BALTEUS Archive   作:猪のような

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うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(ユメホシの尊さと約束された絶望にぐちゃぐちゃにされた作者)

落ち着け、この小説ならユメ先輩は生きている、このキヴォトスにはユメ先輩が居るんだ…!

友人「とんでもない現実逃避の仕方じゃん」

黙れ!私にとってはこのキヴォトスが現実なんだ!!邪魔をするな、これは小生のキャンペーンだぞっ!!

友人「じゃあもっと投稿頻度上げて」

ごめんなさい…


Chapter10 便利屋参上

 

 

 

 

────便利屋68、四人で構成されたゲヘナ学園の非公式な部活。金さえ払えば何でもする何でも屋であり、ゲヘナで美食研究会、温泉開発部に並ぶ要注意集団とされている。そんな便利屋は現在…

 

「ランク9…ランク9のAC…ど、どうしましょう…」

 

「もう依頼は受けちゃったんでしょ〜?やるしかないんじゃない?」

 

「そ、それはそうだけど…!」

 

カイザーコーポレーションからアビドス襲撃の依頼を引き受けたは良いものの、どうやって依頼を完遂するかで頭を抱えていた。

 

「と、取り敢えずバイトは雇いましょう!MTも配備されてるなら頭数が無いと話にならないわ!」

 

「そうだね、MTやアビドスの生徒に関してはそれでいいとして…問題はアリーナランク9のAC、オフェアリスだよ。どんなACなのか、情報が全く無い」

 

「アリーナランクは機体名と所属だけ書いてあるだけで機体構成なんかは全く書いてないからね〜」

 

「だ、大丈夫よ!私達は一度アルプトラオムを撃破しているのよ!ランク10圏内といっても、たかがAC1機…」

 

「リーダー…それはアルプトラオムが初陣だった時の話。今のアルプトラオムは私達じゃボコボコにされるよ…」

 

「うぐっ…」

 

「今じゃ風紀委員長に並ぶゲヘナの最高戦力だもんね〜。しかもMT部隊の指揮まで任されてる。正に悪夢そのものだよ〜♪」

 

「や、やっぱりアビドスのACも強いんでしょうか…」

 

「流石にアルプトラオムよりは弱いと思うけど…間違いなく今回の依頼で最も危険視すべき存在。先ずは情報を集めよう」

 

「そうね…クライアントの話だと、今まではヘルメット団にアビドスを襲わせていたらしいわ。掃除ついでに奴等からオフェアリスに関する情報を得ましょう。準備して、行くわよ!」

 

こうして便利屋68はアビドス襲撃に向けて動き始めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

『───以上で、報告を終了します』

 

「そうか、分かった。ヘルメット団が運用して戦車…恐らくブラックマーケットの物だろう。私も出所を調べる。引き続き先生とアビドスの支援は任せたぞ」

 

『承知しました。それでは失礼します』

 

「ああ」

 

バルテはオールマインドからセリカ救出作戦に関する報告を聞き終え、通信を終了すると、次にある人物に連絡を取る。

 

「───アカネか、依頼を頼みたい」

 

 

 

 

 

 

 

そして少し時間が経ち、先生はアビドス対策委員会の会議に参加していた。なお、オールマインドも参加するとの事で、武装解除したトランスクライバーが教室に訪れており、オフェアリスは砂漠の調査に向かった。

 

「それでは、アビドス対策委員会の定例会議を始めます。本日は先生やオールマインドさんにお越しいただいたので、いつもより真面目な議論が出来ると思うのですが…」

 

「は〜い☆」

 

「もちろん」

 

「何よ、いつもは不真面目みたいじゃない」

 

「よろしくお願いします、先生、オールマインド」

 

「うん、よろしくね」

 

『僭越ながら、ご協力させていただきます』

 

「早速議題に入ります。本日は、私達にとって非常に重要な問題……()()()()()()()()()()()()()()です!」

 

「あれ?借金の事じゃないの?」

 

先生が予想とは違った議題の内容に少し驚く。

 

