金の桃を食べた東家の長男   作:フォーミラー

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第二話 懲罰部隊

 

 「うぉおおおおお!!」

 

 

俺は咆え十華に向っていく、最初に頭を叩いて他の隊員の戦意を落とし、スキを作るためであったが、

十華の右側に立って女性が地面に手をおき仕掛けてきた。

 

 

 「鎖の束縛(チェーン・ロック)

 

 「!!....チッ(拘束系の能力か...面倒だ)」

 

 

鎖は俺の下から出てきて俺を拘束し、左右と後ろから隊員がそれぞれの獲物を持って俺に襲い掛かってくるが…

 

 

 「フゥー」

 

 

ジャララララ

 

 

 『!!』

 

 「…へぇ~」

 

 

俺は大きく息を吐き、体の力を抜き脱力し巻かれた鎖は落ち拘束から解放された。

俺の拘束が解かれたことに襲ってきている隊員と十華の隣にいる隊員は驚き、十華は感心していた。

 

 

 「...この程度で驚くなよ。...スキありだ!!」

 

 

俺は彼女達にできたスキを見逃さず、反撃を開始した。

右側の短刀を2本持った女性に裏拳で、顎にヒット

左側のレイピアを持った女性には左足蹴りで、腹の溝にヒット

後ろの槍を持った女性は槍で背中を突こうとするが、俺は地面を蹴り空中で回転し、左手で槍を掴み、回転の勢いをのせた拳で、彼女の頭に拳骨を落とし地面に叩きつけた。

 

 

 「...っ!!」

 

 

 「かはっ!!」

 

 

 「ぐがぁ!!」

 

 

 「っ!!鎖の多重束縛(チェーン・モティ・ロック)!!」

 

 

鎖女は再び地面から鎖を出し俺を襲い掛かってくる。さっきより鎖の数を増やし数の物量で攻めてきた。

 

 

 「...少し多いがこれぐらいの数なら問題ないか。」

 

 「おら~!!」

 

 

俺は槍使いの槍を奪い、無数に襲い掛かってくる鎖を槍で器用に振り回し砕いていき、鎖女は酷く狼狽した。

 

 

 「な!?さっきよりも数も強度も増やしいる鎖なのに!!何で奪った槍で壊せるの!?」

 

 「さぁ?何でだろうねぇ?君が弱すぎるとか?」

 

 「っ!!調子に......がっ!?」

 

 「おいおい、やり過ぎだろう」

 

 「そう?気絶させなかったら殺す気だったでしょう?」

 

 

鎖女を挑発し怒りで更に俺を拘束しようとしたが、十華の早い手刀で気絶させられ、俺は十華に仲間のことを指摘したが、十華は俺に企みを看破する。

 

 

 「バレたか...伊達に総隊長をやってるわけじゃないか」  

 

 「私の隊員も弱くはないのだけどね」

 

 「はっ!!笑わせるな!!」

 

 「そこいらの雑魚隊員で俺を倒せると思っていのか?」

 

 「随分と舐められたものだ。」

 

 

十華は自分の隊員たちが弱いくないことを言うが、そこいらの隊員でやられる程俺は弱くない。

 

東 悟は幼い頃から一番組の組長、 冥加りうの所で修業をして武術の才能を開花させた。

 

その実力は圧倒的で他にいた弟子たちとの模擬戦では桃の能力を行使しても勝てないほどである。 

 

しかし、どれだけ武術の才能があろうと男である悟にも限界はある。

 

一般隊員には勝てても組長クラスの強力な桃の能力を持った者には勝てない。

 

十華は少し考えある結論を出した。

 

 

 「...そうね。私は君ことをなめすぎたわ。」

 

 「じゃぁこれならどう?」パチッ

 

 「!!(さっきの奴らと違う組長クラスか...十華を含め8人...しんどいなぁ)」

 

 

十華の合図で現れた隊員は一般隊員よりもより強い雰囲気があった。

 

 

 「さて少し力を借りるわよ。各隊長たち」

 

