遊戯王GX~もしも万丈目兄弟の仲が良かったら~   作:カイナ

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第七話 ある実技授業の日のこと

 オベリスクブルー女子寮、通称女子寮。デュエルアカデミアでは女子は共通してオベリスクブルーに所属する事になっている――生徒内では「予算の都合で女子用の寮を三つも作る事が出来ないから」「女子用の防犯等の設備やそのための予算を三つの寮に分散するのではなく一つの寮に集中させるため」等様々な憶測や噂が立っていた――ため、彼女達が住む寮はもちろんそこに併設されている設備もオベリスクブルー相当の豪華なものとなっている。

 特に生徒達にとって人気なお風呂も当然、寮生が一斉に入るという事を差し引いても広く豪華な造りになっている。ちなみにオシリスレッドの寮生用のお風呂は寮の近くにたまたま湧いたという温泉をそれっぽく外見を整えただけのものを使われており、時折島に生息する野生の動物が出没するようなものを使っている待遇なのを考えれば雲泥の差と言えるだろう。

 

「ふぅ……」

 

 湯船に浸かる前にシャワーを浴びて身体の汗や汚れを軽く落としている少女――宇佐美彰子は息を吐き、シャワーで身体の汗を洗い流しながらちょっと辺りを見回す。

 これから混みだすだろう時間より少し前を狙って入ったのだから当然とはいえ、ちらほらと姿が見えるだけであまり人がいない。そのためただでさえ広い浴室にはさらに人の気配はなく静けさに満ちていた。

 

(家だと弟や妹のお世話をしながらだったからいつも騒がしかったし、そもそもこんなに広くなかったし。逆に落ち着かないなぁ……)

 

 家だと狭い浴室に弟妹と一緒でいつも騒がしいお風呂だったから、広い上に静かなお風呂というある種未体験の場所に、逆に落ち着かないと彰子は思いつつ混む前にお風呂を終わらせようと、彰子は寮備え付けのボディソープに手を伸ばした。

 

「ふわぁ……」

 

 きめ細やかな泡に、彰子は実家で使っている石鹸とは大違いだと驚いたように声を漏らしながら身体を洗い始める。

 

「隣、失礼するわね」

 

「あ、は、はい!」

 

 するとその隣に座る姿があり、彰子は一瞬びくっと反応しながら声を上げる。

 

「私も失礼しまーす」

「私も失礼いたします」

 

「あわわ!?」

 

 その明日香の隣に一人、そして彰子の隣に一人女子が座り、最初に隣に座った相手――天上院明日香がふふっと微笑んだ。

 

「突然騒がしくしてごめんなさいね、宇佐美さん。丁度いいから紹介するわ、私の隣に座ったのが枕田ジュンコ、あなたの隣に座ったのは浜口ももえ。私の中等部時代からの友達なの」

 

 身体をシャワーで濡らし身体を洗いながら、明日香が二人の友人――ジュンコとももえを紹介。彰子含めた三人が「よろしく(お願いします)」と軽く頭を下げて初対面の挨拶を行う。

 そして彰子は丁寧に身体を洗った後、あらかじめ洗面器に溜めておいたお湯を身体にかけてボディーソープを洗い流した。

 

「わー! 宇佐美さん肌綺麗ー!」

 

 それを明日香を挟んで見たジュンコが歓声を上げ、彰子の隣に座っているももえも彰子の肌に手を伸ばす。

 

「お肌もすべすべですわ……スキンケアには何を使っているのでしょう?」

 

「ス、スキンケア……?」

 

 ももえが興味津々で彰子に尋ねるが、彰子は馴染みのない言葉に困惑するのみ。それを聞いたジュンコが驚いたような顔をして彰子に駆け寄った。

 

「も、もしかして宇佐美さんスキンケアとかしないでこのお肌なの!?」

 

「わひゃっ!?」

 

 ジュンコが彰子の腕を取ってそのすべすべな肌を触り、彰子はくすぐったさに悲鳴を上げるがジュンコはやめるどころかももえまで「羨ましいですわ~」とか言いながら彼女の肌をまさぐる始末。

 

「ひゃっ、きゃっ、くすぐった……」

 

「はいはい二人ともそこまで」

 

 二人がかりで肌をまさぐられ、悶えるように身体を揺らす彰子の姿を見かねた明日香が苦笑しながら二人をいさめ、ようやくそれが終わるのだった。

 

「……」

 

 そんな彼女達をひそやかに睨む姿があった事に彼女達は気づかなかった。

 

