ハクアたちは一体、どのように立ち向かっていくのか……。
それでは、どうぞご覧ください。
哀哭Ⅰ:悪夢の始まり
side:透
「私がゲームマスターのベロバよ」
とある廃墟で、ベロバがジャマトたちに鈴を配っていた。
「おめでとう」
『ジャー!』
その様子を俺たちは、上から眺めていた。ちなみに、俺たちも同じものを腰に付けている。
「これより、ジャマトグランプリ第一回戦……かみなりジャマト祭りを始めるわよ!」
ベロバから第一回戦のゲーム内容が発表される。
「かみなりジャマト祭りは、エリアの周りに五つの櫓を建てて雷を落として、町を滅ぼすゲーム……それまでに、スコアを稼いで一番高得点のジャマトが勝ちよ!」
スコア……?デザグラでは、ジャマトを倒したり、一般人を助けたりすればスコアが稼げたけど……そんなことを考えていると……
「誰かの大切なものを壊せば壊すほど……スコアが上がっていくスリリングなゲーム……それがジャマトグランプリ!見事にラスボスを倒して、ドライバーを手に入れ、ジャマ神となった者には……理想の世界を叶えられる権利が与えられるわ!」
「遂に来たぞ……反撃の時が!」
『『『『『ジャー!!』』』』』
ジャマーガーデンの爆発から生き残ったジャマトが入った植木鉢を二つ抱えて、アルキメデルがそう言った。
「そう簡単に手に入るのか?」
道長がそう言うが、ベロバは……
「手に入るわよ?ミッチーとトッチーが手に入れてくれるんでしょ?」
俺たちの方を向いて、そう言ってくる。
「二人とも気に入ってくれた?私のコーディネートは?」
「……ふん」
「……」
道長と俺は、その言葉に何かを返すことなく、この場を去っていく。
……それにしても、さっきのスコア表………あいつもやっぱり、あの連中と同じだな……だが、
「叶えるぞ……俺たちの世界を……」
「あぁ……」
願いを叶えるためなら、俺は……!
「それじゃあ……ゲームスタートよ!」
side:ハクア
「で……そっちはどうだったの?」
僕は、ジーンにベロバとの戦いの結果を訊いていた……薄々、分かってはいるけど。
「あぁ……結局、ヴィジョンドライバーを取り返すまでには至らなかったよ……」
「そっか……」
「ヴィジョンドライバーには、ゲーム内容を決定する権限があるんだ。だから……」
ゲーム内容を……つまり……
「自分の思い通りのゲームを創ることができるってこと?」
「あぁ」
どんなゲームを仕掛けてくるか分からない以上、充分に警戒しておこう……。
side:アクア
俺たちは、サロンで今後のことについて話し合っていた。
「なぁ……お前たちはどうする?」
「……どうするって?」
ハクアがそう訊き返してきた。
「これはデザイアグランプリじゃない……無理して戦う必要はないぞ?」
俺は戦うつもりでいるが……すると、
「「戦うよ」」
二人でそう言ってきたのだ……まぁ、予想通りだが。
「前よりもみんなが巻き込まれる可能性が上がったんだ……このまま放置するなんて、あり得ないし……今までデザ神として戦ってきた責任もあるからね」
「私だって仮面ライダーだよ?それに……お兄ちゃんだけを戦わせるわけにはいかないよ」
「そうか……分かったよ」
俺たちは、三人で一緒に戦うことを話していると……
「大変です!町にジャマトが現れました!」
「ジャマトグランプリが始まったみたいよ!」
ツムリさんとチラミさんが、そう言ってきたのだ。
「よし……行くよ」
「あぁ」
「うん」
俺たちが、ジャマトの現れた場所へと向かおうとすると、
「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
チラミさんが声を掛けてきたのだ。
「これはデザイアグランプリじゃない!見返りも何もないのよ!」
その言葉に対してハクアは、
「だからって……このまま放っておくわけにもいかないでしょ?それに、今までよりもみんなが巻き込まれる確率が上がったんだ……ここで止めないと」
そう言ったのだ。
「俺も同感だ」
「私も」
俺とルビーもそれに同意するように言うと、
「あ、アンタたち……!」