 

十華の発言で彼女たちはそれぞれの反応した。 

 

 

 「はっ!!たかだが男を拘束するのにもう私達の力がもう必要か!?総隊長殿!?」

 

 「その通りですわ。野蛮な男如きにどれだけ時間をかけますの?」

 

 「全く私は戦闘よりも研究をしたいのですが...」

 

 「はぁ~早く終わらせて...面倒くさい」

 

 「でも...総隊長の...言う通り...油断は...しない方が...いい」

 

 「確かに彼は腐っても東の人間油断はしないことですね」

 

 「あら彼かなりのイケメン♡総隊長、彼 私が貰ってもいい?」

 

 「...ZZZ」

 

 

各隊長たちは俺に対して見下す者、全く興味のない者、警戒する者、色目で見る者、寝ている者でバラバラであった。

 

 

 「おうおう、凄い面子だけチームワークはなさそうだな。」

 

 「そうね。魔防隊と違ってこっちはチームワークあまりいいとは言えないわねぇ」

 

 「それで俺に勝てると?」

 

 「さぁ?それはどうかしら?あなたも私達をあまり舐めない方がいいわと。」

 

 「何?」

 

 「こっちはもう攻撃をしているのよ(・・・・・・・・・・・)。」

 

 「何だ....っっぶねぇええ!!(な、何だ!?今の悪寒!?さっき一瞬見えた奴!?9人目(・・・)!?)」

 

 『!!』

 

 「...ZZZ」

 

俺は十華が攻撃してると聞いた瞬間急激に悪寒が走り咄嗟に避けた。その一瞬人影が見えた。

 

十華たちは俺の今の奇襲を避けたことに驚愕した。

 

一人寝ている奴を除いて、

 

 「(透明化か!?音も気配も感じなかったぞ!?いや避けるまでそこに存在自体が無かったぞ(・・・・・・・・・・・・・)!?)」

 

 「...まさか、彼女の奇襲が避けられるとは予想外だわ。」

 

 「ほぉ面白れぇ」

 

 「情けないですわ。避けられているではないですか。」

 

 「へぇ~彼女の攻撃を避けるのか~ちょっと興味でてきた。」

 

 「...面倒くさ」

 

 「だから...言った...油断...しない...方が...いいっと」

 

 「より一層警戒した方がいいですね。」

 

 「あら♡顔だけでなく行動イケメン♡」

 

 「...ZZZ」

 

 「チッ(各隊長たちが俺に意識を向けやがった!!けど先にこっちだ!!)」

 

 

俺がさっきの奇襲攻撃を避けたことで各隊長たちは俺に意識を向けてきたが、先に透明化の彼女先に狙う

 

さっきの一瞬見えたのは俺に避けられ驚き感情が乱れたことで見えたのとしたら、

 

 

 「(それがお前のスキだ。まぁ同情はするぜ)」

 

 

透明女は再度透明になろうと瞬間、どこ方向に逃げるのか彼女の消える前の踏み込みを予測し、逃げた思う方向に俺は進み......彼女の腕を掴んだ。

 

 

 「捕まえたぜ!!もう逃がさん!!」

 

 「っ!!し、しまった!!」

 

 「うらぁああああ」

 

 

俺は彼女の顔面に目掛けて思いきり殴り地面に叩きつけた。その威力は地面がひび割れするほどであった。

 

だが、俺の攻撃はそれでは終わらず、そこから更に連続で顔面を殴り続けていく。

 

 

 「まずい!!早く!!涼花(すずか)を助けるよ!!」

 

 

十華は各隊長たちに涼花を助ける指示を出したが...

