【呪術廻戦✕ワンパンマン】ハゲの代わりに呪われた人達がやって来た   作:サクラン

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呪術原作で色々と明かされるの助かるけど最後が近いの感じて悲しい…最後まできっちり見届けたいですね。

それではお楽しみ下さい。


第三十三話 殺してやる

「フー…」

 

 ユウジは初めての激情を燃やしながらも、あくまで冷静に状況を俯瞰できていた。それは黒閃をキメた事によって、今までにない精度の呪力操作ができているお陰でもあった。

 

(確かゾンビマンさん曰くコイツに普通の攻撃は通用しないんだったよな?…俺の攻撃は効いてるみたいだけど…反応からして嘘って感じでもない)

 

 正直攻撃が効かないのはマズいと思っていたが、ユウジの攻撃は明らかに効いている。それは彼が無意識の内に魂を知覚し、捉えているからなのだが本人はそれを自覚していない。

 

(“掌に触れない事”、これが絶対条件だったよな。前までだったら厳しかったろうけど―今ならやれる

 

 そして問題の術式に関しても、今なら触れられずに戦えると確信を持っていた。根拠はない。しかし今のユウジの中で「できて当然」という漠然とした意識が芽生えていた。

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

(この呪力…恐らくコイツはさっきまでとは別次元のレベルにまで至った。触れて殺すにしても今のコイツ相手には簡単じゃないな)

 

 そしてその威圧感は真人も感じ取っていた。傷は呪力を消費して治したが、状況としては依然劣勢だ。

 

(他のヒーローの援護も含めたら厳しい。少なくとも接近戦で優位を取る事は不可能だろうな)

 

 それに今は混乱しているとは言え他のヒーローもいる。ゾンビマンも来ているようだし時間が経てば経つほどこちらが不利になる。空廻が参戦できれば話は別だが、その空廻も童帝の相手を務めている。

 あらゆる点で今真人は窮地に立たされている。選択をする時間は今しかない。目の前には自身を死に追いやるかもしれない相手。

 

(ここで死ぬのはゴメンだな。妥当なのは逃げる事だろう)

 

(だが―)

 

 刹那の合間に真人が選んだ答えは―

 

 

 

 

 

「━━━━━━━━━━ッ!!」

 

「!!」

 

 

 

 

 

 ―腕をしなるムチのように変形させ、ユウジのいる場所を薙ぎ払った。ユウジはそれを跳躍して躱した。

 

(怪人として、このまま引き下がるのは絶対にゴメンだ!!俺の矜持に懸けて、ヒーロー(こいつら)に一泡吹かせてやらないと気が済まない!!)

 

 真人は戦局的な観点よりも、自身の私情を優先した。人間を常に見下している真人にとって、ユウジのような人間からおめおめ逃げ帰るのは到底我慢ならない。

 

(逃げないのか。まあ好都合だな。身体が自由に変形できる以上、逃げに徹されたら面倒だからな。ここで確実に殺す

 

 ユウジもまた逃げないというのであれば願ったり叶ったりだ。端から撤退するつもりなどない。

 真人の所為で、多くの人々が犠牲となった。その仇を取る為にも、絶対に逃がすわけには行かない。

 

「━━━━━ッ!!」

 

 そう心に決めたユウジは足に力を籠めて全力で大地を疾駆する。黒閃によって研ぎ澄まされた呪力操作から生み出されるその速さはA級上位ヒーローとも遜色ない速さだ。

 

「クヒッ!」

 

 真人は下衆に笑うと、身体を蛇のように細長く変形させてユウジのの振り下ろした拳から逃れ、反撃としてユウジに向かって手を伸ばすがユウジは後ろに跳ぶことで回避した。

 

(一発一発のダメージが大きいな。変形させた状態でリスク管理をミスったら即死しかねない)

 

(接近戦はやっぱり俺の方が有利…だけど変形して攻撃を躱されるのが鬱陶しい。掌に触れられたら即死な以上、下手に踏み込み過ぎるわけにも行かない)

 

 今一度互いの姿を確認し、二人は思案する。奇妙な事に互いの強みが見事に噛み合って思うように攻め切れない。しかしその対策も既に考え付いている。

 

((ならば!!))