チラミさんが、感動したように………ウソ泣きをしていた。
「ウソ泣きは止めてください」
ツムリさんにもバレ、そう言われてしまう。
「じゃあ、そういうことなので」
ハクアがそう言うと、俺たちは改めてジャマトたちのいる場所へと向かうのだった……。
side:ルビー
『ジャー!』
「うわぁ!!」
私たちは、ジャマトたちが現れたという神社に到着した。すると、襲われている子供がいるのを見つけ……
「っ!危ない!」
「SET」
「SET」
「SET」
「「「変身!」」」
「MAGNUM」
「NINJYA」
「BEAT」
「「「READY FIGHT」」」
「ハァ!」
『ジャ!?』
「……え?」
ハクアが銃でジャマトを撃ったことで、子供は襲われずに済んだみたいだ。
「この子をお願いします」
「は、はい!」
「さぁ、行って!」
ハクアが子供を近くにいた人にお願いして、ジャマトたちに攻撃していく。
「フッ!ハァ!」
『ジャ!』
「ハァ!」
「やぁ!」
『『ジャ!』』
私たちも攻撃していくが、ジャマトたちも強くなっているのか、中々倒すことができない……すると、
「変身」
「Jyamato…」 「ZOMBIE」
「「っ!」」
道長さんがバッファへと変身して。私たちを攻撃してきた。
「ハァ!」
「ぐっ……!」
「痛ったぁ……!」
「自分たちがスコアになっているとも知らず……出てくるとはな」
私たちが……スコア!?
「……なるほどね……そういう仕組みか」
「そういうことだよ……不愉快だけどね」
「「「!」」」
その言葉が聞こえてきた方を向くと、そこには透さんが居たのだった。
「……透さん」
「悪いけど……俺が勝つために倒されてくれ」
そう言って、透さんが取り出したのは……
「あれって……」
「ゾンビバックル……?」
普通のゾンビバックルとは違う、黒色のゾンビバックルだった。
「SET」
「変身」
「Jyamato…」 「ZOMBIE」
それをドライバーにセットして、透さんは変身し、
「ハァァァーー!!」
ハクアに向かって、攻撃を仕掛けてきたのだ……。
side:アクア
「フッ!ハァ!」
「ハァ!」
透さんが現れたかと思えば、黒いゾンビバックルで変身してハクアへと勝負を仕掛けてきたのだ……あんなバックルを何処で……?そんなことを考えながらも、
『ジャー!』
「くっ…ハァ!」
「はぁ!やァ!」
俺たちはジャマトと戦っていく……が、
『ジャ?』
『ジャ!』
二体のジャマトライダーの前に、アイテムボックスが出現した……そっちにもアイテムあるのかよ……!
そして、ボックスの中身はというと……
「「SET FEVER」」
どちらとも。フィーバースロットバックルだった。そして……
「JACK POT HIT GOLDEN FEVER」
「HIT MONSTER」
それぞれ、ブーストとモンスターを引き当てたのだった。
「うそでしょ……」
『『ジャー!』』
「ぐっ……!」
「うっ……!」
俺たちは、装備を変えたジャマトライダーたちに攻撃されて、段々と押されてしまう。
「だったら……!」
「こっちも……!」
「「REVOLVE ON」」
俺たちは、ドライバーを回転させ……
「SET FEVER」
「SET」
俺はブーストを、ルビーはフィーバースロットバックルをセットして操作する。
「ZOMBIE」
「DUAL ON」
『『ジャ!?』』
「HIT ZOMBIE」
「NINJYA AND BOOST」
俺たちは、上下の装備の入れ替えを利用して、横に回転して攻撃を避けた。そして、位置を入れ替えて攻撃していく。
「ハァ!」
『ジャ!?』
「やぁ!」
『ジャジャ!?』
装備を強化したことにより、さっきよりも戦えているようだ。
「はぁぁーー!……うわっ!?」
ルビーのゾンビブレイカーが、ジャマトライダーによって上に弾かれるが、
「このぉーー!!」
「POISON CHARGE」
それをキャッチした勢いで、カバーをずらした。そして、
「TACTICAL BREAK」
「はぁ!!」
下から上に振り上げて、ジャマトライダーを上に飛ばすが……