 それから彼女達は身体を洗い終えて湯船に浸かる。

 

「それにしても、今年入学した男子には碌なのがいないですよね~」

 

 湯で身体を温めながら、ジュンコがはぁとため息交じりに呟く。その横でももえが「ラーイエローの三沢大地さんは素敵ですわよねー」と微笑み、ジュンコは「まあそうだけど」と呟いた後に彰子をどこか羨ましげな顔で見た。

 

「そう考えると宇佐美さんが羨ましいわ」

 

「え?」

 

「そうですわね。なんと言っても万丈目準さんとお近づきになれているんですもの」

 

 ジュンコの言葉に彰子がきょとんとした顔になるとももえがにこやかに微笑んでそう答える。と、明日香がふふっと笑みを見せた。

 

「万丈目君からは、校外のデュエル大会で出会って実力を認められたって聞いたわね」

 

「まあまあ! 無名のデュエリストが才能と実力あるデュエリストに見初められる! まるでシンデレラのようにロマンチックなお話ですわね!」

 

「そ、そんな、たまたまで……」

 

 明日香の言葉を聞いたももえがまるでシンデレラのようだと歓声を上げ、その賞賛に彰子が照れたようにうつむく。するとジュンコがケラケラと笑った。

 

「まったまたぁ。万丈目さんのデュエルに対する堅物っぷりは中等部でも有名だったのよ? ただでさえ万丈目グループの三男、上二人の兄は政界と財界に名を連ねる超有名人、そして本人は中等部でもトップの実力者で優等生。実際中等部トップの成績で高等部に編入してるしね」

 

「そんな彼のおこぼれに預かろうと万丈目さんにへりくだる生徒は数知れず。けれど万丈目さんはその全てを一蹴したのですわ、「実力もなく、努力を軽んじ、ただ強者におもねる事しか考えない凡夫に割くリソースはない」と。少なくとも中等部で所謂彼の派閥と言えて、彼が認めていたのは取巻さんと慕谷さんくらいですわ」

 

 単純に彼が実力を認めた相手というだけなら明日香等他にもいるが、所謂彼をリーダーとした派閥とか、万丈目を慕ってその下につこうとする中で彼が近くにいるのを許すくらいに信頼している人間はその二人か、あとは一年後輩の五街堂君くらいだとジュンコとももえは語り、次にジュンコはニヤニヤと意地悪い笑みを彰子に向けた。

 

「そんな人がデュエルアカデミア外部の人間の実力を認めて近くに置いてるってだけで相当なもんよ。アンタ、少なくとも万丈目さんの中では私とももえ、それに万丈目さんに一蹴された他の生徒より評価されて信頼されてるって事なんだから」

 

 ジュンコのニヤニヤ笑いでの言葉に彰子はかぁっと顔を赤くさせると、ざぱぁんと大きな水音を立てて立ち上がる。

 

「の、のぼせたみたいです……わ、私、失礼します!」

 

 そしてすぐ浴槽を上がると顔を隠すようにうつむきながら一目散に脱衣室へと去っていく。

 

「……あちゃあ、ちょっとからかい過ぎたかしら?」

 

「ジュンコ……」

 

「す、すみません明日香さん。今度謝っときますから……」

 

 その姿を見てからかい過ぎたかとぼやくジュンコに釘を刺すように明日香が声をかけると、ジュンコはたははと苦笑いをしながらそう答える。

 

「……」

 

 そんな彼女達を、というか彰子が去っていった脱衣室の方をひそやかに睨む姿があった事に彼女達は気づかなかった。

 

 またその直後、オシリスレッドのとある生徒が女子寮の風呂を覗きに現れたという事件が発生したのだが、彰子がそれを知る由はなかったのであった。

 

 

 

 

 

「それデェ~ハ! 本日のデュエル実技授業を行うノーネ!」

 

『よろしくお願いしまーす!』

 

 それから数日後、デュエル実技用に行われる、普段放課後は生徒共用でフリーデュエルを行うのにも使われる所謂実習室。

 一年の生徒達はデュエル実技授業のためにそこに集合、今日の実技授業を担当するクロノスの前に整列してクロノスの言葉に合わせ口々に挨拶をしてお辞儀を行った。

 

「今日の実技授業デスーガ、ちょっと毛色を変えて行うノーネ!」

 

