【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】 作:風人雷震
「力道お疲れー!」
「お、ステインさんに勝ったのか」
「まーね!力道もセメントスから逃げ切るなんてやるじゃん!」
「お前とステインさんに鍛えられなかったら無理だっただろうな」
「三節棍はどうだった?」
「俺にはちょっと軽いな。もうちょい重い方が良いかもしんねぇ」
「なら、今度一緒にサポート科へ行くか」
力道に続き、ゾロゾロと皆んな戻って来た。
「ステイン…お前また何かやらかしたのか?」
「随分トリカバリーガールヲ怒ラセタヨウダナ」
「黙れクソども」
「相変ワラズ口ガ悪イナ」
「ハウンドドッグ呼んだ方が良いんじゃないか?」
「それだけはやめろ」
「ステイン先生って他の先生に対して爆豪みたいになるよね。なんで?」
「ソレは妹が関係してるよ」
「血塗が?」
「私が1歳になる前、雄英で少し預かり保育みたいな事をしてもらっていたらしいからその時だろうな」
「へー」
「生後半年ぐらいの頃からだね。初の寝返りは保健室だったよ」
覚えています。と言ったら面倒になるので覚えていないフリをする。
私はもう原作知識を覚えていない。おそらく、兄たちが歩む道が原作と完全に違うからだろう。
それでも似たような事件は起こってる…はず……
「初のハイハイで選んだ相手が俺だった事まだ恨んでんのか」
「我ハ掴マリ立チダッタナ」
「ハウンドドッグは遊び相手だったよな?」
「ステインヲ押シ退ケテ1番ノ遊ビ相手ダッタナ」
あー…そんな事あったな。兄の方に行くとすぐ抱っこやおんぶをするから選ばなかったんだよな。
「その時の写真ってありますか?」
「障子??」
「アルニハアルガ…渡サンゾ」
「残念です」
「障子????」
「冗談だ」
「
「………」
「?障子……し、死んでる…?!」
「オヤオヤ…」
「変なところが兄に似たな」
「認めん…認めんぞ!!」
「お兄ちゃんは黙ってような」
「オ前ガ関ワルト話ガヤヤコシクナル」
障子が立ったまんま気絶してる。なぜだ?私はそんなおかしな事を言ったのだろうか?
「あー…赤黒?」
「何だ?上鳴」
「さっきの言葉、どんな気持ちで障子に言ったの?」
「ただ単に不思議に思ったからだが?過去は否定しないが、どうせなら今の私をみて欲しいだろ?」
「うんそだね」
「上鳴、諦めろ。血塗は鈍くはない。分かった上でこう言ってる」
「ウェイ?!マジ!?」
何を言ってるのだろうか?そんなの当たり前ではないか。
あんなに分かりやすいのに気付かない馬鹿がどこにいる。
「好意を振り撒くよりもちゃんと言ってくれる方が好感は持てるな」
応えるかどうかは別だがな!