女神の子   作:アキ1113

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 今回で、ジャマーボールが決着します。

 そして、道長と再会した透は……果たして……。

 それでは、どうぞご覧ください。


離隔Ⅲ:ゲームセットと投票

 side:ハクア

 

 「ハクア!」 

 

 「凛さん!兄さんは!」

 

 隣に来た凛さんに、そう訊いた。

 

 「大丈夫、目立ったケガはないよ…流石に休ませたけどね……」

 

 「……そっか」

 

 取り敢えずは無事みたいだ……良かった。すると……

 

 「さて……どうする?」

 

 大智さんがそう言う……そうだ、点差は10点差……残り時間も僅かだ。だったら……!

 

 「二人とも、ボールを僕に!」

 

 「……え?」

 

 「いいから!」

 

 「……分かった!」

 

 そして、僕はボールを二つとも受け取り、マグナムシューターを模した小型のバックルをビルダーバックルへとセットして、レバーを倒し、

 

 「DEPLOYED POWERED SYSTEM」

 

 「GIGANT SHOOTER」

 

 マグナムシューターを左手に持った。

 

 『『ジャー!』』

 

 「ハァ!!」

 

 ジャマトが来る前に、ボールを投げて蹴り上げ、それに向かって弾を何発か撃った。

 

 ボールにその弾を当てて、何回か跳弾させてジャマト側へのゴールへと進めていった。そして……

 

 『『ジャジャ!?』』

 

 

 

SCORE
 

 

 

33-33

 

 

 「よし!」

 

 「やるじゃないか」

 

 同点まで、追いつくことができたのだった。その直後……

 

 

DRAW

 

 試合終了のブザーが鳴り、エリアの消滅は何とか回避することができたのだった……。

 

 

 

 

 

 

 side:透

 

 「へぇ~感動の再会……ってところかしら?」

 

 俺は、生きているとは思っていなかった道長に再会して、動揺していた。

 

 ……だって……道長は、あの時……。

 

 「そうか……お前も……副作用で……」

 

 「……副作用?」

 

 道長からそんな言葉が出る。一体、どういう……?そう思っていると……

 

 「そろそろいいかしら?」

 

 「……お前は?」

 

 「私はベロバ……ジャマトのスポンサーよ」

 

 「ジャマトの……スポンサー……?」

 

 スポンサーって、どういうことだ?

 

 「あぁ……アンタは知らなかったわね、トッチー

 

 「と、トッチー……?」

 

 ……何か変な名前で呼ばれたんだが。

 

 「デザイアグランプリは……リアリティーライダーショーなの。オーディエンスたちがライダーたちの生き様や死に様を見て楽しむ……エンターテインメントよ!」

 

 「つまり……今まで俺たちは、観客の見世物にされていたってことかよ……」

 

 「あぁ……そういうことだ」

 

 俺の言葉を道長が肯定する……そうか……俺たちの戦いを……そいつらは……!

 

 「それでね~……アンタに提案があるの」

 

 「……何だ?」

 

 そして、ベロバから言われたのは……

 

 「――――なんだけど……どう?」

 

 「……!」

 

 という話であった……その話を聞いて、俺は……

 

 「……道長、お前はやるつもりか?」

 

 道長にそう訊いた。

 

 「あぁ……ライダーをぶっ潰すために。それに……あいつを奪ったデザイアグランプリもだ!」

 

 「……そうか」

 

 そして……俺は、

 

 「分かった……乗ってやるよ」

 

 「透……「それに」…?」

 

 「お前だけだと心配だしな!」

 

 「お前なぁ……」

 

 その話に乗ることに決めたのだった……。

 

 

 

 

 

 

 side:アクア

 

 試合はハクアのおかげで引き分けとなり、延長戦が行われることになった。

 

 「っ……!」

 

 「あ!ごめん!」

 

 「いや、大丈夫だ」

 

 俺は、ケガの手当てをルビーにしてもらっていた。

 

 「……よし!どう?」

 

 「……大丈夫だ。ありがとう」

 

 「どういたしまして!」

 

 そして、ルビーの手当てが終わったタイミングで……

 