 

 

 「...指示出すの遅かったな。...もう終わった。」

 

 「...涼花」

 

 

そこには顔の原型がわからないほどにボコボコされピクリとも動かない涼花の姿であった。

 

 

 「てめぇ!!殺りやがったな!!」

 

 「これだから男はやばんですわ!!」

 

 「殺す」

 

 「容赦ないねぇ彼」

 

 「涼花...仇は...とるわ」

 

 「これは看過できません」

 

 「...置いたが過ぎるよ」

 

 「んぅ...彼ここで殺すよ。」

 

 

俺が透明女の涼花を殴り殺したことで、各隊長たちが怒り殺意を向けてくるが俺は更に挑発する。

 

 

 「俺を舐めるから死ぬんだぜ」

 

 「お前らもこいつ以上に惨たらしく殺してやる」

 

 

俺をそう言って亡き骸の頭を踏み潰し、涼花の生きている可能性を確実に絶った。

 

それを見て口調の荒い女隊長が激しい怒りを見せて俺に向かってくる。

 

 

 「てめぇ!!この外道が!!」

 

 「てめぇらも!!似た者だろが!!」

 

 「氷炎旋廻(ひょうえんせんかい)!!

 

 「待ちなさい!!蘭!!彼は生け捕りよ!!」

 

 「うるせぇ!!私に指図するな!!」

 

 

蘭という女隊長は桃の能力を発動して俺に殺しに掛かってくるが、十華は俺を殺そうとする蘭を注意するが蘭は聞く耳持たずだった。

 

 

 「死ね!!炎円業火(えんえんごうか)!!氷旋零度(ひょうせんれいど)!!」

 

 「...くっ!!(炎と氷のチャクラム武器...厄介だ)」

 

 

俺は炎と氷の攻撃を避けるが広範囲の攻撃だったため軽い火傷と軽い低温やけどを追うが、避けた先に別の隊長が待ち受けていた。

 

 

 「よくも涼花さんを許しませんわ。」

 

 「良く言うぜ。さっき貶してたくせに」

 

 「おだまり!!醜い男を私が裁く!!」

 

 聖騎士(ザ・ナイト)!!」

 

 

お嬢様言葉の女隊長は能力を発動させた。その姿を右手に聖剣を持ち左手には盾を持つ鎧を身に纏う、正しく女聖騎士であった。

 

 

 「あなたをこの伝説の聖剣(エクスカリバー)で裁く!!」

 

 「ハァアア!!」

 

 「えぇい!!くそが!!」

 

 「野蛮な男の蹴りでこの伝説の盾(イージス)に傷はつきませんわ!!」

 

 「くっ...面倒な剣と盾だな」

 

 「うらぁあ!!」

 

 「無駄ですわ!!この伝説の鎧(アイギス)も盾と同じ強度がありますわ!!」

 

 

女聖騎士の隊長がエクスカリバーで斬りかかるが俺は避け、右足で蹴りに掛かるがイージスで防がれ、更に懐目掛けて左で殴るがアイギスで防がれ全くダメージが全く入っていない。

 

 

 「だったらこれならどうだ」

 

 「フゥ―......ふん!!」

 

 「!!...がはっ」

 

 

俺は息を吐き、その場から動かず女聖騎士の隊長を吹き飛ばした。 

 

 

 「やはり鎧を着た奴にはこれ(・・)は効くだろ。」

 

 「ゴッホゴッホ......い、いったい何が...」

 

 「浸透勁(しんとうけい)だよ。」

 

 「...シントウケイ?」

 

 「ああ、中国拳法の技の一つだよ。」

 

 

そう俺が出した技は中国拳法の技である。

 

浸透勁は鎧などの上から内部に勁力を送り込みダメージを与える技である。 

 

 

 「俺は弱かったからなぁ。」

 

 「りう師匠の所で武術以外にも世界中の色んな武術を覚えたんだよ。」

  

 「だから、お前みたいな武器防具で固めた奴の対策ぐらいするさ。」

 

 「くっ、野蛮な...」

 

 「ほら...スキありだ!!」

 

 「っ!!」

 

 

女聖騎士の隊長は相当ダメージが入ったのか膝をつき右脇腹を抑える、俺はそのスキを突き直ぐに距離を詰めて顔面を殴ろうとするが...

