女神の子   作:アキ1113

46 / 131
 今回は、前回の最後の部分でのアクア視点から始まります。

 そして、ハクアのいない中で誰がデザ神になるのでしょうか……。

 それでは、どうぞご覧ください。


策謀Ⅵ:資格と力

 side:アクア

 

 「ふぅ……」

 

 俺は、ジャマトライダーを倒して一息ついていた。

 

 「ハクア……」

 

 果たして、ハクアはドライバーを手に入れることができたのか……。

 

 そして、スパイダーフォンを見てみると……

 

 「なっ!」

 

 そこには……

 

 

 

 

 

 

 『星野珀亜/仮面ライダーフォルス………LOSE』

 

 

 

 

 

 ハクアが脱落したことを示す結果が映し出されていた。

 

 「っ!うそ……」

 

 「まじかよ……」

 

 ルビーと透さんもその結果を見て、動揺を隠せなかった……。

 

 『皆さん、一度神殿へとお戻りください』

 

 「……行くか」

 

 「……うん」

 

 「……あぁ」

 

 そのアナウンスを聞いて、俺たちは一度神殿へと戻るのであった……。

 

 

 

 

 

 

 side:ルビー

 

 「ハクアが負傷!?」

 

 お兄ちゃんは、ハクアが脱落した理由をツムリさんに聞いて驚いていた。私も、声にはしていないが驚いている。

 

 「はい……星野珀亜様はゲーム終了直前でドライバーを獲得していました。しかし……」

 

 しかし……?

 

 「その直後、何かしらの理由で続行不能の大けがを負ったらしく……そのまま……」

 

 「でも、ジャマトはあの一体だけだったはずだろ」

 

 そう透さんが言う。……そうだ、ジャマトライダーもジャマトも私たちで倒したはずだ!

 

 「それは『フォルスの近くには、もう一体ジャマトがいた』……」

 

 そう言ったのは、突然現れたゲームマスターだった。

 

 「もう一体って……?」

 

 『シリウスの倒したジャマト以外にも、強力な個体がいたようでな……何とかフォルスが倒してくれたが……』

 

 「それと引き換えに、続行不能な負傷を……」

 

 そう……なんだ……。

 

 『ジャマトは進化し続けている……君たち注意してくれ』

 

 そう言って、ゲームマスターはこの場を去っていった……。

 

 

 

 

 side:アクア

 

 ハクアがデザイアグランプリから脱落してから、俺たちはハクアの様子をずっと観察していたが……

 

 「ねぇハクア。今日は、いつ頃帰ってくるの?」

 

 「今日は……晩御飯までには帰ってこれそうかな?」

 

 母さんとハクアが会話しているところを見ていたが、変わったところはない。

 

 脱落した後に初めて見たハクアは、けがをしている様子もなかったので安心したが……

 

 『『ハクア!』』

 

 『ど、どうしたの……二人揃ってそんなに慌てて?』

 

 『お前……本当に大丈夫なのか……?』

 

 『え、何が?僕は、全然大丈夫だけど……』

 

 ……どうやら、本当に記憶が失われているらしい……探していた「ある人」のことも、探せなくなったというのか……。

 

 「じゃあ、行ってくるね」

 

 「うん!行ってらっしゃい!」

 

 そして、ハクアは収録に向かっていったのだった……それから少しして、俺たちも……

 

 「……行くか」

 

 「うん……」

 

 最後の戦いへと向かうのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「デザイアグランプリ最終戦は……戦艦ゲームです!」

 

 ツムリさんから、最終戦のゲーム内容が発表される。

 

 「あぁ……あれか」

 

 「やったことあるんですか?」

 

 「君たちが巻き込まれたときのゲームと一緒だよ」

 

 「あぁ!あれか!」

 

 あのゲームか……たしかルールは……

 

 「ジャマトたちを倒すか、一般人を救助すればスコアが入ります」

 

 そうだった。あの時、たしかそう言う話をしていた記憶がある。

 

 「私が……叶えるんだ……!」

 

 「今度こそ……俺が……!」

 

 二人がそう呟いた。俺だって……理想の世界を……!そんなことを思っていると、

 

 「皆さん……ジャマーエリアが現れました」

 

 「「「……!」」」

 

 その言葉に、心なしか緊張感が高まる。すると……

 

 「お兄ちゃん……」

 

 「……何だ?」

 

 「……勝つのは私だから」

 

 ルビーがそう言ってくる。それに対して俺も……

 

 「いや……勝つのは俺だ」

 

 そう返すのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 side:ルビー

 

