遊戯王×プリキュアオールスターズ 世界を超えた絆   作:風森斗真

22 / 30
というわけで、初の疾走決闘(ライディングデュエル)ですが、ちょっと長くなるので前後編に分けます
プリキュアたちの反応がないのは、フィールドに存在しているのが遊里と未来だけだからです、ご了承を


疾走決闘! 遊里vs未来、親友同士の決闘!!~前編~

決闘(デュエル)モード、ON!》

「「疾走決闘(ライディングデュエル)加速開始(アクセラレーション)!!」」

 

 四葉邸の一角にあるサーキットを借りて、疾走決闘をすることになった遊里と未来。

 D-ホイールの整備と不調の有無を調べるだけの作業のはずだったのだが、ありすからの頼みで疾走決闘をすることとなってしまった。

 予定にない決闘をすることになってしまったのだが、先攻を決める第一コーナーを先に制そうとしているあたり、二人とも乗り気になっているようだ。

 互いに一歩も譲らないスピード勝負を先に制し、第一コーナーを曲がった走者は未来だった。

 

「「決闘っ!!」」

 

 その瞬間、遊里と未来が同時に決闘開始の宣言を行った。

 

<未来>

LP4000、手札5、SC(スピードカウンター)0

 

<遊里>

LP4000、手札5、SC0

 

「俺の先攻! 自分フィールドにモンスターが存在しないとき、『ジャンク・フォアード』は手札から特殊召喚できる! ジャンク・フォアードを守備表示で特殊召喚!!」

 

<未来>

手札5→4

SC(スピードカウンター)0

フィールド:ジャンク・フォアード(☆3/DEF1500)

 

「さらにチューナーモンスター『ジャンク・シンクロン』を通常召喚!」

 

<未来>

手札4→3

SC(スピードカウンター)0

フィールド:ジャンク・フォアード(☆3/DEF1500)

      ジャンク・シンクロン(☆3/チューナー/ATK1300)

 

 未来のフィールドに、ジャンク(ガラクタ)と呼ぶには造りがしっかりしていそうなロボットと、オレンジ色の作業着のような鎧を着た、眼鏡と白いマフラーが特徴的な子どもが姿を現す。

 ジャンク・シンクロンの登場には、ソラたちも黄色い声をあげるが、遊里の顔は少しばかり険しい。

 

「レベル3モンスターが二体……来るか」

「レベル3のジャンク・シンクロンにレベル3のジャンク・フォアードをチューニング!」

 

 未来がそう宣言すると、ジャンク・シンクロンは背負っているエンジンを起動させる。

 その瞬間、ジャンク・シンクロンは三つの光輪へと姿を変え、ジャンク・フォアードはその中をくぐり、三つの星へと姿を変えた。

 

「星雨を束ねし聖翼よ! 魂を風に乗せ、世界を巡れ! S(シンクロ)召喚!!」

 

 未来がS召喚を宣言した瞬間、ジャンク・フォアードだった三つの星が一つの光の柱を作り上げ、その中から、翼のようなものを背負った人影が姿を見せる。

 

「吹き抜けろ! 『スターダスト・チャージ・ウォリアー』!!」

 

 光の柱が消滅すると、飛行機の翼のようなものを背負った、竜を思わせる兜をかぶった戦士が姿を現した。

 

<未来>

手札3

SC(スピードカウンター)0

フィールド:スターダスト・チャージ・ウォリアー(☆6/S/ATK2000)

 

「チャージ・ウォリアーのS召喚に成功した時、デッキからカードを1枚ドロー!」

 

<未来>

手札3→4

SC(スピードカウンター)0

フィールド:スターダスト・チャージ・ウォリアー(☆6/S/ATK2000)

 

「カードを二枚伏せ、ターンエンド!」

 

<未来>

手札4→2

SC(スピードカウンター)0

フィールド:スターダスト・チャージ・ウォリアー(☆6/S/ATK2000)

魔法・罠:伏せ2

 

