第六話です
十香が転校してきてしばらくたった頃…ある日の放課後
汐音「雨…」
夏希「予報じゃ晴れだったのに、傘なんか持ってきてないわよ」
汐音「どうしよう、止むまで待つ?」
夏希「そうね…」
そんな2人を他所に懐から傘を取り出した
汐音「流石は鳳条君…」
「馬鹿正直に予報など信じるからこうなる、空間震などと言う現象が起こる世界だ。何時天気が崩れてもおかしくはあるまい、準備は当然だ」
そう言うと更に2本の傘を取り出し2人に差し出した
夏希「いや、何本あんのよ…」
「スペアとスペアがなくなった時のスペアだ、くれてやる好きに使え」
夏希「は?ってちょっと汐音、何普通に受け取ってるのよ」
汐音「くれるって言うから…」
「俺は帰る、じゃあな」
汐音「うん、さよなら…傘ありがとう」
夏希「はぁ…あいつに助けられるなんて…屈辱だわ」
汐音「私達も帰ろう」
夏希「そうね…」
………
後日───
(早く次の精霊が現れないものか…現れなければ士道も封印もクソもないし…)
「はぁ…」
汐音「何か悩み事?鳳条君、もし良かったら…」
「別に、なんでもない気にするな」
汐音「う、うん…」
そんな中、空間震警報が鳴った────
(来たか!)
士道side
士道「十香を置いていくんですか。」
令音「ああ、力を封印された十香は普通の人間と変わらないからね。それに、精霊とASTの戦いを見せてストレス値が上がっても困る。」
士道「わかりました。十香、俺は大事な用があるから皆と一緒にシェルターに避難してくれ。」
十香「う、うむ…」
それからフラクシナスに移動
琴里「来たわね。ちょうど空間震が発生したところよ。今回は大分小規模ね。」
神無月「行幸といいたいところですが、〈ハーミット〉ならこんなものでしょう。」
士道「ハーミット?」
琴里「今回現れた精霊の名よ、気性のおとなしいタイプと認識されているわ。」
士道「俺、この子知ってる。一昨日の夕方、神社で。」
神無月「当該時刻に主だった霊波数値の乱れはありません。」
琴里「十香の時と同じね。」
クルー「AST到着、攻撃開始されます。」
攻撃が始まった。
士道「あんな小さい子にまで…あの子ただ逃げ回ってるだけじゃないか」
琴里「姿形はASTには関係ないわ、精霊がいるから処理するだけよ」
士道「琴里、俺はあの子を助けたい!」
琴里「それでこそ私のお兄ちゃんよ。総員、第一種攻略開始!!」
クルー達「「了解!!」」
琴里「さぁ、私達の
士道side end
空間震があった場所に行くと既に精霊らしき少女がASTから攻撃されていた
(あれが、〈ハーミット〉か…資料で見た通り、反撃しないあたり優しい性格なのだろう)
そしてハーミットが近くの建物に入り込んだ。
「よし、後は士道次第だな…頑張れよ…」
ハーミットの後に続いて建物に入り士道を待った。
万由里が出るまで、まだまだ先は長いですが頑張ります
ではまた次回