「え!?うわぁ!?」
ブーストを上手く利用して、空中からルビーに攻撃を加えてきたのだ。
「ルビー!ぐあっ!」
ルビーの方に一瞬気を取られた隙に、モンスターを装備したジャマトライダーからの攻撃を食らってしまう。
「ハァ!!」
「っ!」
そして、倒れているところを、道長さんに攻撃されそうになる……その時、
『第一ターン終了~!』
「……ふん」
「これって……」
そのアナウンスとともに、ジャマトたちはこの場から去っていったのだった……。
side:ハクア
ジャマトたちが、ベロバのアナウンスで去って行く。そして、目の前の透さんに僕は、
「こんな方法で願いを叶えたとして……それで満足なの?」
そう訊いたのだ。
「……手段は選ばない……デザイアグランプリがある限り、悲劇は繰り返される」
「……」
悲劇……か……すると、
「ライダーである限り……お前も潰す」
「……道長さん」
そう言って、二人は去って行ったのだった。
「あぁ……祭りが……」
「そんな……」
どうやら、避難していた人たちが戻ってきたみたいだ。その人たちは、この惨状を見てショックを受けている……とりあえずは……
「ハクア?」
「まずは、片付けだね」
目の前に倒れていたものを持ってそう言う。
「!……そうだな」
「じゃあ、私はこれを――」
僕たちは、荒らされた場所の片付けをし始める。その様子を見て……
「皆さん、私たちも!」
「あぁ!」
「そうね!」
立ち尽くしていた人達も片付けに加わってきたのだった……。
「ねぇ……あれって何なの?」
「あれって?」
「ほら……あの大勢の人たちがやろうとしていたやつ」
片付けの途中に、ジーンに呼ばれた僕は、突然そう訊かれたのだ。
「?あれは祭りだよ」
「……祭り?」
この反応……もしかして……?
「未来には、祭りはないの?」
「あぁ……その言葉自体、初耳だよ」
なるほど……そういう文化が無くなったのだろう。
「簡単に言えば……色んな屋台が出て、食べたり、遊んだり、騒いだりして楽しむんだ」
「へぇ……」
その僕の説明を聞いて、ジーンは、
「未来には、そういうのが少なくてね……だから、こうしてデザイアグランプリが開かれ、古代の時代に来て楽しんでいるんだよ。おまけに、自分の姿も年齢も自在にデザイン可能なんだ」
そう言ったのだった。
「……凄いね……未来は」
一体、何でそうなったんだろう……?
side:ルビー
「へぇ~……これが……」
私は一人で、神社の周りを歩いていて、その途中であの神社のお祭りのポスターを見つけたのだ。すると……
「……すみません」
「?はい」
二人の女の子たちが、声を掛けてきたのだ。そして、
「もしかして……B小町のルビーちゃんですか?」
「はい、そうですけど……?」
「わぁ!本物だ!」
「かわいい~!」
どうやら、私を見つけて声を掛けたみたいだ。
「あっ!いつも応援してます!」
「これからも頑張ってください!」
「はい!ありがとうございます!」
二人は私にそんな言葉をかけて、この場を去って行った……すると、
「あれ?」
「ん?あなたは……」
そんな声が聞こえてきて、後ろを振り向くと……
「あ!もしかしてこの前の……!」
「っ!俺のこと覚えて……!」
「はい!あの時は、ありがとうございました!」
この前、私の忘れて物を届けてくれた男の人がいたのだ。
「いや……そう言えば、今日は何でここに?」
「えっ?あー……近くで兄や弟が仕事で、私はその付き添いというか……」
「そう……なんだね」
ここには、ジャマトと戦いに来たなんて口が裂けても言えないため、私は咄嗟に誤魔化した……どうやら、誤魔化されてくれたみたいだけど……すると、
「……お兄さんや弟さんは好きかい?」
「もちろん!」
私は、その質問にそう答えた……いきなりどうしたのだろう……?
「そうか……なら、決してそれを忘れるな」
「……?」
「君の理想を叶えるためにね……でないと、一生叶わないだろうから……」
そう言い残して、その人は去ってしまった………ん?「君の理想」って……なんでそれを知って……?
side:???
