一体、どのようなバトルになるのか……。
それでは、どうぞご覧ください。
side:ハクア
「ハァ!」
僕は、シーカーに向かってレイジングソードを振るうが、シーカーのもつ剣に防がれてしまう。
「くっ……」
「オラァ!」
「「ハァァァーー!!」」
そこに一輝さんとバイスが、攻撃を加えようとするが……
「「なっ!」」
「ライダーは全員潰す」
「さぁ……遊ぼうか」
リュウガと王蛇が割り込んできて、攻撃を防いできたのだ。バイスは王蛇に押されて、何処かへ行ってしまう。すると……
「TACTICAL SLASH」
「ハァ!」
「お前の相手は、俺たちだ!」
兄さんと大二さんが僕たちからリュウガを引き剝がすために攻撃してきた。
「ふん……いいだろう」
そして、リュウガは兄さんたちの方に向かっていった……が、
「っ!くっ……」
シーカーと戦っている僕に対して、ナイトが攻撃を仕掛けてきたのだ。
「恨みはないが、加減はなしだ」
「……やってやるよ」
僕も、レイジングソードを構えて攻撃しようとしたが……
「TACTICAL FIRE」
「「はぁぁぁーー!!」」
「!?」
ナイトの背後から姉さんとさくらさんが攻撃を仕掛けてきたのだ。
「こいつは……私たちが!」
「ハクア君はあいつを……!」
「……分かった!」
そして再び、僕はシーカーへと向かっていくのだった……。
side:アクア
「ハァ!」
ハクアからリュウガを引き剝がした俺たちは、そのまま交戦していたのだった。
「ハァ!」
「っ!」
こいつ……やっぱり強い……!
「アクア君!」
「必殺承認!」
俺は、大二さんの呼ぶ声に反応して、その場を離れる。
「バット!ジャスティスフィニッシュ!」
「ハァ!」
「ぐっ!」
その攻撃は、リュウガに命中し体制が崩れる。
「今!」
「ROUND 1,2,3 FEVER」
「TACTICAL FINISH」
「ハァァーー!」
俺はニンジャデュアラーで攻撃しようとするが……
「STRIKE VENT」
「!?」
「ハァ!」
「ぐあっ!」
俺は、黒い炎を食らって飛ばされてしまう。
「アクア君!」
「っ……こうなったら!」
「REVOLVE ON」
「SET FEVER」
「当たれ……!」
俺は、フィーバースロットバックルをセットしてレバーを倒す。そして……
「NINJYA」
「……よし!」
「HIT FEVER NINJYA」
ニンジャを当て、フィーバーニンジャへと変化する。
「なっ……体が……」
大二さんが、俺の上下の装備が変わるところを見て、驚いていた……まぁ、初見だとそうなるよな……。
「ほう……」
「……行くぞ!」
そして、俺はスピードを活かして接近し、攻撃を加えていく。
「くっ……」
「ジャッカル」
「Confirmed!」
「俺だって!」
「バーサスアップ!」
「Over drive!Power dive!仮面ライダーライブ!」
「ジャッカル!」
「ハァ!」
大二さんもスピードに特化したフォームにチェンジして、銃で攻撃をしていく。
「ぐっ……」
「「ハァァァーーー!!」」
そして、俺の剣撃と大二さんの銃撃でダメージを与え……
「「ハァ!!」」
「ぐあっ!」
リュウガを吹き飛ばしたのだった……。
side:ルビー
「やぁ!」
「はぁ!」
私たちは、ハクアと戦おうとしたナイトを相手取っていた。けど……
「TRICK VENT」
「え!?」
「これは……分身!」
武器にカードを入れたと思ったら、六人に分身してしまったのだ。
「ハァ!」
「うわっ!」
そして、私たちに向かって六人で攻撃を仕掛けてきたのだ。
「このっ……!きゃあ!」
「ルビーちゃん!」
私は攻撃を受けきれず、飛ばされてしまう。
「……だったら!」
「REVOLVE ON」
「SET FEVER」
「お願い……!」
そして、フィーバースロットバックルをセットしてレバーを倒した。当たって……!
