BALTEUS Archive   作:猪のような

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キアヌのAC見ました?もうマジ凄すぎて泣きそうになったんですけど。頼むAC6!DLC来てくれ〜!追加パーツとか来ると小説書く時にマジで助かるから〜!


Chapter16 アビドスBBQパーティー

 

 

 

砂漠に現れた巨大兵器、シースパイダーとの戦いから一週間。

 

「着いた〜!」

 

先生はアビドス高校の最寄駅に居た。あれから色々な事があり、事後処理などもあってシャーレで仕事尽くしだった先生。今日はアビドス高校で()()()がある為交通機関を使ってアビドス高校に向かっていた。すると…

 

「先生〜!」

 

先生を呼ぶ声が聞こえ、声がした方を向くとアヤネが手を振っていた。先生は少し駆け足でアヤネに近付く。

 

「アヤネ!迎えに来てくれたの?」

 

「はい、ホシノ先輩から頼まれて」

 

「そっか、ありがとう。じゃあ行こっか」

 

先生とアヤネは歩き始め、その道中でアヤネはこの一週間の事を話し始めるのだった。

 

「アビドスは何時もと変わらない日常を送っていますが…変化はありました。先ずは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。どうやらバルテさんと黒服という大人の取引の結果で戻って来たみたいで…」

 

『ほらアビドスの自治区が一部戻ったんだし、この取引には充分意味が…』

 

『それとこれとは話が別よ』

 

「バルテさんはミレニアムの会長さんとユメさんからこっぴどく叱られたそうです…オールマインドが言うには『長時間正座させられ、ユメさんに泣きながら説教されリオ会長には真顔で淡々と詰められていました』との事です」

 

「ま、まぁ仕方ないよね…」

 

「はい、コレは心配させたバルテさんの自業自得ですから!次にカイザーについてですが…今回の件での一番の被害者ですね。砂漠の基地はシースパイダーとの戦闘で更地となり、連邦生徒会による調査も入ったとか…利子も下がったので、コレで借金返済が更に捗りそうです。ただ…黒服に関しては、今のところ情報はありません」

 

「黒服…」

 

あの後、先生は少しだけ黒服と会話をした。内容は大人としての在り方に関する事だった。しかし、その後黒服はいつの間にか消えていた。

 

「ゲマトリア、か…」

 

「先生?」

 

「ん、いや、何でもないよ。そうだ、シースパイダーはどうなったの?」

 

「はい、シースパイダーに関してはあの後、PCAが回収しました。バルテさんは解析を進めながら各学園や連邦生徒会に情報共有して、同じような存在がいるか調べたり、対策を講じると言っていました。先生にも話が行くと思います」

 

「そっか」

 

そうして先生とアヤネが色々話し合っている内に、アビドス高校に着いた。二人は正門を抜け、校庭に向かうと…

 

「あ、先生、アヤネちゃん!もうすぐ準備が終わるよ〜!」

 

校庭に居たユメが二人に大声でそう言う。現在、アビドス高校の校庭には、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。そう、今日はアビドス高校で作戦の打ち上げが行われるのである。

 

事の発端は、PCAが協力してくれた各学園にシースパイダー撃破分も追加した報酬を支払った後、ユメが「せっかく皆で一緒に凄く頑張ったんだから、ご褒美にパーティーしよう!」となり、費用はバルテ持ちになったがバルテも乗り気だった為、アビドスの校庭でBBQパーティーを開く事になった。

 

「先生、こんにちは」

 

「バルテ、こんにちは。最近はどうだった?」

 

「散々でしたね、説教されるし、あちこち…特に防衛室長から小言は飛んできますし、仕事が増えたり…はぁ…」

 

「お疲れ様」

 

「先生も、大変そうだったと聴いております。お疲れ様です…そして今回は本当にすみませんでした…」

 

「あはは、気にしなくていいよ。私はバルテや皆が無事だっただけで充分だから」

 

そう言うとバルテはするとユメが近寄って来る。

 

「先生、そろそろ始まるので音頭を取ってください!」

 

「え、私!?」

 

「まぁ、先生にはアビドスの支援で色々お世話になりましたし、あの作戦にはシャーレの権限ありきで出来たものですから…」

 