「借金は確かにそうですが…現状でも返済は少しずつ出来ていますし、そちらは大丈夫だと思います。ので、私達が考えるべきなのは、借金を返済した後の事です!」

 

「そう、今アビドスはMTやオフェアリスに掛かる費用をPCAに負担してもらっています。正直、負担されていなかったら借金返済も追いつかなかったと思います」

 

「はい、契約ではPCAは費用の負担をアビドスが借金を返済した後から一年までは継続する事になっています。その期間を過ぎたらMTやオフェアリスに掛かる費用をアビドスがきちんと払っていかなければなりません」

 

「ん、だから学園が借金返済した後もちゃんと運営出来るように、今のうちにアビドスの生徒が増えるようにしていく必要がある」

 

「その通りです!その為にオフェアリスが今も砂嵐の調査をしているのですから、私達も生徒が増えるように頑張っていきましょう。ご意見のある方は挙手をお願いします!」

 

「と言っても……生徒を増やすって、具体的にどうすれば良いのよ?」

 

『そうですね、それではここでオールマインドが僭越ながら生徒数が多い三大校が、どうやって生徒数を増やしてきたのか説明させていただきます』

 

「お、流石オールマインド。有能だね」

 

「お願いします!」

 

オールマインドが動かすドローンが空中に映像を映し出し、説明を始める。

 

『先ずはゲヘナ学園。この学校は基本何をやっても構わないという学園ですので、生徒達は自由に生活しています。それにより自治区が無法地帯と化していますがその自由に魅了され入学する生徒が増えていきました。

次にトリニティ総合学園。キヴォトスきってのマンモス校であり、以前は様々な派閥により学園が分かれていましたが、統合され今の形になりました。お嬢様学校な事もあり、自治区には高級品を扱う店が多くあり、生活の基準レベルが他校より高いのが特徴的で、また、伝統を非常に重要視しています。

最後に、PCAも所属しているミレニアムサイエンススクール。キヴォトスの最新技術が集う学園であり科学方面では右に出る学園はありません。最新の設備が揃う環境での研究はその方面に優れた生徒たちの関心を惹き、生徒数を増やしていきました』

 

オールマインドが説明を終え、映像を消す。

 

『つまるところ、生徒数が増える学園には、この学園に行きたいと思えるような環境があるのです。自由、高級品や伝統、最新の設備。アビドスにもそのような魅力的な環境が無ければ、生徒の数は増えません』

 

「「「「「「お〜…」」」」」」

 

「流石オールマインド。学園支援システムのAIだ…」

 

「学園の事をよく理解してる」

 

『ありがとうございます』

 

「ん、戦闘AIとしてはポンコツ」

 

「シロコ先輩っ!?」

 

『………』

 

「落ち込んじゃった…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、アビドスの魅力だけど、みんなはどう思う?」

 

「どう思うって言われても…」

 

「…何かある?」

 

「思いつきませんね〜☆」

 

オールマインドの説明を受けたは良いものの、ではアビドスの魅力とは何かを考えた時、先生とアビドスの生徒たちはそれが思いつかなかった。

 

「寧ろ悪い所しかないよね、借金はあるし、砂嵐のせいでそこら中砂まみれだし、本館は砂に埋もれてるときた」

 

「ん、生徒がいなくなるのも当然」

 

「そっか〜…そうだね…じゃあ新しくアピール出来るポイントを作ろうってなると…」

 

『具体的な案はともかく、それには時間や労力。これらはMTで解決するとして…大量の資金も必要になります』

 

「だよね〜…」

 

「結局、何かする為にはお金が必要って事か…」

 

「うーん…じゃあ皆、手っ取り早く資金を得る方法として、何か案はある?」

 

「これ!さっき街で配ってたチラシなんだけど!」

 

「ん、銀行を襲う」

 

「スクールアイドルやりましょう!」

 

知ってると思うが、マトモな案は出なかった。

 

「先生は何かある?」

 

「オフェアリスのフィギュア化」

 

「それ、先生が欲しいだけなんじゃ…」

 

