剣姫に兄が居るのは間違っているだろうか   作:Fina

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なんと前のアカウントに接続出来ました。
かなーりまえのメアドで昔使ってたパスワードを使ってみたらログイン出来ました。
その証拠に《剣姫に兄がいるのは間違っているだろうか(再)》を削除しているのが確認できると思います。
削除させて頂きました。

これからはこちらでやらせて頂きますことをここでご報告させてください。
本当は(再)の前のやつも消したいんですけどそっちは俺も確認のために読み返したいので消してません。ご了承ください。

前より格段に面白くなっていると思っているのでこっちで楽しんで貰えると嬉しいです。
それでは旧AKTN。現フィナからのご報告でした。

これからも感想等お待ちしております。


第3話 兎と少女

ベル・クラネル レベル4

ステータス

力A843 耐久C611 器用 B788 俊敏 SS1022 魔力C677

発展アビリティ

幸運 F 耐異常G 逃走I

魔法

《雷炎》ヴローガ

詠唱式(雷)『ブロンテ』

また

詠唱式(火)『カプセト』

詠唱式(同時)『ブロン・セト』

火・雷属性

どちらかまた両方の属性の使用が可能

付与魔法

 

スキル

《誓炎》

呪い、状態異常への耐性

  …………

 

 

《ドラゴンキラー》

龍種に対して超攻撃補正

 

 

 

 

 

 

 

「これが僕のスキル……魔法があります!!まほうがありますよ神様!!」

 

「なんや?憧れてたんか?」

 

「はい!!」

 

ベルは2歳くらい精神年齢が下がったように笑う。

ベルは英雄譚に載っている英雄たちに憧れているのもあって魔法とかそういう類に強い憧れや理想を抱いている。

 

「まるでここに来たばっかのあーくんやな」

 

それを見たロキは昔のまだ可愛げがあったここに来て改宗した時のアークを思い出す。

 

『っ!?魔法とスキルだ』

 

『そうや?発言してたで?』

 

『今まで全然スキルも魔法も発現しなかったのに……やった。やったよロキ様!』

 

「懐かしいなぁ。なぁ?フィン」

 

「そうだね。あの時の笑顔は今でも忘れないよ」

 

フィンも少し思い出しはははっと笑う。

 

「ベルの前でやめて……恥ずかしい」

 

アークは手の甲を口に触れ後ろをむく。その後ろ姿から見える耳はほんのり赤くなっていた。

 

「アークさんの魔法ってどんなやつなんですか?!」

 

「え?ん〜俺のやつは付与魔法と色の数だけある魔法かな……まぁ最後と色の数だけ〜ってのはチート過ぎて1部の色と3個目の魔法はロキから禁止令が出されてるんだけどね。」

 

「そうなんだ」

 

アークは優しい眼でベルを見つめ言う。

 

「チートってのは認めてたんやな」

 

「そりゃあ、色につきひとつ以上魔法が使えて、色で連想できる俺の中の知識に能力が反映されるって意味わからんし」

 

「何それ」

 

ベルはそれを聞き苦笑いをする。

 

「えっと、魔法のストックって1人3つまでが普通なんだ。まぁうちにいるリヴェリアやレフィーヤとかは異例だけど。そんな魔法の上限を俺は色から連想できる俺の知識内のものの力を使うことが出来る。例えば赤なら炎とか青なら水、緑なら風、黄なら雷、白なら光、黒なら闇かな」

 

アークは淡々と自分魔法についてベルに説明する。

 

「それって強すぎません?」

 

「ん〜そうとも言えないんだよね。俺の中の知識が更新されたら変わってしまう時があって今までとは違う能力が出てしまう。それって戦いの場だとウザイんだよね。今まで通りの戦い方が出来なくなる」

 

「っ。なるほど」

 

「だから、なるべく根本となる認識は変えないようにしてる。というか沢山使ってなかなか変わらないものを使うようにしてる」

 

「大変……だね」

 

「そんなことない。魔力の消費が激しいけどこれに何度も助けられた。俺も仲間もな」

 

「そっか。僕もこの力で助けられるかな」

 

「あぁ、きっとな」

 

少ししんみりする。 それはあの時家族を失ったアーク。そして村の人はもちろんたくさんの別れがあったベルだからこそあの時この力があればとか思ってしまうのだろう。

 