「作戦の総指揮官だったんですから、ほらほら!」

 

ユメに背中を押され、集まった生徒達の前に出る。ホシノからマイクを渡され「あ、あー」とマイクのテストをした後に咳払いし、喋り出す。

 

「皆、この前は本当にお疲れ様!あれからそれぞれ色々と後始末に追われてたと思うけど、その分今日はいっぱい楽しんでね!それじゃ、かんぱ〜い!」

 

『乾杯!』

 

生徒達はそれぞれ手に持ったグラスを掲げたり、近くにいる生徒同士で合わせたりする。空が茜色に染まり始めた頃、BBQパーティーが始まった。

 

「………」モグモグ

 

バルテはパーティーが始まってから一人で黙々と肉を食べていた。先ほどまで一瞬に居たユメは対策委員会の方に行ってしまい、どうしたものかと給仕をしているMTから追加の肉を受け取る。ふと肉を焼いている方に目を向けると…

 

『ふふ、私は学園支援システムオールマインド。皆様の為に肉を焼くなど造作もない…』

 

『その肉ちょっと焦げてないか?』

 

『!あり得ません、私が…!?』

 

『ほら早く取ってください。焦げた肉は適当な皿に集めときましょう。後で呼びかければ誰か食べますよ』

 

『そうだな……よし、リュウ!この肉焼けたから運んでくれ!』

 

『はーい!えっと…豚バラねおけ!豚バラ!焼きたての豚バラ如何ですか〜!』

 

バーベキューコンロで肉を焼いているオフェアリス、トランスクライバー、アルプトラオムに、給仕のMT達に混ざって肉やドリンクを運んでいるリュウタロウの姿を見てバルテは微笑むと、肩を叩かれる。

 

「!ネル、他のメイド達も」

 

「よっ、何一人で食ってんだよ」

 

「一緒に食べよー!」

 

C&Cの皆がバルテの近くに座り、同じテーブルを囲う。MTがC&Cの分の肉を持って来て談笑しながら肉を食べ始めた。

 

「にしても、バルテが叱られてる姿は傑作だったな!」

 

「ネル、お前直ぐ近くで爆笑していたな?」

 

「あんなん誰だって笑っちまうよ!何時も叱る側のお前が叱られる姿なんか、初めて見たからな!」

 

「あはは、確かに新鮮な光景だったね〜。バルテちゃん、初めて怒られたんじゃない?」

 

「いや、二回目だ」

 

「?一回目はなんだよ」

 

「あれは、ミレニアムのセキュリティ強化を終えたチヒロがAC開発計画に合流した時だった…あの時あまりに不健康な生活をしていた開発チームを見たチヒロが私達全員に説教して強制的に眠らされた…」

 

「そ、そんな事が…」

 

「あれは…恐怖を感じた…ん、そろそろ追加を入れるか」

 

「そうですね。すみませーん、注文いいですかー?」

 

アカネがそう言うとオールマインドのドローンが飛んでくる。

 

『ご注文をどうぞ』

 

そう言ってホログラムで残っている肉や飲み物を表示する。

 

「何にします?」

 

「どうせなら高いのいこうぜ、バルテの奢りだからな。バルテ、高いのどれだ?」

 

「あー、これとか…これだな」

 

「じゃあそれ、五人前。飲み物は───」

 

注文を終えて談笑に戻るとコンロの方から『追加注文が来ました。アルプトラオム、対処を!』と声が聞こえて来た。

 

「…それにしても、なんというか…少し意外でした」

 

「意外って、何がだ?」

 

「バルテ委員長が、今回のパーティーに乗り気だった事です。まあ、色々ありましたが、費用が全部自分持ちなのにそれ抜きにしても楽しんでいるなと…」

 

「ふむ、費用はともかく。私はこういうパーティーとかは好きだぞ」

 

「そうなのか?それは知らなかった…」

 

「私も知らなかったぜ。普段からそんなパーティーとかしなかっただろ」

 

「最近は忙しいからな。全部連邦生徒会長が失踪したのが悪い」

 

「へーけど意外だな、お前はこういうのはあんまりタイプじゃねーと思ってたぜ」

 

「それはまぁ…()()()()があったんだ」

 

「ふーん?」

 

『お待たせしました〜!ご注文の品で〜す!!』

 

「お、来た来た!うっしゃ食おうぜ!」

 

リュウタロウが運んで来た肉や飲み物を受け取って5人はパーティーを楽しむのであった…

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンッ!!