「プロデューサー……この事態はどうするおつもりで?」
ハクアたちの父親が、ニラムに対してそう言った。それに対して、ニラムは……
「奪われたドライバーを奪還し次第、デザイアグランプリが存在した事実を抹消します。ですので……あなたには、デザイアグランプリに関する記憶を残すか否かを選んで頂きたいのです……
カミキさん」
ニラムは、ハクアたちの父親……カミキヒカルに対して、そう言ったのだ。
「つまりは……この世界から手を引くと……」
ニラムの言葉に対して、カミキは冷静に反応した。
「えぇ………冷静ですね?他のスポンサーの方の中には、戸惑う方や怒る方もいらっしゃいましたが」
「ここまで事態が拡大したんです……僕があなたたちの立場なら、そうしますよ?」
カミキは、ニラムを見据えてそう言った……が、
「しかし………まだあの子たちは――」
「なら、あなたが直接やればいいのでは?」
「……」
カミキはニラムのその言葉に黙り込んでしまう。
「まぁ……あなたが望むのは、そのようなものではないことは分かっていますよ。それに……」
そして、ニラムは続けてこんな言葉を放った。
「あの日に生き残っていたのは、母親と上の二人の子供たちの三人のはずだった……それを女神の力で……ね?」
「……」
「まぁ……そのおかげで、不敗のデザ神が誕生したわけですが……」
side:ハクア
神社の片付けをある程度手伝った後、僕はさっきジャマトに襲われそうになっていた子を探していた。無事なのは分かっているが、一応様子を見ておきたいと思ったからだ。
「えっと……あの子かな?」
僕は、神社の建物の階段に座っている子を見つけて、話しかけに行った。
「……どうしたの?」
「あ、さっきの……」
「けがはない?」
「……うん」
「あんまり外にいると、風邪ひくよ?」
僕は、男の子にそう声を掛ける。だが……
「……大丈夫」
まぁ……そうなるよね。ジャマトに襲われて、祭りも滅茶苦茶にされて……。
「横……いいかな?」
「……うん」
僕は男の子の許可を貰って、横に座った。
「あの花は……誰に?」
僕が、男の子が襲われる前に持っていた花のことを訊くと……
「お母さん……入院してるんだ」
「うん」
「それでね……鬼から鈴を取れば、願いが叶うって……」
「そっか……お母さんのこと、大事だもんね?」
そういうことか……この子は、母親のために……
「明日、鈴を取って……そうしたら、お母さんも良くなるはずなのに……」
そう言って、男の子は荒らされた祭り会場を見たのだった……。
side:透
「思い出すよなぁ……」
「何をだ?」
「いや、俺たち……よく二人で一緒に喧嘩ばかりしていたなって……」
俺は、学生時代に道長と二人で不良たちと喧嘩していたことを思い出しながら、そう言った。
「……懐かしいな、それ」
「こんなこと言っていいのか分からないけど………形はどうであれ、こうして二人で戦えるの……結構、嬉しいんだぜ?」
今、俺がやっていることは最低なことだろう……でも、死んだと思っていた親友と、またこうして戦えることには、少なからず思うことがあるのだ。
「……そうだな」
そんな話をしていると、
「楽しそうね~お二人さん?」
ベロバがやって来た。
「……次はいつだ?ゲームマスター」
「早くしてくれると、こっちとしては嬉しいんだが?」
「アハハ!二人とも、やる気があって嬉しいわ~!そんなあなたたちには……シークレットミッションを用意したから、頑張ってちょうだいね?」
そう言って、ベロバは戻っていった。そして……
「かみなりジャマト祭り……第二ターンの始まりだ!」
『『『『ジャー!!』』』』
アルキメデルのその言葉に、ジャマトたちが奮い立つ。
「行くぞ」
「あぁ」
そして、俺たちも向かっていくのだった……。
side:ハクア
『『ジャー!』』
『『ジャー!』』
ジャマトたちが再び現れ、人々を襲っていく……周りでは、ジャマトたちが太鼓を叩いており……その後ろには植物のような櫓が地面から生えてきていた。
「やめろ!」
「みんなお祭りを楽しみにしてるのに……!」
兄さんと姉さんが、変身してジャマトたちに向かっていく……そして、
「……来たね」
「次はお前だ……フォルス」
道長さんと透さんが僕の前に現れた。
「ハクア君………悪いけど、二対一だ」
透さんがそう言う……だが、
「いや……二対二だ」
「ジーン……」
ジーンが僕の横に現れたのだ。
「俺も戦わせてもらうよ?」
