【急募】兄を敵(ヴィラン)にしない方法【リメイク】   作:風人雷震

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お部屋披露大会 その4

 

 

「男子が終わったから次は女子だな」

「2階はいないから…3階!」

「耳郎ちゃんから!」

「マジで全員やんの…?」

 

 

そう言いながらも部屋まで行く耳郎。ツンデレと言うやつだな!

 

 

「恥ずいんだけど…」

「思ってた以上にガッキガッキしてんな!?」

「うおー!耳郎ちゃんはロッキンガールなんだねぇ!」

「天井までしっかりと装飾されてますわね……」

「これ全部弾けるの!?」

「まァ一通りは……」

「女っ気のねぇ部屋だ!」

「ノン淑女☆」

 

 

余計なこと言った馬鹿2人に耳郎はプラグを刺した。自業自得だな。

 

 

「次は血塗ちゃんの部屋だー!」

「面白いものはないと思うが…」

 

 

そう言ってドアを開け、部屋に招き入れる。

 

 

「「「普通だー!!」」」

「意外だな」

「む、医療の本が多いな」

「血液を使うからな。血液パックの保管や出血の対処法を知るために読んでる。あとは健康に関する本だ」

「この布がかけられたやつは?」

「カラーボックスだ。小物が多いから埃を被らないようにしてる」

「へー!見ていい?」

「良いぞ」

 

 

布を取ってやると皆んな目を輝かせた。

 

 

「ギャングオルカのフィギュアだ!」

「シンリンカムイもある!」

「フィギュアはこの2つしか無い」

「埃を被せたくないよね〜」

「ああ」

 

 

兄さんのフィギュアがあればソレも飾りたかったが…無いからなぁ…

 

 

「次は私!葉隠だー!」

 

 

3番、葉隠。

 

 

「どーだ!」

「「「おぉー」」」

「可愛らしい部屋だな」

「瀬呂、峰田を抑えろ」

「おう」

 

 

怪しい動きをしてたので近くにいた瀬呂に指示を出した。このまま引きずって行こう。

4階は芦戸と麗日か。

 

 

「ジャーン!可愛いでしょうが!!」

「「「おぉー」」」

 

 

ピンクだな。

 

 

「味気のない部屋ですが…」

「「「おぉー」」」

「なんか…こう、普通に可愛い女子の部屋だとドキドキするね」

「禁断の花園…」

「?……そう言えば梅雨ちゃんは?」

「梅雨ちゃんは寝ちゃった。申し訳なさそうにしてたよ」

「明日差し入れするか」

 

 

てことで、5階は八百万だけになった。

 

 

「実は…私、見当違いをしておりまして……」

「見当違い?」

 

 

部屋を見てみるとクソデカいベットがあった。金持ちスゲェな。

 

 

「部屋の広さを間違えたのか」

「はい……」

「気にするな。事前に広さを伝えなかった学校側にも問題がある」

 

 

八百万の家庭の裕福さは知っているのにコレを想定していなかったのは問題だ。聞いたところによると家庭訪問があったらしいから、その時に気付くべきだと思う…

 

 

「よーし!投票しよう!」

「……とうひょう?」

「うん!せっかく全員見て回ったんだから、部屋王を決めようと思って」

「それ、轟か瀬呂にならないか?」

「そんなこと無いよ!」

「とにかく部屋王はなしだ。ケーキ美味しかった〜って理由で力道が1位ってこともありえるだろ」

「いやいや流石にそりゃあ」

「なんで分かったの?!」

「嘘だろ」

「と言うわけで部屋王決定戦はなし。各自、歯を磨いて寝るぞ。明日からまた授業が始まるんだからな」

「うむ!では解散!!」

 

 

お部屋披露大会…楽しかった。次は秀兄さんたちの部屋を見たいな。あ、部屋王決定戦は秀兄さんたちで決めれば良いんじゃないか?今度芦戸に提案してみるか。

 

 

 

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