 

 

 

 

 

(より鋭く!より自由な形の殺しのインスピレーションを体現しろ!!)

 

(清らかな流水のように、全てを打ち砕く激流のように―攻め込め!!)

 

 

 

 

 

 真人が腕を動かすと同時に、ユウジは拳を構える。研ぎ澄まされた彼らの感覚では、互いの僅かな呼吸の動きすら見逃さない。

 

「イィ━━━━━!!」

 

 真人が腕の下から大量の刃を生み出し、ユウジに向かって横に薙ぎ払う。ユウジは跳躍しながら身体を捻り、潜り抜けるようにして攻撃を躱した。

 

「ハアァ!!」

 

「!」

 

 真人は振るった腕の側からもう一本腕を生やして振るった腕を掴み、強引に停止させるとそのまま勢いよくユウジに向かって振り下ろした。空中にいるユウジは躱すことができず、受け流そうにも刃の側面からは鋭い棘がびっしりと生えている為、受け流してもダメージを負う。ダメージを負う事は避けられない。刹那の合間にユウジが選び取った答えは―

 

 

 

 

 

「!!」

 

「おおっ!?」

 

 

 

 

 

 ―なんと呪力で強化した掌で棘付きの刃を掴み取り、全力で投げる事で真人の体勢を崩した。しかしユウジの呪力強化を以てしても完全に刃を留めることはできず、掌からは赤い血が流れている。

 

 しかし、痛み程度では―

 

「コオオオ━━━━━」

 

 ―今のユウジは止まらない。

 

 

 

 

 

「━━━━━ッ!!」

 

 

 

 

 

 衝撃音と共に地面を踏み砕き、ユウジは体勢を崩した真人の下まで走る。血の滴る拳を握り締め、ありったけの呪力をそこに籠めた。

 

「チィッ!」

 

 瓦礫を退かして立ち上がった真人だが、すでに目の前までユウジが拳を振り上げて迫っていた。

 

(下手に変形して回避しようとすればそこを狙われる!最も硬度が高められる素の状態で勝負するしかない!)

 

 真人は変形する事で得られるメリットよりもデメリットの方が大きいと判断し、今出せる最速でユウジに向かって掌を伸ばす。触れてさえしまえば真人の勝ち同然なのだ。掌を恐れて躱すようなら、また仕切り直せる。

 そして二人の拳が交差する―

 

 

 

 

 

「━━━━━」

 

 クンッ

 

「な!?」

 

 

 

 

 

 ―寸前にユウジが真人の掌を躱して手首に拳を当てると僅かに力を入れて軌道を反らした。真人の掌はユウジに触れる事なくあらぬ報告に逸れて行った。

 そうなれば自然と腕を振り切り、無防備な身体を晒す事となる。

 

(しまっ―)

 

「━━━━━━━━━━ッ!!」

 

 ドゴォ!!

 

 自らの失策を悟ると同時に真人の顔面にユウジの拳が叩き込まれた。呪霊と言えどもその打撃には脳が揺さぶられ、思わず動きが鈍ってしまう。当然その隙を、ユウジが逃す筈もなかった。

 

「ッ!!」

 

 ドガァ!! バギィ!! ゴッ!! ボグッ!!

 

 殴打、蹴り、頭突き。身体の部位という部位を使って真人に連撃を仕掛ける。しかもその全てが人体で言う所の急所や重要な部位を狙っており、今のユウジの容赦のなさが伺えた。

 

(手応えは感じる!行ける!殺せる!)

 

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」

 

 為すすべもなく攻撃を食らい続ける真人に手応えを感じ、ユウジは拳にありったけの呪力を籠めて真人に向けて放つ。

 

 

 

 

 

(あ?)

 

 

 

 

 

 しかし拳を振り下ろしても、手応えが全く感じられない。完全に想定外の事態に、ユウジは一瞬硬直して隙を晒す。

 

「━━━━━」

 

 そしてその背後には、一瞬の溜めの隙を突いて身体を変形させて脱出し、ユウジの頭部を真人が狙っていた。腕を金棒のような形に変形させ、ユウジに向かって振り下ろす。ユウジは悪寒を感じて振り返り、その勢いで防御しようとするが―一手遅い。

 

 

 

 

 

 ガギィン!!

