女神の子   作:アキ1113

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 今回は、主人公とアクア視点のお話です。

 上手く書けているか分かりませんが、どうぞご覧ください。


再誕編
再誕Ⅰ:珀亜と愛久愛海


 side:???

 

 何度目かの人生、僕は重病によって若くしてその生涯を閉じた。

 

 しかし、次に目を覚ました時には……

 

  

 「いい子でちゅね~珀亜(はくあ)~」

 

 

 ……はい?

 

 

 なんと、現役アイドル「アイ」の子供に転生したらしい。

 

 僕は今まで何度も転生してきたが、この様なことは初めてだ。何が初めてだと思うかもしれないが、アイドルということは有名人というわけで、今までその様な家族のもとに生まれ変わることは2000年の中では初めてだ。

 

 しかも、アイのことは前世で幼馴染が熱烈なファンもとい推していたことから、よく先生と一緒に巻き込まれてライブ映像などを見せられていた。

 

 今、二人はどうしているだろうか。あの子は先生のことが好きだったから上手くいっているといいが……

 

 ちなみに、今世でアイに授かった名前は星野「珀亜」。また「ハクア」の名前を授かることになったのである。

 

 ちなみに、今世は一人っ子というわけではなく、兄と姉がいる。

 

 兄の名前は、星野愛久愛海(あくあまりん)、姉は、星野瑠美衣(るびい)である。兄も姉も見事にキラキラネームというやつだが、特に兄の方が受けるダメージが大きそうではある。

 

 ……まあ、一先ずそれは置いておくとして、二人は僕ら三つ子の兄と姉(・・・・・・・)である。

 

 それだけなら、良かったかもしれないが兄と姉も転生者らしく、更には前世の記憶を持っているかつ二人共アイのファンだそうだ。

 

 ともかく、僕らはまだ生まれたての赤子である。

 

 やろうと思えば話せるし歩けるが、僕らは乳幼児なのでそれをやってしまってはアウトである。この様な経験は今まで何度もしているため慣れている。大人しく静かにしておけば問題はないだろう。

 

 問題と言えば、今世ではデザグラに参加する機会はあるのだろうか。もし参加することがあっても目的が、理想が変わることはない。勝って勝って勝ち続けるだけだ。

 

 例えどんな道だとしても、必ず……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 side:アクア

 

 突然だが、俺の名前は雨宮吾郎。宮崎の田舎の病院で産婦人科医をしていた(・・・・)

 

 そう、していたのだ。 

 

というのも俺は今、星野愛久愛海として、推しのアイドルの息子として転生していた。

 

 「こいつ、何言ってんだ」と思うかもしれないが、とりあえず聞いてほしい。

 

 もともとは、産婦人科医をしていたことは話したと思うが、ある日患者として推しのアイドルのアイがやってきたのだ。最初はそりゃあショックを受けて現実逃避しかけたが。ファンとしての自分と医者としての自分と和解し、彼女の子供を産ませると決意した……

 

 までは良かったが、出産予定日にアイのストーカーらしき男に殺され、亡くなり目を覚ましたら、三つ子の兄である星野愛久愛海として前世の記憶を持って転生していたのだった。

 

 そして、この家には俺だけではなく……

 

 

 「はんぎゃーっ!はんぎゃーっ!」

 

 

 もう二人住人がいる。今、泣いたのが星野瑠美衣。俺の妹であり、末っ子の姉だ。

 

 しかも、俺と同じく前世の記憶を持っている。どんな前世だったかはしらないが、俺と同じくアイ推しのアイドルオタクであった。

 

 それが分かったのは何週間か前のこと……

 

 

 

 

 

 『……!……!』

 

 『…うん?』

 

 何か声が聞こえると思い、目を覚ましたところそこにいたのは、

 

 『は?死ねよ!ママのこと何も分かってない類人猿どもが!どうせお前なんかババアでブスなんだろ!ママの魅力と才能を理解できないなら死んどけよブーーース!』

 

 

 『……』

 

 ……なんかレスバしてるし、というか普通に喋ってるし。

 

 流石に驚いたがもしかしたらと思い…

 

 『お前…もしかして…』

 

 『!?』

 

 『俺と同じか?』

 

 『…』

 

 『…』

 

 『赤ちゃんが喋ったーー!キモーー!』

 

 『いや、それはお前もだろ。』

 

 

 

 

 

 というわけで、判明したのである。

 

 そして、もう一人が、

 

 「あう?」

 

 俺たち三つ子の末っ子である星野珀亜だ。

 

 

 この子は、赤ん坊にしては大人しく感じ、泣くこともあまりないし、暴れることもない。容姿は、目元と綺麗な琥珀色の瞳を除けば完全にアイと同じである。

 それにアイが仕事に行く時にはとても寂しそうにしていたり、毎日どこかを見つめているのは俺の気のせいだろうか…。

 

 それにしても、俺の医者としての知識では、泣かなかったり暴れないということはまずない。まさか、あいつもなのか…?

 

 

 いや、まさかな。流石にそれはないだろうが、今度確かめてみるとしよう。

 

 

 

 

 

 

 




 読んで下さりありがとうございました。
 
 次回は主人公とルビーのお話をしようと思っています。

 このペースだと変身や戦闘はかなり先になると思います。

 なるべく早く書けるように頑張ります。
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