「俺のターン!」

 

 未来がターン終了を宣言すると、遊里がデッキからカードを引き抜く。

 その瞬間、スピードワールド・NEXT(ネクスト)の効果により、遊里と未来のSCの数値がそれぞれ一つ上昇する。

 

<未来>

手札2

SC(スピードカウンター)0→1

フィールド:スターダスト・チャージ・ウォリアー(☆6/S/ATK2000)

 

<遊里>

手札5→6

SC0→1

 

「手札から『風霊媒師(ふうれいばいし)ウィン』の効果を発動! このカードと手札の風属性モンスターを手札から捨てることで、このターン、風属性以外のモンスター効果が発動できなくなる代わりに、デッキからウィン以外の守備力1500以下の風属性モンスターを手札に加える! 俺は『ガスタ・グリフ』とウィンを手札から捨てて、デッキから『ガスタの神裔(しんえい)ピリカ』を手札に加える!」

 

 遊里が手札のカードを二枚、墓地へ送るとデッキのカードが一枚、飛び出してくる。

 そのカードを手札に加え、遊里はさらなる効果を発動させる。

 

<遊里>

手札6→4→5(一枚はガスタの神裔ピリカ)

SC1

 

「ガスタ・グリフは手札から墓地へ送られた時、デッキからガスタと名のついたモンスター1体を特殊召喚できる! デッキから『ガスタ・ガルド』を守備表示で特殊召喚!」

 

 さらに遊里のデッキからカードが飛び出してくる。

 そのカードを手に取り、決闘盤(デュエルディスク)にセットした。

 その瞬間、遊里と並走するようにガルドが姿を見せる。

 

<遊里>

手札5(一枚はガスタの神裔ピリカ)

SC1

フィールド:ガスタ・ガルド(☆3/チューナー/DEF500)

 

「さらに、手札からピリカを通常召喚! レベル3のガルドにレベル3のピリカをチューニング!!」

 

 遊里のフィールドにピリカが姿を見せるが、遊里はすぐにS召喚の準備に入る。

 未来がS召喚を行った時と同じように、ガルドが三つの光輪へ姿を変え、ピリカがその中をくぐると、ピリカは三つの星へと姿を変えた。

 

「湿原をかける風よ、未来託されし一族の末裔の願いを聞け!」

 

 星が一本の柱となり、その中から巨大な鳥とその鳥の背に乗る人影が姿を見せる。

 

「シンクロ召喚! 未来へ舞え、『ダイガスタ・ラプラムピリカ』!!」

 

 光の柱が消滅すると、ペンギンのような巨鳥の背に乗るピリカが姿を見せた。

 だが、ピリカの背後には翼のような光の文様が浮かんでおり、先ほどまでフィールドにいたピリカとはどこか違う雰囲気をまとっている。

 

<遊里>

手札5

SC1

フィールド:ダイガスタ・ラプラムピリカ(☆6/S/DEF2600)

 

「ラプラムピリカがS召喚に成功したとき、手札とデッキから1体ずつ、ガスタモンスターを効果を無効化して特殊召喚し、その2体のみを素材にS召喚を行う! 俺は手札から『ガスタ・ヴェルズ』を、デッキからピリカを特殊召喚!」

 

<遊里>

手札4→3

SC1

フィールド:ダイガスタ・ラプラムピリカ(☆6/S/DEF2600)

      ガスタ・ヴェルズ(☆3/チューナー/DEF1000)

      ガスタの神裔ピリカ(☆3/DEF1500)

 

「レベル3のヴェルズに、レベル3のピリカをチューニング!!」

 

 再び、遊里のフィールドに光の柱が出現し、その中から槍を手に持つ長髪の人影が姿を見せる。

 

「湿原をかける風まといし戦乙女。星の力交え、攻め入る敵を迎え撃て!! S召喚! 駆けろ、『ダイガスタ・スフィアード』!!」

 