「ほら2人とも!しんみりした雰囲気はなしや!これからテストがあるんやからな!」

 

ロキが口を開き明るく言う。

流石神ロキというところだろうか、場の空気を壊して良い雰囲気にした。

 

「じゃあうちは今いる団員訓練所に集めるわ。フィンも頼む」

 

「わかったよ」

 

「ベルはえっとぉ。ちょっとまってな?」

 

ロキはフィンに指示したあと、クローゼットの方へ走ってすぐ戻ってきた。ダンスパーティーとかで使われる仮面を持って。

 

「これをつけてフードとかで髪の毛を隠してフィンと戦ってもらうで」

 

「これ……ですか?」

 

「ロキ……(こいつもしかしてアイズの反応楽しむために)俺はリヴェリアとガレスにベルのこと言ってくるわ。ベルはここで待ってな」

 

「はっはい!」

 

アーク、ロキ、フィンはロキの部屋を出るのだった。

 

そして3人は歩きながら少し険しいような楽しそうな、複雑な表情をしていた。

 

「ホントなんやこのステータス。SSて」

 

「ロキそこだけでは無いだろう?」

 

「分かっとるでフィン。ベルには見せてないスキルやろ?」

 

《想愛一途》ムータル・フレーゼ

想愛相手と共鳴する

相手を想えば想う程早熟する

魅了に対して高耐性

 

「多分これがクラネル君が外であれほどのステータスになった要因だね」

 

「俊足に関してはベートと一緒かあれ以上だった」

 

アークは目の前からすぐいなくなったことなどを思い出し少し笑って言った。

ベルがまだアイズのことを想ってくれている証拠としてスキルが発言しているのもとても嬉しい。

 

「これは少し考えないといけないね」

 

「「?」」

 

フィンがボソッと言っていたことに対してアークとロキは頭にはてなマークを浮かべていた。

そして各自テストのことを伝えに行くのだった。

 

 

 

 

「ねぇアイズ〜。今日ダンジョン行かないの?」

 

「うん。お兄ちゃんと行かないって約束した」

 

アイズは、同じレベル5ティオナ・ヒュリテと部屋で話していた。

 

「いつも、無視して行くじゃん」

 

「それは、そうだけど。今日はなんかある気がするの」

 

「え〜?なにそれぇ」

 

アイズのその言葉にティオナは不服らしくブー垂れている。

 

「ティオナそこら辺にしておきなさい? せっかくアイズが休もうとしてるのよ? いい機会じゃない」

 

「ティオネ……」

 

タイミングよくティオネ・ヒュリテが部屋に帰ってきた。

 

「ティオネ!せっかくのアイズと2人っきりでの女子会に勝手に入って来ないでよー!」

 

「ここは私の部屋でもあるのよ? それが嫌なら別のところでやりなさい。ていうか女子会って言うよりただダンジョンに誘ってただけじゃない」

 

「む〜。ただ暇になったから誘っただけだもん!」

 

「あら、そうなの。 ていうか団長からの言付けよ。 今から新しい団員のテストをするらしいわ」

 

たまたまティオネはフィンと会っていたのだ。

そこで、テストをやるからアイズたちに伝えといて欲しいと言われたようだ。

 

「楽しみだね!アイズ」

 

「うん。 たのしみ」

 

アイズはいつも通りに返事をする。

彼女たちにとっての当たり前、感情があまり出ていない笑顔で。

 

 

 

 

「ロキ〜。リヴェリア様知りませんか〜?って誰ですか?」

 

「え?えっと」

 

ベルはソファに座って、テストまで待っているの3回ノックした後に、ドアが開いた。

ベルは可愛らしいエルフに見とれてしまう。

 

「侵入者……では無いですよね。」

 

「ちっ!違います違います!」

 

ベルは我に返って勢いよく否定する。

 

「その否定の仕方逆に怪しいです」

 

「あぅ。すいません」

 

レフィーヤは「ふふふ」と笑う。

 

「私はレフィーヤ・ウィリディス。このロキファミリアのレベル3の魔道士です。」

 

「僕は、ベル・クラネルです。一応コンバージョン?をして今日からここでお世話になります。」

 

