原作知識を駆使してシロナさんを釣ろうとする前に全然違うヤツが釣れる話   作:鹿頭

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十四話

 

 

「………何回繰り返した?」

 

「わかんにゃい……」

 

「…………野垂れ死にがわたしの末路か」

 

「そんなこと言うんじゃない!……そんなこと言うんじゃないよ!」

 

「話にならんな……」

 

 実際三十部屋のループを繰り返す事たくさん。

 気力も体力も尽きかけるというものだ。

 ギラティナが居る、という確信があるからまだ耐えられるが、それすらないまま、付き合わされている形のサターンは言うまでもないだろうと思う。

 

「うーん……よし、ギラティナ!今シンオウでは湖の三柱から無理矢理赤い鎖を造り出しディアルガとパルキアを従えこの世界を滅茶苦茶にしようとしているヤツがいる! お前の世界ごと消えてなくなるぞ!それでいいのか!」

 

 本当はギラティナに会った時の説得フェーズに使う筈…なのだが、もうここでぶちまけた方が会える様な気がする。

 

「………わたしの前で言うのか、それを」

 

「うるさい!これでいけなかったら次だ!」

 

 そういえばコイツもギンガ団だったな。

 危うく忘れかけていたぜ。

 さて、次の戻りの洞窟へと行くとしましょう。

 

「クソがまたやり直しじゃねぇか!!!」

 

「みぃ…いいかげんつかれたでしゅ」

 

「きゃ」

 

 いや、お前ら一歩たりとも歩いてないだろ。

 うん、そろそろ疲れたからアヤシシに乗ろうかな。

 

「………お許しをアカギさま」

 

「はぁ……そのアカギサマの創る世界なんてかなりくだらないと思うぞ?」

 

「何を言う!?」

 

 疲れ果てたサターンが煽りに乗って来た。

 ちょっと前は『はっ。アカギさまのお考えはお前には理解できぬものなのだ』とかなんとか言っていた様な気がする。

 

 どのくらい前かは忘れたけど。

 

 

「どうせ、人間が争う不完全な世界な理由はー心があるからだー! とかの暴論だと思うけど」

 

「そんな筈は────はず……は」

 

「心当たりあるみたいじゃないか」

 

 なるほど、プラチナ寄りで確定かな、これは。

 じゃあやっぱりディアルガとパルキア同時出現じゃないか!!!

 なのでギラティナの力を借りる必要があるんですねぇ。

 ほっといてもギラティナはキレてアカギをさからららにするかもしれないけど、その間また警察のお世話になるのはごめん被るからな。

 

「………アカギさまは、心を憎む一方で自らの熱い言葉で他人の心を操ってみせるお方だ」

 

「ふむ」

 

「わたしは……あの方の理想の果てを見届けたかった……もはや、叶わぬ夢だがな」

 

「そうだな。そもそも叶わないぞ、ギラティナがいるからな」

 

「………そのギラティナが見当たらないが」

 

「よし、次でダメならこの戻りの洞窟を花畑に変えるしかねぇ!」 

 

「かんしゃのきもちがないのに、おはなをさかせられるわけないでしゅ」

 

 ───なるほど。

 

 

 

 

「シェイミ!ありがとう!!!やれ!!!」

 

「そんなのはかんしゃでもなんでもないでしゅ!!!」

 

「何を!こんなに感謝しているのに!ありがとう!やれ!!!」

 

 クソッ!今なら一向に出てこねぇギラティナへの恨みでこんなにもシェイミに感謝の念を抱いているというのに!

 

「きゃっきゃっ」

 

 笑うなら自分で飛んでくれ。

 

「おまえ……一体なにがしたいんだ?」

 

「ここをお花畑に変えることです」

 

「ちがう、そうじゃなくて」

 

「ギラティナの力で!ディアルガとパルキアを縛る赤い鎖と! 指名手配犯である現状をぶっ壊す!です!」

 

「………そうだよな。延々と同じ光景が続くと自分を見失いそうになる」

 

「いかん!シェイミ、花を咲かせてやれ!」

 

「いやでしゅ」

 

「クソッ!最終手段…最終手段だ…これしかねぇ……」

 