 

「!」

 

「ナナミン!」

 

 

 

 

 

 しかし腕がユウジの頭部を捉える前にナナミが割って入り、手に持った鉈で真人の腕を弾き返した。

 

「状況は?」

 

「…分かり辛いけどダメージは入れてる。俺の攻撃は何故か効くみたい」

 

 ユウジの回答にナナミは驚きつつ真人を見ると、その体表には血が滲んでいる事から確かに効き目があったのだと理解した。

 

「(宿儺がいるからかあるいは別の何かか。分かりませんがこれは好機と見るべきでしょう)―奴の掌に触れてはいけません。互いで互いをカバーしつつ戦いましょう」

 

 ナナミは簡潔に情報をまとめると、持っている鉈を強く握り締める。

 

 

 

 

 

「ここで確実に倒します」

 

「応!!」

 

 

 

 

 

 そしてサングラスの奥の鋭い瞳で真人を睨みながら宣言し、ユウジもそれに強く応えた。

 

(まずはユウジを警戒しつつ、グラサンヒーローを先に片付けるか)

 

 真人は掌に目を生やして視界を確保しつつ、片方の腕を剣のように変形させて二人を迎え撃つ。

 

「━━━━━」

 

「━━━━━ッ!!」

 

 そしてユウジとナナミは示し合わせたわけでもないのに同時に駆け出し、左右から真人を挟み込む。ナナミが鉈を振るい、真人がそれを斬り払うと、ユウジが背後から真人の背中を狙った。

 

「━━━━━」

 

 その最中真人が飛び上がると、その身体から呪力が滾る。その予兆から、二人は距離を取った。

 その瞬間真人の身体中から鋭い棘が飛び出した。二人は距離を取った事で上手く躱し、強度の低い端から叩き折る。

 

(これ良いと思ったんだけどな。予兆で距離取られるし躱されたら強度の低い端から削られる。雑魚専用だな。やめとこ)

 

 真人は自分の策が上手く行かなかった事を少し残念に思ったが、すぐに気を取り直して次の行動に移る。

 

「「━━━━━ッ!!」」

 

 バゴォ!!

 

 棘を折り続け、真人の下まで辿り着いたユウジとナナミが拳と鉈を振り下ろすが、手応えはなかった。少し離れた場所に、身体を縮めて難を逃れた真人が走っていた。

 

「奴が身体を変形させる直前―」

 

「呪力のタメがある!」

 

「よろしい」

 

 ユウジとナナミは真人の術式の情報を整理しつつ、息を整える。

 

(身体を小さくしてもユウジに一撃で仕留められる危険性がある。本当に天敵だな。ちょっとおとなしくしといてもらおうか)

 

 真人は身体を元の大きさに戻すと、自分の喉に指を突っ込む。

 

「ぅ゙ッ」

 

 当然異物感によりえづき、体内にあるものを吐き出そうとする。

 

「お゙え゙え゙っ」

 

 そうして真人の口から吐き出されたのは、身体を手のひらサイズにまで小さくした人間だった。真人はそれに呪力を流し込み、術式を発動させる。

 

「短髪のガキを殺せ」

 

「「!」」

 

 真人から命令され、小さな異形と化した改造人間は、命令を完遂すべくユウジの方へ向かう。

 

(力は増せども甘っちょろい性格は変えられない。理想と現実が区別できてない愚かな餓鬼だ。手間取ってる間にグラサンヒーローを始末する!)

 

 真人の悪辣なその作戦は、確かな効果が期待できるものだった。ユウジは絵に描いたような善人であり、人を殺す事への忌避感も強くある。事実今も向かって来る改造人間を見る目は酷く辛そうなものだった。

 

 しかし―

 

 

 

 

 

「━━━━━━━━━━ッ!!」

 

「「!!」」

 

 

 

 

 

 ―それは彼がその選択を取れない事とイコールにはならない。

 黒閃をキメた際、彼は物言わぬ小さなものだったとは言え改造人間に手を掛けている。その意味を理解できない程、彼は捻くれた人間ではなかった。真人へ突撃するまでにその覚悟と責任を背負う事は既に決めていた。

 ユウジは改造人間の頭を殴り潰すとその勢いのままに真人へ突っ込む。

 

 バギィ!!