 

 

 「...させない」

 

 「!!...ぶぅ!!」

 

 

女聖騎士の隊長の顔面を殴ろうとした途端、何か柔らかい何かに殴り飛ばされるが、俺は体勢を直ぐに立て直し相手を見る。

 

そこには青い軍服を着たピンク色のウサギと幼女の隊長がいた。 

 

しかも俺を殴り飛ばしたウサギの後ろにそれと同じウサギが大量におり整列してた。

 

 

 「行くわよ...ミィちゃんたち」

 

 『ミィー!!』

 

 「おいおい、気が抜けるなぁ」

 

 「...見た目で判断しないことね」

 

 「それもそうだ...!!」

 

 「突撃」

 

 『ミィー!!』

 

 

俺が言葉を言い終わる前に踏み込み距離を詰めとするが、幼女の隊長はウサギたちに命令を出し、一斉に襲い掛かってきた。

 

 

 「(さっきの攻撃は大したことはないこのまま突っ込む)」

 

 『ミィー!!ミィミィ!!』

 

 

俺はそのまま真っ直ぐ走り幼女の隊長に目標を定めるが...

 

 

 「えぇい!!鬱陶しい!!何匹いるんだ!?」

 

 『ミィミィミィミィー!!』

 

 「ミィちゃんたちそのまま抑えて...」

 

 『ミィー!!』

 

 「何をする気だ?」

 

 「砲撃...よ~い」

 

 

 ガコン ガコン ガコン ガコン ガコン

 

俺に纏わりついてウサギは一匹一匹はそこまで強くない。まるで縫いぐるみを殴っている感じはするが、数が圧倒的に多く、一体一体の抑える力はそこまでないが、纏わりついてきたらかなりの足止めになる。

 

ウサギどもをどうするか考えていると、幼女の隊長はウサギに新たに砲撃命令を出し、五つの大砲が俺の方に向けていた。 

 

 

 「おいおい!?マジか!?」

 

 「...撃てぇ」

 

 『ミィー!!』

 

 

 ドン!!ドン!!ドン!!ドン!!ドン!!

 

 

 「うぁあああああ!!」

 

 

幼女の隊長の号令で五つの大砲が一斉に襲い掛かり、俺は全力で回避行動に移り逃げに徹するが...

 

 

 「!!次から次へと切がねぇな。」

   

 「重力刀(グラビトウ)...猛虎(もうこ)!!」

 

 「ぐぅう......ぐぁあああ!!」

 

 

逃げた先には盲目の隊長が刀を逆手に持ち横に向けて振るってきた瞬間、強力な衝撃波が襲い掛かり、一瞬踏ん張るが耐えきれず、俺は吹き飛ばされ壁に叩きつけられ磔にされる。

 

 

 「ぐぅうう......じゅ、重力か。」

 

 「...えぇ...あなた...強い...から...強引に...拘束...したわ」

 

 「ぐぅ...(くそ、指一本も動けねぇ)」

 

 「...無駄...諦める...こと...でない...と...」

 

 「私がとどめを刺すよ♡色男君♡」

 

 

盲目の隊長が重力で俺を拘束して諦めることを促すし、更にそこに並び立つ茨鞭の組長は能力を解放して、大きい茨と薔薇が顕現し、薔薇からエネルギーが溜めって俺に照準を合わせていた。 

 

 

 「や、殺れるもんなら!!殺ってみろ!!そんな脅しで俺は降参はしねぇ!!」

 

 「...はぁ...仕方...ない...」

 

 「ごめんねぇ~これも仕事なの。あ、でも生かしておくからそこは安心してねぇ~」

 

 

それを最後に二人の大技が俺に向けて襲い掛かる。 

 

 

 「重力刀...猛虎高(もうここう)!!」

 

 薔薇の太陽光線(ローズ・ソーラーレイ)!!」 

 

 

二人の大技が襲い掛かってくるが、とても遅くスローモーションに見えるが、俺はそれでも諦めずに思考するが....