「BEAT」
「やった……!」
「HIT FEVER BEAT」
私は無事にビートを引き当てて、フィーバービートへと変わった。
「え!?どうなってるの!?」
さくらちゃんが、私の体が回転する様子を見てそう言った……みんな同じ反応するんだなぁ……。
「FUNK BLIZZARD」
「TACTICAL BLIZZARD」
「METAL THUNDER」
「TACTICAL THUNDER」
そんなさくらちゃんを余所に、私は二つのビートアックスを操作して……
「行っけえ!」
前の足元を広く凍らせて、分身もろとも動けなくした。
「っ!」
「はぁ!!」
そして、もう一つでナイトたちの上から雷の攻撃を浴びせる。
「ぐっ!」
雷撃を食らったことで、分身も解けたみたいだ。
「ルビーちゃんナイス!あとは私が……!」
「クジャク!」
そう言うと、さくらちゃんはさっきとは違うスタンプを取り出して、ドライバーにセットした。そして……
「リスタイル!リバティアップ!」
「Ah~クジャク!ダダダダーン!」
扇のような武器を二つ召喚したのだ。
「くっ……!」
雷を食らった後で動けないナイトに向かっていき……
「クジャク!スタンピングスマッシュ!」
「やぁ!はぁ!!」
「ぐあっ!」
連撃を食らわせて、ナイトを吹き飛ばしたのだった……。
side:透
「お前たちが相手か……」
俺は、シーカーと戦っていたバイスと共に仮面ライダー王蛇と対峙していた。
「さぁ……リベンジマッチだ!」
「おうよ!」
「……かかってこい」
その言葉と同時に俺たちは、王蛇に向かっていく。
「POISON CHARGE」
「「ハァァァーー!!」」
俺はゾンビブレイカーで王蛇に攻撃を仕掛けようとした……が、
「ハァ!」
「TACTICAL BREAK」
「ふん」
「くっ……!」
「うおっ!」
分かってはいたが、一筋縄では行かないようだ。
「REVOLVE ON」
「SET FEVER」
俺は、フィーバースロットバックルをセットした。そして……
「ZOMBIE」
「HIT FEVER ZOMBIE」
「ハァ!!」
「っ!」
ゾンビを引き当て、フィーバーゾンビへと変化する。
「えぇ!?体がぁ!?」
バイスが何か叫んでいるが、俺はスルーして王蛇に二本のゾンビブレイカーで攻撃していく。
「フッ!ハァ!」
「くっ……オラァ!」
「ぐっ…ハァ!」
俺は、王蛇の攻撃を受けつつも確実にダメージを与えていく。さらに……
「MONSTER STRIKE」
「オラァ!!」
バイスが王蛇の死角から攻撃を仕掛けた。
「っ!ぐっ……!」
「今だ!」
「POISON CHARGE」
「ハァァァーー!!」
「TACTICAL BREAK」
「ぐあっ!」
俺は、ゾンビブレイカーを下から上に振り、王蛇を上に打ち上げて天井に叩きつける。そして……
「HYPER ZOMBIE VICTORY」
「ハァ!!」
「がぁ!」
左側の爪にエネルギーを纏わせて、落ちてきたところに攻撃を加えて殴り飛ばしたのだった……が、
「頂点に立つのは……俺だ!」
「GIGANT HAMMER」
ハクア君たちと戦っているシーカーがハンマーを召喚し、突如として地面に叩きつけて柱を生成し始めたのだった。
「一体、何を……!」
「おいおい、何するつもりだよ……!」
そして、天井を突き破って上に上がっていくのだった……。
side:ギロリ
「見つけたぞ……コラス」
「もう逃げられないわよ!」
ギロリたちは、戒真の父親である轟栄一の邸宅へと赴き、轟栄一とコラスのいる部屋へと到着したのだ。
「だ、誰なんだ君たちは!?外の警備はどうした!」
「全員、打ち倒させてもらったわ!」
チラミが栄一に向かってそう言った……実際には、ギロリが全員倒したのだが……。
「何故だコラス……お前はゲームマスターを退いたはずだろう?」
「それはお前も似たようなものだろう……また、私の時代が始まるのだよ。ギロリ!チラミ!」
そう言うとコラスは、刀を一本取ってギロリたちを斬りつけてきたのだ。
「っ……こちらにも譲れないものがある」
ギロリも刀を取り、仮面を付けてコラスと戦い始めたのだった……。
「フッ!ハァ!」
「っ!ハァ!」
ギロリとコラスの戦いは、外にまで出て続いていた。
「ハァ!」
「ぐあっ!」
コラスの隙を突いて、ギロリが蹴りを入れた。そして、コラスは蹴り飛ばされていく。
「ライダー同士を争わせて、一体どうするつもりだ!」
「そうよ!オーディエンスはライダーたちの願いを叶える姿を見たいのよ!争うところが見たいわけじゃないの!」
ギロリと戦いを見ていたチラミが、コラスにそう問い掛ける。
「世界は、破滅の道を進んでいる……」
「何?」
「何ですって?」
二人が疑問に思っている内に、コラスは銃を取り出してギロリを撃った。
「ギロリちゃん!?」
弾はギロリの仮面に当たり、弾き飛ばされてしまう。
「くっ……」
「ふんっ!」
「ぐっ!」
ギロリの仮面が弾き飛ばされた隙を狙って、コラスは刀で斬りかかってきた。ギロリはそれを防ぐが、刀はコラスに飛ばされてしまう。
「空の裂け目は直に閉じる……そうなってしまう前に、裂け目に破滅の門を建設する!」
「そんなことをして…どうするつもりだ!」
ギロリがそう問い掛けると……コラスは仮面を外し、