「最初からそれをやれ!!!」

 

「やいギラティナ!そんなんだからショウだかテルだかしらんがアルセウスの使いに負けるんだ!」

 

「挑発するのを効果的だとはわたしは思わないが」

 

「普通に会えないならもう挑発するしかないじゃん……」

 

 

 

 ───本当に居たんだけど。

 

「………アレが、ギラティナ」

 

「そう。反物質を司る神ギラティナ。ま、ここからが本番だ」

 

 実際そうだ。

 会う為に挑発とかいうカードも切っているから、ここからはおそらくポケモンバトルが始まる。

 相性的にはアヤシシだが……戦力的にはシェイミに頑張ってもらわないと困る、のだが。

 

《……力ヲ示セ》

 

「うわっ!脳内に声が!」

 

「本当か? 全然聞こえないが」

 

 明らかに不機嫌そうな声音が脳内に響きわたって気持ちが悪い。

 

「───は?」

 

 いつのまにか、眼前には闇色に光る球が浮かんでいる。

 

「シズメダマ!シズメダマだっ!!!!こんなのでどうやって戦えばいいんだ!!」

 

 ふざけんな!!!!

 できる訳ないだろ!!!!

 あんなんできるのはアルセウスに拉致られたヤツぐらいだって!!!!

 

「ポケモンを使えばいいだろ!!おまえはバカか!?」

 

「あ、そっか。いけ!シェイミ!」

 

「いやでしゅ」

 

「きゃ、キャモメ!」

 

「きゃー?」

 

「ひたすら避けてギラティナの邪魔して!」

 

「きゃーぁ……」

 

 仕方ねぇなぁ…みてぇな空気を醸し出すキャモメ。

 やってくれなきゃ困るんだ。

 

「アヤシシ!!」

 

 え、何が起きてんですか?みたいな顔でギラティナとこっちを交互に二度見しているアヤシシ。すまんな、乗せてくれ。

 

「おいサターン乗れ!!!死ぬぞ!?」

 

「あ、ああ!」

 

 アヤシシに二人乗せてもらい、走りながら適当にシズメダマをギラティナにぶん投げる。

 

 まだアナザーフォルムだからマシ、と言った所だろうか。

 

「アヤシシ!避けながらエスパー技で守って!」

 

 え、自分の役割重くないすか?みたいな顔をするアヤシシ。

 すまんな!!!

 ついでにストライクも出しておこう。

 

「ストライクも撹乱!攻撃は当たらない様に!」

 

 え、一体何が起きてんですか?みたいな顔をするストライク。

 いきなりで本当にすまない。

 

「頑張って!!!ダメならここでみんな死ぬだけだ!!!」

 

「……おい!本当に回復できるどうぐは持ってないのか!?」

 

「ない!」

 

「クソッ!!!」

 

 苛立ちを隠せないサターン。

 いやもうちょっと簡単に会えてお話フェイズだと思ったのよ。

 不思議な事に全然上手く行かなかったんだけど。

 

「コイツ全然牽制にびくともしねぇ!!!」

 

 こっちばっか狙って光弾放ったり突進したりしてくるから、全然牽制の意味がない。

 キャモメなんか全然狙ってこないから飽きて地面いじくり回してやがる。

 お前ボックスの中に入れられねぇかな。

 

 それでも頑張っているストライクを見習ってほしい。

 お前は絶対にバサギリに進化させてやるからな。

 

 アヤシシの機動力とバリアが無ければ今頃とっくにあの世行きだったと思う。

 

「みぃ!? なんでミーにもこうげきするでしゅか!?」

 

「巻き添えだ!!!攻撃しなきゃ死ぬぞ!!!」

 

「ならボールにいれるでしゅ!」

 

「やだね! だから手伝え!」

 

「み、ミーにはかんけいないとおもってたんでしゅが!!!?」

 

「それ!グラシデアの花だ!」

 

 こういうよくわからんバケモンと戦う時の為に一応持っていた《グラシデアの花》。

 シェイミのやるきが全然無いから使う機会はないと思っていたが……!

 

「みっ!?………もう、仕方ないです……ボクの力をとくと見るがいいです!」

 

「よし!!!」

 

 このよくわからん強さのシェイミのスカイフォルムの機動力があれば引き撃ちしまくれば流石になんとかなる!