 

 

 「(何か!!何かないか!!打開する算段は!!......クソ、これ(・・)に賭けるか)」

 

「(来てみろ!!耐えてやる!!)」

 

 

俺は唯一思いつたのは、二人の隊長の大技を耐え動かくなったと思い込ませて...

 

そのスキに倒すという、かなり危険な賭けであった。

 

そして、二人の大技が俺に当たる

 

壁は二人の隊長の大技で大きく凹んみクレーターとなり、その中央に...

 

上半身の服が燃え尽きて火傷を負っているが、それ以上に左腕の肘から先が消し飛び(・・・・・・・・・・・・)、完全に気を失い

 

無惨にやられた悟の姿(・・・・・・・・・・)であった。

 

 

 「ふぅ~、ちょ~っとやりすぎたかなぁ」

 

 「...左腕が...ない...ぐらい...では...死んで...いない。」

 

 「んぅ~...まっ、それもそうね。...あ、落ちた。」

 

 

 ドサッ

 

 

 「...私が...重力を...解除...した。」

 

 「ちょっとぉ~!!折角のイケメンの顔は傷つけないでよ!!」 

 

 「.........わかった」

 

 「...ちょっと間、長くなかった?」

 

 「...そんな...こと...ない。」

 

 

盲目の隊長の重力が解除され、悟が前に倒れ込む形で仰向けに落ちた。

 

そして全てのことが終わり、全隊長たちが悟の近くに集まった。

 

 

 「ちっ、もう終わりか!!」

 

 「くっ...!!本当に野蛮な男でしたわ。」

 

 「ミィちゃんたちご苦労さま」

 

 『ミィ!!』(`・ω・´)ゞ

 

 「おやおやもう終わりかい?興味が出始めたのに...」

 

 「...油断...する...から...そうなる...アリシア隊長」

 

 「っ...わたくしは油断などはしてませんわ!!」

 

 「まぁまぁ、それぐらいにしなさいよぉ」

 

 「そうです。これからの事を考えましょう」

 

 「ん、私、折角、起きたのに...」 

 

 「さて、みんな彼を起こすけど......起きるかしら?彼?」 

 

 『........』

 

十華が悟を起こすことを言うが余りにも重傷を負っているせいで、本当に起きるのがどうか分からず皆黙ってしまった。

 

 

 「ま、まぁ~、い、一回起こしてみましょう。」

 

 「お、おねがいねぇ~夢ちゃん」

 

 「ふぁ~あ、わかった。」

 

 

茨鞭の隊長が少し焦って夢隊長にお願いし、眠たそうに夢隊長は了承し、悟の顔上に水の塊が出現し、水をかけようとしたその瞬間...

 

 

 ゴキッ!!

 

 「え?」

 

  

水が悟の顔に落ちる前に、何か折れる音がした。

 

アリシアはいきなり上下が逆転したことに素っ頓狂な声を上げた。 

 

皆、音と声のした方を見るとそこには...

 

アリシア隊長の顔が逆さまになっているのと、気絶してるはずの悟を肩車している光景であった。 

 

 

 「がぁあああああ!!」

 

 ガッ ガブッ!!

 

 

皆がその光景にフリーズしている隙に、次に悟が狙ったのは蘭隊長であった。

 

悟は蘭隊長の頭を掴み、首が見えるぐらいに上げて、喉元を嚙み千切った。 

 

 

 「ゴポ、ゴホ、お、おま...」

 

 「ふん!!」

 

 ゴキッ!!

 

 

悟は蘭の喉元を嚙み千切り、直ぐに右肘と右膝で蘭の右腕をへし折り、チャクラムを奪い、盲目の隊長に投げた。

 

 

 「(っ!!早く防…!!)」ザンッ!!

 

 

盲目の隊長は、正気に戻るのが遅すぎて刀で防ぐ前に、チャクラムが飛んできて首を撥ねる。

 

 

 「貰うぞ。」

 

 「あ、これ死ん...」

 

 「ひぃ、ミィ、ミィちゃ...」

 

 

盲目の隊長の首が飛び、体が崩れ落ちる前に素早く近づき刀を奪い、白衣の隊長と幼女の隊長に刀を振う。

 

白衣の隊長は自分の死を悟り、幼女の隊長は悟に恐怖しウサギの名を呼ぶ前に... 