<遊里>

手札3

SC1

フィールド:ダイガスタ・ラプラムピリカ(☆6/S/DEF2600)

      ダイガスタ・スフィアード(☆6/S/ATK2000)

 

 遊里のフィールドに今度はスフィアードが出現し、遊里の隣を駆けるように前かがみの姿勢になる。

 

「スフィアードがS召喚に成功した時、墓地にあるガスタカード1枚を手札に戻す! 俺はピリカを手札に戻す!」

 

 遊里は墓地から飛び出してきたピリカを手札に戻し、ディスプレイに視線を向ける。

 

――未来のフィールドにある伏せカード、一枚はほぼ確実に『くず鉄のかかし』だろう。だが、もう一枚はなんだ? ラプラムピリカのときも、スフィアードのときも発動しなかったから召喚に反応するタイプの(トラップ)ではないのか?

 

 未来のフィールドに存在している二枚の伏せカードが気になり、攻めに転じるべきか否か。その判断に迷っているようだ。

 だが。

 

「片方だけでもその正体を確かめる! スフィアードでチャージ・ウォリアーに攻撃! カンナカムインオプ(雷神の槍)!!」

 

 動かないことには始まらないと判断してか、遊里はスフィアードで攻撃宣言を行う。

 遊里に命じられたスフィアードは、杖に緑色の光をまとわせ、槍のように構えてチャージ・ウォリアーに向かっていく。

 

「この瞬間、罠発動! 『くず鉄のかかし』!! 相手の攻撃を一度だけ無効にする!! そしてこのカードは再びフィールドにセット!」

「やはり伏せていたのはくず鉄のかかしか……カードを2枚伏せ、ターンエンド!」

 

<遊里>

手札3→1

SC1

フィールド:ダイガスタ・ラプラムピリカ(☆6/S/DEF2600)

      ダイガスタ・スフィアード(☆6/S/ATK2000)

魔法・罠:伏せ2

 

「俺のターン!」

 

<未来>

手札2→3

SC1→2

フィールド:スターダスト・チャージ・ウォリアー(☆6/S/ATK2000)

魔法・罠:伏せ2

 

「手札から『Sp(スピードスペル)-エンジェル・バトン』を発動! 自分のSCが2つ以上あるとき、デッキからカードを2枚ドローし、1枚を捨てる」

 

<未来>

手札3→5→4

SC2

フィールド:スターダスト・チャージ・ウォリアー(☆6/S/ATK2000)

魔法・罠:伏せ2(1枚は『くず鉄のかかし』)

 

「手札から『シンクロン・キャリアー』を通常召喚! このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分メインフェイズにもう一度、「シンクロン」モンスターを通常召喚できる」

「シンクロンモンスター……ということは、さっき墓地へ送ったのは」

 

 未来のフィールドにクレーンのようなものを背負った小型のロボットが姿を見せる。

 その効果説明を聞いた遊里は、エンジェル・バトンで未来が墓地へ送ったカードを予期した。

 

「あぁっ! 墓地の『ラッシュ・ウォリアー』の効果! このカードを除外することで墓地の「シンクロン」モンスター1体を手札に加えることができる! ジャンク・シンクロンを手札に加え、通常召喚!」

 

 未来のフィールドに再び、作業着のような鎧を着た眼鏡の戦士が姿をあらわした。

 

<未来>

手札4→3→4→3

SC2

フィールド:スターダスト・チャージ・ウォリアー(☆6/S/ATK2000)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      ジャンク・シンクロン(☆3/チューナー/ATK1300)

魔法・罠:伏せ2(1枚は『くず鉄のかかし』)

 

 

伏せ(リバース)カード、オープン! 永続罠『リミット・リバース』! 墓地にいる攻撃力1000以下のモンスター1体を対象にし、そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する! よみがえれ、ジャンク・フォアード!!」

 

 だが、未来のフィールドに再び、ジャンク・フォアードが出現する。

 