お互い自己紹介をする。そしてベルがレベルを言おうと口をまた開こうとした瞬間ドアが開く。

 

「ベル行くで!ってレフィーヤおったんか!ちょうどええ!一緒に行くで」

 

「あ、はい!」

 

「え?これからなんかするんですか?」

 

何も知らないレフィーヤだった。

2人はロキに連れられ第1訓練所へと足を運ぶ。

その道中でベルは仮面付け、フードを被った。その姿を少しレフィーヤに「ベル、なんですかその仮面」と弄られ、顔を真っ赤にしていた。

 

 

 

「みんな突然集まってもらって申し訳ない。 今から他のファミリアからコンバージョンしてくる子の実力を見るためにテストをする!」

 

フィンがそう言うと少し周りがガヤガヤする。

 

「そしてテストを受けてくれる子がこの子だ! 名前はテストが終わったあとに自己紹介として本人から言ってもらう」

 

奥からロキと一緒に出てくる仮面をかけ、フードを被ったベル。

それを見た人は少し笑った。それはそうだろう。明らかにフードと仮面の雰囲気が合っていない。

 

「レフィーヤ!こっちだよぉ」

 

「あっ!すいませんティオナさん」

 

別の所ではレフィーヤはティオナに呼ばれ、ディオネ、アイズの所へと移動していた。

 

「どこ行ってたのよ。全く」

 

「ほんとにすいません」

 

ティオネは最後に全然見つからないレフィーヤを探していたらしく、少し怒っていた。がそんなガミガミする暇はない。 何故かと言うと、フィンとベルはお互いに武器を構えていたからだ。

 

「おっ!面白い仮面してる子とフィン戦うらしいよ!アイズ楽しみだね」

 

「うん」

 

 

「ロキ合図をたのむ」

 

「任せろ。 模擬戦開始や!!」

 

ロキの合図と共にベルはフィンに向かい全速で詰める。

 

「っ!?(確かにこれはベート以上か)速いけど甘い!」

 

「っあ!くっ!!」

 

ベルの攻撃は容易く捌かれ反撃の一撃を貰ってしまう。

ベルは倒れかけてた体をすぐに正して木刀をクルクル回しているフィンにまた向かう。

 

「そんながむしゃらにやったって当たらなきゃ意味が無いよ?」

 

「そんなの……分かってます!!」

 

ベルは連撃と言うにふさわしい連続攻撃をフィンに与え、反撃の余地を与えない。フィン自身余裕はあるが捌くことしか今は出来ないらしい。

 

「(もしかして、僕みたいなタイプとは対人戦したことがないのかな?)はぁッ!!」

 

フィンは、ベルの攻撃が木刀に当たる瞬間に思いっきり力で押した。その時のベルは少し笑っていたをまるで作戦通りと言わんばかりに。

 

「(きたっ!!)」

 

ベルは短剣を弾かれた瞬間、弾かれた方の短剣を捨てもう片方を持ち替え後ろに回り込む。

 

「(いける!!)っ!!」

 

ベルの短剣の刃先はフィンの腹部にあたりそうな所までいきあと少しの所まで行った……だが強い衝撃がベルを襲う。

 

「ァガっ!!」

 

フィンはベルに後ろに回り込まれた瞬間片足を捻り、回し蹴りをした。 それはベルの肩に当たりベルは地面に引きずられ距離が離れた。

 

「あのままだったら僕が倒されてたよ。 凄いね」

 

「はぁはぁ。ご謙遜を」

 

ベルはすぐに立ち上がりその紅い瞳でフィンを見つめるのだった。

 

 

 

 

 

アイズ視点

 

試合が始まった瞬間2人は早速激しい攻防を繰り広げていた。仮面の少年の連撃は目にも止まらぬ早業。思わず見とれてしまうほど。

初速で言うなら多分ベートさんより速い。

 

「アイズ……あの子すごいね」

 

「うん……」

 

ティオネも多分私と同じことを考えているんだと思う。周りの人達も私たち同様2人の闘いに魅入っている。

 

――あの仮面の少年を見てるとなんか心が暖かくなる。なんでだろう?