 そして早々クロノスがそう宣言する。

 今日の授業のテーマは所謂「デュエルの内容分析」。数人の生徒を選出してデュエルを行い、デュエルを行わない生徒はそのデュエルを観戦し内容を分析、プレイングとして良かった部分や悪かった部分などの評価や指摘を行う事でデュエルにおける分析力を高め、またデュエルを行った言わば代表者はその客観的な評価や指摘を受けてより一層の高みを目指すのが目的だとクロノスは語った。

 

「もうすぐ月一試験も始まるノーネ。他のデュエリストのデュエルを外から見てその内容を分析するのもまた勉強。デュエルを行った生徒は遅くても今日の放課後には他の生徒からの評価・指摘シートのコピーを渡すノーデ、それを参考にフィードバックを行い、月一試験に備えるようにしなサーイ」

 

「難しい事は分かんねえけど……面白そう! はいはーい! 俺デュエル側に立候補しまーす!」

 

 デュエルを行った代表者は手の内を晒すことになるが、客観的な評価や指摘を大量に受け取る事が出来るのでそれを元に己のデュエルのフィードバックが行える。

 クロノスのそんな長々とした説明が終わった途端生徒の中から十代が率先して手を上げ立候補を行っていた。

 

「ア、アニキ! ラーイエローとか、もしかしたらオベリスクブルーの人とデュエルするかもしれないんだよ、そんな……」

 

「なーに言ってんだよ。そんな事よりデュエルだぜ! それに分析とか指摘とかややっこしいし!」

 

 前半の考え方が優先されてるのは当然だろうが、本音は後半にあたる部分をやりたくないという事だろうか。そう思った翔は呆れたように溜息をつくが、クロノスが「ノンノン」と口にして指を振る。

 

「残念デスーガ、既にデュエル組と分析組、及び誰がどのデュエルを分析するかはこっちで決めさせてもらってマスーノ」

 

「うえー」

 

 クロノスの言葉に十代がげんなりした顔を見せる。が、そこでクロノスはにんまりと笑った。

 

「けどラッキーだったノーネ、シニョール十代。あなたはデュエル組ナノーネ!」

 

「お! やったラッキー!」

 

 クロノスの言葉を聞いた十代が拳を振り上げてラッキーだと喜ぶ。そんな彼を見ながらクロノスは笑みの中に黒いものを覗かせた。

 

(ノヒョヒョヒョヒョ、なーんにも気づいてないノーネ呑気なドロップアウトボーイ。今回の授業自体がアナターを次の月一試験で確実に倒すためのトラーップ。あなたの班に入れて分析係にしているのは秀才たるシニョール三沢にシニョーラ天上院、そして中等部トップのシニョール万丈目と言った成績優秀者ばかり。彼らの分析でドロップアウトボーイのデュエルの弱点を丸裸にすれーば、次の月一試験で彼は圧倒的不利になる。どうせオシリスレッドのドロップアウトボーイが真面目にデュエルのフィードバックなんてしないでしょうシー?)

 

 どうやらクロノスは入学試験で十代に負けて恥をかかされた事をまだ根に持っているらしく、心の中でそう考えて黒い笑みを浮かべていた。

 

「待ちなさい、クロノス教諭」

 

 するとそこにそんな少女の声が響く。

 クロノスが「ん?」と声の方を向くと、そこには女子だから当然だがオベリスクブルーの制服を着用した、金髪をまるでカマキリの鎌のような妙な癖のあるツインテールにした小柄な少女が吊り目をして挙手をしている姿があった。

 

「んん? どうなさいましターノ、シニョーラ加間(かま)桐香(きりか)?」

 

「今回の実技授業、アタシはある生徒とのデュエルを希望しようとしてたの。だからそのデュエル組の一組にアタシとそいつを入れる事を希望するわ」

 

「え? け、けれーど既にその辺は決定済みで――」

 

「何か文句が?」

 

 少女――桐香が突然そんな要望を出し、クロノスは一生徒の我儘に過ぎないそれを困惑しながら却下しようとするも、彼女は吊り目をさらに吊り上げながら圧をかけてクロノスを怯ませる。

 その様は正に蛇に睨まれた蛙、いや蟷螂に捕らえられこれから喰われようとする虫のようであった。

 

「一体どうしたんだろうな、加間のやつ?」

 

「ま、あいつの我儘なんて今に始まったことじゃないしな」

 

 

「――わ、わわ分かりましターノ! 話だけは聞きマスーノ!」

 

 知り合いなのだろうか、取巻と慕谷がどこか呆れ顔をしながらボソボソと喋り合っていると、クロノスが圧に負けたのか顔を青くしてぶんぶんと首を縦に振る。

 教師の威厳なんてない姿だが桐香は「分かればいいのよ」といった様子で頷き、吊り目のままある生徒の方をギンと睨んでその生徒をビシィッと指さして宣言する。

 

「アタシがデュエルを希望するのはアンタよ! 宇佐美彰子!」

 

「え……えええぇぇぇぇっ!?