 私たちは、ジャマーエリアへと来て巻き込まれた人達を救助していく。

 

 「大丈夫!?早く逃げて!」

 

 「は、はい!」

 

 「ハァ!」

 

 『ジャ!?』

 

 「さぁ、早く!」

 

 「あ、ありがとう!」

 

 お兄ちゃんも透さんも、襲われている人たちを助けていく。すると……

 

 『『『ジャー!!』』』

 

 「くそっ……数多いな」

 

 「ていうか、この間のやつもいるし……」

 

 ジャマトの群れが現れたが、その中には前のゲームでお兄ちゃんが倒したはずのジャマトに、ジャマトライダーもいたのだ……。

 

 「SET」

 

 「変身!」

 

 「ZOMBIE」

 

 「ハァァァーー!!」

 

 透さんがジャマトの群れを見るやいなや、変身して立ち向かっていく。

 

 「私たちも!」

 

 「あぁ!」

 

 SET

 

 「SET」

 

 「「変身!」」

 

  BEAT

 

 「NINJYA」

 

 「っ……フッ!ハァ!」

 

 「やぁ!はぁぁーー!」

 

 『『『『ジャーー!?』』』』

 

 私たちも変身して、ジャマトたちを倒していく。

 

 「REVOLVE ON」

 

 「フッ!ハァァーー!」

 

 透さんも、上下を入れ替えてジャマトたちを次々と倒していく。私たちも向かおうとしるが……

 

 『ジャーーー!!』

 

 「「っ!」」

 

 ジャマトライダーがその道を塞ぐ。それに対して、私たちは……

 

 BEAT STRIKE

 

 「NINJYA STRIKE」

 

 「「ハァァーー!!」」

 

 バックルを操作して、攻撃した……けれど……

 

 『ジャーーー!』

 

 「「うわっ!?」」

 

 二人がかりの攻撃に耐えられてしまい……

 

 「JyaJyaJya…STRIKE」

 

 「ぐあっ!」

 

 「わあっ!」

 

 二人共、蹴り飛ばされてしまう……ふと、透さんの方を見てみると……え!?

 

 「あれは……?」

 

 そこには……ハクアがいたのだった……。

 

 

 

 

 

 

 side:ハクア

 

 「本日の収録以上です!お疲れ様でした!」

 

 「お疲れ様です!」

 

 僕は、番組の収録を終えて次の場所へと向かおうとしていた……が、

 

 『『『ジャーー!』』』

 

 突然、収録スタジオに化け物達が現れたのだ。急な出来事に、周りの人たちはパニック状態だ。

 

 「フッ!ハァ!」

 

 『『ジャ!?』』

 

 「早く逃げて!」

 

 「あ、あぁ……」

 

 「あなたも!」

 

 「は、はい!」

 

 僕は、格闘術で応戦していきみんなを逃がしたあと、僕自身も外に出る。すると……

 

 「オラァ!ハァ!」

 

 そこには、戦っている仮面の戦士がいた。だが、少し苦戦しているように見えた……そして、上には……

 

 「あれは……?」

 

 宙に浮いている……洋風の城らしきものに、植物が合体した化け物がいたのだった……すると……

 

 「!?な、なんで君が……」

 

 どうやら、気付かれたみたいだ……何故か僕を知っているみたいだったが……。

 

 「え……何処かで会いました?」

 

 「……やっぱり、覚えていないのか」

 

 どうやら、あの手帳(・・・・)に書かれていたことは本当みたいだ……すると、

 

 「君はここから離れろ!」

 

 「SET FEVER」

 

 「JACK POT HIT GOLDEN FEVER」

 

 何か金色のものを腰の機械に付け、レバーを倒した。そして、右腕にプロペラのようなものを装備したのだった。

 

 「……俺にも…運が回ってきたか!」

 

 そう言って、跳びあがり大きい化け物へと立ち向かっていく……だが……

 

 「ハァァァーー!!くっ!……ぐあっ!」

 

 化け物の光線によって、撃ち落されてしまう……。

 

 「大丈夫ですか!?」

 

 「あ、あぁ……気にするな……ぐっ!」

 

 その人は大丈夫だと言うが、どう見ても大丈夫ではない……。

 

 「待って!それ以上はもう……」

 

 僕は、そう言って止めようとするが……

 

 「ははっ……君がそう言うのか……」

 

 「え……?」

 

 「ずっと戦ってきた……君が……」

 

 戦ってきた……僕も、記憶を失う前(・・・・・・)は……。そして、その人は……

 

 「俺が!叶えなきゃならないんだ!ハァァーーー!!」

 

 大きい化け物に向かっていくが……

 

 「っ……!ぐあぁぁーー!……うっ……あっ……」

 

 光線を食らってしまい、仮面と鎧が解除されたのだった……。

 

 「ねぇ!しっかり!」

 

 僕は、その人に声を掛ける。

 

 「……死ななければ、負けじゃない」

 

 「……!」

 

 「生きてさえいれば……必ず……勝てる時がくる……」

 

 ……この言葉……何処かで……?

