女神の子   作:アキ1113

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 本日二回目の投稿です。平日は、投稿できるときはなるべくしたいと考えております。

 今回は、前回の続きをアクア視点から始めたいと思います。

 また、今回から本格的にアクアとルビーと絡ませていきたいと思います。

 それでは、どうぞご覧ください。


再誕Ⅲ:きょうだい

 

 side:アクア

 

 

 「本日活動再開となったアイさん!」

 

 「大丈夫?ちゃんとご飯食べてる?」

 

 「ハイ!いっぱい食べてま~す!」

 

 俺は今、アイが出ている生放送の歌番組を見ていた。もちろんルビーも見たがっていたので起こしたが、起きなかったため寝かせておいた。

 決して、俺のせいではない。起きない方が悪い。

 

 それはさておき、心配していたのだがちゃんとやれているようで何よりだ。

 

 「そうそう!ご飯と言えば、こないだウチの子がー」

 

 「ブーーッ」

 

 「え!?」

 

 …と思った矢先にこれだ。思わず、飲んでいたミルクを吹き出てしまった。

 

 「ウチノコ?」

 

 「じゃなくてウチの子猫がね!休養中に飼い始めたんだけどー」

 

 「へぇー」

 

 やっぱり駄目かもしれない…。不安すぎるぞこの子は。

 

 ……うん?というか今、後ろから声が…?

 そう思い振り向くと、いつの間にか俺の後ろまで来ていたハクアが、驚いたような、疲れたような顔をしていた。

 

 この反応はやっぱり…!

 

 「おい」

 

 「!?」

 

 思い切って聞いてみることにした。

 

 「お前…やっぱり俺たちと同じか?」

 

 「…え?」

 

 やっぱりそうだ!そう思ったのも束の間、

 

 「……」

 

 …あれ?これ、俺なんかした?なんか黙り込んでしまったし…。

 まあ、気持ちは分からなくもない。普通はあり得ないことだし、混乱もするだろう。

 それに…ハクアがアイに甘えなかったり、あまり泣いたりしないことやうなされているもの何とかしてやりたいしな。

 

 「……そう怯えなくていいよ。あー、お前も見るか?」

 

 そう俺が言うと頷いてくれた。とりあえず、まずは気を紛らわしてあげることにした。

 俺から見るにアイのことは知っているけど、ファンというわけでもなさそうだしな。

 何か共通の話題をつくってあげるのがいいだろう。

 

 この後、起きてきたルビーからは起こされなかった文句などを言われたり、何故か俺がハクアをいじめているように勘違いされたのだった。

 

 …たしかに少し怖がらせたかもしれないが……それだけは解せぬ。

 

 後、アイの生放送を見たときのルビーの饒舌さにハクアが目をパチクリさせながらすごく驚いていた。

 

 …まあ、こればかりは慣れろとしか言いようがない。頑張れ。

 

 

 

 side:ハクア

 

 「あの社長も酔狂だよなぁ」

 

 「…こんなのばれたら全てを失うリスクがある…から?」

 

 「あ、あぁ。鋭いな。」

 

 今、僕は兄の誘いを受けて一緒にお母さんの出ている生放送の歌番組を見ていた。

 

 「でも、あの社長の気持ちも分かるなあ」

 

 「?」

 

 「ズレ(・・)ずにはいられないんだ…」

 

 「ズレず?」

 

 「俺は前世からアイのファンでな…、まあ要するにこうしてアイを近くで見守れるのが嬉しいんだ」

  

 「そういうものなの?」

 

 「そういうものなの。たぶんルビーも同じだと思うぞ。」

 

 「へぇ~」

 

 僕には前世で分かることはなかったが、みんなそういうものらしい。

 それにしても、テレビの中のお母さんは普段とは違う表情をしていて、ファンでもない僕でも綺麗だと感じた。それは、前世で幼馴染に見せられたものと同じものだった。

 

 そうして、テレビを見ていると、

 

 「待って……」

 

 あ、姉さんが起きたみたいだ。

 

 「Nステもう始まってるじゃん!!どうして起こしてくれなかったの!?」

 

 どうやら、起こされなかったことにご立腹らしい。

 

 「きゃーーっ、やばーーーママかわいすぎーー!視聴者全員億支払うべき!!」

 

 ……え、億?払うの?

 

 「ターンの時の表現力まじやばない!?鬼気迫りすぎてむしろ鬼!?」

 

 ……鬼?

 

 「やばいおむつさっき替えたばっかなのに失禁しそう!!」

 

 ……それは、普通にまずくない?

 

 「顔良しスタイル良しで歌も上手い……!ウチの母まじのまじで逸材すぎる……!!速攻録画観返さなきゃ……!!」

 

 「……」

 

 ……うん、兄さんの言うとおりだったけど、想像以上だ……。

 いきなり饒舌になるからびっくりした…。

 すると、

 

 「生放送はリアタイに意味があるってのにどうして起こしてくれないの!このカラダ無駄に眠いんだからお互い協力しあおうよ!!」

 

 「……俺は何度か起こしたぞ」

 

 「えっ……マジ?」

 

 「マジ」

 

 「そうらしいよ」

 

 「…そうなんだ…って!今の声ハクア!?」

 

 「え?あ、うん…」

 

 「ハクアもやっぱり俺たちと同じだってさ」

 

 「へぇ~やっぱりそうか~。……は!って、どうしたのそんなに怯えなくても大丈夫だよ。」

 

 「いや、怯えてるんじゃなくて少し驚いたというk「アクアあんたなんかした!?」…」

 

 「えぇ……」

 

 「大丈夫だよ。お姉ちゃんを頼ってなんでもいってね!」

 

 「いやだから俺は何も「アクアはちょっと黙ってて」おい」

 

 「ねぇ、もっかい今のとこ一緒に観よ?」

 

 「…あ、うん」

 

 …姉さんがお母さんのことを好きで大切だということが分かったが、なんか僕に対して甘すぎるのは気のせいだろうか…。

 

 その後、姉さんと一緒に録画をたくさん見た僕なのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 後、しっかりと兄さんへの誤解は僕から解いておきました。

 

 

 

 

 




 読んで下さりありがとうございました。

 早く変身や戦闘に行きたいけど、幼少期もしっかり書きたいからどうしても先になってしまう…。

 この小説では、アクアとルビーはハクア君に対してのブラコン度合いが高い設定でいきたいと思います。大方はアニメや漫画を参考にしていきます。

 次回は、誰の視点かはまだ分かりませんが、続きから始めたいと思います。

 
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