 

 その相手――彰子も、当然予想だにしなかった事に大きな驚愕の声を上げるのだった。

 

「い、いいい一体どうしたんですか? その、えーっと、か、加間、さん? わ、私、あなたとお話した事もないですし……」

 

 話した事すらない、結局同じ学校で同じ学年程度の繋がりしかない相手から突然デュエルを挑まれた彰子はあたふたしながらも事情を聞き出そうとする。それに対して桐香はフンと鼻を鳴らした。

 

「どうしたっていい度胸ね。このアタシに恥をかかせた事も知らないで!」

 

「は、恥!? す、すみません何の事だかさっぱり……」

 

 桐香の言葉に心当たりがないのか彰子はあたふたするのみ。桐香は「自覚がないのが余計に腹立たしいわ」と呟いた後、ちらっと準に視線を向けた後に再び彰子を睨みつけた。

 

「なんでアンタみたいな余所者の庶民が準様に気安く近づいてるのかって言ってるのよ!」

 

「準……様……?」

 

 その言葉に彰子は目を丸くしてこっちも準を見る。そんな言葉を受けても特に動じていない様子の彼を見た後、彰子は再び桐香の方を向いて困惑気味に声を出す。

 

「え、えーっと……ま、万丈目さんと仲良くしたいのなら、そうすればいいのでは……?」

 

「うるさいわね! アタシは中等部でもそれなりに上位の実力がある! それにあの加間グループの令嬢! 万丈目グループのご子息である準様に相応しい地位の人間! なのになんでそのアタシが準様に認められないで、どこの馬の骨とも知らない庶民如きが準様の側にいるってのよ!?」

 

「そ、そう言われても、私と万丈目さんはお友達ですし……たしかに万丈目さんのお兄さんのところから奨学金借りてますし、そういうとこでとってもお世話になってますけど……

 

 どうやら桐香はどこかの令嬢らしく、彼女はそのプライドがあるのか自分が近づけない準の側にいとも簡単にいる彰子に嫉妬しているらしい。

 そんな嫉妬心で授業をかき回されてもなぁとクロノスも困惑顔になっていた。なお口は開かない、こんなヒートアップしている彼女の標的になるのはごめんだから適当に言わせてクールダウンしたところを狙おうというセコイ作戦である。

 

「そ、それともアンタまさか! その身体で準様を誘惑したんじゃないでしょうね!?」

 

「ふわっ!?」

 

 桐香の言葉に彰子が顔を真っ赤にして自分の身体を隠すように抱きしめる。

 ちなみに彰子の身体はジュンコやももえが認める程に肌が綺麗な他、すらりとした細見だが出るところは出ている感じ、対して桐香はまあ……小柄な背丈に見合う体格といったものである。

 しかしそんなセクハラ染みた発言まで飛び出し、もはや収拾がつかなくなりそうだという時、

 

「話は分かった」

 

 準が口を開いた。

 

「加間、要するにお前は宇佐美の実力を疑問に思っているからそんな事を言っているのだろう? ならば丁度いい。宇佐美、相手をしてやってくれ」

 

「「え!?」」

 

 準の言葉に宇佐美とクロノスが異口同音に声を上げる。宇佐美の方はついさっき十代がデュエル立候補してたのにデュエル組は既に決まっていると一蹴されていたにも関わらずデュエル指名に対する困惑、クロノスの方は本当に授業がかき回されそうという驚愕によるものである。

 しかし優等生で通っている準に「よろしいでしょうか、クロノス教諭」と丁寧に問われれば無碍にもしづらく、クロノスは「分かったノーネ」と頷く。教師の威厳がまたなくなりそうだった。

 それからクロノスはすぐさまデュエル組に宇佐美彰子と加間桐香を追加、そのデュエルの分析組を他の班から振り分けて授業スタート、それぞれの班に分かれてデュエル組になった二人を分析組の生徒が見学する格好になる。

 なお彰子と桐香のデュエル分析組には本来十代の班の分析組の予定だった準が振り分けられていた。彼が見ていなければ特に桐香が納得しなさそうだしこれ以上余計な手間かけたくないというクロノスの思考の結果である。

 

「あ、万丈目君」

 

「ん? ああ、たしか遊城と一緒にいた……」

 