 

 「そう言ったのは……君だろう」

 

 「……」

 

 僕が……この言葉を……?

 

 「ぐっ!」

 

 その人の腰に付けている機械の中心のもの……多分、IDコアというものだろう……それに、ひびが入る。

 

 「それは……噓なのか?……化かしてただけなのか……?」

 

 その言葉を言いながら、黒い機械を僕に押し付けてくる。そして、それを掴み…………これは……!

 

 「……噓じゃない」

 

 「……!」

 

 「その言葉で……みんなを化かすことは……しない!」

 

 「はは……そうか……」

 

 僕は、透さん(・・・)に向かってそう言った……。

 

 「なら……それを証明して見せろ……!」

 

 「MISSION FAILED」

 

 その言葉を残して、透さんは退場してしまった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 side:アクア

 

 ……透さんが、ラスボスジャマトにやられてしまい退場してしまった。すると……

 

 「二人共!行くよ!」

 

 ハクアが、何故かそう言ったのだった。

 

 「二人までやられたら、世界は終わりだ!」

 

 そして、ハクアは俺たちに肩を貸しながら、サロンへと向かうのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「何故、お前がここに……?」

 

 「……どうも」

 

 サロンに着くとギロリさんがいて、俺たちと一緒に現れたハクアをあり得ないという表情で見ていた。

 

 「ねぇ……なんか険悪そうじゃない?」

 

 「あぁ……そうだな……」

 

 何故か二人は、表情はさほど変わっているようには見えなかったが……どこか睨み合っているように見えた。

 

 「お前は確かに脱落したはずだ」

 

 「あぁ……そうだね……ゲームマスターであるあなたにやられて」

 

 「え!?」

 

 「……!」

 

 ギロリさんが……ゲームマスターだと……!?

 

 「ねぇ!一体、どういうことなの!?」

 

 ルビーがそう訊くと、ハクアが話し始めた……。

 

 「あの時……僕はゲームマスターに落とされたんだ……」

 

 「え……でもツムリさんの話じゃ、ジャマトに酷いけがを負わされたって……」

 

 「……そんな話になってるんだ」

 

 つまりは、方法はどうであれハクアは目の前のゲームマスター……ギロリに落とされたということか……。

 

 「そもそも、お前はどうやってここまで……?」

 

 ギロリはハクアに向かってそう訊いた……確かに、俺たちも気になっていたことだ。今朝、までそんな素振りは何も……。

 

 「あぁ……それは、これ(・・)だよ」

 

 「「「……?」」」

 

 そう言って、ハクアが取り出したのは……

 

 「あ!それって……あかねちゃんから貰ったやつだ!」

 

 「うん、メモとしても使っているやつね」

 

 つい最近、ハクアがメモなどとしても使い始めたものだ。あかねからプレゼントされたものらしいが、これが何なのだろうか……?

 

 「……それが、どうしたと?」

 

 「ほら!」

 

 そう言って、ハクアはその手帳のあるページを開いた……そこには、

 

 「っ……!それは……!」

 

 簡潔にだが、記憶を失った自分に対してのメッセージが書かれていた……記憶を取り戻す手順も一緒に。

 

 「こんなこともあろうかと、書いておいたんだ。まぁ……書いたのは、このシーズンのデザグラが始まってからなんだけどね……明らかに動きがおかしかったから」

 

 なるほど……それに従って行動したから……。

 

 「あかね先輩から、これを貰ってなかったら思い出すこともなかったと思うよ……多分、あなたの勝ちで終わってた」

 

 「……」

 

 マジで危なかったんだな……。

 

 「本当ナイスだよ!さすが私たちのハクア!」

 

 そうルビーが言い、ハクアを抱きしめていた。すると、ハクアは……

 

 「それでさ……頼みがあるんだけど」

 

 「……何だ?」

 

 「僕をエントリーさせてくれない?」

 

 ハクアがギロリに向かって、そんなことを言ったのだ。

 

 「お前はもう、仮面ライダーではない」

 

 「言っておきますけど、今回は願いを叶えるつもりはないですよ」

 

 「何……?」

 

 ……願いを叶えるつもりはない……?すると……

 