 

 

◆◆◆

 

 

 

「………やったか?」

 

「ばっ、おまっ」

 

 せっかく引き撃ちしながらシズメダマを投げ続け、とうとう肩が限界を迎えつつあったので、サターンに投げさせようとしたら手からするりと抜けて自分で投げるしかねぇ!と泣きそうになりながら。

 

 暫くしたら襲って来た【シャドーダイブ】を躱すのにアヤシシがものすごく頑張ってくれたり。

 全然飛ばなくなったのでアヤシシがヒットアンドアウェイを繰り返してくれたり。

 

 壁を蹴ることで高く飛んでギラティナを飛び越しざまにシズメダマを落としたりしている中!

 

 シェイミのよくわからん高火力がギラティナにようやく効いてシズメダマ投げまくりチャンスを作ってくれたりした中!

 

 コイツはよりによってやったか!?なんて言いやがった!!!

 

「───何っ、コイツまだっ」

 

 ほら見ろ!

 第二ラウンドじゃないか!!!

 テメェ絶対許さね────

 

《……イイダロウ》

 

 ───お?

 

《力ヲ貸ソウ》

 

「よし!!!!!」

 

「終わった…のか」

 

「こんなに疲れたのは久しぶりでしゅ……みぃ…」

 

 シェイミがスカイフォルムからランドフォルムへと変わっていく。

 

 「お疲れ、シェイミ。今回は助かった。ありがとう」

 

「もっとかんしゃするでしゅ……」

 

 そう言うとシェイミは地面にべたーんとつぶれたおもちみたいに寝転がった。

 

「きゃ!」

 

「お前後半遊んでただろ」

 

「きゃー?」

 

「アヤシシ、本当ありがとう!助かった!お前がMVPだ!これからも頼りにしてるぜ!」

 

 まだあるんですか?みたいな顔をするアヤシシ。

 多分あるかもしれん。

 

「ストライク、お前は絶対にバサギリにしてやるからな。待っとけよ」

 

 なんですかそれ? みたいな釈然としなさを保ちつつも、まぁ進化できるから良いか…みたいな声を上げるストライク。

 

 ひとまず、アヤシシとストライクをボールに戻した。

 

「じゃあ、ディアルガとパルキアが現れたら槍の柱に行こう。それまで寝る」

 

《………ソウカ》

 

「ここで寝るのか?」

 

「だって仕方ないじゃん。外じゃ指名手配だし。というかもう限界」

 

「………なるほど」

 

 硬くて何やら冷気を帯びている地面だが仕方ない。

 疲れ果てているのだ。

 

「あ!そう言えばギラティナ、お前の世界には人の住処とかない?」

 

 映画でなんかあった気がする。

 有れば布団で眠れるのだが……?

 

《有ルガ……》

 

「そこまで連れてってほしいんだけど……?」

 

「ミーもつれてけでしゅ…ふかふかのふとんでねむりたいでしゅ」

 

「きゃ!」

 

 キャモメ、お前はボールで寝とけ。

 

「きゃ!?」

 

《イイダロウ》

 

「おまえ、良くそんな……」

 

「大丈夫だって。ヒスイ時代にはディアルガだかパルキアだかどっちか捕まえたその日のうちに実戦投入してたって聞くから」

 

「待て待て待て、捕まった記録があるのか!?」

 

「え、ああ。うん」

 

 ………だよな?

 

「バカな!? そんなバカなっ!!? そんな、そんなわけが───ある訳」

 

「だから言ったでしょ、ディアルガとパルキア捕まえても新しい宇宙なんて作れないって」

 

「ありえん……その記録は…まさか」

 

 お?