 「アクアちゃん」

 

 チラミさんが声を掛けてきた。

 

 「あなたに会いたい人がいるって」

 

 「俺に?」

 

 俺に会いたい人がいるらしいが……一体……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここか……」

 

 そこに行くと、何やら近未来的な背景の部屋に畳などの和風なものが置いてあった。

 

 「……いない?」

 

 見たところ誰もいないため、取り敢えず靴を脱いで畳の上に座る。すると……

 

 「おお、来たか……!」

 

 「……え?」

 

 何処からか声が聞こえてきた。

 

 「ここだ」

 

 「……これか?」

 

 俺は、目の前にあったカエルの置物を取った。

 

 「ちょ、お前!」

 

 「うおっ!」

 

 「正解だが離せ!」

 

 「あ、あぁ……」

 

 そして、俺はカエルの置物を元の場所に置いた。

 

 「取り敢えず……そこに座りな」

 

 そう言われ、俺は畳の上に座った。

 

 「まずは自己紹介だ……俺はケケラ、お前のサポーターだ」

 

 「!アンタが……俺の……!」

 

 「ん?お前、サポーターのこと知ってんのか?」

 

 「あぁ……ハクアがジーンっていうサポーターから聞いたって……」

 

 「……そういうことか……そういや、推しの舞台見に行くとか言ってたな……」

 

 俺の言葉にケケラは納得したようだ。

 

 「さて、お前をここに呼んだのは……直接会いたいってのもあるが……ここままじゃ、半分の確率でお前が脱落することになるぞ?」

 

 ケケラはそう言ってきたのだ。確かに……後半戦の始まる前の投票じゃ、大智さんと俺で2-2だったしな……落ちる可能性は高い。

 

 「というか、何でお前がここまで勝ち上がれたと思っている!……まぁ、お前の実力が高いのも確かだが」

 

 何でって言われても……。

 

 「……ブーストバックル」

 

 「!」

 

 「お前、結構な割合で手に入れてたよな?」

 

 「あ、あぁ……それはそうだけど……」

 

 何でここでブーストバックルの話が……?

 

 「サポーターはな、シークレットミッションを設定することができるんだ。だから、お前に合ったミッションを設定してサポートしてやってたってわけだ」

 

 「……そうだったのか」

 

 つまり、今までの俺のブーストバックルの入手率の高さは、ケケラが俺をサポートしていた結果というわけか。

 

 「お前のために金かけたんだからよ……こっちも勝ってくれないと困るわけだ」

 

 「スパチャじゃねえか、それ」

 

 ブーストバックルだから、赤スパだろうか……?

 

 「ともかくだ!このままじゃお前は終わっちまう……まぁ、最悪の状況じゃないのが救いだがな」

 

 「……というと?」

 

 「そりゃあ、フォルスとマーゴだよ。あの二人はお前の味方っぽいしな」

 

 そうか、ルビーは俺を疑う素振りもなく、ハクアは大智さんがデザスターかもしれないという可能性を話したのだ。もちろん、二人のどちらかがデザスターという可能性はあるが、今のところは二人を味方と見てもいいかもしれないな。

 

 そう考えていると、

 

 「次の延長戦……お前が決めろ」

 

 ケケラは突然、そんなことを言い出したのだ。

 

 「何もジャマトを倒せって言ってるんじゃないんだ。まぁ、ジャマトのことは俺たちもよく分からないんだがな」

 

 サポーターやオーディエンスたちでも、ジャマトについて詳しいことは分からないんだな……。

 

 「話を戻すが……もし、決勝ゴールを決めてみろ……そうすれば、今までのことも汚名返上できるかもだぞ?」

 

 「……!」

 

 ……ケケラのいう通りだ。勝ち残るには、この方法しかない……!

