どうせ一度は死んでいるのだから   作:みかん汁だったライター

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 誤字報告感謝です。


『やっほ~』って言ったら『るんたった』って返されるのではないんですか?え?違う?

 

 …

 

 ……

 

 ………

 

 …………あ、どうも

 

 入学式の後の自己紹介で事故りました。

 

 お母さんから『やっほ~』って言えばみんな『るんたった』って返してくれるって聞いたのに…

   

 お母さんに聞いたのに…嘘吐いたんですか。

 

 みんなポカーンとしてましたよ。二人だけ『るんたった』って返してくれましたけどね。

 

 一人は先生でしたけど。

 

 今日も学校があるんですけど、ちょっと憂鬱です。

 

 「お仕事したいですね…ウマ娘は同じクラスに居ましたけども」

 

 トレーナーに戻りたいです。切実に。

 

 支度をして、登校します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はーい、1+1は何か分かる子いるかな?」

 

 申し訳ないのですが、すごくツラいです。

 

 初級の初級の勉強を精神年齢大人がするってとても精神にキます。

 

 外の様子は…あれ!?

 

 「…外になんか翔んでる…」

 

 「…!」

 

 何でしょうか、あれ…?

 

 「…あの、ちょっと良い?」

 

 となりの席の子に話しかけられる。

 

 黒鹿毛のウマ娘の女の子だった。可愛いです。

 

 「何でしょうか?あ、もしかして教科書忘れました?」

 

 「あ、いや…!?違くて…」

 

 教科書を忘れたのかと思ったのですが…

 

 「…では何か?」

 

 「あの…あなた、『お友達』が視えてるよね?」

 

 「…お友達…」

 

 私に友達…

 

 「私、友達いないんですよね…」

 

 うっ…言ってて悲しくなってきました…。

 

 「…あ、えっと…私も人間のお友達はいないんだけど…」

 

 人間の(・・・)お友達…

 

 「じゃあ、動物とかですか?」

 

 「あ、いや…あそこで空を翔んでるウマ娘なんだけど」

 

 …え?

 

 「あれってあなたのお友達だったんですね」

 

 友達がいて羨ましいです…。

 

 「…やっぱり、見えてるんだ」

 

 そっと、手を握られました。

 

 「私と、お友達になって?」

 

 お友達に…なってくれませんか?

 

 「良いんですか?私はルーヘデスミラーって言います」

 

 「私はマンハッタンカフェともうします。」

 

 マンハッタンカフェ、彼女が私のはじめての友達になってくれたウマ娘です。

 

 「お友達、紹介してくださいね?」

 

 「勿論、今日の放課後空いてる?」

 

 そして、その日に遊ぶ約束を取り付けられました!

 

 「では、この問題をマンハッタンさん!」

 

 「ひゃい!?」

 

 あ、カフェちゃん聞いてなかったですよね?大丈夫ですか?

 

 「…マンハッタンさん?答えをどうぞ?」

 

 「…えっと」

 

 こちらをチラチラと見てきましたので、小声で、答えを教えてあげます。

 

 「12ですよ」

 

 「じゅっ…12…です」

 

 「正解です!じゃあ座ってください」

 

 この後、すごく感謝されました。

 

 まだ後授業が四時間ほどありますので、頑張りましょうね、カフェちゃん。

 

 





 Q.
さぁ、入学後一体どのウマ娘達が曇らせれて行くのか、そして過去にどこまでのウマ娘達と接触しどれ程の曇らせ爆弾を置いて転生したのか楽しみですね( ˶ˆ꒳ˆ˵ )ニマニマ

 A.曇らせ爆弾は結構な数置いてあります。トレセンにも、トレセン外にも。

 『やっほ~』って言われたら『るんたった』って返しません?

 元ネタは都会のトム&ソーヤの黒川部長と二階堂卓也の電話の挨拶です。

 分かる人いますかね?
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