【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】   作:風人雷震

41 / 131
雄英体育祭! その2

 

 

「最初の種目はコレ!障害物競走!!」

 

 

コースを外れなければ妨害行為をしても良い何でもありの障害物競走。

 

 

「最高か?」

「お前絶対妨害行為すんなよ」

「……チッ」

「する気満々だったな?!」

「妨害して良いならするだろ?」

「ちなみに、赤黒血塗さんは妨害して良いのは2回までね」

「何故?!」

 

 

聞けば、昔兄さん達が妨害ありの種目でメチャクチャやらかしたらしい。

血染兄は持ち込みが許可された木刀を使って木を薙ぎ倒し、秀兄は鼠花火やビー玉などの小物を使って妨害をした。

そういったやらかしが多かったため、赤黒兄弟の妹である血塗に注意しようとなった。もしかしたら、あの兄弟より常識人であると期待して言動を見ていた。が、やはり兄妹。妨害できるなら全力でやるという精神があった。

 

 

「さすが兄さんたちだ!!」

「見習わなくて良いところを見習ったのね…」

「うぐっ…!」

 

 

痛いところを突かれた。

 

 

「さ!てことで、早く位置につきまくりなさい!」

 

 

えぇ…っと、いたいた!

 

 

「障子」

「!赤黒か…何のようだ?」

「背中に乗ってても良いか?」

「?!!」

「ダメか?」

「イイゾ」

「本当か?途中で踏み台にするかもしれないが…文句は言うなよ?」

「イワナイ」

 

 

背中に乗ると、私が落ちないように複製腕で支えてくれた。優しいなぁ。

にしても温いな…障子は筋肉質だから体温が高いのか?

 

 

(煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散!!)

「ふふふ」

(好きだ!!!!)

 

 

いかんいかん。そろそろ始まるな。

 

 

「障子、頑張ろうな」

「す」

「す?」

「ん"んっ!……そうだな。離れる時は言ってくれ」

「ああ」

 

「障害物競走……スタート!!」

 

 

ミッドナイトの合図と共に氷が迫ってくる。

もちろんA組全員避ける。よし、このタイミングで…

 

 

「背中ありがとな!障子!!」

「もう良いのか?」

「ああ、助かったよ」

 

 

背中から降り、並んで走る。

 

 

「じゃ、また後でな」

 

 

障子に向けてウィンクをして先を急ぐ。「ヴッ!」っと背後から聞こえたが気のせいだろう。

 

 

『第一関門!ロボインフェルノ!!』

「入試の0P敵か…」

 

 

持ち込み許可された血液パックは5個…しかも20ml

前の私なら不安になるだろう。だが、第三種目までに1パック残せれば問題ない。

 

 

「形状、刀。目的、ロボの切断」

 

 

血液パックを1つ持ち、ロボに向かって走る。

轟が凍らせたロボが倒れてくる。

 

 

「ぶった斬れ!!メタリカァ!」

 

 

 

 

 

「赤黒血塗、ロボを斬ったぁぁぁぁぁぁ?!!」

「走る勢いを殺さず、倒れてくるロボの対処…合理的だな」

「だとしても!!あのロボ斬るのムズくねぇか?!!ステイン先輩だって斬れなかったんだぞ?!!お前の生徒どうなってんだよ!?!!」

「………アイツに関しては先輩に聞け」

 

 

 

 

 

「血塗、やりすぎじゃね?」

「轟に言いなよ…それ。下手したら私潰れてたんだからな?」

「それもそうか」

『第一関門チョロいってよ!?てことで第二関門!!落ちればアウト!嫌なら這いずりな!ザ・フォール!!』

 

 

クソかよ!!一気に2つ消費……刀の形状を解いて、いや無理だ。脆くなる。似たような形状なら脆くはならないのに…!!

 

 

「形状、板。メタリカ!」

『赤黒血塗、個性を使って新たな足場を作り出したぁぁぁ!』

『これ以上の消費は厳しいのと、他の奴らに使われるのを対策して、使わない足場を前方の足場の作成に持っていってるな』

 

 

相澤先生大正解!でも、作りながら走るの大変なんですよ?!下手したら途切れる!脆くなる!無理!!帰りたい!!!!

 

 

『そして早くも最終関門!かくしてその実態は!?一面地雷源!怒りのアフガンだ!よく見りゃ地雷の位置は分かるようになってる!目と体を駆使しろ!』

 

 

地雷原…残り2つはこの後の種目に取っておきたいから使えないとして、足場として作った板は形状解除して穴に落とした。刀はまだ持ってるからコレ使うか。

 

 

「フンッ!」

 

パキンッ!

 

『赤黒血塗、刀を折ったぁぁぁ!?何で?!!』

『アイツの個性は金属変換…変換する前に命令をすれば実行する。第一関門の時にしたやつだな。変換した後もある程度命令をすることができる。第二関門で見ただろ?』

『液体になってたな。それか?』

『おそらくな』

 

「地雷を潰しに行け!!」

 

 

私が命令を出すと折れた刀は近くの地雷に当たりに行った。音がヤバかった…!!妨害目的で潰したが、もう二度とやらん!!

 

 

「……づがれだぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

その後必死に走りゴール。順位は、なんと14位。頑張ったくね??

え?青山?……43位だったよ。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。