 「君たちはどうだ?まだ、デザ神になる気はあるか?」

 

 ギロリが俺たちに、そう訊いてきたのだ。……なる気はある。だが……今の俺たちでは……。

 

 そんな俺たちに対して、ギロリは……

 

 「これを……」

 

 アイテムボックスを持ってきたのだ。そして、それを開けると出てきたのは、

 

 「……ブーストバックル」

 

 「あぁ、これを与えよう。これで……世界を救ってくれ」

 

 だが、俺もルビーも中々動くことができなかった。

 

 「ねぇ、ゲームマスター。僕が一番最初に叶えた願い……あるでしょ」

 

 「それがどうし「忘れたとは言わせないよ」……」

 

 ハクアが最初に叶えた願い……?

 

 「それでも、お前はもう仮面ライダーでは「いいえ!」……ツムリ?」

 

 ツムリさんが、ボックスと……あれは、デザイアカード……?

 

 「星野珀亜様が叶えた最初の願い……『僕が死ぬまでデザイアグランプリに参加できる世界』……それは、有効です!」

 

 「「!?」」

 

 ハクアが……そんな願いを……。

 

 「ですので……星野珀亜様!」

 

 「……!」

 

 「今日からあなたは、仮面ライダーです!」

 

 そして、ツムリさんがボックスを開け……ハクアにドライバーとIDコアを渡す。

 

 「うん……知ってるよ

 

 「ENTRY」

 

 ハクアはドライバーを受け取り、IDコアをドライバーにセットする。ついでにマグナムバックルも渡された。

 

 「……」

 

 それをギロリは、静かに睨みつけていた。

 

 「ハクア」

 

 「何?……おっと」

 

 「使えよ」

 

 そう言って、ハクアにコマンドバックルを投げ渡す。

 

 「……ありがとう」

 

 「ハクア……無理はしないでね?」

 

 ルビーもハクアに向かってそう言った。それに対して……

 

 「大丈夫だよ……そんなに心配しないで」

 

 そう、安心させるように言う。そして、ブーストバックルも持って……

 

 「さてと………じゃあ、ちょっと行ってくるよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 世界を救いに……ね

 

 

 

 

 

 

 

 side:ハクア

 

 僕は、いつもの格好に着替えてからデザイア神殿へと来ていた。

 

 「BOOSTRIKER」

 

 そして、コンちゃんを呼び出して乗り込み、走り出してそのまま神殿から飛び降りていった。すると、落ちているうちに周りの景色が変わり、ジャマーエリアへと転送された。

 

 ……それにしても、あかね先輩には感謝しないとね……今度、好きなもの買ってあげることにしよう……。

 

 それから少しして、ジャマトたちがいる場所へと近づいたので、ブーストバックルをドライバーにセットし……

 

 「SET」

 

 「変身!」

 

 「BOOST」

 

 「READY FIGHT」

 

 僕は、ブーストフォームへと変身してバイクから飛び降りる。その瞬間に狐に変化したコンちゃんが、目の前のジャマトたちを一掃する。

 

 「フッ!ハァ!」

 

 『『ジャー!?』』

 

 その後、ブーストパンチャーを加速させたパンチでジャマトたちを次々と倒していく。そして……

 

 「REVOLVE ON」

 

 バク転しながら、下半身に装備を入れ替えて、ジャマトたちに次々と蹴りを入れていく。さらに……

 

 「SET」

 

 マグナムバックルもセットし、

 

 「DUAL ON」

 

 「ハァ!」

 

 「GET READY FOR BOOST & MAGNUM」

 

 『『『『ジャー!?』』』』

 

 マグナムブーストフォームへとなって、マグナムシューターの銃身を回しながら、ジャマトたちを撃ち抜いていく。

 

 「RIFLE」

 

 「READY FIGHT」

 

 「フッ!」

 

 『ジャ!?』

 

 「ハァ!」

 

 『ジャジャ!?』

 

 そして、ライフルモードへと切り替えて、ジャマトたちを的確に撃ち抜いていき……

 

 「MAGNUM」

 

 「MAGNUM TACTICAL BLAST」

 

 マグナムシューターにバックルをセットして、引き金を引いてジャマトを一気に倒していく。

 

 「SET」

 

 次に、透さんに託されたゾンビバックルをセットし……

 

 「DUAL ON」

 

 「ZOMBIE AND BOOST」

 

 「ホッ!フッ!ハァ!」

 

 ゾンビブーストフォームへと変わり、左手の爪を使って格闘術で戦っていき……

 

 「POISON CHARGE」

 

