【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】 作:風人雷震
「馬は心操と尾白、B組の奴か。まぁ、良い」
「で、作戦どうすんの?1000万狙う?」
「いや、それに群がる奴らを狩る」
「あー確かに良いかもな」
「この競技だと私の個性は攻撃には向かないモノだと思っていてくれ」
「了解しました」
「理解が早くて助かる」
轟は無理ゲー。私の個性は炎に弱いから、溶かされるのがオチだ。爆豪も火力次第では無理。爆発でこちらにも被害が出る可能性もあるしな。緑谷は超パワーでの粉砕だろ。厚くすれば耐えれるかもしれんが、血液パックが全て無くなる。第三種目で最初から奥の手を使う事はしたくない。
「電気系は完璧に防げない。多少痺れると思ってくれ」
「そんな事できるんだ」
「ニクロムって金属を知ってるか?」
「無知で悪かったな」
さて、作戦だが…障子と力道は私のことを話せば洗脳にかかるだろう。それ以外は挑発すれば良い。爆豪は論外。挑発したら唸りながら突撃してくるに決まってる。
「作戦理解した?OK?」
「OK」
『レディ……GO!!』
騎馬戦が開始された。
「作戦開始」
「了解、ボス」
「力道くぅぅぅぅん!!遊びましょぉぉぉ!!!!」
「俺の側に近寄るなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「酷いなぁぁぁぁ?!!私ら幼馴染だろう!?」
「幼馴染だからお前が考えてる事が何となく分かるんだよ!!!」
「へぇ…筋肉バカって聞いてたけど意外とやるんだな」
「は?!血塗おま_____」
「アッハハハハハハハハハ!!!!ザマァみやがれバーカ!!」
心操には力道が反応する悪口を教えた。上手く使ってくれて嬉しいよ。
「鉢巻もーらい!!」
「ホントッ、エグい作戦考えたよな…!」
「そんな褒めんなよ!心操!!」
「褒めてねぇ」
「よぉし!次は障子のとこ行くぞ!!」
「障子ぃぃぃぃぃ!!」
「1人っぽいけどアレ、アリなのか?!」
心操の言葉を聞いて、障子は背中を覆っている複製腕を開く。
「ホォ…考えたな障子ぃ!!峰田ぁ!!」
「うわぁぁぁぁ?!!赤黒怖えぇぇぇぇ!!!!」
「……」
障子の奴、無言かよ…。つまんな。でも作戦を実行するために心操の肩を軽く叩く。
「ねぇ、マスクしてるアンタ。赤黒さんの事嫌いなの?」
「違ッ!_____」
「悪いね、障子!!」
「アァァァァァァァァァ!!鉢巻がぁぁぁぁぁぁ!?」
後は適当に鉢巻奪って、逃げ延びれば確実だろうが慢心は大きな油断となる。気をつけよう。にしても、尾白とB組の奴は何で不服そうなんだ?このままいけば4位には入るのに…。
それから十数分…ある程度ポイントが取れたと確認できるぐらいになった時、
「ニクロム、リング メタリカ!!」
違和感を感じてニクロムを薄く円状に騎馬を中心に生成。
「お前ら、それから出るなよ?!」
「「「りょ、了解!」」」
その後、上鳴の電撃がきた。ある程度は防げたが…やはり量が足りなかったのだろう。軽い麻痺が起きている。
「あ"ぁ……クソがよ…!」
「動けない程は無いけど…!」
「それでも反応に対して動きが遅れますな…」
「今のうちに近くの奴らの鉢巻を取るか…?」
「あまり動かない方が良い。今は防御に集中して、回復次第で鉢巻を取った方が安全だ。下手に動くと騎馬が崩れる」
上鳴はバカになってるから2撃目はこないとして…問題は爆豪と轟か。爆豪は飛べるし、轟の方は飯田がいる。緑谷の方も常闇のダークシャドウがいて近づきたくない。ああ!もう!!こうなったら仕方ない!
「このまま時間いっぱい逃げるぞ!!」
「「「了解!!」」」
『結果発表〜!!1位、轟チーム!2位、爆豪チーム!3位、鉄て…って心操チーム?!』
『最後の最後で取ったんだろ。赤黒もいるし上鳴の電撃を多少防ぐことは可能だからな』
『そして4位、緑谷チーム!!以上16名が第3種目に出場決定だぁぁぁぁぁぁ!!!』