 

 「……分かった」

 

 「あぁ!期待してるぜ……」

 

 

 

 

 side:ルビー

 

 「はぁ!」

 

 「っ!いい動きね!でも……」

 

 「うわっ!」

 

 私は、凛さんと一緒に練習をしていた。私も自分で動ける方だとは思っていたけど……さすが、本業の人は違うなぁ……。

 

 「はぁ……やっぱり、強いなぁ……」

 

 「あなたもね……まさか、あそこまで動けるとは……」 

 

 そう、凛さんは言うのだった。すると……

 

 「ねぇ」

 

 「うん?」

 

 「ルビーちゃんは……デザスターは、お兄さんじゃないと思ってるの?」

 

 そう、訊かれたのだった。それに対して私は、

 

 「もちろんだよ?」

 

 そう答えたのだった。

 

 「やっぱり……家族だから?」

 

 「それもあるけど……一番は、今までのデザイアグランプリでお兄ちゃんは、誰かのために本気で戦ってた」

 

 お兄ちゃんは、一般人が巻き込まれた時はいつもジャマトよりも、そっちを優先していたのだ。

 

 「だから……私は信じてあげたい……ううん、信じるよ

 

 「……そっか」

 

 そして、そろそろ延長戦が始まるとのことで、私たちはサロンへと戻るのだった……。 

 

 

 

 

 

 side:ハクア

 

 僕たちは、延長戦へと臨むために両陣営の真ん中にある建物の屋上へと来ていた。

 

 「はい、これ」

 

 「……ありがとうございます」

 

 「……勝つよ」

 

 「……はい!」

 

 兄さんは凛さんから、ニンジャバックルを受け取った。そして……

 

 「SET」

 

 SET

 

 「SET」

 

 SET

 

 「SET CREATION」

 

 「「「「「変身!」」」」」

 

 「NINJYA」

 

 BEAT

 

 「GRAB CRUSH OUT ZOMBIE」

 

 MONSTER

 

 「DEPLOYED POWERED SYSTEM」

 

 「GIGANT HAMMER」

 

 「「「「「READY FIGHT」」」」」

 

 全員が変身し、凛さんが代表して前へと出ていく。

 

 『それでは、延長戦……スタートです!』

 

 「ハァ!」

 

 『ジャ!』

 

 ツムリさんのアナウンスで、延長戦が始まった。延長戦はどちらかがゴールを入れれば、その時点で終了となる。

 

 「させるか!」

 

 兄さんは、ゴールでジャマトを通さないように交戦していた……が、

 

 『ジ、ジンメイ……ヲ』

 

 「くっ!ぐあっ!」

 

 一瞬動きを止めた後、ジャマトの攻撃を受けてしまう……そうか、あれが……。

 

 「GIGANT SWORD」

 

 「ハァ!」

 

 「ハクア!?」

 

 僕は、装備を剣に変えてジャマトへと攻撃した。

 

 「さぁ……種明かしだよ!」 

 

 『『ジャー!』』

 

 「フッ!ハァ!」

 

 『『ジャー!?』』

 

 そして、倒した二体のジャマトを見てみると……

 

 「!?」

 

 「え!?」

 

 「本当に……!」

 

 そこには、豪徳寺武さんが二人(・・)いたのだ。

 

 「これって……?」

 

 「おそらくだけど……ジャマトは退場者の姿と人格、記憶だけを引き継いでいるだけで、本人じゃないよ。その証拠に、複数いるんだから」

 

 「……」

 

 何をどうやっているかまでは、確定できないけど……ジャマト≠人間そのものだということは確かだ。さて……

 

 「兄さん!」

 

 「?おっと……」

 

 僕は、兄さんにボールを投げ渡し、

 

 「劇場のディフェンスは任せてといて!だから……頼んだよ!」

 

 そう言うのだった。

 

 「!……あぁ!」

 

 そして、兄さんはジャマト側のゴールへと向かっていった……。

 

 

 

 

 

 

 side:アクア

 

 俺は、ハクアからボールを受け取り、ジャマト側のゴールへと向かっていた。

 

 『『ジャー!』』

 

 「ハァ!」

 

 『『ジャー!?』』

 

 途中でジャマトたちが邪魔してきたが、それをニンジャデュアラーで攻撃して、道を開けてゆく。すると……

 

 「「JyaJyaJya…STRIKE」」

 

 ジャマトライダーが、同時にツタで俺を攻撃してきた。

 

 「っ!ハァ!」

 

 俺は、ジャマトライダーたちの攻撃を避けつつビルの壁を走って登っていった。

 

 「フッ!ハァ!」

 

 俺は途中で、ビルのガラスを割って中に入ったのだが……

 

 「!」

 

 中にまでツタが入ってきたため、デスクなどを飛び越えながら避けていく。

 

 「ハァ!」

 

 そして、再びガラスを割り外へと飛び降りる。すると、目の前に鉄骨の足場が出現したので、それに乗る。隣の建物に目を向けてみると……

 

 「GIGANT BLASTER」

 

 やっぱり、ハクアが足場を……ありがとう!