「……好きにしなよ」
「SET」
「ZIIN SET」
「「変身!」」
「LASER ON」
「MAGNUM」
「ZIIN LOADING」
「「READY FIGHT」」
僕たちは、それぞれ変身して透さんたちに向かっていく。
「ライバルとして戦ってきたトゲッチと因縁のあるバッファ……どちらと戦っても見物だね」
「ハァ!……そんなこと言ってないで、戦いなよ……」
ジーンがそんなことを言うので、僕はそんなことを口に出してしまう。
「まぁ、でも俺は……ハァ!」
「っ!お前か……」
「ハクアの邪魔はさせないよ?」
ジーンが道長さんの相手をしてくれるようなので、僕は透さんとの戦いに集中する。
「ハァ!」
「くっ……ハァ!」
透さんは、黒いゾンビブレイカーで攻撃してきていた。僕もマグナムシューターの銃撃と、格闘術で応戦していく……すると、
「「SECERT MISSION CLEAR」」
「「!?」」
透さんたちの方から、シークレットミッションがクリアされた音声が流れてきた。
「……ベロバのやつか」
二人の前に、アイテムボックスが落ちてきて中からバックルを取り出す。そして……
「「SET」」
それぞれ、コマンドバックルをドライバーの右側にセットした。
「「GREAT」」
「「RAISING SWORD」」
「「READY FIGHT」」
「ハァ!!」
「ぐっ!」
僕は、レイジングソードを持った透さんと戦うが……
「邪魔だ!」
「うわっ!」
「オラァ!!」
「しまった!…ハクア!」
「っ!ぐあっ!」
ジーンと戦っている道長さんが、レイジングソードを投げて僕へと命中させる。そして、そのまま一対二で僕に攻撃してきたのだ。
「ハァ!」
「くっ……」
「オラァ!」
次々と攻撃してくるため、中々反撃する隙がない。
「ハクア!くそっ……」
ジーンもこちらに来ようとするが、ジャマトライダーに邪魔されてしまう。そうしているうちに……
「っ……ハァ!ぐっ……」
「FULL CHARGE」
「それでもいいのかよ……」
「REVOLVE ON」
「FULL CHARGE」
道長さんが、自身を攻撃することでエネルギーを溜め、透さんもエネルギーが溜まったのかレバーを倒して、それぞれバックルを外した。
「「TWIN SET」」
透さんはドライバーを回転させて右側に、道長さんは左側にセットした。
「させない……!ハァ!」
僕は、変身する前にマグナムシューターで撃って、妨害しようとするが……
「「TAKE OFF COMPLETE JET&CANNON」」
「っ!ダメか……」
攻撃は、障壁によって阻まれてしまい、道長さんがジェットモード、透さんがキャノンモードへと変身する。
「「READY FIGHT」」
「ハァ!」
「くっ……ハァ!」
僕と透さんが戦っているところに……
「ハァァァーー!!」
「ぐっ!」
変身直後に空中へと浮かび上がっていた道長さんが、そのまま僕に向かって突っ込んできた。そして、僕を空中に連れていき攻撃を加えてくる。
「フッ!ハァ!オラァ!」
「ぐっ!」
「ハァ!!」
「ぐあっ!」
僕は、そのまま地面に向かって投げられてしまい……
「っ!」
「ハァ!!」
「なっ!?ぐあっ!!」
その途中に、空中で透さんに撃たれてしまう。
「うっ!……やっぱり、二人ともやるなぁ……」
僕は地面に落とされてしまい、結構なダメージを受けてしまう。
「今だ!」
「あぁ!」
「「ハァァァーー!!」」
そして、二人がレイジングソードを持ち、再び僕に攻撃を仕掛けて来ようとするのだった……。
ジャマトグランプリルール
最後まで勝ち残り、スコアが一番高いジャマトは、
ジャマ神となり、不幸な世界を叶えられる。
読んで下さりありがとうございました。
ついに始まってしまった、ジャマトグランプリ第一回戦……ジャマト側に押されている中、ハクアたちはどう立ち向かっていくのか。
透は、謎の黒いゾンビバックルで変身して、ジャマトグランプリに参戦していましたね。ちなみに、透の服装は、ギーツ本編でのジャマトグランプリ時の服装で、上着は黒色のライダージャケットになっています。
そして、キューンはルビーと二回目の接触を果たしました。この作品でのキューンは、辛辣なことを言うのは少ないと思いますが、本当に言いたいことは恥ずかしさが勝って、まったく言い出せずにいるようです……。
良ければ、感想や評価の方をよろしくお願いします。
それでは、次回もよろしくお願いします。