 

二人の隊長の首を撥ねた。

 

そして残った四人は咄嗟に距離をとり悟を見ようした時、眼鏡をかけている隊長の目の前に、刀が飛んできてコメカミに刺さり絶命する。

 

そして、残ったのは夢と十華と茨鞭の隊長の三人だけとなった。

 

 

 「ハァ....ハァ....五人だけか....ハァ....後...七人は殺りたかったが....ハァ....ハァ....思った以上のダメージだぜ....ハァ...」

 

 「....まさか、そのダメージで意識があり戦闘できるとは」

 

 「さすがに、予想外だよ」

 

 「....どうするの?総隊長?彼 生け捕りにできる?」

 

 「....はぁ、仕方ないね。私の能力を解放するわ。」

 

 

茨鞭隊長は悟の余りにも有り得ない生命力に驚愕し、夢隊長は十華に生け捕りができるのかを聞き、自分の能力を解放すること宣言する。

 

 

 「本当はあまり見せたくなかったけど、流石に隊長をここまで殺されては使わざるえないわ。」

 

 「能力解放!!時の支配者(クロノス)!!」

 

 

十華は自分の能力を解放し彼女の背後には、1から12のローマ数字が刻まれた時計が出現した。

 

 

 「チッ!!(能力名と見た目からして時間操作系の能力か!!)」

 

 「(恐らく!!八千穂の『東の辰刻(ゴールデンアワー)』の上位互換!!)」

 

 「ハァ....ハァ....勘弁してくれ....ハァ...」

 

 時間の逆行(タイム・ザ・レターグレイド)

 

 

十華が能力を使いだした。

 

すると、最後の時計の針が逆回転し始め、悟が殺した隊長達の死体にも同じ時計が出現し、針が逆回転し始めていくと...

 

死んだ隊長たちの時が巻き戻り、さっきまでの戦いがなかったように隊長たちが蘇生した。

 

 

 「ハァ....ハァ....マジかよ!?」

 

 「ふふふ、どう私の『時の支配者(クロノス)』は、これで振り出しだね」

 

 「っ!!」

 

 「....これが最後よ。東 悟、降伏し金の桃を食べない。」 

 

 「......はぁ~、わかったよ降参、降参だ。」

 

 

俺は今の状況を見て完全に勝てないと判断し残った右腕を上げて降参の意を示した。

 

 

 「最初から降参してくれたら、そんな姿にならずに済んだのよ。」

 

 「はっ!!どうせ俺は死ぬんだ!!だったらお前らに痛手を残して死んでやると思ったんだよ!!」

 

 「だが、結果は君が痛手を負う結果となった。」

 

 「しかし、その過程で俺は七人の隊長を殺せた。」

 

 「....そうね。私を含めて皆あなたのことを舐めすぎた。」

 

 「だが、もう油断はしないわ。」

 

 「....そのようだな」

 

 

十華と話していると各隊長が自分の状況を理解し、無言で十華の下に集まり、静かに俺を見ている。

 

その目はさっきまでの男を見下す目と違い、確実に一つ一つの動作を見ていつでも行動できるようにする。そんな目であった。 

 

  

 「(こりゃぁ本当に詰んだなぁ)」

 

 「さぁ、問答はここまで金の桃を食べない」 

 

 「わかったわかった、その前に傷を治してくれない?」

 

 「ダメよ。傷を治したら、また暴れるでしょ?」

 

 「...ちぇ~、ダメだったかぁ」

 

 「これが最後よ。金の桃を食べなさい。」 

 

 「わかったから急かすなよ。こっち重傷だぜ。」

 

 

俺は金の桃が載って台座の前まで移動し、金の桃を掴み

 

 

 「(どうせ死ぬんだ。最後の最後まで嫌がらせしてやる。)」

 

 

金の桃を一口で全部食べた。 

 

 

 『!!?』

 

 「うっ!!うぐっ!!モグモグ!!モグモグ!!」ゴクン 

 

 「ハァ...ハァ...はは...ははは...あはははははは!!