「星の数程いる、宇宙の侵略者たちを招待するのさ……そうすれば、この世界は未曾有のディストピアとなる!」
「「!?」」
その言葉に、ギロリとチラミは驚きを隠せない。
「ハハハハハ!最高のエンターテインメントだろう?デザイアロワイヤルのフィナーレに相応しい!!」
そう言って、コラスはヴィジョンドライバーを取り出す……すると、
「っ!ハァ!」
「ぐあっ!」
その隙を狙い、ヴィジョンドライバーをコラスの手から落とさせた。
「勘違いするな……デザ神とは、世界を救った英雄のことだ。その栄誉を称え、理想の世界を与える」
「少なくとも、世界を滅ぼそうとしている奴には……ゲームマスターの資格はないわね」
「っ……!」
ギロリとチラミがそう言うと、コラスは斬りかかってくるが……
「ギロリちゃん!これ!」
「!」
チラミが隙を見て拾っていた刀をギロリに渡した。そして……
「ハァァァーー!!」
「ハァ!!」
「ぐあっ……!」
その刀でコラスを倒したのだった。
「ドライバーの権限は返してもらうわよ……助かったわ、ギロリちゃん」
「礼はいい……それよりも」
「えぇ……分かってるわ」
「VISION DRIVER」
ギロリに礼を言ったチラミは、取り返したドライバーを腰に付け、
「GLARE2 LOG IN」
「変……身!」
腰のホルダーにしまっていたプロビデンスカードをスラッシュした。
「INSTALL」
「I HAVE FULL CONTROL OVER GLARE2」
すると、チラミの周りをユニットが飛び回ることでスーツが生成され、仮面ライダーグレア2へと変身したのだった。
「ゲームのルールを書き換えるわ……はぁ!」
そう言って手を掲げると、デザイアロワイヤルからデザイアグランプリへと戻り、赤い壁によって消滅したエリアや人々も元に戻っていく。そして、チラミとギロリがデザイア神殿に移動し、ツムリとジョージ・狩崎を元の姿へと戻した。
「私は……一体……?」
「ヘイヘイヘイヘイ……」
「二人ともコラスにマインドコントロールされていたんだ」
「えっ……ギロリ!?なんで……」
「ワォ!見たことのない仮面ライダーだ!実にWonderful!」
「あら、ありがとう!」
何故かここにいるギロリに驚くツムリと、今まで見たことのない仮面ライダーに目を輝かせている狩崎。
「さぁ……アタシたちのゲームを始めましょう!」
side:ハクア
「GIGANT HAMMER」
「っ!何を!」
「ハァ!!」
「「ぐあっ!」」
突然、シーカーがハンマーを召喚したと思ったら地面に叩きつけて柱を生成して、上へと登っていったのだ……。
「あいつ……!」
「とにかく、みんなと合流を……」
「……あぁ!」
そして、みんなのところへと行くと、
「お待ちしておりました……珀亜様、一輝様」
「あれ?ツムリさん?」
そこには、みんなといつもの格好のツムリさんがいたのだ。
「そうか……やったんだね」
「はい、おかげさまで」
ギロリさんたちがドライバーの奪還に成功したということだ。そして……
「皆さん、これよりデザイアグランプリ最終戦……シカゲームを始めます!」
「……シカゲーム?」
「何だそれ?」
突然、発表されたゲーム名にそう反応する姉さんと兄さん。
「仮面ライダーシーカーは今、空の裂け目が閉じないように破滅の門を建設しようとしています」
破滅の門……ね。
「そうなってしまう前に、ラスボス、シーカーを討伐してください。見事、討伐を果たしたデザ神は、理想の世界を叶えることができます!」
……なるほどね。
「よぉし!やってやろうじゃないの!……あれ?」
そう言った直後、バイスは変身が解除されてしまい、体がまたしても消えかかっていた。
「バイス!?」
「大丈夫!?」
一輝さんと僕がバイスの元に行く。
「そろそろ……限界か……」
「ダメだバイス!俺は……まだお前のことを忘れたくないんだ!……とにかく、俺の中で休んでろ!」
一輝さんはスタンプを取り出して、バイスに押すと一輝さんの体にバイスが戻っていく……………よし、決めた。すると……
「ハクア、行って!」
「あのライダーたちは、俺たちで何とかするから」
「シーカーは任せるよ」
「……うん、三人とも、ここは任せるよ!」
「大二、さくら……頼んだ!」
「あぁ!」
「オッケー!」
僕と一輝さんは、みんなに地上のライダーたちを任せる。
「一輝さん、これを!」
「これって……ありがとう!」
僕は、一輝さんにプロペラバックルとリバイスドライバーバックルを渡した。
「FULL CHARGE」
「SET」
「TWIN SET」
一輝さんはプロペラバックルを左側に、僕はレイジングソードからバックルを取り外し、左側にセットする。
「TAKE OFF COMPLETE JET&CANNON」
「DUAL ON」
「BEAT ARMED PROPELLER」
僕は、コマンドフォームジェットモードへと変化し、一輝さんはプロペラを装備した。そして……
「「READY FIGHT」」
「「ハァ!!」」
僕たちは、シーカーのところへと飛び立っていくのだった……。
読んで下さりありがとうございました。
次回、ついに決着です。
良ければ、感想や評価の方をよろしくお願いします。
それでは、次回もよろしくお願いします。