【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】 作:風人雷震
私の部屋は3階で、耳郎の隣。ドッポは個性故に5階になったんだろう。範囲調整しやすいだろうから良いと思う。
「よし。次は…」
設置してもらった本棚やカラーボックスに、本や小物を直していく。空になった段ボールは畳んで、紐で縛る。
あとはゴミ箱を設置して……よし、終わり!
「喉乾いたな…1階行こ」
私以外、誰かいるかな?
「あ、障子」
「赤黒。終わったのか」
「うん。あと、喉乾いたからお茶飲みにきた」
「冷蔵庫に麦茶入ってたぞ」
「ありがとー」
冷蔵庫から麦茶を出し、コップに注いでその場で飲む。もう1杯注いで、テーブルの方に持って行く。
「随分と喉が渇いていたんだな」
「ん?んー、こまめに水分は取る方だからな。1日2Lを目標にしてる」
「そうか」
「障子の部屋ってどんなんだ?」
「え」
「私の部屋は小物類が多くて小物入れが2、3個必要になる。おかげでカラーボックスが手放せん」
「そ、そうか。俺の部屋は物が少ないんだ。あまり物欲が無くて…」
「ミニマリストなのか?でも、部屋を広々と使えて良いな」
(好きだ)
そう考えると、他の部屋も気になるな。芦戸辺りが、皆んなの部屋を見てまわろー!と言い出すだろう。
「?どこか行くのか?」
「部屋戻ろうと思って」
「そうか」
「ん」
夕方辺りに芦戸のとこ行こ。
「芦戸〜」
「あ、血塗ちゃん!どうしたの?」
「部屋できた?」
「できた!男子たちもできたかな?」
「障子はできたらしい」
「そっかー!」
「で、自分以外の部屋って見たくない?」
「見たい」
「見てまわりたくない?」
「見てまわりたい!」
「見ようぜ」
「おー!!」
「他に誰誘う?」
「まずは女子全員!!そのあと男子たちも!」
「りょ。女子は任せた。私は男子たち何人かに根回ししてくる」
「根回し?」
「コイツがやるなら俺も…って言う奴がいるだろうからな。そう言った連中を誘ってみる」
「なるほど!頼んだ!」
「任せろ」
よし。手始めに…
「と言うわけだ。どうだ?」
「良いぞ」
「ありがとう。お前も他の人の部屋が気になるんだな」
「ああ、そうだな」
障子はOK。他は…
「まぁ、面白そうではあるね。参加しようかな」
尾白、OK。
「へー面白そうじゃん。俺も参加」
瀬呂、OK。
「なぜ部屋を見て回るかは分からんが良いとも!」
飯田、OK。
「フッ…貴様も闇に誘われたと言うことか」
「OKってことで良いか?」
「だが!我が領域に入りたくばそれ相応の対価を」
「OKってことで良いな。じゃ」
常闇、OK(?)。
「別に構わねぇよ。しっかし、お前が他人の部屋に興味持つなんて珍しいな」
「視野が狭かったのだと理解したからな」
「俺は安心したぜ?」
「そうか」
力道、OK。
よし、こんなものだろう。
「ふふふ…ちょっとワクワクするな」