「丸藤翔ッス」

 

 宇佐美の班の分析組に割り振られたらしい少年――丸藤翔に挨拶された準が頷いて返す。他に知人であるジュンコとももえ、百合も準の近くに陣取った。なお取巻と慕谷は別の班である。

 

「「デュエル!!」」

 

 そして彰子の声と桐香の声が重なり、デュエルの幕が上がるのだった。




《後書き》
 ちょっと書きたくなったので入浴シーンを気合い入れて書きましたが怖くなったので本作R-15タグ付けさせてもらいます……もしもこの小説を読んでいる方に15歳未満の読者の方がいたら本当に申し訳ありませんでした。(何やってんだこいつ)
 というわけで原作でいうラブレター事件というか女子寮風呂覗き事件は一行でスキップしての万丈目陣営スルーです、宇佐美は奇跡的に巻き込まれずに済みました。というか流石に万丈目も宇佐美のプライベートの範疇で起きた事件となると介入する理由ないので、仮に宇佐美が騒ぎに巻き込まれたとしてもその宇佐美本人から助けを求められたとかそういう事でもない限りはどうしようもないですけどね。せいぜい友人としてアフターフォローするか(最終的に表沙汰にならずには済んだけど)容疑者となっている翔を詰めるかしかやる事ありません。そもそも表沙汰にならなかった以上準達男子メンバーは覗き騒ぎは知る事もないだろうけど。
 たしかに宇佐美は準に実力を認められて現状言うなれば万丈目準派閥の一員みたいな感じになってはいますが、プライベートまでどうこう言われるほどの関係ではありません。現状本人達の認識はあくまでもただの友人だし客観的に見れば宇佐美は準の取り巻きの一人(要は取巻&慕谷と同じポジション)です。
 宇佐美が将来準とどうのこうのってのは兄達が勝手に気ぶってるだけであって少なくとも現状本人達は何にも知りませんし自分達がそういう関係になるとか考えてもいません。(断言)

 まあそれを前置きにして今回は宇佐美のデュエルです。ぶっちゃけ本作の万丈目ってクールなエリートキャラだし人気ありそうって事で、そんな奴に突然近しい女子が出来た(しかも高等部からの外部入学生という中等部からすればぽっと出の余所者)とか中等部からの編入組の中から嫉妬する子出そうだなと思って作ってみました。ちなみにGX二次創作で毎度おなじみジュンコとももえは取り巻きポジションとしては玉砕済みですwけど明日香を通して、理由もなく一緒にいるって程ではないけど交友関係くらいはある友人レベルにはなってるので本人達的には「まーいっか」くらいの感性です。そもそも現在は明日香の友人で取り巻きだし。
 で、デュエルに関しては次回というかちょっと間を置いて投稿したいと思います。いや、書けてるんですよ? ただデュエル書いてる途中でちょっと色々放り込んだらなんかめっちゃ長くなりましてwあ、これいっぺんに投稿したら長すぎるわ。と判断したのでちょっと分けて来週辺りにでもデュエル編を投稿します。

 では今回はこの辺で。ご指摘ご意見ご感想はお気軽にどうぞ。それでは。



PS:まさかのライトエンド・ドラゴン、ダークエンド・ドラゴン、そして光と闇の竜がリメイクした件について思いついたというかなんというか
 仮にこれらを本作に出す展開を作るとしたら[光と闇の竜]がなんらかの影響で力を失って[光と昇華の竜]と[闇の消滅の竜]に分離
 そこから光と闇の竜の力を取り戻すことが万丈目の目的になり、ラスボス戦もしくはそのラスボスの腹心辺りが相手のめっちゃ重要になるシリアスなデュエルでその二体を融合素材に「光と闇の狭間から現れし竜よ、また俺と共に戦ってくれ! 融合召喚!! [光と闇の竜王]!!!」って[光と闇の竜]が[光と闇の竜王]に転生して力を取り戻すって感じならいけるかな……?(加えて多分本作限定で[光と闇の竜王]の融合素材が[光と昇華の竜]+[闇の消滅の竜]に固定される)
 万丈目にとっても相棒である光と闇の竜がいなくなるという。戦術的には今までのデュエルが出来なくなる、メンタル的には相棒を失う、っていう戦力面・精神面双方で弱体化っていうシリアスが出来るし……
 問題は「光と闇の竜が力を失う展開なんてどうやりゃいいんだよ」な点か……影丸戦で十代とタッグ組んでどうたらこうたらさせるか?…………
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