【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】   作:風人雷震

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皆様お久しぶりでございます!お元気ですか?私は、受験に悩む必要が無くなり、もうすぐ高校を卒業できるという事実に胸がいっぱいで堪りません!………学年末と英検がありますが。んな事は今はどうでも良い!!
久しぶりの投稿という事実…何度も書き直しては「まじむりぴえん」となっても書き続けた己を褒め称えております!

それでは、どうぞごゆっくりお楽しみください。


【速報】2歳になりました。素晴らしき出会い

 

 

「にーちゃー」

「「何だ血塗?!」」

「ちーにーちゃー」

「ああ、何だ?」

「しゅーにーちゃー」

「何だ?」

「えへへへ〜〜」

「「マジ無理可愛い」」

 

 

やあやあ諸君。2歳になった私だよ!高校2年生と小学6年生の兄を持つ血塗ちゃんだ!今は兄達の名前を呼ぶ練習をしているのだが…

 

 

「血塗が天使すぎる…」

「ここが天国か…」

 

 

名前を呼ぶ度にこうなるからもうやめよう。休憩休憩。

 

 

「血染〜?今日はお休みなの〜?」

「あ…………」

「兄ちゃん…」

「う?」

「いってくる!!!」

「「いってらっしゃーい」」

「らっしゃー!」

「さ、私たちも買い物に行きましょ〜?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん!」

「コレが欲しいの〜?」

「血塗、ダメだ」

「そうね〜」

 

 

ただいまスーパーに来ている。そこで私は欲しい物があったため交渉中なのだが…秀一兄さんと母にダメだと言われている!!だが、諦めんぞ。私は、私は……!!!

 

 

激ウマ!バジルポテチ バジルソース付き

「塩分が高過ぎるだろ…」

「いや〜〜!!」

 

 

口の中いっぱいに広がるバジルを堪能したいんだーーーー!!!!!!!こんな…こんな魅力的なポテチが8割引されているのにっ!!

 

 

「売れ残りだろ……コレ」

「8割引だものね〜……」

「や〜〜〜!!!!!」

 

 

買って買って買って買って買って買って買って買って買って買って買って買って買って買って買って買って買ってーーーー!!!!!!

 

 

「お前ら全員大人しくしろ!!!」

「ん?」

「あら〜〜〜」

「う?」

 

「キャァァァァァ!!!(ヴィラン)よ!」

「大丈夫だ!すぐにヒーローが来る!」

「怪我したくねぇなら全員黙れ!!!」

 

「………敵?」

「敵……なのかしら?」

「………」

 

 

なんか…

 

 

「ガキと爺さん、婆さんはそこで大人しく座ってろ!!他の奴らはそっちに集まれ!携帯とか外部と連絡が取れる物を持ってるら全員、それをこの中に入れろ!!」

「昼ご飯はまだかのぉ?」

「おにぎりでも食ってろ!ほら!!」

 

 

敵になりきれないタイプの人間だな。優しさが伝わってくる。あの人、なんであんな事してるんだろう。

 

 

「ここに置いてあるポテチ全部寄越しやがれ!!!」

「「「「「………え?」」」」」

「味はバジルな!!」

 

 

極悪人じゃねーか!!!なんという非道な事を……!!

 

 

「血塗、渡してこい」

「やだ」

「血塗」

「やだ」

「血ぬ「やだ!!」……」

 

 

このバジルチップスは私のものだ。誰にも渡さん!!!

 

 

「おい!これで全部か?!」

「い、今確認します!!」

 

 

いつの間にか残りのチップスがあの敵の下へ持っていかれてた。おのれ極悪敵め!!!なんという羨ま…いや、酷い事を!!!!!

 

 

「あれ?一袋足りない……?」

「何だと?」

 

「血塗、どうぞってしてこい」

「やだ!!」

「血塗ちゃん…」

「やーだー!!」

「おい!お前らが持ってんのか?!!」

 

 

黙れ!ドグサレが!!貴様に渡すバジルポテチは無い!!

 

 

「ああ?!んだとガキンチョ!?」

「……ん?」

「あ?」

「エスパー???」

「な、何で俺の個性を知ってんだ!?」

 

 

えーー!!マジで?!マジで?!!超嬉しい!!話したい事がいっぱいあるのに話せないから諦めかけてたのに!!

 

 

「あーー…確かにお前の年齢じゃ話せる内容も少なくなるわな…苦労してんだな」

「いい奴……」

 

「あ、兄さん?今スーパーで立てこもりが起きてんだけど」

『どこのスーパーだ?』

「たまにゲテモノが置いてあるスーパー」

『あそこか…分かった。警察にも連絡して向かう』

「血塗ちゃんが敵とお話ししてるのよ〜〜」

『3分以内に行く』

 

「こんな素晴らしい味が8割引なのが納得いかないんだよ!」

「分かる。バジルは至高」

「ガキなのによく分かってんじゃねーか」

「この出会いは運命」

「フッ……運命か」

「お話しできて嬉しい」

「……中身とのギャップがエグくね?」

「言わないで」

「すまん。あれか?中身に追いついてないって感じか?見た目は子供で中身は大人か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、血染兄さんが警察を引き連れてスーパーに来た。秀一兄さんが連絡したらしい。いつの間に……?

 

 

「マジで3分以内に来た……」

「血塗!怪我は無いか?!」

「無い。ちーにーちゃ、これかーて?」こてん

「よし、任せろ」

「血塗のおねだり…!羨ましい!!」

「血塗ちゃん可愛い〜〜!」

「うわ〜……」

 

 

おい、引くな。お前に引かれると少し傷つくんだぞ。ガラスの心臓が崩壊寸前までいってるんだからな。

 

 

「それは少しとは言わねーよ」

「この人どーなるの?」

「取り調べしてから判断するからな…ハァ……」

 

 

だとさ。まあ、執行猶予が付くにせよ、豚箱に行くにせよ、もうこんな事はするんじゃ無いぞ。次に会うときは、私の話し相手になってもらうからな!!

 

 

「………この嬢ちゃん貰って良いか?」

「「殺すぞ」」

 

 

 

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