 

何となく2人を見ると言うより少年の方を見てしまう。

なんでかなんて理由を考える暇なんてない。

 

「っあ!!」

 

思わず声が出てしまった。少年の猛攻は防がれてしまった。だが少年はまたフィンに突っ込む。

 

――無謀すぎる

 

そう思った。すぐに反撃されてさっきと同じようになると思った。だが少年はそれを狙っていた。

 

フィンが反撃して右手で持っている短剣の攻撃を弾いた瞬間、少年は右手の短剣を捨ててすぐに持ち替え回り込んだ。

 

勝てるかもしれない。そんな思いが芽生える瞬間かもしれない。 だけどそれは、私たちは驚かせてもフィンは驚かない。

今までの私の経験上回し蹴りを食らわせられると一瞬で予想する。そしてそれは当たってしまう。

 

フィンの一撃は、少年の肩にクリーンヒットしてしまう。

 

「っ……」

 

「アイズ心配?」

 

「うん。なんか目が離せない」

 

ゆっくりとだけどすぐに立ち上がって戦いに挑む少年に目が離せない。 その普通の人なら諦めるけど諦めない姿は何故か亡くなった私の英雄にとても似ているから。

 

少年は完全に立ち上がって、言った。

 

『カプセト』

 

っと

 

 

神様視点

 

「フィンさん1ギアあげます『カプセト』」

 

そう言った瞬間、ベルの周りには暖かい炎が身体を護るように纏った。

 

「(凄いこれが魔法……少し魔力を短剣の方に集中させてみるか)っ!?」

 

「面白くなりそうだね」

 

ベルのナイフが熱く燃え上がった。

それを見たフィンおろか、周りの団員全員は人それぞれの意味を含んだ笑みを浮かべた。

 

「っ!!いきます!!」

 

ベルはさっきみたいに特攻する。

そのまま連撃というより一撃を確かめるために攻撃をする。

 

「っ?!(さっきの力とは桁違いだ。)」

 

フィンが少し押される。

ベルは魔法を初めて使って感動する。

 

こんなに世界が違うのかと。

 

「まだまだ行きますよっ!!」

 

「いくらでもきてみな」

 

「はああああああああ!!!!」

 

いつの間にか拾っていたもう一本にも炎を纏ってしている攻撃は徐々に速さが増し団員の中では見えなくなったと言った人がいる。それほどの速さでベルは攻撃をしている。

だがそれをフィンはさっきより辛くはなっているが、捌ききっている。

 

「ごふっ!」

 

「誰も反撃しないなんて言ってないだろう?」

 

フィンの木刀がベルの腹部にクリーンヒットした。

ベルは少し怯み、フィンは追い打ちをかける。

 

そしてより一層の団員達がこの戦いを見入っている中アイズの隣に立っていたレフィーヤがぼそっと言う。

 

「ベル凄い……」と

 

 

アイズ視点

 

「え?レフィーヤ今なんて」

 

――今ベルって言ってた?なんでレフィーヤがその子の名前を知っているの?

 

「アイズ!!決着が着いたよ!!」

 

ティオナが興奮して肩にしがみついてくる。

 

少年……は2つの短剣を失い完全に戦闘が出来ない状態になっていた。

そして少年は仮面に手を置いていた。

――やめて。

 

「ねぇねぇ!レフィーヤ!!さっきあの面白い子の名前っぽいこと言ってたよね?教えてよ!!」

 

――やだ!

 

「えっと」

 

――あの名前を出さないで。 今の私をあの子に見て欲しくない!

 

「ベル・クラネルって言うらしいですよ?」

 

――っ!?

 

今の可愛くない復讐に囚われていた私をベルに見て欲しくなかった。でもまだ信じきれてない自分がいた。いや信じたくない私がいた。あの白い髪に紅い目を見ない限り絶対に信じないって心の底から決めていた。だけどそんなに現実は甘くなかった。

 

少年は……フードを取り仮面をとった。

紅い瞳に白い髪その姿はまるで兎だった。

 

「ッ!!!!」

 

私はその少年を人目見て、いや少し目が合ってその場から逃げた。走り去った。

ティオナやティオネ、レフィーヤとかが名前を呼んでくれてたのは少し聞こえたけど、そんなこと気にしてられない。

 

今の私を……私の英雄に見て欲しくないから。

 

ベル視点

 

――負けた

 

