【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】   作:風人雷震

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英雄への一歩
ヒーロー名考案のお時間です!!


 

 

「おはよー」

「おーす!」

「おはよー!!」

「ぐふっ!……芦戸、タックルはよしてくれ…痛い」

「あ、ごめーん」

 

 

痛む背中を軽くさすって自分の席に座る。

 

 

「来る時メッチャ声かけられた!」

「俺も俺も!」

「やっぱすごいね。雄英体育祭」

「赤黒は?」

「確か鳥取から来てるんだっけ?大変じゃね?」

「いや、引っ越した」

「ステインさんがアパート2部屋買ったみたいでよ。1部屋俺が借りてる」

「無いと困るものをアパートに移したんだ。無くてもいい物は実家に置きっぱ」

「近いの?」

「電車一本」

「まぁまぁあるな」

「でも、電車で声かけられなかったの?」

「バッチバチにギャルメイクしてきた」

「「「何それ?!!」」」

「力道にはヤーさんメイク」

「「「見たい!!」」」

 

 

多分二度としないだろうから記念写真撮ったんだよね。一応力道に見せて良いか聞いてから見せる。

 

 

「ほらコレ」

「「「「「……ぷっ…!アッハハハハハハハハハ!!」」」」」

「マジでギャル!完成度高っ!!」

「砂藤本業こっち?」

「よく間に合ったね」

「早起きしてメイクして早めに出て、雄英着く前にメイク落として着替えて来た」

「涙袋凄っ?!二重とかも…髪はウィッグ?」

「うん。パツキンロングにしたから別人でしょ?」

「髪の色が違うだけで別人になるんだな〜」

 

 

力道の場合、マスクしてサングラス掛けさせて帽子被せれば良いからね〜

流石にそれだと不審者だから、目つきが鋭く見えるようメイクした。これならサングラス外してもOKってことでメイク落としを持たせて登校してきたのだ。我ながら完璧過ぎたな…!

 

 

「はい、おはよ……何してんだ?」

「あ、相澤センセー!コレ見て〜!!」

「ん?…………ブフォッ?!!」

 

 

 

 

 

 

〜しばらくお待ちください〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えー…今回はお前たちにヒーロー名を考えてもらう」

「「「「「胸ふくらむヤツきたぁぁぁぁ!!!」」」」」

 

 

相澤先生があんなに笑うの初めて見たな…。ちょっと嬉しい。

 

 

「俺は良し悪し判断できないからミッドナイトに頼んだ」

「あれ?ステイン先生は?」

「仕事だ」

「相澤先生のヒーロー名って誰が考えたんですか?」

「山田」

(((((誰?)))))

 

 

そんなこんなでヒーロー名考案が始まった。

 

 

「……意外と難しいな」

「そー?私すぐに思いついたよ!」

「へー、何?」

「エイリアンクイーン!」

「絶対却下されるぞ」

「えー………一応出してきて良いかな?」

「決めたら曲げない精神は今発揮すべきでは無いと思うが、行ってみろ。却下されると思うから」

 

 

結果…勿論、却下されました。

 

 

「うぅ〜!」

「だから言っただろ」

「青山のは良いの?」

「活動していけば自然と省略化とかされたり、愛称なんかで呼ばれることもあるからな。マイク先生とかが良い例だろ?」

「確かに!!」

 

 

兄さんは一部ファンからはステ様呼びだしな。

 

 

「人ってのは言いやすいように省略化する。名前が長ければ省略化されるだろう。短く、そして自分だって分かる物を考えれば良い」

「うん!!」

「さて、私も出しにいくか」

「お!決まったの?」

「一応な」

 

 

塗れるを意味する【be smeared(ビー・スミールド)】で良いと思ったが、もう一つ浮かんだ。イタリア語で赤黒を意味するものが

 

 

ロッソネェロ

「あら、良いじゃない!でも少し物足りないわね…」

「ならばスミールド・ロッソネェロでどうだ?」

「クールで素敵よ!」

 

 

スミールド・ロッソネェロ…今、私のもう一つの名が決まった。

 

 

 

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