ボーダー宿儺は帰りたい(第二部だけ完)   作:かりん2022

14 / 16
多分絶対、読みたいのはこんな感じではないと思うのだけど、
1000年も前にトリガー技術ばら撒いたらそりゃ科学発展するよねって(言い訳)。
宿儺はトリガー大好きっ子ですが、頭ホビアニではないです。
遊戯王カード大好きで全世界に流行れー! と思ってるけど、遊戯王世界に行くのは遠慮します的な。

傑は犠牲になったのだ。雑な未来予知の犠牲にな……。


復活の宿儺様2

普通に生きててと言ったな。

あれは嘘だ。

いや、虎杖にとっては普通なのだろう。虎杖にとってはな。

 

「なんなんだよ、あんた! 卑怯だろ、トリガーで決着つけろよ、日本語話すならヨォ! 何食わせたんだよ!」

 

 縛られたままで暴れる虎杖。

 うーん、頭トリガー。

 そうなのだ。一人一本トリガーを所有する世の中になっちゃったのだ。

 一都道府県に一つ、マザートリガーもある。

 揉め事はトリガーで決めたりする。

 世紀末かよ。いや、マジで。

 

「そう、だね。事情くらいは話しておかないとね。おめでとう! 君は予言されたワールドトリガーの器だよ!」

「は? ワールドトリガーは祀られてるじゃん」

 

 そう、京都にはマザートリガーが二つあって、一つは祀られている。

 

「あれはレプリカ。本物は二十の破片に砕かれたあれ。そして君の中にもう一人人格が現れたのがわかるだろ? 彼こそが、本物の始祖神さ」

「始祖様毎年倒してるじゃん」

「あれはね。始祖神への恐れが形をとった物で、オリジナルじゃないのさ」

 

 虎杖は考える。

 

「要は、本物の始祖神様と戦えるってこと!?」

 

 違うそうじゃない。

 

「そうだよ」

 

 そうなの!?

 

「スッゲー! レギュレーションは!? 俺、バーリトゥード(なんでもあり)の5VS5がいい! あっでも始祖様昔の人だから、蠍人(人縛りスコーピオン縛り)の方がいいかな?」

「あはは。君は器だから、見てるだけだよー」

「ええ!? そんなバカな! ずるい!!」

 

 突っ込みたい! 突っ込みたいけど檻が! 檻が!!

 俺に口を寄越せええええ!

 

「いいぜ」

 

 その瞬間、俺は喋れるようになっていた。虎杖が口だけ制御を渡したのだ。

 本当に自由自在だな。純粋な性能面ではある意味五条悟よりもすごいかもしれん。

 

「貴様ら、まずは名を名乗れ! 俺は両面宿儺!!」

「五条 悟」

「虎杖 悠仁! あ、五条悟って、もしかして呪術師の!?」

「そー」

 

 ちなみに秘密規定とかは500年前にぶっ壊し済みである。

 それはいいんだ。悠仁は黙っておれ!

 

「両面宿儺様が名乗れっていったんじゃん……」

「ええい黙れ! 五条悟! 貴様、俺を倒したくて復活させたのではあるまいな!」

「そうだけど?」

 

「うわああああああああああああ」

 

 待って頭バグる。我こう見えても呪霊ぞ? 国滅ぼせる呪霊ぞ??? トリガーは日本人のIQをも破壊していた……?

 

「僕は宿儺に感謝しているんだよ。灰色だった僕の人生で、ただ君の予言だけが希望だったんだ。親友の夏油傑。可愛い生徒達。そして、僕よりも格上の敵、宿儺」

 

 恋する乙女のように告げる。

 

【俺もトリオンモンスターだから、わかるぜ。格上の敵は大事だよな】

 

 うんうんと頷く虎杖。やはりトリガーは日本人のIQを破壊していた。

 なんでこうなるまで放っておいたんだ!

 

「と言っても、傑は呪詛師になる事を予言されてしまっているからね。監禁部屋でしか会えないんだけど、ちゃんと親友にもなれたよ」

「やってない罪で監禁とかやめてやれ。というかよく名付けが同じになったな。監禁した相手と親友とかストックホルム症候群では???」

「そこは運命は集束するってやつかな。悠仁が悠仁、傑が傑って名前で生まれたことや、器と術式が予言と変わらなかったようにね。未来はある程度変えられるけど、変えられない宿命もあるって事さ。それなら、名前ぐらい合わせたほうが混乱もないってあえてそうしたのもあるけどね。御三家はそう。僕と傑が親友なのもそう! ちょっとぐらい無茶しても、傑が僕の親友なのは運命だから変わらないってこと」

「死んであげて」

【斬新な罵倒!】

 

 ノリノリな五条にドン引きな俺だが、一応五条の一存ではないらしい。

 

「まあ、僕以外にも君には色々お願い事がある人が多くてね。歓迎させてもらうよ。あ、虎杖悠仁。君、国立呪術及びトリガー高専に入学決定だから。京都に引っ越しね」

【あの呪術師しか入れない名門校に!? やった!】

 

 体がガッツポーズをとる。

 おいやめろ。確かに借りてるのは口だけだが、俺が喜んでるみたいだろ。

 トリガーで遊べるのは嬉しいが、なんか嫌な予感がするのだ。何より。

 

「お前ら特級呪霊舐めてる?」

 

【そんな事ねーよ。俺だって今まで生きてて一回しか倒せた事ねーし】

 

 パタパタと腕を振る。

 

「なんで呪術師でもない貴様が特級呪霊を?」

 

【だってトリガーでも呪霊倒せるじゃん。あ、昔は効率悪くて特級呪霊は厳しかったんだっけ?】

 

「悠仁と喋ってんの? 俺とも会話しようよ。過去のご先祖様の話聞きたいなー」

「俺様を砕いた最悪の奴の話か」

 

 そういうわけで、俺は原作通り? 学校へ通うこととなったのだった。




ここ好き、感想頂けたら喜びます。

マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
今度からマシュマロ返信していくことにしたので、よろしくお願いします!
返信不要の場合は返信不要と書いておいてください。

こっそりな感想はこちら
https://odaibako.net/u/karin2022v
リクエスト、返信不要の匿名感想はこちらにお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。