 

「大体ですねぇ、こんな大変な時にあの人は一体何処で何をやってるんですか!?エデン条約にカイザーのあれこれ!更には正体不明の巨大兵器なんてもうやってられませんよ!」

 

「そうだね、連邦生徒会長は何処に行ったんだろうね〜」

 

「はいカヤちゃん、お肉追加だよ〜」

 

「私とバルテさんがSRTを存続させるのにどれだけ苦労したと…!モグモグ…」

 

「それは本当に感謝していますよ」

 

別の場所ではSRTの面々と不知火カヤが同じ卓で食事を摂っていた。

 

「その…防衛室長は大丈夫なんですか?」

 

「あはは、気にしないであげて。普段からストレスの多い立場にいるから、ここでちゃんと吐き出させてあけないと…それよりミヤコちゃん達は楽しめてる?」

 

「それは、はい…」

 

「にしても災難だったわね〜、初任務であんな化け物と戦わせるなんて」

 

「せめて後少し時間があれば、私達もACを持ってけたんだけどね〜」

 

「先輩達のACってもう完成したんだろ?」

 

「ああ、だがまだ実戦に投入出来るほどのレベルに仕上がってなくてな…」

 

「まぁ火力支援型のACだし、連れて来た方が良かったかもしれないわね」

 

「たらればの話をしても仕方ないよ。無事終わったんだし、今は思いっきり食べないと!すみませ〜ん、注文良いですか〜!?」

 

「てか、ミユは何処に行ったのよ?」

 

クルミが姿が見えないミユを探す為周囲を見渡すと、近くから小さく「こ、ここです…」と声が聞こえて皆で一斉に机の下を覗くと、身体を丸ながらストローで飲み物をちゅーちゅー吸っているミユが居た。

 

「何でそんなところに…」

 

「ほらミユちゃん、出て来て、一緒にご飯食べよう」

 

ミユを机の下から連れ出して椅子に座らせると、カヤが「あ、そうでした」と何かを思い出したかのように呟く。

 

「そう言えばRABBIT小隊にもACを配備しようかと考えているのですが…」

 

「え、わ、私達の小隊が?」

 

「AC!?絶対リュウタロウみたいなガチタンでミサイルやらグレネードやら大量に積んだのが良い!」

 

「話を勝手に進めるなってか、それはお前の願望だろっ!!」

 

「しかし、良いのですか?確かにRABBIT小隊は一年生チームの中では最も優れているとは思いますが…」

 

「まぁ、ACの扱いなんてのはどこも手探り状態ですし、データは多く取れた方が良いですからね。RABBIT小隊の皆さんは今回の作戦でカイザーの黒い証拠も持って来てくれましたし、任せても問題無いと判断しました…それに、今回の報酬で資金に余裕が出来ましたからね!しっかり活用しなければ!」

 

「なるほど」

 

「やっぱり大火力の武装を沢山積んだ…!」

 

「いやだからそういうのはお前で間に合ってる!先輩達はどうやってアセンブリを決めたんだ?」

 

「あー資料とか色々読んだけど…」

 

「取り敢えずオールマインドに聞いてみるのが一番じゃない?」

 

「明日から色々話し合って決めると良いよ。私、使ってた資料持って来るから」

 

「完成したウチのACも見に来ると良い、実際見てみると色んな事が分かる」

 

「あ、なんなら今から焼肉焼いてるアイツら見に行きましょうよ」

 

そうしてACの話題で盛り上がったFOX小隊とRABBIT小隊の面々は飲み物だけ持って焼き奉行をしているAC達を見に行ってしまい、カヤは一人になって肉を頬張っていると、やがて近くに居た給仕のMTを捕まえて愚痴を聞かせ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「わ、わぁ…!お、美味しそうなお肉が沢山…!こ、これ本当に全部食べてもいいんでしょうか…?こ、こんなご馳走、た、食べたらきっと死んでしまいます…!」