<未来>

手札3

SC2

フィールド:スターダスト・チャージ・ウォリアー(☆6/S/ATK2000)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      ジャンク・シンクロン(☆3/チューナー/ATK1300)

      ジャンク・フォアード(☆3/ATK900)

魔法・罠:伏せ2→1(永続罠『リミット・リバース』:対象=ジャンク・フォアード)

     (1枚は『くず鉄のかかし』)

 

 この時点で、すでにフィールドには四体のモンスターが並んでいる。

 そのうちの一体はチューナーであるため、ここからS召喚を狙う場合、そのレベルは最小で5、最大で12とかなり幅が広い。

 

――ここからS召喚を狙うなら、効果破壊狙いで『ジャンク・デストロイヤー』か? いや、未来のことだ、ここで単純に効果破壊を狙うようなことはしない

 

 となれば、と思考を巡らせる遊里だったが、未来は遊里の予測の一歩先にいた。

 

「さらに、墓地から自分のモンスターを特殊召喚することに成功した時、手札からチューナーモンスター『サテライト・シンクロン』を手札から特殊召喚できる! サテライト・シンクロンを特殊召喚!!」

 

<未来>

手札3→2

SC2

フィールド:スターダスト・チャージ・ウォリアー(☆6/S/ATK2000)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      ジャンク・シンクロン(☆3/チューナー/ATK1300)

      ジャンク・フォアード(☆3/ATK900)

      サテライト・シンクロン(☆2/チューナー/ATK700)

魔法・罠:伏せ2→1(永続罠『リミット・リバース』:対象=ジャンク・フォアード)

     (1枚は『くず鉄のかかし』)

 

 未来のフィールドに、今度は人工衛星のような姿をしたロボットが出現する。

 ここでさらにチューナーモンスターを召喚してきたことに、遊里は未来の狙いに気づいた。

 

「狙いは連続S召喚……っ!」

「サテライト・シンクロンは、元々のカード名に「ウォリアー」「シンクロン」「スターダスト」のいずれかの名を持つモンスターがフィールドまたは墓地に存在する場合、そのレベルをこのターンの終了まで4にすることができる!」

「未来のフィールドにはスターダスト・チャージ・ウォリアーとジャンク・シンクロン、それにシンクロン・キャリアーがいる……条件は満たしてるかっ」

「レベル4となったサテライト・シンクロンに、レベル6のスターダスト・チャージ・ウォリアーをチューニング!!」

 

 そう宣言した瞬間、未来はアクセルをふかし、一気に加速する。

 おいて行かれまいと、遊里も加速するが、あと一歩、追いつくことができない。

 

「集いし星が空へと昇り、新たな力を呼び起こす! 光指す道となれ!!」

 

 サテライト・シンクロンが四つの光輪へと変わり、その中をスターダスト・チャージ・ウォリアーがくぐり、六つの星へと姿を変える。

 星は一本の光の柱となり、その中から、十字架のようなものを背負う人影が姿を見せた。

 

「S召喚! 照らし出せ、『サテライト・ウォリアー』!!」

《おぉぉぉぉっ!!》

 

 レベル10という大型であるからか、未来のフィールドに現れたサテライト・ウォリアーは雄たけびを上げ、周囲を威圧する。

 その雄たけびに空気が震え、遊里はバランスを崩しそうになるが、それに耐え、未来のフィールドに現れたウォリアーをにらむ。

 

<未来>

手札2

SC2

フィールド:サテライト・ウォリアー(☆10/S/ATK2500)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      ジャンク・シンクロン(☆3/チューナー/ATK1300)

      ジャンク・フォアード(☆3/ATK900)

魔法・罠:伏せ2→1(永続罠『リミット・リバース』:対象=ジャンク・フォアード)

     (1枚は『くず鉄のかかし』)

 

「サテライト・ウォリアーがS召喚に成功した時、自分墓地のSモンスターの数まで相手フィールドのカード1枚を対象に選択し、破壊する! 俺が破壊するのは、ダイガスタ・ラプラムピリカ! スターライト・カノン!!」