 

 「ハァ!」

 

 俺は、心の中でお礼を言い、それを蹴って一気に跳んでゴールへと向かう。途中でジャマトライダーの攻撃がきたが……

 

 「「はぁ!」」

 

 『『ジャ!?』』

 

 ルビーと凛さんの二人が、ジャマトたちを押さえてくれた。そして、ゴールの目の前にくると、

 

 『ジャー……ジャ!』

 

 「っ!」

 

 ルークジャマトがこちらに向かって、エネルギーを撃ってこようとしたので、

 

 「NINJYA STRIKE」

 

 俺は、バックルを操作して自身の周りに手裏剣のエネルギーを纏わせる。だが……

 

 「ぐっ!」

 

 それを突き抜けて攻撃が徐々に当たっていく……でも!ここで……決める!

 

 「ハァァァーー!!」

 

 俺は、押されながらもボールを投げる体制をとった。すると、仮面の複眼の部分が耐えきれなかったのか、片目の部分だけ割れてしまう……が、

 

 「ハァ!!」

 

 それでも構うことなく、ボールをゴールへ向かって投げる。そして……

 

 『ジャ!?』

 

 それは、ジャマトの右側を通過して……

 

 

 

SCORE
 

 

 

36-33

 

 

 ゴールへと吸い込まれるように、入っていったのだ。その直後、

 

 

GAME SET

 

 

RIDERS WIN

 

 

 試合終了のブザーが鳴り、俺たちライダーチームの勝利で終わったのだった……。

 

 

 

 

 

 

 side:ハクア 

 

 「兄さん!」

 

 「お兄ちゃん!」

 

 試合は兄さんの活躍もあり、僕たちの勝利で終わった。そして、僕と姉さんは兄さんのもとへと向かい、

 

 「ハクア……ルビー……」

 

 「「……ナイスシュート!」」

 

 そう言って、僕が右手、姉さんが左手を兄さんの前に掲げる。すると、僕たちの意図を理解したのか、兄さんも……

 

 「……あぁ!」

 

 両手でそれぞれの手にハイタッチしてきたのだ。

 

 「というか、お兄ちゃん大丈夫なの?顔とか……仮面の目のところ、割れていたような……?」

 

 「いや、そこは問題ないよ」

 

 「良かった~……」

 

 そんなやり取りをしている中……

 

 「さて、劇場の中にいる人たちにも、もう大丈夫なことを伝えないと……」

 

 そう言って、僕はそっちの方向へと向かおうとすると……

 

 「ハクア……君?」

 

 「あれ?あかね先輩?丁度良かった、みんなにもう大丈夫って……!」

 

 僕はあかね先輩にそう声をかけようとすると、二人の前だというのに抱きしめてきた。

 

 「ちょ、あかね先輩……流石に恥ずかし「良かった……」…!」

 

 「本当に……無事で……」

 

 「……うん、僕たちはみんな無事だよ。だから、安心して」

 

 信じてくれてはいたけど、やっぱり不安だったようだ……。

 

 「うん……うん!」

 

 そう言って、あかね先輩はさらに抱きしめる力を強くしてきた。その様子を見て……

 

 「……何はともあれ……良かったな」

 

 「うん!そうだね!」

 

 こちらを微笑ましそうに見ながら、言ってきたのだ……流石にこれ以上は……。

 

 「あかね先輩……そろそろ……」

 

 「?……あっ」

 

 僕のその言葉で兄さんと姉さんを見て、抱きしめるのをやめたのだった……。

 

 「ご、ごめんね?私……嬉しくって……」

 