 

「あははっ♪ハルカちゃん相変わらず大袈裟だな〜ほら、お肉はまだまだ沢山あるか、じゃんじゃんたべよっ!」

 

「その通りよ、これは今回の依頼に対する正式な報酬なんだから、受け取らなきゃ逆に失礼よ!さあ、今日は思いっきり食べるわよー!!」

 

便利屋68も滅多に見ない豪勢な食事にテンションが上がり、アル、ムツキ、ハルカの3人は幸せそうに焼き肉を堪能している。カヨコはその様子を見て微笑むと、飲み物を少し口に含む。

 

「───ふぅ、まぁ、今回は色々な事があったけど、お金は沢山稼げたし、仕事終わりの豪華なパーティーまで付いてきた。結果的にみれば万々歳か」

 

 

 

 

 

「便利屋、盛り上がってるわね」

 

「全く、本当ならこの場でひっ捕えてゲヘナに連れ帰る筈ですが…」

 

「ま、まぁ、折角のパーティーなんですから」

 

「そうね、今くらいは職務を忘れましょう。風紀委員会のACがあそこで肉を焼いてる訳だし」

 

風紀委員会の面々が騒いでいる便利屋68から肉を焼くアルプトラオムに目を向ける。

 

「それにしても、中々奇妙な光景ね」

 

「記念に写真でも撮りますか?」

 

『因みに僕は写真もうめっちゃ撮ったよ!』

 

「そうか…って、お前は自然に会話に混ざるなっ!」

 

イオリが突然話に混ざってきたリュウタロウに突っ込むとリュウタロウは愉快そうにしながら机に皿を置く。

 

『相変わらずイオリちゃんは良い反応するね〜!はい、ご注文の品で〜す!』

 

「イオリちゃん言うな!」

 

『あははっ!』

 

「随分楽しそうね」

 

『そりゃこんな経験初めてだもん!新しいことをやるってワクワクするし楽しいじゃん?あ〜、マコト様達も来れば良かったのに〜』

 

「ちょっと、折角のパーティーであのタヌキに絡まれるなんて御免ですよ」

 

『も〜、そんな事言わないでよ〜。マコト様だって最近は色々考えてるんだよ?』

 

「けど特務機体の事黙ってましたよね?」

 

『あ、僕仕事に戻らなきゃ!じゃーねー!』

 

「逃げた」

 

「逃げましたね…」

 

「逃げたわね…ま、良いわ、マコトもエデン条約には乗り気みたいだし、あんまり心配しなくていいとは思うけど…って、今考えることじゃないか…」

 

そう言ってヒナは肉を口に含んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「盛り上がってるね〜」

 

対策委員会とユメは盛り上がるBBQ会場となった校庭を見渡す。

 

「こんなに賑やかな学校、初めて見ました」

 

「いや〜、パーティーやろうって言って良かった〜!あ、ヒフミちゃ〜ん!」

 

ユメが近くに居たヒフミを呼ぶと、ヒフミは振り返って近寄って来る。

 

「皆さん!パーティー、凄く盛り上がってますね!」

 

「ヒフミちゃんも楽しんでますか〜?」

 

「はい!トリニティではあまりこういう機会は無いので、新鮮で凄く楽しいです!」

 

「それは良かった。ヒフミにはこの前の件も含めて凄く世話になったから……けど、正義実現委員会の副委員長さんはどうしたの?何か凄い複雑な表情で食べてるけど…」

 

「あ、あはは…ハスミさんはその…体重を気にしてるようで…」

 

「「「「ああ…」」」」

 

ハスミの表情の理由に一同は納得しているとちらほらと満腹になった生徒達が現れる。すると…

 

『ふふ、皆様ご安心ください、このオールマインド、食後の高級デザートもご用意しております!』

 

とオールマインドが言い歓声が湧き上がる。その時、ハスミの表情は完全に固まり、箸を落としていた。尚、この後デザートも含めてたっぷりと堪能し、後日彼女は体重計の前で絶望する事となった。

 

「あ、デザートの時間になったし、そろそろじゃない?」

 

「そうだね始めよっか!」

 

「?」

 

ヒフミが疑問符を浮かべるとユメはマイクを持って話し出す。

 

「皆〜ちゅうも〜く!今からパーティーに来てくれた皆に、サプライズプレゼントをしたいと思いま〜す!アヤネちゃん、お願い!」

 

「はい!」

 

ユメの合図でアヤネが端末を操作すると…

 

ヒュ〜…

 

と音が鳴り、生徒達が上を向くと、アビドスの屋上から光が暗くなった空へと上がっていった。そして…

 

ドンッ!!