 

 上空から、サテライト・ウォリアーに向かって一本の光が降り、サテライト・ウォリアーが背負う太陽光パネルが白く染まる。

 太陽光パネルがすべて白く染まった瞬間、サテライト・ウォリアーは両腕をラプラムピリカに向かって突き出す。

 その瞬間、サテライト・ウォリアーの両腕から青白い光が発射され、ラプラムピリカを飲み込んだ。

 

<遊里>

フィールド:ダイガスタ・スフィアード(☆6/S/ATK2000)

 

「この効果で破壊したカード1枚につき1000ポイント、サテライト・ウォリアーの攻撃力が上昇する! よって、サテライト・ウォリアーの攻撃力は3500となる!」

 

<未来>

手札2

フィールド:サテライト・ウォリアー(☆10/S/ATK2500→3500)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      ジャンク・シンクロン(☆3/チューナー/ATK1300)

      ジャンク・フォアード(☆3/ATK900)

魔法・罠:伏せ2→1(永続罠『リミット・リバース』:対象=ジャンク・フォアード)

     (1枚は『くず鉄のかかし』)

 

「さらに、シンクロン・キャリアーの効果発動! このカード以外のシンクロンモンスターが戦士たは機械族SモンスターのS素材として墓地へ送られた場合、自分フィールドに「シンクロン・トークン」1体を特殊召喚できる! キャリアリング・パーツ!!」

 

 シンクロン・キャリアーが、自分の足元に出現した穴にクレーンを降ろすと、何かが捕まったらしい。

 一瞬、驚いたような表情を浮かべ、すぐにクレーンを引き上げると、そこにはサテライト・シンクロンのものと思われる太陽光パネルがあった。

 

<未来>

フィールド:サテライト・ウォリアー(☆10/S/ATK2500→3500)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      ジャンク・シンクロン(☆3/チューナー/ATK1300)

      ジャンク・フォアード(☆3/ATK900)

      シンクロン・トークン(☆2/トークン/ATK1000)

 

「さらに、俺はスピードワールド・NEXTの効果発動! 1ターンに一度、SCを1つ消費することで、手札の『Sp-』以外の魔法カード一枚を、デメリット効果なしで使用することができる!」

 

<未来>

SC2→1

 

 従来のスピードワールドは、『Sp-』以外の魔法カードを使用する場合、使用したプレイヤーのLPに2000のダメージを与えるデメリット効果が存在した。

 そのため、疾走決闘において『Sp-』以外の魔法カードは使用には危険なカードであり、わざわざデッキに入れる疾走決闘者は存在しない。

 が、スピードワールド・NEXTはそのデメリット効果をSCを1つ消費することで、そのターンに一度だけ無効にすることができるようになった。

 これにより、疾走決闘者たちに綿密なSC管理とデッキ構築が要求されるようになったのだ。

 

「速攻魔法『スター・チェンジャー』を発動! 自分フィールドのモンスター1体を選択し、そのモンスターのレベルを1つアップするかダウンさせる。俺はジャンク・フォアードをレベル2に変更!」

 

<未来>

手札2→1

フィールド:サテライト・ウォリアー(☆10/S/ATK2500→3500)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      ジャンク・シンクロン(☆3/チューナー/ATK1300)

      ジャンク・フォアード(☆3→2/ATK900)

      シンクロン・トークン(☆2/トークン/ATK1000)

 

「フィールドにレベル2モンスターが並んだ……てことは」

「レベル3のジャンク・シンクロンにレベル2となったジャンク・フォアードをチューニング!!」

 

 再び、ジャンク・シンクロンが背負っているエンジンに火を入れると、ジャンク・シンクロンは三つの光輪へと姿を変える。

 その中をジャンク・フォアードがくぐっていくが、今度は三つの星ではなく二つの星へと姿を変えた。

 

「集いし絆が、新たな力を呼び覚ます! 光さす道となれ!!」

 