 

 「ざまぁ!!金の桃は俺が全部食ってやったぜ!!」

 

 「っ!!貴方は!!どこまでも邪魔をする!?」

 

 「あぁ~~~!!希少な金の桃が~~~!!」

 

 

金の桃を全部食べたことで、十華は負傷している俺がまさか桃を全部食べてしまうとは思ってなかったみたいで、初めて感情を表に出し、憎々しく睨んできた。

白衣の隊長は、俺が金の桃を全部食べた事で、今後の金の桃の研究ができなくなってしまったことで絶叫した。

 

 

 「どうせ死ぬんだ!!最後の悪あがきぐらいはするさぁ!!」

 

 「ちょっと!!ちょっと!!総隊長!!どうするのさぁ!!」

 

 「総組長との約束では!!彼が死んだ場合の死体は返すって!!これじゃぁ研究できないよ!!」

 

 「...分かっているわ。ちょっと黙って...」

 

 「だけど!!」

 

 「黙れ...殺されたいの?」

 

 「っ!!」

 

 

どうやら陰陽寮の連中は俺が死んだ後は、そのままババアが遺体を引き取る約束をしてたが、まさか桃を全部食べると思ってもみなかったようだ。

そこで焦った白衣の隊長は十華に問い詰めるが十華は少し殺気を出し黙らせる。 

更にそこで今まで黙ってたババアが、笑い出した。 

 

 

 「くくく...あはははは!!...流石!!我が孫だ!!悟!!」

 

 「チッ、ババア...ハァ...てめぇ...ハァ...」 

 

 「...悟、主の言いたいことはわかっておる...本当にすまない。」

 

 

ババアが笑って褒めるが俺はババアを睨み、ババアは直ぐに笑うのをやめ真剣な表情で俺に謝罪してきた。

 

俺もそろそろ限界が来ており、ババアの方を見て

 

 

 「ハァ...ハァ...おい、ババア」

 

 「...なんじゃ、悟」

 

 「日万凛と八千穂に...『約束守れなくてごめん』って言っといてくれ」

 

 「ああ...必ず伝えておくぞ。悟」

 

 「...そうか...ありがとう......ごふっ!!ごはっ!!がはっ!!」

 

 ドサッ!!

 

 

悟は最後の言葉を笑みを浮かべて海桐花に伝え終わると目や口、鼻、耳、から大量の血を流し、仰向けに倒れた。  

 

 

 「(...ここまでか...日万凛、八千穂、『約束守れなくて』...ごめんな)」

 

 「(もっとお前らの...頑張りを...見たかったぜ。)」

 

 

悟は意識が徐々に暗闇に消えていくことを感じ、2人に謝罪しながら悟は意識を落ちす...  

 

 

 

だが、意識が完全に落ちる前に女性の声が聞えた。

 

 

 

 

 『フフフ、君いいね。死なせるには勿体ない』

 

 

 






プロフィール:

懲罰部隊:一番隊~九番隊
 
一番隊 隊長 兼 総隊長  
名前:時﨑 十華(ときさき とうか)
性格:普段は冷静であるが、キレると眼が据わり殺気立つ
容姿:ショートヘアの黒髪で、豊満なボディ
能力:時の支配者(クロノス)
時間操作系の能力で、1から12のローマ数字が刻まれた時計が背後に出現する。
時間を自由に操作することが可能であり、『世界の時間』『敵の時間』『自分の時間』『自分以外のものの時間』など、対象は多岐に渡るため応用性は非常に高い能力
東 八千穂の『東の辰刻』の上位互換 