 

と音が鳴り、夜空に火の花が咲き誇る。そこから次々と屋上から花火が打ち上げられ、あっという間に夜空を煌びやかな光で彩っていった。

 

「わあ…!あ、あれペロロ様!」

 

シンプルな模様から魚やモモフレンズなど、様々な形の花火にヒフミは目をキラキラさせる。

 

「へー、綺麗じゃねーか」

 

「エンジニア部特製だ」

 

「おいおい贅沢だな」

 

「模様はアビドスの皆に決めてもらったが…綺麗だな」

 

バルテは打ち上がった花火を見て満足そうにする。周りの生徒たちは花火に夢中になって空をジッと見つめていた。

 

 

 

「ふふっヒフミちゃん、凄く楽しそう」

 

「ノノミの提案でモモフレンズの花火を頼んだのは正解でしたね」

 

「ヒフミちゃんだけじゃないよ、ほら、シロコちゃんも夢中になってる!」

 

「……そうですね」

 

ユメとホシノは花火を楽しんでいる皆の姿を見て、ふふっと笑い合う。そして二人も顔を上げて花火を鑑賞すると、ホシノが口を開いた。

 

「ユメ先輩」

 

「ん?何、ホシノちゃん」

 

「私…今ならあの時先輩が言った言葉の意味が、少し分かりそうです」

 

「────」

 

「先輩と喧嘩して…バルテが先輩を助けて…そこから色々あって…きっと、1年生の…バルテと出会う前の私に今の事を話しても、信じられなかったと思います。アビドスが、こんなに賑やかになるなんて…」

 

「……そうだね。まあ、バルテちゃんに出会えたのは本当に凄い奇跡だったんだけど…」

 

「けど…きっとここまで来れたのは、ユメ先輩がユメ先輩だったからだと思います」

 

「…ホシノちゃん…ありがとう」

 

「いえ、こちらこそ……ユメ先輩、知ってますか?フェアには夢があるんですよ」

 

「え、そうなの?」

 

「はい、私と同じ夢です」

 

「…それって…」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()。本当に、良い子ですよ、フェアは」

 

「…そっか、嬉しいなぁ、フェアもそう思ってるなんて」

 

「はい…ユメ先輩」

 

「ん?」

 

「次は、在校生だけでこんなパーティーがしたいです」

 

「…出来るよ、きっと」

 

ユメはそっとホシノを抱き寄せ、二人は花火とそれを楽しむ生徒達の姿を眺める。いつか、同じような光景を、アビドス生だけですることが出来る日を夢見ながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クックック……これであのエネルギーに関するデータは取れました…ベアトリーチェには、良い報告が出来そうですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Next Episode

 

「先生が廃墟に?」

 

「AL-1S、じゃない?」

 

『エンジニア部のパッションランプだ』

 

「宇宙戦艦搭載用レールガンです!」

 

「戦闘、だな」

 

「では、資格審査を始めよう」

 

「SGに加えてメイド部もいるんだよね〜」

 

「ヒマリだもの」

 

『悪いが、お前たちの相手は俺だ』

 

「光よっ!!」

 

「これより、ミレニアムプライスを始めます!」

 

「さて、先生…話をしましょうか」

 

Episode2 少女達の出会い

 

 

 

 

 




はい、何でこういう回を書いたのかというと…最後のユメホシの会話が書きたかったのと、単純に作者が皆で困難を乗り越えた後で一緒に宴をする展開が好きだからです。東方でも異変解決したら宴するでしょ?アレと同じだよ。だからこういう回は出来れば入れていきたい。そして次回からようやくパヴァーヌ1章に入るぜ…皆、バルテとアリスの関係気になってると思うからね、ちゃんと書いていきたいね。
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