女子高生探偵・上原歩夢の推理   作:新庄雄太郎

4 / 4
最後は、特急「スーパー雷鳥」に乗って金沢へ。


スーパー雷鳥・京都北陸殺人旅行

京都駅

 

歩夢は、侑と直村と一緒に旅行へ行った。

 

この日、歩夢たちは京都駅から北陸本線経由の特急「スーパー雷鳥」に乗って金沢へ向かった。

 

「京都から北陸へは特急で行くのね。」

 

「うん、そうだよ。」

 

「スーパー雷鳥か。」

 

「一度は乗って見たかったのよね。」

 

と、侑は言った。

 

「この列車って、パノラマカーなんだよね。」

 

「うん、パノラマグリーン車なんだ。」

 

「ワクワクして来たよ。」

 

と、直村は興奮した。

 

「あっ、来たわ。」

 

「富山行か、これに乗ればいいのね。」

 

「じゃあ、乗ろう。」

 

そう言って、歩夢たちは京都駅から特急「スーパー雷鳥」に乗り込んで金沢へ向かった。

 

ファーン!

 

10時09分、歩夢達が乗った特急「スーパー雷鳥17号」は金沢へ向かって走り出した。

 

特急「スーパー雷鳥17号」は神戸を9時17分に発車して、大阪、新大阪、京都、敦賀、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、終着金沢へは12時24分に到着する。

 

「見て、琵琶湖だよ。」

 

「うわー、本当だわ。」

 

「眺めもいいな。」

 

と、歩夢たちは車窓を楽しんでいた。

 

「でも、金沢もワクワクするわ。」

 

「そうだな。」

 

12時24分、歩夢と直村が乗った特急「スーパー雷鳥17号」は定刻通り金沢に到着した。

 

「やっと、金沢か。」

 

「うん、ワクワクして来たわ。」

 

そして、歩夢たちは兼六園へ向かった。

 

兼六園

 

「うわー、美しいわ。」

 

「うん、なんかロマンチックって感じがするわ。」

 

「そうだろ。」

 

と、直村はカメラで写真を撮ることにした。

 

カシャッ!

 

カメラで、写真を撮った。

 

そう言って、歩夢たちはひがし茶屋街へ向かって、お茶と和菓子で一服をした。

 

そして、次の日。

 

浅野大橋へ向かい、犀川を眺めた。

 

「歩夢、何やってるの。」

 

「うん、ちょっと同好会のみんなにいい歌詞が出来そうだから、歌になるかなって。」

 

「へぇー。」

 

そして、京都と金沢を観光した歩夢と侑と直村は金沢から米原経由まで結ぶ特急「しらさぎ8号」に乗って、名古屋から新幹線に乗り次いで東京へ帰京することにした。特急「しらさぎ8号」は12時10分に金沢を発車し、名古屋に到着するのは15時06分、名古屋から東京へ行くには新幹線「ひかり42号」に乗れば17時14分である。

 

17時14分、歩夢達が乗った東海道・山陽新幹線「ひかり42号」は定刻通りに東京駅に到着した。

 

「やっと、東京ね。」

 

「京都と金沢は楽しかったわよ。」

 

「じゃあ、また機会があったら行こう。」

 

「ええ。」

 

東京駅で、直村を見送った後は歩夢と侑は自宅へ帰った。

 

そして、次の日。

 

「へぇー、京都と金沢ですか。」

 

「ええ。」

 

この日、歩夢は侑と一緒にしずくちゃんの演劇部に来ていた。

 

「中々、いいシナリオね。」

 

「じゃあ、一緒に演劇出てくれる。」

 

「ええ、いいわよ。」

 

「もちろんだよ。」

 

「ありがとう、侑先輩、歩夢先輩。」

 

と、しずくは歩夢と侑に言った。

 

そして、翌日金沢で事件が起きた。

 

「被害者は絞殺のようですね。」

 

「おう、恐らく強くロープで首を絞めたんだろう。」

 

「それで、被害者の方は。」

 

「ああ、被害者はどうやら東京の人間のようですね。」

 

「えーと、被害者は如月真緒さん、24歳です。」

 

「うん、やはり横浜で起きた殺人は別の方法ですね。」

 

「ええ。」

 

先日は横浜のマンションで男性の毒殺死体が発見されたばかりだった。そして、第2の殺人は金沢で起きた。

 

そして、歩夢と侑は刑事に事情を聴くことにした。

 

「ごめん下さい、上原歩夢さんですね。」

 

「はい、私に何か用でしょうか。」

 

「ちょっと、話を聞きたいことがあってね。」

 

と、刑事は手帳を歩夢に見せた。

 

「何なの、あなた達は。」

 

「石川県警・捜査一課の桐谷と言います。」

 

「金沢中署の安西です。」

 

「こちらの女性の事でご存じでしたら教えて下さい。」

 

と、刑事は歩夢に写真を見せた。

 

「えっ、この人は確か浅野大橋とひがし茶屋街で会っていたわ。」

 