 

「ヒスイ、と言ったな……見た事があるのか?」

 

「あ、ギラティナ、そう言えばディアルガとパルキア捕まってたよね」

 

《………アア》

 

「ほら。ギラティナもそうだそうだと言っているぞ」

 

「あるんだな!?あのポケモン図鑑を!! 道理でこんな知識を…!」

 

《ソウハ謂ッテナイ…》

 

 

 なんか勝手に納得したなコイツとか思ってると、ギラティナが徐に空間をこじ開けて中に入っていく。

 

「お、行くかサターン」

 

「そうだな」

 

 空間に入っていくと、ギラティナの姿が徐々に変化していく……オリジンフォルムへと変わっていった。

 

「姿が……?」

 

「破れた世界。ギラティナが棲む世界の裏側は、重力が無茶苦茶だからな。それに合わせた姿に変わっているんだ」

 

「おまえ、ここに来るのは初めてなんだよな?」

 

「うん……おお、おお…身体が逆さまだぁ!」

 

 早速破れた世界の洗礼を受ける。

 なかなか新鮮な体験だ。逆さまなのに全く違和感がない。

 

「見ろサターン!家だ! うわっ!しかもヒスイ時代のだコレ〜!」

 

 時間も空間も無茶苦茶だとこんな事があるのか、と感心する。

 

「おい、勝手に入って良いのか?」

 

「おまえ悪の組織だよな?」

 

 妙な所で良識を取り戻すサターン。

 良いんだよ人はいないから!

 ここで物ぶっ壊すと多分外にも影響あると思うけど。

 

「我々は争いの無い世界を目指していたのだぞ」

 

「………まぁいいや、お邪魔しまーす」

 

 鍵はかかっていなかったから、遠慮なく家に入るとそこはちょっとどっかで見た事ある気がする家。

 

 夢変なの出てこないよな?

 

 どうせならシロナさん……だと死ぬ程散らかってそうだから良いや。

 そこは表の世界で片付けないと。

 

「布団だ!おやすみ!」

 

「えー…べっどがよかったでしゅ」

 

 文句言うシェイミの声を後ろに眠りに落ちていった。

 

「おい!ったく……わたしも寝るか」

 

 

◆◆◆

 

 

《起キロ》

 

「!」

 

 脳内に流し込まれる強制モーニングコール。

 ギラティナの声だった。

 

《来タゾ》

 

「……わかった、おい、起きろ」

 

「………む? ああ、そう。アカギさまがとうとう」

 

 眠い目を擦りながらサターンを起こす。

 意外と寝起きは良いらしい。

 

「む、そうだな。そのアカギさまの本音を聞く良い機会じゃないか。暫くみてみよう」

 

「そうだギラティナ、音声繋げられたりしない?」

 

《…………》

 

 えぇ…みたいな声を聞いた気がするが多分気のせい。

 実際に音声が聞こえ始めたから。

 

『───今、全てが終わり全てが始まる。湖の3匹の結晶から作り出した赤い鎖と科学により作り出したもう一本の赤い鎖により時間を操るディアルガ……空間を操るパルキアは我が手中に収まった』

 

「よし、じゃあ行こう。ギラティナ、先に行くから良い感じになったら来てくれ」

 

《イイダロウ》

 

 さてシロナさんと対面だ!!!!

 ようやく、ようやくこの時が来た!!!

 待ち焦がれていたのだ!!!!

 ありがとうコウキくん、だからさっさとその場所を代われ!!!

 

『───何人来ようと同じ事。今の不完全で醜い世界は消える。全てをリセットする。究極の世界、完全な世界を作るためこころといった曖昧で不完全なものなど無くなれ」

 

 お、アカギがぶちまけた所で外に出たぞ。

 

「言っただろう? アカギの考えてる事なんてそんなもんだって」

 

「アカギさま……!」

 

 

「や、久しぶりコウキく───ん???」

 

 あっっっっれぇぇぇぇ?????

 なんでシロナさんがいないの?????

 ってアレは………リラ?国際警察版のリラじゃないか!!!!

 馬鹿な!!!いつの間にここはアローラになったんだ!!!!

 

「心の無い世界など一体誰が望むというのです!? アカギさまの理想の世界とはそんなものだったのですか!?」

 

「そうだ。心の無い世界。それこそがわたしの望む世界だ」

 

「そ、んな───」

 

 そ、んな───シロナさんじゃない、だと…?

 どこだ…どこで間違えた……?

 シロナさんがこんなシンオウの危機に居ないだと!!!仕事しろチャンピオン!!!