 

「ヅッ!」

 

 真人は躱すことができず拳を食らい、その威力に意識が朦朧とする。

 しかしただでは終わらず、足を変形させて棘を出し、ユウジを串刺しにしようと狙う。

 

「━━━━━ッ!!」

 

 ボギュッ!!

 

 しかしそれはナナミの攻撃によって失敗に終わった。が、不自然な威力の向上に真人は驚く。

 

(どういう事だ!?このグラサンヒーローの攻撃は呪力で十分受けられた筈…!)

 

 動揺する真人に、ナナミは当然であるかのように言い放つ。

 

「私は術式を持ってない。などとは一言も言ってませんよ」

 

 ナナミは言葉を言い切ると術式を使い、真人の頭に狙いを定めると、全力で鉈を振るう。

 

 ズバギォッ!!

 

 すると呪力の防御を以ってしてもナナミの攻撃力が上回り、真人の頭と胴体が綺麗に分かたれた。ユウジは宙を舞う真人の頭を見た瞬間、全力で大地を蹴って空中へ跳び上がった。

 

(翼を生やして回避を…いや、これは―)

 

 真人は悟った。自分が身体を再生、あるいは変形させるよりも、ユウジが拳を振り切る方が速いと。

 

(万が一躱せても、このコンディションで奴らに勝つのは到底―)

 

 もしこの場をやり過ごせたとして、この後はどうすれば良いのか?ユウジもナナミも大きなダメージは負っておらず、自分は呪力の半分近くを使っている。空廻もこちらに来ないという事は、まだ童帝を仕留められていない。

 走馬灯のように周囲の光景がゆっくりと見える中、真人は生まれ堕ちて初めての“死”を感じ取った。

 

(なんて新鮮な感覚!これが“死”か!)

 

 そんな中でも真人は諦める事なく気付けば口の中で掌印を結んでいた。根拠はない。ただ漠然とできると思ったのだ。

 

(今ならできるよね)

 

「!?」

 

 すぐ近くにいたユウジは真人から溢れる膨大な呪力の気配を察知し、拳を振り抜くが―

 

 

 

 

 

「領域展開―」

 

 

 

 

 

「―自閉円頓裹」

 

 

 

 

 

 ―結界の構築と共に顕れた手によって地上に叩き落された。真人は地上に残っていた胴体が手によって持ち上げられ、頭と無事に繋ぎ合わせる。

 叩き落されたユウジと領域に巻き込まれたナナミは厳しい表情で真人を睨み付ける。真人は傷だらけの顔だったが、悪辣で純粋な笑みを浮かべた。

 

「今はただ、君達に感謝を」

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 常人の身では決して辿り着けない上空。そこでは黄金の雷と白雷が交錯していた。

 

「“降雷”」

 

「! 雷虎(ライコウ)!!」

 

 複数のものを一つに束ねられた落雷を雷を纏った猛虎は躱す。返す刀で鋭爪を振り上げ、宙に立つ空廻を切り裂くが―

 

「“雷陽”」

 

「ぐっ…!」

 

 全く効いていない空廻はそのまま身体を放電させ、童帝を引き剥がす。二人の戦いは膠着状態に陥っていた。

 

(物理攻撃全般が効かない…青龍(カイリュウ)の方が相性的には良かったかな…)

 

(しぶといな。向こうの攻撃が効かないのは良いけど同じ帯電の性質を持っているからか式神に攻撃が効かない。本体であるヒーローの方に当てられれば良いんだけど…きっちり防御してるしなぁ)

 

 童帝も空廻も、相手の厄介さに内心舌打ちを打っていた。互いに同じ帯電した呪力特性を持っているからか、攻撃が効かないのだ。童帝としては空廻にそもそも物理攻撃が効かず、空廻も式神を倒せない上に呪力の消耗が気になる。

 スグルから得た情報によって童帝の術式は把握しているが、それから考えると童帝には特訓会で使った青龍(カイリュウ)と、未確認の式神が二体いる。耐久戦になれば式神があと三体控えている童帝が有利だ。

