遊戯王×プリキュアオールスターズ 世界を超えた絆 作:風森斗真
あくまで、デュエルモンスターズの世界からみたら、という想像ですので、ご理解、ご容赦を
長い歴史を持ち、時代を経るごとに複雑化してきたルールではあったが、ソラ以外のメンバーはそれなりに地頭がよかったのか、ほぼ完ぺきにルールを把握し、遊里と未来のデッキを借りて遊ぶことができるほどになっていた。
ソラも決して賢くないわけではないのだが、愚直に努力して能力や知識を身に付けていくタイプであるため、ルールを把握するにはまだ時間が必要のようだ。
そうして過ごしているうちに、決闘盤の解析が終了したのか、セバスチャンがアタッシュケースを手に、遊里と未来の決闘盤を手にしたメイドを二人引き連れて姿を現す。
「お嬢様、解析が終了いたしました。それと、決闘盤の記録の中にあったデータをもとに、デュエルモンスターズのカードを作成いたしましたので、どうぞ皆様で試してみてください」
「ありがとうございます、セバスチャン」
「では遊里様、未来様。決闘盤はお返しいたします」
メイドたちが遊里と未来に歩み寄ると手にした決闘盤を二人に手渡した。
遊里と未来はメイドたちに礼を言って決闘盤を受け取り、念のため、どこか破損した場所や不具合がないかを確認すると。
「で、これからどうする?」
「そうだな……襲撃に備える、と言いたいところだが、相手がどんなデッキを使ってくるのか、本拠地がどこにあるのかがわからない以上、これ以上は動きようがない」
「だが、だからといってこのままというのも……」
「それでしたら、提案があるのですが」
遊里と未来がこれからどうするか話し合っている様子を見ていたのか、
「わたくしたちにデュエルモンスターズのレクチャーをしていただけませんか?」
「え?」
「いや、必要か? 四葉の新事業としてデュエルモンスターズを取り入れたいっていうのはわかるが、これ以上は企業同士の話だ。正直、俺たちが入る余地はないと思うが」
「それも魅力的なことですが、それ以上に、お二人がいないとき、ドーマの襲撃を受ける可能性もあります」
プリキュアに変身して対応する、ということもできなくはない。
だが、ありすだけでなくプリキュアのみんながそれをよしとしていないため、郷に入りては、というわけではないのだろうが、できる限り変身せずに対応できるよう、決闘の実力を身に付けておきたいのだという。
今日一日で終わりそうにないことはわかっているらしく、客間を貸すから是非泊っていってほしいと言って、ありすはいまだ頭を抱えているソラの方へ視線を向ける。
「ソラさんたちも、本日はぜひ泊っていってくださいな」
「それがいいよ!」
「というか、ソラちゃん、ルールを覚えきるまで絶対帰らない! とか言い出しそうだし」
「あ、それ言えてるかも」
「そ、そんなことはっ……あるかもです……」
自分はそこまで意固地ではない、と言いたそうなソラであったが、自信なさげにしおれながら同意した。
その様子に、ましろたちだけでなく、遊里と未来も苦笑を浮かべ。
「わかった。なら、みっちりレクチャーしてやるから、覚悟しとけよ?」
「言っとくが俺も遊里も決闘においては手加減はしないからな?」
ありすの提案に乗っかり、この日は四葉邸に宿泊させてもらうことにしたのだった。
その頃、ソラシド市でも大貝町でもない、この世界のどこにあるのかわからない石造りの空間に、ソラシド市を襲撃した黒衣の男が片膝をつきながら一人の男の前にいた。
その男は、黒衣の男とは対照的に白い服をまとい、背中まであるエメラルドのような薄緑色の髪をしており、黒衣の男に視線をむけることなく、自身の正面に設置されている蛇のレリーフと向き合いながら、黒衣の男に問いかける。
「それで? ソラシド市にいるというプリキュアたちの捕縛には失敗した、というのか?」
「あぁ、そうだ。我らが盟主。決闘盤を持っていたことから、我々と同じく、異世界からやってきた
「そうか。やはり来たか」
「やはり?」
黒衣の男はその言葉に首をかしげる。
