOST」

 

 同じように、鎧が作られて上半身に装着される。

 

 「よっと」

 

 「READY FIGHT」

 

 ハクアは、いつの間にか来ていた赤いバイクに跨り、走り出した。そして、すれ違うとき……

 

 「二人は安全なところにいてね!絶対だよ!!」

 

 そう言い残すと化け物に向かっていった。

 

 「また変わった!?っていうかどこ行くの!?ハクアー!!」

 

 ルビーがそう叫ぶが、ハクアの乗るバイクはどんどん勢いを増していき、瓦礫を使って飛び上がり……飛び上がり?

 

 

 『ゴックン……ゲェェェ』

 

 

 

 

 

 

 

 「「……え?」」

 

 食べられてしまったのだが……?

 

 しかし、化け物が突然苦しみ始めた。化け物の体のあちこちで爆発が起きていたのだった。

 

 一体、中で何が……。

 

 

 side:ハクア

 

 僕は、あえて城ジャマトに食べられて内側から城を崩すことにしたのだった。

 

 城は基本外から崩すものだ。昔、戦国時代で経験した戦でも軍師として様々な方法で、相手の城を陥としてきたものだ。

 

 だが……

 

 「城というのは、内側から崩すこともできる……昔からね!」

 

 これは、間者…現代ではスパイか。そのスパイを相手側に潜ませ、相手内に偽の情報を流して陣地内を混乱させるという策に例えられる。そうすれば、相手の方から勝手に崩れていく。……今回は、あくまで力押しだが。

 

 そして、ブーストライカーのスピードを最大に、さらに腕のブーストパンチャーで加速をしていく。

 

 「ハアァァァァ――――!!」

 

 城はブーストライカーとブーストパンチャーの炎によって燃え、スピードによって崩れていく。

 

 「お、そこかな?」

 

 装甲が脆い部分に向かい走らせると、ジャマトの体を突き抜け外に飛び出した。

 

 崩れた城ジャマトから抜け出して、バイクを兄さんと姉さんの近くに停めた。

 ……っていうか安全なところと言ったはずだけど、全然近くにいるじゃん。

 

 そんなことを思い、バイクを降りながら素早くマグナムバックルを左側に嵌める。

 

 「SET」

 

 そして、ブーストバックルのハンドルを捻り、マグナムバックルのリボルバー部分を回してトリガーを引き、

 

 「DUAL ON」

 

 「GET READY FOR BOOST & MAGNUM」

 

 「READY FIGHT」

 

 仮面ライダーフォルス、ブーストマグナムフォームへとなる。さらに……

 

 「いくよ」

 

 「REVOLVE ON」

 

 僕の体が浮いたかと思えば、体の上下と装甲の上下も回転しながら入れ替わる。これで、仮面ライダーフォルス、マグナムブーストフォームへと変化した。

 

 ちなみに、これを見た二人の反応はというと……

 

 「えぇ!?ひっくり返った!?」

 

 「体の構造どうなってるんだ、あれ……」

 

 

 

 ……まあ、そうなっちゃうよね、姉さん。そして兄さん、僕も仕組み分かってない…こっちが知りたいくらいだよ……。

 

 

 ……それは置いておくとして

 

 「さぁ…盛大に幕引きだ!」

 

 「BOOST TIME」

 

 ブーストバックルのハンドルを捻り、空中へと飛び上がる。それと同時に、

 

 「え!?バイクが狐になった!?」

 

 「こっちもかよ……」

 

 二人の傍にあったブーストライカーが狐の姿に変化し、僕の傍まで来る。僕は、変形した狐……いや、「コンちゃん」の上に乗り、もう一度バックルのハンドルを捻る。

 

 

 「MAGNUM BOOST GRAND VICTORY

 

 

 「ハァ!!」

 

 そして、スラグフォートレスジャマトにキックを放つ。そのキックはジャマトを貫き

 

 

 

 『ヴォアアァァァ――!?』

 

 「ふぅ……よし」

 

 その結果……

 

 

 

 

 「MISSION CLEAR」

 

 

 

 

 

 

 

 

 side:アクア

 

 あのデカい化け物を、ハクア一人で倒してしまった。

 

 そして、倒した本人はというと……。

 

 「あー……これがあるんだった」

 