猛攻から守ることしか出来なくなった瞬間から呆気なかった。2つの短剣は床に落とされ完全に何も出来なくなった。

そう僕の完全敗北だ。

 

「仮面とフード取ってもいいよ」

 

フィンさんから囁かれた。

その瞬間戦闘中ずっと探してて、魔法の瞬間見つけたアイズの方を向き仮面とフードを撮った。

 

「え?」

 

だけどすぐに目を逸らされ次の瞬間。

 

 

「アイズさん?!」

「アイズ!?」

 

アイズは走り去ってしまった。それもすごい速度で。

レフィーヤさんやアイズの友達?はアイズの名前を叫び困惑していた。

 

「おい!!ベル!!アイズはダンジョンだ!追いかけろ!!」

 

アークさんの声が聞こえて僕は一言はい!と言ってアイズを追いかけるのだった。

 

 

アイズ視点

 

「どいて!!」

 

街の人に剣姫だとか言われてる中、走り去ってダンジョンの下へどんどん敵を薙ぎ倒しながら進んでいく。

 

そして17階層。

「忘れてた……」

 

ちょうど階層主が復活するタイミングだ。

 

 

さすがに1人での討伐は骨が折れる……。でもどうにかするしかない。

 

私は腰にかけていた愛剣を抜き戦闘態勢に入った。

その瞬間ダンジョンが揺れた。

 

「え?」

 

もう一体階層主が現れるというイレギュラーが発生した。

 

 

ベル視点

ダンジョンについてとにかく走りまくる。

始めてきたところだけど何となくアイズがどこにいるのなわかる気がする。

それを信じて僕は階段を降り続けた。

 

もうどれくらい降りたか分からないだけど、アイズが近くなっている気がする。

 

「っ!?何この揺れ!」

 

激しい揺れがベルを襲う。

ベルの直感が急がないとという気持ちを早ませる。

 

 

《GAAAAAAAAAAAAA!!》

 

もうひとつ階段を降りようとした瞬間魔物の雄叫びが聞こえる。

 

「この下にアイズがいる!」

 

そう思い僕は飛び降りながら階段をおりていくのだった。

 

「アイズ!!」

 

階段を降りきると長く広い通路に行き着きそこにはデカい魔物と戦っているアイズがいた。

 

「ベル!」

 

「アイズ僕も今すぐ「来ないで!」は?」

 

アイズは僕を少し見たあと魔物の方を向く。

 

「これは私の問題だから……ベルは来ないで。それに今の私はベルに相応しくない。」

 

――なんでそんな寂しいことをいうの?アイズ。

 

「いやだ。僕も戦う」

 

僕はアイズの隣に立つ。

 

「来ないでっ「アイズ」っ」

 

「アイズがこれまでどんな想いで過ごしてきたなんて分からない。分からないけど!それを一緒に背負わせてよ。隣に立たせてよ。」

 

僕はアイズの言葉を遮って言ったことはどうやらアイズの心に刺さったらしい。ようやく僕を見てくれた。

 

「ベル戦おう」

 

「うん。帰ってアークさんに一緒に怒られよう。昔みたいに」

 

「うん!!行くよベル!!」

 

「もちろん!!」

 

決意を決めた僕とアイズ。

そして唱える。

 

『テンペスト』

『ブロン・セト』

 

僕にとって、アイズにとって今までやってきたことを証明するために。

 

 

「エアリアル!!」

「ヴローガ!!」

 

昔とは違う戦う力を互いに見せるために。

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 




〜クリスタルと??の設定公開のコーナー〜

「毎度毎度名前が変わってるなぁと思っているコーナーを進行していくクリスタルです!うちの制作者兼この物語の神がバカしでかしたせいで作品自体がややこしくなってしまい誠に申し訳ございません。今回紹介させて頂くのはマスターの趣味ですね。短く言います料理です。フィンさんやロキさん、リヴェリアさんとかに夜食を頼まれるほどですよ!マスターのとあるスキルととても相性というか料理が楽になるものがあるので遠征とかでもものすごく作っていてたまに乾涸びてます。それでは今回は簡単に終わります!」



「次回!《ロキ・ファミリア》です。マスターがあんなに怒ってるの久しぶりに見ました……お楽しみに!」

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