「ギクリ……ソンナコトナイヨ」

 

「絶対あるじゃないですか!」

 

『……仕方ありません、ユメ様やバルテ様にも何か無いか訊いてみましょう。お二人とも本日はミレニアムの方に居る筈です』

 

そう言ってオールマインドは二人に通信を始めると、直ぐに繋がった。

 

『オールマインドか、どうした?』

 

『申し訳ありませんバルテ様、少々お時間を頂いてもよろしいでしょうか?』

 

『構わないぞ、丁度ユメさんも一緒だ。ユメさん、アビドスの方から通信ですよ』

 

『え、ホント?やっほー!皆元気〜!?』

 

『ありがとうございます。それでは、お二人にお聞きしたいのですが…』

 

オールマインドがアビドスの新たな魅力としてどの様なものが最適なのかバルテとユメの考えを聞かせて欲しいと言う。

 

『なるほどな…生徒を呼び込む為の新たな魅力、か…』

 

『うーん、こういうのって客観的に分かりやすいものじゃないと伝わりにくいよね〜。三大校とかはそこら辺はっきりしてるし…』

 

「この学校の良さって言えば、一つだけありますよね」

 

二人が悩んでいるところで、ホシノがそう言うと視線が一斉にホシノに集中する。

 

「ホシノ、それは一体?」

 

「PCAとの繋がりが強い事ですよ。アビドスはPCAがMTをあらゆる学園に売り出す為の広告塔になった学園ですし、今でもビナーとかそっち関連で連携を密にしています。ここまでPCAと強い繋がりがあるのはアビドスだけなんじゃ?」

 

『その通りだな、PCAとアビドスはお互いに協力してきた同盟の様な関係だ、他の学園より重要性は高い』

 

「…ん、ならそれを魅力として売り出すって言うのは?」

 

「シロコ先輩、どういう事ですか?」

 

「PCAはここ数年でキヴォトスに新しい常識を生み出してきた。きっとこれから暫くはそういった状況が続くと思う。そういった時にPCAによる恩恵を最初に受けるのはミレニアム、そしてその次は…」

 

「アビドスって事?」

 

『なるほど、確かにPCAとの強い同盟関係は魅力としては充分かもしれませんが、しかし…』

 

「それって、結局はミレニアムに入った方が早いですよね?それだけじゃ新しい生徒を呼び込むのは難しそうです…」

 

「確かに…」

 

『───なら、PCAでは運用しないものでPCAとの強い関係を見せつけ、それを中心に魅力を押し出していくのは?」

 

バルテがそう言い、皆が耳を傾けたところで更に続ける。

 

『知っての通りPCAはMT等を製造し、他校へ販売している。当然MTは我が校でもPCAが運用している。その一方で、我々が最初に開発したにも関わらず、運用していない物がある』

 

「ACだね」

 

『その通りです、先生。ACはPCAが他校の為に開発したものであって、PCAの為の兵器ではありません。PCAならACよりLCを運用した方が遙かにコスパが良いですからね』

 

「そっか、確かにPCAってACを使って無いわよね」

 

『汎用性や量産性に関してはLCの方が圧倒的に上だからね、メリットがあまり無いんだ〜』

 

『ACは今ではあらゆる学園が開発しており、1機は必ず配備されている様な形だが…これは月日を重ねる毎に進化していく筈だ、やがて一つの学園に配備されるACの数は増え、ACのみの部隊が出来上がる事もあるだろう。そこでだ、対策委員会』

 

バルテはオールマインドのドローン越しにアビドスの面々の顔を見て、ある提案をする。

 

『キヴォトス最強のAC部隊、というものに興味はあるか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通信を切りバルテはふぅ…と息を吐く。するとユメがコーヒーを差し出してきた。

 

「ありがとうございます、ユメさん」

 

「いいえ〜。それより良かったの?あんな話をして…」

 

「元々この件に関しては本当にアビドスに任せるつもりでしたから、問題ありませんよ」

 

「そうなの?」

 

「ええ…やはり同盟だからというのもありますが…アビドスには実績があります」

 