 未来の言葉に合わせ、ジャンク・シンクロンとジャンク・フォアードは一本の光の柱へと姿を変え、その中から、マフラーを巻いた巨大な拳を持つ人影が姿を見せる。

 そのモンスターは、遊里と未来にとって。いや、二人がいた世界に住む人々にとって、世界を救った英雄(不動遊星)が大切にする『仲間との絆』を象徴するカード。

 

「打ち砕け! 『ジャンク・ウォリアー』!!」

《ふぅぅぅぅぅ……はぁっ!!》

 

 紫の鎧をまとい、白いマフラーをたなびかせる戦士が未来のフィールドに出現する。

 その効果の強力さを知っているはずだが、心なしか、遊里の顔に笑みが浮かんでいた。

 

「ジャンク・シンクロンが戦士族SモンスターのS素材として墓地へ送られたことで、シンクロン・トークンを俺のフィールドに特殊召喚!」

 

<未来>

手札1

フィールド:サテライト・ウォリアー(☆10/S/ATK2500→3500)

      ジャンク・ウォリアー(☆5/S/ATK2300)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      シンクロン・トークン(☆2/トークン/ATK1000)

      シンクロン・トークン(☆2/トークン/ATK1000)

 

「ジャンク・ウォリアーはS召喚に成功した時、自分フィールドのレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分、攻撃力を上昇させる! パワー・オブ・フェローズ!!」

 

 シンクロン・キャリアーと二体のシンクロン・トークンからジャンク・ウォリアーにむかって光が伸び、その力を受けてか、ジャンク・ウォリアーの目の輝きが強さを増す。

 

<未来>

手札1

フィールド:サテライト・ウォリアー(☆10/S/ATK2500→3500)

      ジャンク・ウォリアー(☆5/S/ATK2300→4300)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      シンクロン・トークン(☆2/トークン/ATK1000)

      シンクロン・トークン(☆2/トークン/ATK1000)

 

 普通ならば、ここで一斉攻撃を行うことで未来の勝利、となるだろう。

 だが、遊里のフィールドには戦闘で破壊されることがなく、戦闘ダメージを相手プレイヤーへ跳ね返すスフィアードだけでなく、遊里のフィールドには二枚の伏せカードがそんざいしている。

 うかつに動くことは得策ではないと判断したのだろう。

 

「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

<未来>

手札1→0

フィールド:サテライト・ウォリアー(☆10/S/ATK2500→3500)

      ジャンク・ウォリアー(☆5/S/ATK2300→4300)

      シンクロン・キャリアー(☆2/ATK0)

      シンクロン・トークン(☆2/トークン/ATK1000)

      シンクロン・トークン(☆2/トークン/ATK1000)

魔法・罠:伏せ1→2(一枚は『くず鉄のかかし』)

 

 残っている手札のカードを伏せ、ターン終了を宣言した。




<未OCGカード紹介>
『Sp-エンジェル・バトン』(登場:アニメ『遊戯王5D's』)

<オリカ紹介>
『スピードワールド・NEXT』
フィールド魔法
このカードはフィールドから離れることはなく、裏側表示になることもない。
このカードが表側表示で存在する場合、互いのプレイヤーはスタンバイフェイズごとにSC1つをこのカードに置く。
このカードが表側表示で存在する限り、『Sp-』以外の魔法カードを発動したプレイヤーは2000ポイントのダメージを受ける。
①の効果は1ターンに一度しか使用できない。
①自分のメインフェイズに発動できる。このカードに乗っている自分のSCを取り除き、その数に応じ、以下の効果を得る。
・1個:このターンの間、一度だけ『Sp-』以外の魔法カードを発動したプレイヤーはLPにダメージを受けない
・4個:自分の手札にある『Sp-』1枚につき、相手プレイヤーのLPに800ポイントのダメージを与える
・7個:自分のデッキからカードを1枚ドローする
・10個:フィールド上のカード1枚を選んで破壊する
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。