 ……?これ?その直後、ハクアの腰の機械の左側に付いていたものが勢い良く飛び出して、どこかへ行ってしまった。そして、鎧と仮面を解除し

 

 「あ、とりあえず…お疲れ様」

 

 こっちを向いてそう言い、どこかへ行こうとしていた。

 

 「ちょっと待ってよ!」

 

 「?どうかしたの?」

 

 ルビーが去ろうとするハクアを呼び止める。

 

 「これは、一体どういうことなの!?あの怪物は何!?あの姿は何なの!?あと……」

 

 「ちょ、姉さん…僕は聖徳太子じゃないから一個ずつ……」

 

 「そうだぞルビー。一回落ち着け」

 

 「!ごめん……」

 

 そうして、ルビーを落ち着かせると、ハクアは指を一つずつ立てながら答える。

 

 「まず一つ……これは、世界を変えるゲーム

 

 「世界を変える……」

 

 「ゲーム?」

 

 「そして、ゲームで優勝すると、自分の理想の世界を叶えられるデザ神になれる」

 

 理想の世界を叶えられる?それにデザ神とは……?

 

 「二つ……あの怪物はジャマト。正体不明で度々こんな感じで侵略してくる」

 

 あの化け物の名前はジャマトというのか……。

 

 「そして、三つ……さっき僕が変身したのが、仮面ライダーフォルス

 

 「仮面ライダー……」

 

 「フォルス……」

 

 「うん、そういうこと」

 

 ……どういうことだ?つまりハクアはゲームの中でジャマトという化け物と仮面ライダーとして、戦っているというのか……。

 

 その時……

 

 『ゴーン、ゴーン、ゴーン……』

 

 「「!?」」

 

 「時間だね」

 

 突如として、荘厳な鐘の音がなり響く。

 

 「……始まるよ、新しい世界が」

 

 鐘の音が鳴り続けている中で、建物が青く光ながら、急速に元に戻っていく。

 

 「……これは」

 

 「何が起こっているの……」

 

 その光景に目を奪われていると

 

 「兄さん、姉さん」

 

 「「?」」

 

 「この出来事は全て忘れた方がいい。その方が……幸せだからね」

 

 「……?それってどういう……」

 

 そして、次の言葉を発しようとした直後、俺たちの目の前は光に包まれてしまった……。

 

 

 

 side:ルビー

 

 「……きて……おきて」

 

 「……ん」

 

 目を開けると弟のハクアがいた。……今日もウチの弟はかわいいなぁ…。

 

 「おはよう。もう、朝だよ」

 

 「おはよう……ハクア」

 

 どうやら、起こしに来てくれたようだ。

 

 「やっぱり、夢かぁ……」

 

 「どうしたの?珍しい夢でも見た?」

 

 「そうかも……」

 

 「ふーん……あ!朝ご飯出来てるよ!」

 

 「うん、ありがと!」

 

 そう言うとハクアは部屋から出ていった。はぁ~あれが夢で良かった……あれ?

 

 

 

 「どんな夢(・・・・)だったっけ……?」

 

 

 

 

 

 

 side:???

 

 「それでは、投票の結果を発表します!」

 

 とある場所で、ある投票が行なわれていた。そして、そこにはある人々の名前が書かれていた。そして、その中に……

 

 

 ・

 

 ・

 

 星野愛久愛海

 

 星野瑠美衣

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

 

 アクアとルビーの名前があったのだった。

 

 「それでは、次のデザイアグランプリもお楽しみに!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 side:ハクア

 

 今回のデザグラも無事優勝し、世界は作り変えられた。次のデザグラはどうなるのだろう。

 

 ……でも、どんなことが起きようと勝ち続けて見せる。僕はコインを眺めながら決意を固めるのであった……。

 

 

 

  

 

 

 「ようこそ…僕の世界へ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デザイアグランプリルール

 

 

 デザイアグランプリで優勝した者は、デザ神となり

 

 理想の世界を叶えられる。

 




 読んで下さりありがとうございました。

 次回は、一度推しの子の方の話に戻りたいと思います。少しデザグラの話も進めるかもしれません。

 そして、とある投票でアクアとルビーの名前がありましたが……果たして……


 あと、作者の友達に頼んでいた、主人公の設定画が完成したので載せておきます。小説のあらすじの方にも先に載せておきました。本当に友達には感謝しています。

 
【挿絵表示】



 次回もよろしくお願いします。

 
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