「実績?」

 

「オフェアリスですよ。アレはアリーナランク9の強力なACですが、機体構成に関しては探査がメインで、戦闘に優れているとは思えません。それなのにランク9の立場に居るのは…」

 

「AIが相当優れているからだね」

 

「では、そのAIは何故優秀になったのか?その理由は一つ、そうならなければ、アビドスでの役割を果たせないからです。砂嵐の調査、ビナーの撃退、自治区の警備やヘルメット団との戦闘…それらを充分にこなす為に、オフェアリスは強くなるしかなかった」

 

バルテはコーヒーを一口飲んでから続けた。

 

「アルプトラオムもそうですが、ACに搭載されたAIの成長性は学園の環境に大きく左右されます。その点に関してアビドスやゲヘナは目を見張るものがある。だから今回話した件は、アビドスに任せようと思ったんです」

 

「なるほど〜…」

 

「それに…」

 

「それに?」

 

「私も、アビドスはもっと賑やかな場所になって欲しいと思っていますから」

 

「…ば、バルテぢゃん゛〜!!」

 

ユメは座っているバルテをギュッと抱きしめると、胸がバルテの顔に押し付けられる。

 

「ユメさん、苦しいです…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定例会議を終えた対策委員会と先生は柴関ラーメンに昼食を摂りに来ていた。

 

「何でまたウチに来てんの…?」

 

「にしても、またPCAには借りが出来そうだね」

 

「バルテさんは色々助かってるから気にしないでいいって言ってますけど…」

 

「やっぱりちゃんと恩返ししたい」

 

「…そうだね、その為にも頑張ってさっさと借金を返さなきゃ…」

 

すると店のドアが開き、生徒が一人入って来る。

 

「いらっしゃいませ!何名様ですか?」

 

「…あ、あのう…ここで一番安いメニューって、お、おいくらですか?」

 

「一番安いのは…580円の柴関ラーメンです!看板メニューなんで、美味しいですよ!」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

セリカから一番安いメニューを聞いた生徒は一旦外に出ると、他の生徒を三人連れて戻って来た。

 

「えへへっ、やっと見つかった、600円以下のメニュー!」

 

「ふふふ。ほら、何事にも解決策はあるのよ。全部想定内だわ」

 

「そ、そうでしたか、流石社長、何でもご存知ですね…」

 

「はぁ…」

 

「4名様ですか?お席にご案内しますね」

 

「んーん、どうせ1杯しか頼まないし大丈夫」

 

「一杯だけ…?でも、どうせならごゆっくりお席へどうぞ。今は暇な時間なので、空いてる席も多いですし」

 

「おー、親切な店員さんだね!それじゃあお言葉に甘えて…あ、わがままのついでに、箸は4膳でよろしく。優しいバイトちゃん」

 

「えっ?4膳ですか?ま、まさか1杯を4人で分け合うつもり?」

 

どうやらやって来た4人の生徒…便利屋68にはお金が無いようで、ラーメン一杯を4人で分け合って食べるつもりのようだった。4人は席に座っている間に引き受けた依頼について話す。

 

「確かにバイトは出来る限り雇おうって話したけど、4人分の昼食代くらい残しておこうよ…」

 

「仕方ないでしょ?アイツらから聞き出した情報によれば、オフェアリス以外にもう一機ACが居るらしいじゃない。念には念を、よ」

 

「取り敢えずACの機体構成はある程度把握したし、後はアルバイトを上手く使ってやっていくしかないね〜」

 

「大丈夫よ、情報によればオフェアリスはよく遠出していて、アビドスの学校に居ない時間が多い。その時間に襲撃すれば…」

 

「そんな上手くいくかな〜?もう一機のACは情報不足だし、MTも普通にいるんだよ?」

 

「だとしてもよ。受けた以上、失敗は許されない。あらゆるリソースを総動員して臨むわ。それが我が便利屋68のモットーよ!」

 

「初耳だね、そんなモットー…」

 

「今思いついたに決まってるよ」

 

