【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】   作:風人雷震

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職場体験! その3

 

 

「………」もっもっ

「美味しい?」

「………」もっもっもっもっ

 

「ママーあれ食べたい」

「そうね〜買っちゃおうか」

「わーい!」

 

「お嬢ちゃんいい食べっぷりだね!ほら1個サービスするよ!!」

ありがとうございます(あいはとぉごひゃいあす)もぐもぐ

「お嬢ちゃん、こっちもどうだい?」

「こっちも食べてって!」

「これも美味しいよ!」

「………インゲニウム(いんへにうむ)助けてください(たひゅけてくひゃひゃい)もぐもぐもぐ

「リスみたいだね!」

「………」もぐ…

「はい、お茶」

「……」

 

 

インゲニウムからお茶を受け取り、口の中の物を流し込む。

 

 

「美味しかったです」

「「「持って帰るかい?」」」

「……お言葉に甘えて」

「「「いっぱいお食べ!」」」

「わ…」

 

 

ドサドサと持たされるお土産は、前が見えないくらい積み上がった。さすがに重い…

 

 

「インゲニウム、前が見えません」

「1回戻ろうか」

「ですが…」

「大丈夫大丈夫!」

「すでに5回も事務所に戻ってます。いい加減、商店街から離れてパトロールしましょう」

「えー」

「インゲニウム」

「……ちぇっ」

「半分持ってください」

「はーい」

 

 

よし、前見えた。それにしても…もらった物どうしよう?あんなに沢山は食べれないし…サイドキックの人達に配る?宅配で母たちに送るという手もあるが……

 

 

「うーん…」

「スミールド」

「はい……むぐっ!?」

「あんま怖い顔してると美人が台無しだぞー」

だからって(ひゃからっへ)……んぐっ…いきなり口に食べ物を口に突っ込まないでください」

「ごめんごめん」

 

 

アレすごく美味しかった。兄さんたちにあげたい。どこのだろ?

 

 

「はい、さっきのやつ」

「……そんなに分かりやすいですか?」

「うーん…分かりやすいと言えば分かりやすいかな?美味しいモノ食べると目をキラキラさせてるからね」

「……………なんか恥ずかしい

「ステインたちにもバレてるんじゃない?」

「あー……だから少し分けてくれるんだ」

「何だと思ってたの?」

「育ち盛りだからもっと食えって意味かと…」

「間違ってはないと思う!」

 

 

つまりどちらも正解ってことか。まぁ、兄さんや父さんの方が他の人にとっては分かりづらいだろうな。年中機嫌悪そうに見えるらしいし。兄さんがそう見えるのは仕方ないと思うな。学校でも担当以外だとそんな会わなくなってたからイライラMAXなんだろうな。

 

 

「よーし!次に行こうか!!」

 

 

次のパトロール場所に行くのは良いですけど、商店街じゃないですよね?もう受け取りたくないんですけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れー!!」

「………こんなに沢山どうしろと…」

 

 

インゲニウムと商店街が嫌いになりそうになった。

 

 

 

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