 

(いや、戦局としてはこっちの方が有利なんだ。このままコイツを抑えて邪魔されないように徹する)

 

(ちらっと見た感じ、真人が不利っぽかったよね。多少のリスクを呑んででもこのヒーローを退かしたい)

 

 何より二人共味方がいる故に、目の前の相手ばかりに集中してはいられないのだ。戦う仲間の身を案じつつ童帝が身構え、空廻がリスク承知で掌印を結ぼうとした時―

 

 

 

 

 

「「!!」」

 

 

 

 

 

 ―膨大な呪力の気配を地上から感じ、思わずそちらの方へ目を向ける。するとそこには結果を構築する真人の姿と、引き込まれる二人のヒーローの姿が見えた。

 

(あれは領域!?恐らくゾンビマンさんの報告にあったツギハギ呪霊!この土壇場でモノにしたのか!!)

 

(へー…真人このタイミングで領域まで至ったか…痛い目にはあったみたいだけど結果的には良かったんじゃないかな?)

 

 その様子を見た童帝は冷や汗を流し、空廻は興味深げに目を細める。戦局としては有利不利がまるっと逆転した。

 

(マズい…!ナナミさんが簡易領域を使えたとしても時間稼ぎにしかならない!僕がどうにか援護しないと…!)

 

 ヒーローになって日が浅いユウジはもちろん、ナナミも領域を使えない以上必中効果を無力化するのは不可能だ。簡易領域も“簡易”と付いている以上は時間稼ぎにしかならず、本物の領域に対抗できる程の出力はない。早く救出しなければ手遅れになってしまう。

 

「ッ!?」

 

 そうして考え込んでいた童帝の眼前に稲妻が迸る。事前に察知していた雷虎(ライコウ)が後ろに下がったおかげで直撃は避けられた。

 

『“天才少年”って聞いてたけど、わりと感情豊かなんだね。結構イイ表情(カオ)するじゃん?』

 

「…ッ!」

 

 攻撃を放った空廻はいたずらっぽく笑うが、そこには可愛げなどはなく悪意しか感じられない。

 童帝としても空廻を野放しにするわけには行かず、しかしナナミ達の方も放っておけば二人共死ぬ可能性が高い。両方同時に対処しようにも空廻がそれを許す筈もないだろうし、片手間に相手ができるような強さでもない。

 

『まあ、君と遊ぶのは楽しいし、もうちょいゆっくりしていきなよ。もう一人S級ヒーローもいる事だし、まだ余裕あるでしょ?』

 

「…そういうわけにも行かなくなって来たからね…!さっさとそこを退いてもらうよ!!」

 

 先程とは逆に余裕を見せる空廻に対し、童帝は冷や汗を流しながらも戦意と呪力を滾らせ、空廻に向かって突撃する。残った時間は少ない。早く終わらせなければ手遅れになる。

 

(どうにか耐えて下さい…!二人共…!)

 

 攻撃を繰り出しながら、童帝はユウジとナナミの身を案ずる。嵐の巻き起こる街中で、戦いの激しさを物語るように、火の手が輝いていた。




はい、今回はここまで。次回決着かな…?


・ユウジ(虎杖悠仁)
原作と違って圧倒する形に。ですが真人は搦手も得意なので押し切れる程ではないです。

・ナナミ(七海建人)
こっちは原作と変わらず。領域対策がないのが本当に惜しい…

・真人
二人がかりでボコボコに。しかししぶといので土壇場で領域を会得。原作と違って宿儺に拘る必要がないのでお触り厳禁って程でもないです。

・空廻
物理無効のクソゲータイプ。領域も使えます。

・童帝
空廻とは相性良いです。ただ“雷虎”だと空廻にダメージ通せないので相性としては“青龍”の方が良いかも?


こんなもんかな。スローな投稿ペースですがこれからも応援よろしくお願い致します。

評価、感想もよろしければお願い致します。

それでは次回をお楽しみに。

明かされた全貌!殺し合いはどっちが強い?

  • 五条悟(不意打ち虚式なし、縮小領域アリ)
  • 宿儺(完全体、十種、術式情報なし)
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