遊戯王×プリキュアオールスターズ 世界を超えた絆 作:風森斗真
それこそ、まさかのブラックvsホワイトみたいな感じの
……いや、オールスターズでそれやったら幼女先輩方が泣いてしまうからやらないだろうけどもさ
「ブラックホール様はまだ復活したわけではない」
「復活されるにはまだエネルギーが足りないのだよ」
「だが、そのエネルギーを手早く集める方法がある」
「それが、異世界の力、デュエルモンスターズを利用することだ」
みなとみらいのショッピングモールでショッピングを楽しんでいた遊里と未来、プリキュアたちの前に突如として現れた謎の軍団。
それは、かつてプリキュアたちが倒したはずの闇の勢力たちだった。
彼らは異世界の力、デュエルモンスターズを利用して、かつて、なぎさたちをプリキュアに変身させる能力を完全に消滅させた最強の闇、ブラックホールの復活を企てているのだという。
「どういうこと?!」
「デュエルモンスターズは不思議な力を持っていてな。このように、人間をカードに封印することもできてしまうんだよ」
そう言いながら、ウォープは一枚のカードをなぎさたちに見せる。
そのカードイラストには、なぎさたちの仲間であり、大いなる希望を力に変えるプリキュア、キュアドリームが描かれていた。
「ドリーム?!」
「まさか、連絡がつかなかったほかの皆さんも」
「あぁ。いまあの二人と戦っている
デュエルモンスターズのモンスターに街を襲わせ、町の人々を守るために戦っている隙にカードにする。
実に卑怯だが、確実な手段でプリキュアを退けていき、邪魔者を排除していったようだ。
「まぁ、これだけであんたたちから邪魔をされないんだが……私はね、もっといい手段を思いついたんだよ」
ウォープが口元に歪んだ笑みを浮かべながら、数枚のカードをマシューに向かって投げる。
マシューはその瞬間、クラリネットを演奏し始めた。
かつて、大貝町で捨て去られ、忘れられていった古道具たちの憎悪と怒りを増幅させ、命を吹き込んだその音色が響くと。
「さぁ、お前の恨みを晴らしな! こいつらを使ってね!!」
ウォープは懐からボロボロになった
その瞬間、決闘盤はマシューの音色の影響で光を宿し、徐々に巨大化していく。
決闘盤が地面に着地する頃には、すでに決闘盤の印象はなく、そこには巨大なロボットが仁王立ちしていた。
遊里と未来がその姿を見れば、『マシンナーズ』シリーズや『機械王』のカードを思い出すだろうその風貌に、プリキュアたちは少し動揺する。
だが。
「みんな!」
「プリキュアに変身よ!」
『オーケーっ!!』
なぎさとほのかの一言に、その場にいる全員の士気が上がり、動揺は吹き飛んだ。
「「デュアル・オーロラウェーイブ!!」」
「ルミナス! シャイニングストリーム!!」
「「デュアル・スピリチュアルパワー!!」」
「ムープの力を満に!」
「フープの力を薫に!」
「「「「プリキュア! オープンマイハート!!」」」
「「「「Let's Play!! プリキュア! モジュレーション!!」」」」
「「「「プリキュア! ラブリンク!!」」」」
「プリキュア! ドレスアップ!!」
「「「キュアップ・ラパパ!」」」
「「ダイヤ! ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!!」」
「エメラルド! フェリーチェ・ファンファン! フラワーレ!!」
「「「「プリキュア! プリンセス・エンゲージ!!」」」」
『キュアラモード・デコレーション!!』
『プリキュア! デリシャスタンバイ!! パーティー・ゴーっ!!』
『スカイミラージュ! トーンコネクト!!』
「光の使者、キュアブラック!」
「光の使者、キュアホワイト!」
「輝く生命、シャイニールミナス!」
「輝く金の花! キュアブルーム!」
「煌めく銀の翼! キュアイーグレット!」
「天空に満ちる月! キュアブライト!!」
「大地に薫る風! キュアウィンディ!!」
「大地に咲く、一輪の花! キュアブロッサム!!」
「海風に揺れる、一輪の花! キュアマリン!!」
「陽の光浴びる、一輪の花! キュアサンシャイン!!」
「月光に冴える、一輪の花! キュアムーンライト!!」
「爪弾くは、荒ぶる調べ! キュアメロディ!!」
「爪弾くは、嫋やかな調べ! キュアリズム!!」
「爪弾くは、魂の調べ! キュアビート!!」
「爪弾くは、女神の調べ! キュアミューズ!!」
「
「英知の光! キュアダイヤモンド!!」
「陽だまり、ぽかぽか! キュアロゼッタ!!」
「勇気の刃! キュアソード!!」
「愛の切り札! キュアエース!!」
「咲き誇る、花のプリンセス! キュアフローラ!!」
「澄み渡る、海のプリンセス! キュアマーメイド!!」
「煌めく、星のプリンセス! キュアトゥインクル!!」
「深紅の、炎のプリンセス! キュアスカーレット!!」
「二人の奇跡! キュアミラクル!!」
「二人の魔法! キュアマジカル!!」
「普く生命に祝福を! キュアフェリーチェ!!」
「キュアホイップ! できあがり!!」
「キュアカスタード! できあがり!!」
「キュアジェラート! でっきあがり!!」
「キュアマカロン! できあがり!!」
「キュアショコラ! できあがり!!」
「キュアパルフェ! 出来上がり!!」
「アツアツご飯で、みなぎるパワー! キュアプレシャス!! おいしいご飯で、満たしてあげる!」
「ふわふわサンドde心にスパイス! キュアスパイシー!! 分け合うおいしさ、焼き付けるわ!」
「きらめくヌードルエモーション! キュアヤムヤム!! おいしいの一人占め、許さないよ!」
「ジェントルに、ゴージャスに! 咲き誇るスウィートネス!! キュアフィナーレ!! 食卓の最後を、この私が飾ろう!!」
「無限に広がる、青い空! キュアスカイ!!」
「ふわり広がる優しい光! キュアプリズム!!」
「天高く広がる勇気! キュアウィング!!」
「アゲて広がるワンダホー! キュアバタフライ!!」
「降り立つ気高き神秘! キュアマジェスティ!!」
全員集合、というわけではない。
しかし、日曜日の朝に放送される特撮戦隊ヒーローたちの集合のような壮観さのある人数がのプリキュアが、みなとみらいに集った。
ドツクゾーンの魔女はその様子に、また増えたのか、という感想を抱きつつ。
「さあ、やってほしまい!」
自分たちが呼び出した決闘盤を
その瞬間、ロボットの目が光りだし。
「俺のターン! 手札から
「えっ?!」
「俺はデッキから『プリキュア
ロボットが突然、
もっとも、その目に光はなく、コスチュームの色もくすんでいる。
「ドリーム! ルージュ!!」
「アクア、ミント、レモネードも!!」
「みなさん、しっかりしてください!!」
ブラックたちが必死に声をかけるが、ドリームたちに反応はない。
その様子を見ながら、赤毛の紳士――サラマンダー男爵は口を開く。
「無駄だ! いまの彼女たちに意識はない。いわば、我々の操り人形さ!!」
その言葉の通り、ドリームたちはブラックたちに襲いかかってくる。