 そんな様子のあかね先輩に僕は……

 

 「ううん、大丈夫だよ?それに……」

 

 「それに……?」

 

 「……二人きりなら……いつでも……」

 

 そう言ったのだ。そして、言われたあかね先輩はというと……

 

 「う、うん……ありがとう……」

 

 顔を少し赤くしながらも、そう返すのだった……さて、

 

 「僕たち、まだやる事があるから……また後でね」

 

 「うん、分かった。また後でね」

 

 そう言って、僕たちはあかね先輩から離れて……

 

 「いや~あのハクアが……大胆になったね~!」

 

 「いや、そういうつもりじゃなくて……」

 

 「まぁ……頑張れよ?」

 

 「何を!?」

 

 そんな会話を三人でしていた。そして……

 

 「さて……時間だよ」

 

 僕たちは、デザイア神殿へと転送されたのだった……。

 

 

 

 

 side:アクア

 

 「皆さん、お疲れ様でした。では……デザスターだと思う人への投票をお願いします」

 

 来たか……その言葉と共に、全員がスパイダーフォンから投票を行う。例外なく、俺も投票を行う……そして、

 

 「では、今回の投票でデザスターだと疑われ、脱落するのは……この人です!」

 

 

 

 星野ハクア/仮面ライダーフォルス

 

 星野アクア/仮面ライダーシリウス     ★

 

 星野ルビー/仮面ライダーマーゴ

 

 我那覇凛/仮面ライダーゲパール

 

 五十鈴大智/仮面ライダーナッジスパロウ  ★★★★

 

 

 

 ……やっぱりか。

 

 「と、いうわけで!仮面ライダーナッジスパロウ……五十鈴大智様は、ここで脱落となります!」

 

 「……してやられたね」

 

 さすがに、ハクアの種明かしをされたらこうなるってしまうか……。

 

 「……ここで僕を落とすと、君たちは後悔することになるよ!」

 

 そう俺たちに向かって、大智さんはそう言い……

 

 「RETIRE」

 

 ドライバーを残して、脱落となったのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 side:透

 

 「透、これを……バックルがないと不利だろ?」

 

 「これって……」

 

 道長から渡されたのは、ジャマトライダーが使っていたバックルだった。

 

 「ありがとう……でも、使えるのか?」

 

 「あぁ……副作用はあるが、使えはする。実際、俺も使えたしな」

 

 ……なるほどな。本当はゾンビバックルが欲しいところだが……背に腹は代えられない。

 

 「……試せる場所はあるか?」

 

 「あぁ、それならこっちだ……」

 

 

 

 

 

 「ここならいいだろう」

 

 「……よし」

 

 そして、俺はデザイアドライバーに自分の割れたIDコアをセットして、腰に付けようする……が、

 

 「DE,DESI,SIRE DRIVER」

 

 「ぐあっ!」

 

 「透!?」

 

 装着した瞬間に、体中に電流が走った。

 

 「くっ……マジかよ……!」

 

 変身もできないなんてな……でも!

 

 「このっ……いい加減に……動けぇ!!

 

 「E,E,ENTRY」

 

 「ぐっ!」

 

 何とか変身することができたが、右の目にひび割れがあり、腰のローブも破れてしまっていた。そして、

 

 「こいつを……ハァ!」

 

 ジャマトバックルをドライバーの左側にセットした。その瞬間……

 

 「ぐ、ぐああああああぁぁぁぁーー!!」

 

 体に中の何かが作り変えられるような……そんな痛みが体を走った。

 

 「Jyamato…」

 

 「あああああぁぁぁぁーー!!」

 

 「透……」

 

 「はぁ……はぁ……」

 

 そして、俺はジャマトライダーの力を手に入れたのだった……これで……奴らを……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デザイアグランプリルール

 

 

 見つからずに、最後の二人まで残ることができれば、

 

 デザスターの勝利となる。

 

 




 読んで下さりありがとうございました。

 遂にジャマーボールが決着……そして、透もある計画に手を貸すことに……。

 良ければ、感想や評価の方をよろしくお願いします。

 それでは、次回もよろしくお願いします。
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