 「TACTICAL BREAK」

 

 「ハァ!」

 

 『『『『ジャーー!?』』』』

 

 ゾンビブレイカーも使い、複数のジャマトを倒していく。さらに……

 

 「SET」

 

 「フッ!」

 

 「GREAT」

 

 「ハァ!」

 

 「READY FIGHT」

 

 コマンドフォームへと変わり、レイジングソードでジャマトライダーを相手取っていく。

 

 『『ジャーー!!』』

 

 「おっと……ハァ!」

 

 『ジャー!?』

 

 一体目……そして……

 

 『ジャーー!!』

 

 「ハァ!」

 

 『ジャー!?』

 

 二体目は、後ろから攻撃しようとしたジャマトライダーに向かって、後ろを向かずにレイジングソードを突き刺して撃破したのだった……。

 

 

 

 

 side:ルビー

 

 「すごい……」

 

 ハクアの戦いを見ていた私は、思わずこんな言葉をこぼした……。

 

 「あぁ……ハクアっていうデザ神の力で、俺たちは守られていたんだ……」

 

 「そうだね……ハクアが……ううん、他のライダーたちも、世界を守っていたから……私たちは幸せでいられたんだ……」

 

 そんなことを話しながら、私たちはハクアの無事を祈るのであった……。

 

 

 

 

 

 

 side:ハクア

 

 ジャマトライダーを撃破した僕は、ラスボスジャマトを見据えながら……

 

 「FULL CHARGE」

 

 バックルのレバーを倒す。そして……

 

 「さぁ……ここからが、ハイライトだ!」

 

 「TWIN SET」

 

 バックルを左側にセットし、レバーをもう一度倒した。

 

 「TAKE OFF  COMPLETE JET&CANNON」

 

 すると、上半身にジェット機の羽が装備され、下半身にはブースターが二つ装備された形態へと変化し、コマンドフォームジェットモードへと姿を変えた。

 

 「READY FIGHT」

 

 「ハァァァーーー!!」

 

 僕は、飛び上がりラスボスジャマトの周りと飛び回ってレイジングソードで攻撃していく。しかし、それではダメージが少ないので……

 

 「城っていうのは、外側からも崩せる……昔からね!」

 

 「REVOLVE ON」

 

 そう言って、上下の武装を入れ替えて……

 

 「ハァ!!」

 

 肩の大砲を放って、ダメージを与えていく。

 

 「REVOLVE ON」

 

 そして、再びジェットモードへと戻り、落ちてきたレイジングソードをキャッチする。

 

 「さぁ……盛大に、幕引きだ!」

 

 「RAISE CHARGE」

 

 僕は、レイジングソードに付いているボタンを押してエネルギーをチャージしてトリガーを引き……

 

 「TACTICAL RAISING」

 

 「ハァァァーーー!!」

 

 そのまま、レイジングソードを突き出したままラスボスジャマトへと突っ込んでいき……

 

 『ギュアァァァーーー!?』

 

 ラスボスジャマトを貫いて、撃破することに成功したのだった……。

 

 

 

 

 

 side:アクア

 

 「これで……救われたね……」

 

 「あぁ……」

 

 ハクアがラスボスジャマトを撃破したところを見て、俺たちはそう言う。すると……

 

 「……君たちに、チャンスをやろう」

 

 何故かギロリがそう言ったのだ。

 

 「……チャンス?」

 

 「もう、ラスボスは倒されただろう……」

 

 そう……もう、ハクアによってラスボスは倒されたのだ。チャンスと言われても……。

 

 「これより、デザ神決定戦を行う」

 

 「「デザ神決定戦……?」」

 

 「その内容は――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 side:ハクア

 

 僕は、ラスボスジャマトを撃破して変身を解除した……だが、

 

 「……おかしい。なんでゲームクリアにならないんだ……?」

 

 そう、普通ならここでゲームクリアの宣言がされるはずなのだが……すると、

 

 「ゲームマスターにより……このゲームは無効になりました

 

 「え……無効?」

 

 ツムリさんが、僕のもとに来てそう言う。

 

 「そして……これより、デザ神決定戦……キツネ狩りを行うことになりました……」

 

 「キツネ狩り……?」

 

 何なんだ……それは……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デザイアグランプリルール

 

 

 ゲームマスターの承認が無ければ、

 

 ゲームクリアにはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 




 読んで下さりありがとうございました。

 無事、ラスボスジャマトを撃破しましたが……キツネ狩りが始まってしまうようです……。

 良ければ、感想や評価の方をよろしくお願いします。

 それでは、次回もよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。