「この人は、知ってるんですか。」

 

「ええ、私と友人と一緒に旅行した時に会っていました。」

 

「なるほどね。」

 

「この人がどうかしたんですか。」

 

と、歩夢は言った。

 

「その写真の女性は、一昨日お亡くなりになられました。」

 

「えっ、それどいう事なんですか。」

 

「実はですね、先日には横浜のマンションで男性が毒殺され、金沢で女性が絞殺されたんです。」

 

「なるほどね、もし犯人は男か女のどちらかになると思うのよ。」

 

「何、男か女の可能性があるのか。」

 

「ええ。」

 

「つまり、犯人は女の可能性が高いわ。」

 

「それは、本当なんですか。」

 

と、安西刑事は言った。

 

「ええ。」

 

「よしっ、早速その線で捜査してみます。」

 

と、言って刑事は帰って行った。

 

「と言う事は、犯人は女の可能性が高いわね。」

 

「でしょ、恐らく犯人は浮気か不倫による犯行と考えられるんじゃないのかな。」

 

「そうよね、でもその人のアリバイが必要じゃない。」

 

「うん、聞いてみようか。」

 

早速、歩夢は時刻表で調べて見ることにしました。

 

「と言う事は、その女性は新横浜から新幹線に乗って、名古屋か米原で特急に乗り換えて金沢へ行ったのかな。」

 

「それは、考えられるわね。」

 

早速、時刻表で調べて見ると。

 

名古屋経由で金沢へ行く。

 

7時23分発 東海道新幹線「ひかり33号」に乗車

 

9時01分着 名古屋で下車

 

9時10分発 北陸本線特急「しらさぎ3号」に乗車

 

12時05分着 金沢で下車

 

米原経由で金沢へ行く。

 

7時48分発 東海道新幹線「ひかり205号」に乗車

 

10時01分着 米原で下車

 

10時10分発 同上

 

12時05分着 同上

 

「うん、待てよ。」

 

「どうしたの、歩夢。」

 

「もしかしたら、彼女は東京から新幹線に乗って京都から金沢へ行ったんじゃないかな。」

 

「そうか、犯人はこれを利用したのか。」

 

「そうよ。」

 

京都経由で金沢へ。

 

7時23分発 東海道新幹線「ひかり33号」に乗車

 

9時47分着 京都で下車

 

10時09分発 北陸本線特急「スーパー雷鳥17号」に乗車

 

12時24分着 金沢で下車

 

「そうか、犯人はこれに乗って金沢へ行ったのよ。」

 

「なるほど、新幹線に乗って京都経由で金沢へ行ったのね。」

 

「そうよ。」

 

「さすがね、歩夢。」

 

「まぁね。」

 

そして、次の日。

 

歩夢と侑は、次の日新幹線に乗って京都へ向かった。

 

「急に京都へ行くなんてどういう事。」

 

「恐らく、彼女は横浜から京都へ行ったと考えられるの。」

 

「そうか、その人に会いに行くのね。」

 

「そうよ。」

 

そう言って、歩夢と侑は彼女の家にやって来た。

 

「こんにちは。」

 

「ああ、何なのあなたは。」

 

「やっと会えましたね。」

 

「ああ、この前の旅行の時の。」

 

「ええ、実はこの事件の犯人はあなたなんです。」

 

「えっ、何の事かしらいきなり失礼じゃありません。」

 

「でも、私は京都から乗った特急「スーパー雷鳥17号」であなたと会っているんです。」

 

「何、何なのあなたは。」

 

と、彼女は歩夢に言った。

 

「あなたは、事件当日は男性をウイスキーを飲ませて毒殺した、恐らくウイスキーに混入したのは青酸系の毒と考えられるわ。そして何気なく男をベットで寝かせて、マンションから新横浜駅へ向かい新幹線「ひかり」に乗る、そこから京都で「スーパー雷鳥17号」に乗り金沢へ向かう、そして金沢の犀川辺りで如月を絞殺した。」

 

「じゃあ、横浜の毒殺も。」

 

「そうよ、犯人は前川雅代さん、貴方だけなんですよ。この列車トリックを使ったのは。」

 

「な、何で分かったの、私の計画が。」

 

「要するに、彼氏の不倫ですね。」

 

「ええ、敦はあいつが許せなかったのよ。」

 

「それで、その殺人を計画したのね。」

 

「そうよ、だから敦はこの女と一緒に会っていたから私は許せなかった。」

 

そして、石川県警の小沢警部と桐谷刑事と安西刑事が到着した。

 

「前川雅代、仙道 敦及び如月真緒殺害容疑で逮捕する。」

 

と、安西は前川に手錠をかけた。

 

「あなたは、素人にしては中々いい感をしているようだな、よし、連行しろっ!。」

 

「はっ。」

 

こうして、歩夢の推理で事件は解決した。

 

 

 

 

 

 




ご意見・ご感想をお願いします。

劇中の列車時刻は、平成8年のダイヤを使用しています。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。