「うるさい!じゃあ今回の依頼を成功させて報酬が手に入ったら、すき焼きにするわ!だから気合い入れなさい、みんな!」

 

「すっ、すき焼きとはっ…!?それは一体!?」

 

「大人の食べ物だね、すごく高価な…」

 

「う、うわぁ…私なんかが食べていいものなんでしょうか?食べた後はハラキリですか…?」

 

「ふふふ。うちみたいなスゴイ会社の社員なら、それぐらいの贅沢はしないとね」

 

「へえ〜やる気満々じゃん、アルちゃん」

 

「アルちゃんじゃなくて社・長!!」

 

そんな風に便利屋68がアビドス襲撃の計画について話し合っていると、注文したラーメンが運ばれてくる。

 

「はい!お待たせしました!お熱いので気をつけて!」

 

セリカがそう言って机に置かれたラーメンは、麺の量が明らかに大盛りだった。

 

「ひぇっ、何これ!?ラーメン超大盛りじゃん!」

 

「ざっと10人前はあるね…」

 

「こ、これはオーダーミスなのでは?こんなの食べるお金、ありませんよう…」

 

便利屋68の面々は運ばれて来たラーメンの量に驚き、セリカの方を見る。

 

「いやいや、これで合ってますって。580円の柴関ラーメン並!ですよね、大将?」

 

「ああ、ちょっと手元が狂って量が増えちまったんだ。気にしないでくれ」

 

「大将もああ言ってるんだから、遠慮しないで!それじゃ、ごゆっくりどうぞー!」

 

大将とセリカにそう言われ、4人は大盛りのラーメンを見つめる。

 

「う、うわぁ…!」

 

「よく分かんないけどラッキー!いっただきまーす!」

 

「…ふふふ、流石にこれは想定外だったけど、厚意に甘えて、ありがたく頂かないとね」

 

「食べよ!」

 

そして4人は一斉に麺を取り、同時に啜る。

 

「お、美味しい!」

 

「なかなかイケるじゃん?こんな辺鄙な場所なのに、このクオリティなんて」

 

「そうでしょうそうでしょう?」

 

「あれ、隣の席の…?」

 

アル達がラーメンを絶賛していると、隣の席に居た対策委員会の面々が話しかけて来た。そこからアルとアビドスの皆がどんどん意気投合していくと…

 

(……連中の制服…)

 

(あれ、ホントだ)

 

カヨコとムツキが、話しかけて来たのが今回の依頼のターゲットであるアビドスの生徒だという事に気付く。アルは気付かずに楽しそうに話している。

 

(アルちゃんは気づいてないみたいだけど?)

 

(…言うべき?)

 

(…面白いから放っておこ)

 

こうして便利屋68と対策委員会は仲良く昼食の一時を過ごしたのであった…

 

 

 

 

 

 

 

 

「…それは本当なのか?マコト議長」

 

「キキッ。ああ、間違いない、このマコト様が、お前に嘘をつく筈が無いだろう?」

 

「………分かった、情報提供感謝する。報酬は…」

 

「イブキがお前と遊びたいと言っているのだ、暇な時にまた万魔殿に来てくれ」

 

「ああ、分かった。ではまた」

 

「キキッ!またな」

 

バルテはマコトとの電話を切る。その表情は険しく、隣にいるユメは不安そうにしていた。

 

「バルテちゃん、今の電話は…?」

 

「…アビドスに関する話でした、もう少し情報が欲しいところですが…ユメさん、落ち着いて聞いてください」

 

「う、うん…?」

 

「……マコト議長によれば、アビドス自治区の所有権、その殆どが…アビドスではなく、カイザーにあるとの事です」

 

「……え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アルちゃん、アイツらアビドスだよ」

 

「なっ、ななな!何ですってぇぇぇぇぇぇぇ!?!!??」

 

 

 

 

 

 




因みにイベント関連に関しては晄輪大祭関連は書く事が確定してますけど、他に何か書いて欲しいやつがあれば活動報告で募集した方ががいいですかね?アンケート取ります。
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