【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】 作:風人雷震
「力道、おはよう」
「おう!おはよう、血塗!」
「秀兄さん、いってきます」
「気をつけて行けよ」
今日から雄英生。そして……ものすごく嫌な予感がする!主に血染兄さん関係で!
「ここから雄英って少し遠いよなぁ」
「確かにな。九州や関東あたりから来る人もいるだろうし、寮とかあるのだろうか?」
「天下の雄英だからありそうだな」
話しながら登校していると雄英が見えてきた。
「話しながらだとあっという間だな」
「なー」
「クラスは……A組だ」
「お!俺もA組!」
障子もA組か……ん?21人?私がいるからか??この感じだとバタフライエフェクトが怖いな。B組がこれからどうなるかも分からんし…何より緑谷がうっかり除籍になる可能性も…
「血塗、行こうぜ」
「……ああ」
「ここか…」
「お〜デカいな」
「……開けるぞ」
「おう」
ガララ…
「よーっす!」
「よーっす!俺、上鳴電気」
「砂藤力道だ!よろしくな!」
「よろしく!で、そっちの子は……」
「赤黒血塗、力道の幼馴染だ」
「幼稚園から中学ずっと一緒なんだぜ!」
「マ?!しかも高校も同じとか凄えな!」
「……赤黒」
この声は…
「障子か。やはり受かってたんだな」
「あ、ああ……その、お詫びをしたくて…だな」
「詫び?……三節棍の事か?」
「ああ」
「気にするなと言いたいが…それでお前の気が晴れるなら構わん」
「そうか」
「ところで…」
「?」
「昔、会った事あるだろう?」
「「「「「?!!!」」」」」
あ、この言い方だとナンパみたいだな。芦戸三奈と葉隠透がものすごい勢いでこっちを見たのを横目で確認できた。安心しろ、ナンパじゃない。
「お、覚えててくれたのか…?」
「いや、会場で会った時に懐かしさを感じてな。もしやと思ってアルバムを漁ってみたら写真を見つけたんだ」
そう…福岡に旅行に行った時、一度だけ秀兄さんも一緒に遊んだ。その時に撮ってもらった写真を見つけた。まさか障子だったとは……旅行だからと浮かれすぎたな。名も聞かずにいたとは……不覚!
「そうか…その、もし良かったら…」
「お友達ごっこしたいなら他所に行け」
「ココはヒーロー科だ…」
血染兄さんだ。このクラス担当なのか。あと、なんか憎悪が……
「はい、皆さんが静かになるまで8秒かかりました。担任の相澤消太だ。よろしくね」
「副担任のステインだ…」
「なんかステイン機嫌悪くない?」
「どうしたんだろ?」
「ヒーローステイン!雄英の教師をしてるなんて!」
「早速だが、コレに着替えてグラウンドに集合な」
「………」
「先輩、生徒を睨まないでください」
「………善処する」
おそらく障子を見てたな。理由は分からなくもないが、公私混同はやめてくれよ?
「ねぇ!一緒に行こう!」
「良いぞ」
「私、芦戸三奈!」
「葉隠透!よろしくね!」
「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」
「耳郎響香。よろしく」
「ウチ、麗日お茶子!よろしく!」
「八百万百と申します」
「赤黒血塗だ。よろしく頼む」
女子たちの笑顔が眩しい。助けて力道。このままでは滅せられる。*1*2
いや、力道に頼ってばかりなのは駄目だ!ここは何とか自分で乗り切らなければ!!
「お、血塗。珍しいな。お前が俺より後に着くなんて………どうした?」
「女子怖い……」
「お前も女子だろ」
「眩しい…死ぬ……」
「お前とは縁の遠いタイプだったんだな…」
「タコは好きか…?」
「ああ、本場のたこ焼きを食べたいがために大阪に兄たちと共に行った事がある」
「お土産で貰ったキーホルダーはジンベイザメだったけどな」
「可愛いだろ?」
「タコも可愛いぞ」
次回、【急募】兄を敵にしない方法【リメイク】
「個性把握テスト」
「更に向こうへ」
「「「Puls ultra!!」」」