目の前にいる盟主と呼んだ男は、デュエルモンスターズの存在する世界に存在する決闘者が、今自分たちが侵略を仕掛けようとしている世界に転移してくることを知っていたと思わせるようなセリフに、黒衣の男は、どういうことか、説明を求めた。
盟主は淡々とした口調で、説明をおこなう。
「この世界には、プリズムフラワーという世界をつなぐ架け橋のようなエネルギー集合体が存在する。プリキュアたちに助けを求めた精霊や妖精はプリズムフラワーがあるからこそ、この世界を訪れることができるし、その花を通じて、プリキュアたちに力を与えることもできる」
世界をつなぐ架け橋、ということは、デュエルモンスターズが存在する世界ともつながっている可能性もある。
おそらくは、プリズムフラワーはこの世界のすべての植物とつながっているという心の大樹がこの世界に異常を知らせ、その異常が異世界に存在するデュエルモンスターズであると感じ取ったこころの大樹が、デュエルモンスターズが存在する世界から決闘者を呼び出したのだろう。
それが、盟主の推論だった。
「……ま、どうでもいいさ。邪魔者がいないにこしたことはないが、やっぱ決闘者としては相手がいないと手ごたえがなくてつまらん」
「ふっ……たしかに、デュエルモンスターズを使う以上、決闘者がいなくては張り合いがないというものだな」
盟主は口角を吊り上げながら、黒衣の男の言葉に同意する。
彼らからすれば、プリキュアたちはデュエルモンスターズの敵ではない、という認識のようだ。
デュエルモンスターズで例えるならば、『このカードは戦闘、効果では破壊されない』という効果テキストが記されている、攻撃力守備力ともに2000未満の
「だが、プリキュアは単独ではなく集団でこそ力を発揮する。油断はするなよ?」
「そりゃもちろん。ところで、そろそろ俺の本気のデッキを使っても構わないよな?」
「あぁ、威力偵察は終わりだ。ここからは本格的に侵攻を開始する」
「了解!」
そう返して、黒衣の男は姿を消す。
盟主はそれを確認すると、蛇のレリーフの前に備えられた祭壇の上に置かれたカードを見ながら笑みを浮かべる。
そこには、ソラたちひろがるスカイプリキュアと似たような衣装をまとった少女たちがイラストとして描かれていた。
が、イラストとはいえその顔に生気はなく、まるで意思のない人形のような無表情である。
「フレッシュプリキュア、プリキュア5、スマイルプリキュア、ハピネスチャージプリキュア、Hugっとプリキュア、スタートゥインクルプリキュア、ヒーリングっどプリキュア、トロピカルージュプリキュア……このメンバーはほぼ全員、我らの手中に納まった。残るメンバーとまだカード化できていないチームをカードにし、彼女たちの光の力を捧げ、あのお方が復活を果たす日は近い」
そう呟くと、盟主の顔からは笑みがこぼれ、やがて、その空間すべてに響くような大きな笑い声をあげた。
プリキュアがカードゲームコラボするとして一番可能性あるというか、そうだったらうれしいな、はバトルスピリッツですが、仮に遊戯王OCGで再現するなら……
(チーム名―プリキュア名)☆4 属性:光
戦士族/効果
このカード名のカードは1体しかフィールドに出すことができない。①戦闘、効果では破壊されない
②自分フィールドにこのカード以外の「(プリキュアチーム名)」カードが表側表示で存在する場合、このカードの攻撃力と守備力はその数×200ポイントアップする
③このカードと戦闘する相手モンスターは戦闘では破壊されない代わりにデッキに戻る
ATK1950/DEF1950
という感じでしょうか?
まぁ、変身前や変身後の設定的に……
シャイニールミナス=天使族
ミルキィローズ=獣族
キュアビート=獣族
キュアエース=天使族
魔法使い組=魔法使い族
ア・ラモード組=獣族
キュアアムール=機械族
キュアミルキー=雷族
キュアコスモ=獣族
キュアアース=天使族
キュアラメール=水族/魚族
キュアウィング=鳥獣族
キュアマジェスティ=天使族
ってことになるんでしょうけれども
異論は認めます