 じゃ無ければ引退して一緒に生活を送るのではなかったのか!?

 

「だ、そうだよ。とりあえず下がってなサターン」

 

「ほう…わたしを阻むか。学者風情が」

 

 アカギが手を動かすと、ディアルガとパルキアも連動する様に殺意を向けてくる。

 ビリビリと今にも逃げ出したくなるが……今はギラティナがついている。

 

「まぁ、この時のために全力で頑張って来たからな。本当に苦労したんだぜ?」

 

「そうか。ディアルガとパルキアを従えたわたしを止めるか。新世界の邪魔をするなら──」

 

 お、ここで来るか。

 やはり役者だね。ちょうど良いタイミングだ。

 

「何だこの気配…何者かが怒り狂ってる…?」

 

「先生!?」

 

「近づいてはダメですコウキさん!」

 

「離して下さいリラさん!!!」

 

「あなたの先生は、本当にあなたの知ってる先生なんですか!? あんな禍々しい気配を従えるような人なんですか!!?」

 

 ちょ、なんかリラさんがめちゃくちゃ言ってるんですけど。

 うーん…リラさん、リラさんか……

 国際警察だから養ってもらうどころか色んなところ飛び回るから必然的に仕事しなきゃだし悪の組織と戦う羽目になりそうだからな……

 

 ヨシ!あんまり話さんどこ!

 

「この気配の主に操られている可能性も考慮しなければいけません!」

 

「先生!!!」

 

 ───しかし良い感じになったら来いとは言ったが、まさか本当に名演出家だったとは!!!

 

 これなら、これなら出来る!

 ()()が!アレができるぞ!!!

 

「ふ、ふふ…ふはははははは!!! 感じないか? 心胆を寒からしめる異様な気配を!」

 

 

「────来るか」

 

 

「ギラティナ 打破せよ!」

 

 

 やった……!

 言ってやった!

 言えたんだ……!

 

《ソレハ流行リナノカ?》

 

 

◆◆◆

 

「とまぁ、こんな感じだった訳でね」

 

「ふーん。そうだったんですね」

 

 いろいろ端折りながらコウキくんにコレまでの事を説明していた。

 

 ギラティナはあの戦闘の後いなくなったが、ボール用の鞄に《だいはっきんだま》が入っていたので、もしかしたらコレになんかすればギラティナが再び力を貸してくれるかもしれない。

 てか貸して欲しい。

 

 テンガン山で確保したのは《がんせきプレート》だ。コレで9枚目か、順調だな。

 だが……肝心の《せいれいプレート》の在処を知らないんだよな。

 レジェアルだとコギトさんがまな板に使っていたが……今の時代、どこに行ってしまったのか?

 

「さて、テンガン山を降りる前に選択肢だ。キッサキに行くか…ノモセに行くか、だが」

 

「何が違うんですか?」

 

「キッサキだとレジギガスが───おや?」

 

「はぁはぁ……やっと見つけました」

 

 アレに見えるは国際警察のリラさんじゃないですか!!!

 え、本当に何?

 

「む、なんでしょうか?」

 

「シンオウの危機を救ったあなた達に大変申し訳ないのですが……ご同行願えませんか?」

 

「……あの、リラさん。一体なんの───」

 

「サターンの供述から、《ラベン博士のポケモン図鑑》の存在を示唆する供述が出て来まして。重要参考人として、ご同行願います」

 

 あっ。





しゅじんこう
今までの行いを清算する時が来たかもしれない。
インガオホー。
なお、そもそも持ってないんだから詐欺罪にはなるだろう。
そもそも出鱈目だと信じて貰えるかは兎も角。
ギラティナがてもちに居ると思われているからリラが来た。

コウキくん
やはりサターン、始末しておくべきだったとか思っているかもしれない。
だがコウキくんは思いっきり一文無しに適当な事言われて騙されているんだが、ギラティナを味方につけるまでに及んだ一文無しの知識をもはや疑う事はない。

サターン
けいさつ「ギラティナをどうやって?」
「あの学者が探し当てた。正確な場所も把握していたし、図鑑でも見たんじゃないか?」
けいさつ「!!!!」 


所でポケマスマジか
コレは打破せよが来る…?
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