まほプリ結晶狩人:長番外編 一馬異世界へ飛ばされるIF 作:ドッカン
床に垂れた鼻血を掃除してから数十分が経った。今オレとネプギアは、バルコニーで夜風に当たっている。ち、掃除してる時から感じていた、この胸騒ぎは何なんだ!何かとてつもなくまずい気がする.......
ネプギア 「ねぇ、一馬くん。一馬くんも思ってるんだよね......」
一馬「.....あぁ。何なんだよこの胸騒ぎは.....ん?もってことはお前もか?」
ネプギア「うん、わたしも何だか、胸騒ぎがするの........」
ロム「胸騒ぎ?」
ネプギア「うん。何でかな、お姉ちゃんはすっごく強いのに........」
一馬「..........さて、部屋に戻ろうぜ」
ネプギア「うん!」
ロム「うん」
オレ達は部屋に戻った
アイエフ「そう.......分かった。ありがとうオトメちゃん」
戻ると、アイエフさんが誰かと電話していた
アイエフ「思っていた通りだわ」
一馬「何か分かったんですか?」
実はアイエフさんもあのネズミを見たらしく、どこかで見た気がするから、後で諜報部の同僚に聞いてみるって言ってたが.......オトメさんって人が同僚で良いのかな?
アイエフ「買い出しの時に見たネズミ、案の定、各国のブラックリストに載っていたわ。要注意人物いや、要注意ネズミとしてね」
一馬「やはりそういう事でしたか」
見るからに怪しいやつでーすな見た目してたもんな。あの結晶だって悪趣味だったし
コンパ「え!?あのネズミさん悪い人だったです?悲しいです.......」
アイエフ「しかも、数時間前にズーネ地区に船で向かっていたことも分かったの」
ネプギア「それって.......つまり」
アイエフ「推測でしかないけど、廃棄物処理場にモンスターが突然出現したのには、裏があるんじゃないかって事。今ならまだ引き潮に間に合う、私様子を見にいってくるわ」
ネプギア「わたしも.....わたしも!連れて行ってください」
一馬「はぁ!?」
アイエフ「え?ダメよ、ネプギアまで危険に晒す訳には......」
一馬「そうだぜ!お前まで危険に晒したくはない!ここはオレが行く!」
アイエフ「一馬もダメよ!危険な香りがするわ.......」
くっ.....
一馬「それでも!行きたいんです!」
ネプギア「どうしても気になるんです。お願い!アイエフさん!」
アイエフ「......はぁ、分かったわ。と言いたいところだけど、バイクには二人乗りまでよ。どっちが行くか、決めなさい」
一馬「ネプギア.......オレはお前が心配だ......だから!」
ネプギア「一馬くん..........ダメ、わたしはどうしても気になるの、この胸騒ぎの原因を確かめたいの!」
一馬「ネプギア..........」
この目、どうしても行きたいって表情をしてる........オレの負けだ
一馬「分かった。オレは留守番するよ。ただし無茶はするなよ!」
ネプギア「一馬くん........うん!」
アイエフ「決まったようね。じゃ、ネプギア、行くわよ」
ネプギア「はい!」
そして、ネプギアとアイエフは部屋を後にした。ネプテューヌ達.......無事だと良いが
[数時間後]
数時間後アイエフさんとネプギアが帰って来た............ネプギアが暗い表情で。アイエフさんは何があったのかを教えてくれた
一馬「何っ!?」
オレ達は驚いたそれは何と、ネプテューヌ達が何者かに捕まってしまったという事だった
イストワール『一体、どういう事なんですか?アイエフさん』
そして、アイエフさんは今イストワールさんに報告している。ネプギアは未だに暗い表情のままだ.........
アイエフ「よく分からないんですが.......アンチクリスタルがどうとか......多分。それがネプ子達の力を奪ってるんです」
イストワール『アンチクリスタル?』
アンチクリスタル.....察するにシェアクリスタルの真反対の性質を持つクリスタルという事でいいのか?クリスタル.........ん?待てよ、クリスタルだって?
アイエフ「イストワール様、調べていただけませんか?
イストワール『もちろんです。でも3日かかりますよ?』
あー、そういや言ってたっけ。イストワールさんは調べ物に3日かかるって。なぜ3日なんだ?
アイエフ「こ、心待ち、巻きでお願いします......」
イストワール『やってみます。では、ネプギアさん達はプラネテューヌに戻ってきてください。ユニさん達も国にお帰りになった方がいいと思います。それでは』
そして、イストワールさんとの通信が終わった
アイエフ「そういう訳だから......」
ユニ「待って!」
アイエフさんが説明しようとした時、ユニが待ったをかけた
ユニ「帰れって言われて、大人しく帰れるわけないでしょ!もっとちゃんと説明して!」
ラム「いつものお姉ちゃんだったら、悪者なんか一発なのに!」
ロム「お姉ちゃん....,.死んじゃうの?」
確かに、このまま詳しく説明しないで帰れって言われてもな、誰だってこんな反応をする
コンパ「き、きっと大丈夫です。女神様がそう簡単にやられるわけ......」
ユニ「でも!力か奪われたってさっき.......」
コンパさんはそんなことはないと言うが、さっきの会話を間近で聞いていたんだからなんとも言えない
ネプギア「ごめんなさい.......」
今まで黙っていたネプギアが口を開いた。だがその声は沈んでいた
コンパ「ギアちゃんが悪い訳じゃ........」
ネプギア「うぅん.....買い物の時に拾った石.....あれがきっと.....アンチクリスタルだったんです」
やっぱり!あの結晶が......そうと分かっていたらあの場で粉々に破壊して......こんな惨劇を.......くっ
アイエフ「やめましょ。そんなこと今考えたって......」
ネプギア「どうして.......どうしてあの時、目眩がしたのか、ちゃんと考えてれば......お姉ちゃん達に知らせてれば......!!」
ユニ「ネプギアのバカ!!」
その時、ユニが怒鳴った。ネプギアの目には、涙が浮かんでいた
ユニ「お姉ちゃんは........アタシのお姉ちゃんはすごく強いのに.......あんたのせいで......ネプギアが代わりに捕まっちゃえばよかったのよ!」
ユニはそう叫ぶと部屋から出て行った。
一馬「おい!ユニ、言い過ぎ......行っちまったか........」
ネプギア「う........ううっ.........」
一馬「ネプギア.......」
泣いているネプギアに、オレは、なんとも言えなかった。どうすりゃ良い......こういう時はどうすりゃ.........クソッ良い案が浮かばねぇ....
一馬「どうすりゃ良いんだよ!」
オレはバルコニーに出て、がむしゃらに柱に向かって一発殴った。どうやって仲直りさせる......オレとあいつらは、出会ってまだそんなに日が経ってねぇ.........
ロム「一馬くん......わたしとラムちゃんに任せて」
振り返ると、ロムとラムが居た。そうか。この2人はオレと出会う前から4人で仲良しだった。2人ならあの2人を仲直りできる!
一馬「.......任せたぜ、ロム、ラム。ごめん力になれなくて.....」(ごめんから小声で)
ラム「ラムちゃんとロムちゃんに任せなさい!行くよ!ロムちゃん!」
ロム「うん!」
そう言って、ロムとラムはバルコニーを出た.........ふわぁ〜眠くなって来た........ちょっと寝るか..........オレは座って寝た