【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】 作:風人雷震
「おはよー」
「「「「「血塗ちゃん!!」」」」」
「「「「「赤黒!!」」」」」
「完全復活の赤黒血塗だ」
「内臓は?!」
「奇跡的に後遺症無し」
「骨は?!」
「綺麗に治ってる」
「トラウマは?!」
「ない」
そう答えれば皆んな安堵した。まぁ……私の怪我の原因が血狂いだし…な。うん。
「………」
「どうした?障子」
「……無理をするな。俺を…俺たちをもっと頼ってくれ」
「……ああ。心配かけてすまなかったな、皆んな」
だけど……
「みーどーりーやー?」
「な、何ッ?!」
「血狂いを相手にして両手足折れたんだってぇ?」
「は、はい!」
「そして?障子に背負われて?敵連合追っかけたってぇ???」
「はい!その通りです!!」
「……秀兄さんから説教されたんだろ?なら、私からとやかく言えないよ。同じ穴の狢だしさ。私が障子に言われたことはお前にも言えることだ。私たちを頼れ。良いな?」
「……うん」
「はい。じゃあ、これからお前たちと同じ寮で生活する人たちを紹介する」
「お前ら、出てこい」
寮のドアが開いて出てきたのは…
「「「「「っ?!敵連合の!!」」」」」
「「違う違う違う!!
「……仁さん、圧紘さん、そのスーツやめたら?」
「元々こっちで活動する予定だったんだよ?!なのにあの仕事がきたから…」
「うんうん」
「えっと……?赤黒、知り合いなの?」
「俺の事務所の従業員の」
「分倍河原仁だ」
「迫圧紘でーす」
皆んな驚いてる。そりゃそうか。敵連合の一員だと思ってたのにヒーローだったんだからな。
「血塗ちゃんは知ってたの?!」
「知ってるも何も…小学校の頃から2人のことは知ってるし、潜入捜査については普通に教えられたからな。潜入捜査に行ってくるから、街中で見かけても声かけないでね。って」
「……どっちだ」
「2人から」
「はいはーい。説教は後だぜ?ステイン」
「ヤッホー、ドッポ」
「おー、嬢ちゃん!退院おめでとさん。それよりお宅の兄貴の無茶振りどうにかしてくんね?いきなり言われたから荷造り皆んなで急いだんだぜ?あ、俺は心常読歩。気軽にドッポって呼んでくれ」
「全員知ってるだろうが、改めて……赤黒秀一だ。よろしく頼む」
ステイン事務所勢揃いだなぁ。なんか恥ずかしい。
「仁と圧紘は2階、秀一は4階、ドッポが5階にいる。俺は教師寮にいるから、緊急時にはこの4人の指示に従え。俺からは以上だ。仁、圧紘。こっちに来い」
「「ハイ!!」」
「……ま、よろしく頼むぜ?俺は荷解きしてくるなー」
「おい、ドッポ!……はぁ…俺らは他の寮にも顔出しがあるが、基本1人は寮にいる。今はドッポが残るから、用があるならドッポに言ってくれ」
秀兄さんはそう言って出て行った。先生たちへ挨拶に行ったのかな?挨拶大事大事。
「じゃ、寮の説明するから皆んな入れ」
「「「「「はーい!」」」」」