二番隊 隊長
名前:李 蘭(り らん) 
性格:男勝りで、仲間思いだが、キレると冷静を失い指示を全く聞かない 
容姿:灰色で長い髪で、十華に負けず劣らずのスタイルで、ヒップが大きい
身長:188cm
誕生日:4月23日
能力:氷炎旋廻
炎と氷で形状が手裏剣にもなる刃があるチャクラム武器
投擲して、敵を切り刻みブーメランのように自分の手元に戻ってくることは、もちろん投げずに斬ることもでき、炎と氷の広範囲攻撃も可能。
右:炎円業火
左:氷旋零度


三番隊 隊長
名前:アリシア・フィーレア・セトゥ
性格:お嬢様口調で男が酷く嫌っている。
容姿:金髪ロングヘアで、胸の大きさは十華や蘭ほどではないがそれでもスタイル抜群、
身長:175cm
誕生日:12月24日 
能力:聖騎士(ザ・ナイト)
様々な種類の『剣』『盾』『鎧』を出現させることができ、状況に応じて換装することが可能である。
今回はその中でも最強の『剣』『盾』『鎧』の組み合わせである。


四番隊 隊長
名前:黒花 舞(くろばな まい)
性格:興味あるものはとことん追求する研究者
容姿:茶髪でぼさぼさな髪型、白衣を常に来ており、体は貧相でスレンダー
身長:159cm
誕生日:9月8日
能力:不明


五番隊 隊長
名前:相川 宇佐(あいかわ うさ)
性格:面倒くさがり屋だが、仕事はきっちとやる
容姿:見たまんまの幼女である。
身長:140cm
誕生日:7月7日
能力:蒼ウサギの軍隊(ラビット・アーミー)
   青い軍服を着たウサギの軍団、一体一体の力は弱いが圧倒的物量と、剣や大砲などで攻撃する。


六番隊 隊長
名前:剣崎 葵(けんざき あおい)
性格:喋り方が独特で間を空けて喋る。
容姿:盲目であるが、目の周りに傷がなく、白髪の美人である
身長:175cm
誕生日:1月11日
能力:重力機構(グラビティシステム)
重力を自在に操ることができる能力
重力を操れる規模が広範囲であり、その規模は宇宙空間にまで及ぶほどであり、隕石を落とすことも可能


七番隊 隊長
名前:古川 真奈(ふるかわ まな)
性格:冷静で分析が得意だが、想定外の事態には弱い
容姿:眼鏡をかけた知的な美人のお姉さん
身長:179cm
誕生日:2月24日
能力:不明


八番隊 隊長
名前:赤坂 香織(あかさか かおり) 
性格:色っぽい喋り方をし、イケメンに目はない。
容姿:大人な色気が出て、胸元が開いており妖艶なお姉さん
身長:190cm
誕生日:10月9日
能力:薔薇の王道(ローズ・ロード)
特殊な薔薇を生み出し操れる能力
茨を鞭の様に扱うことが可能であり、大きさも自由に操作できる。薔薇の花から溜めたエネルギーを光線として打つことができる。 


九番隊 隊長
名前:長野 夢(ながの ゆめ)
性格:常に眠っており、滅多ことでは起きないが、敵と認識した者には容赦がない。
容姿:魔女風の帽子を被っており、スレンダー美少女
身長:150cm
誕生日:3月13日
能力:五大属性の覇者(エレメント・マスター)
炎、水、風、雷、大地、五つの属性を自由に生み出し操作する事ができる能力。
属性を混ぜ合わせることで違う属性を作ることも可能。 


十番隊 隊長
名前:風魔 涼花(ふうま すずか)
性格:常にクールであるが、可愛い物好き
容赦:ポニーテールの髪型、目がつり目で、スタイル抜群のザ・くノ一
身長:177cm
誕生日:7月21日
能力:存在しない暗殺者(パーフェクト・アサシン)
誰にも自分の存在を気付かれない能力。
気配や音、触った感触、匂い、あらゆる認識をスルーさせる。
暗殺に打ってつけの能力








懲罰部隊の大まかな設定はこんな感じです。
結構あいまいですがご了承ください。
また追加するかも
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